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篠原涼子&広瀬すず、最高の青春エピソードを披露!
「SUNNY 強い気持ち・強い愛」女子限定制服試写会

2018年08月21日

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」女子限定制服試写会

<左から、大根 仁監督、篠原涼子さん、広瀬すずさん>

「モテキ」の大根仁監督が熱望し続けた企画で、韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」を、90年代の東京を舞台に翻案した青春音楽映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」は、8月31日より公開いたします。
高校時代の仲良し仲間・SUNNYの再集結に奮闘する専業主婦の主人公・奈美を演じた篠原涼子さんと、高校生の奈美を演じた広瀬すずさんが、8月21日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催された、女子限定制服試写会に大根仁監督とともに出席しました。 このイベントでは総勢300名の女性が制服姿で参加し、来場者全員にルーズソックスが配られ、身につけていただきました。篠原さんと広瀬さんは制服パワーがあふれる中で撮影時の裏話やご自身の青春エピソードを披露して大いに盛り上がりました。そのイベントの様子を詳しくレポートいたします。



篠原涼子さん(2018年の奈美役)

今回は皆さんに一足早くこの作品をお届けできるということで、私もすごくワクワクしています。皆さん、お若い方ばかりですけれども、これから青春の方もたくさんいらっしゃるかと思います。(作品の中で)いろいろな音楽が流れますし、1990年代はこういう時代だったのだと楽しんで観ていただけたらと思っております。ゆっくり楽しんでいってください!
広瀬すずさん(90年代の奈美役)

皆さん、制服ですごい景色ですね(笑)! 本当に楽しく笑って泣ける映画になっておりますので、ぜひ楽しんで帰っていただけたらと思います。
大根 仁監督

制服ばかりということで、撮影現場ではいつもこういった感じだったのでちょっと懐かしく思っています。世代・男女を問わず、老若男女が楽しめる青春映画になっていると思います! 今日は楽しんでいってください。


MC:本日は制服姿の方ばかりですが、制服を着るのが久しぶりの方は手を挙げてください! しかも親子でご参加いただいている方もいるそうです。

篠原さん:
(制服が)すごく馴染んでいますね。若い方ばかりだと思っていたのですが、既に青春を謳歌された方もいらしたんですね。(姿からは)わからなかったです。

広瀬さん:
現役の方と半々ぐらいなのですね。すごい!

大根監督:
コスプレということですよね? 違和感ないですね!

篠原さん:
女の子が多い!

広瀬さん:
今日は女子限定の日です!

篠原さん:
あ、そっか! すみません。

MC:映画では、篠原さんと広瀬さんのお二人も制服姿を披露してくださっているんですよね。ちょっとその姿を見てみたいと思いますので、スクリーンの写真をご覧ください。

スクリーンに写真が映し出される。(観客の皆さん:可愛い!)

篠原さん:
ありがとうございます! 頑張りました。私の学生時代は三カ月しかなかったので、「スカート丈の短い制服やルーズソックスを履いてみたい」と思っていたのです。まさかアラフォーのこの歳になって制服姿になれるなんて思ってもいませんでした。(撮影中は)夢のようで、休憩の時は鏡でチラチラと自分の姿を見ていました(笑)。

大根監督:
衣装合わせでも、最初にこの制服を着て女子高生の気持ちを作っていただこうと思いました。篠原さんはノリノリでしたよね?

篠原さん:
かなりノリノリでした(笑)! しかも、スカート(のウエスト部分)を折ってすごく丈を短くして!

MC:チャーミングな大人SUNNYの皆さんはどういう会話をされていたのですか?

篠原さん:
この時は外での撮影だったのですが、みんなで「寒いね」と言いあっていました。でも、寒い時はルーズソックスを伸ばして上まであげていました。現実はそういった感じで、きゃぴきゃぴはしていませんでした...すみません。

MC:それでは、広瀬すずさんの写真です。

スクリーンに写真が映し出される。(観客の皆さん:可愛い!)

広瀬さん:
この写真の私、ガニ股でひどくないですか? 撮影現場にはコギャル監修の方がいらして、「この位置で止めて、ここをだぼっとさせるのがルーズソックスだから」と言われて、みんなで(指示通りに)そうやっていました。

篠原さん:
何をやっても可愛いから大丈夫です!

大根監督:
監修は、時代劇の衣装や時代考証と同じ感じです。

MC:「コギャル講座」もあったんですよね?

広瀬さん:
私は参加できなかったのですが、撮影前からリハーサルをしました。資料をいっぱいいただいて、それを見てなりきるようにしました。すごくテンションが高く、現場でその姿を見て、「コギャル、半端ない!」と驚きました。

大根監督:
アラフォー世代の元コギャルの皆さんに、話し方やテンションを教えてもらいました。リハーサルと称してコギャル師匠たちと一緒に、カラオケに行くこともありました。皆さんの記憶に割と残っている過去なので、嘘がつきにくい。僕は細かなディテール作業は得意なのですが、その当時の現役の方々に見透かされるのが一番怖かったので、そこにはすごく気を使いました。

広瀬さん:
一日中コギャルのテンションを保つのが大変でした。何をしていてもずっと笑っているので、撮影が一日続くと、(テンションを維持できなくて)若干気が緩んだりしてました。でも、本番ではカメラの前に行く前に、テンションを上げていたので、本当にエネルギッシュな現場だったと思います。

MC:まさに現場はハッピーだったのですね。そんな中で、難しかったのはどこですか?

大根監督:
90年代というのは、世の中は女子高生を中心に回っていまして、いい意味で女子高生が調子に乗っていたのです。「世界の中心は私たち(という気持ち)」だったんですね。その空気感やニュアンスを今の若い子に、そのテンションも含めて伝えるのが難しかったです。

MC:大根監督のお話にあるように、劇中の台詞「あの頃は最強だった!」にちなみまして、ご自身が最強・最高だったなと思う瞬間をお話しいただけますか?

篠原さん:
「東京パフォーマンスドール」というアイドルグループをやっていた時は16歳だったのですが、学校を辞めて、東京に上京して、お寿司屋さんでアルバイトをしながらレッスンをして、ライブハウスで本番をやって...という日々でした。そこでも、女性同士の絡み合いが多かったので、あの時はすごく夢中で駆け抜けた感じです。そういった意味では、すごく一生懸命やっていた怒涛の毎日でした。

大根監督:
今でもメンバーと会うんですよね?

篠原さん:
会いますね。当時のリーダーがセッティングをしてくれてメンバーはもちろん、その時のレコード会社のスタッフを交えて同窓会のようなことを今も楽しくやっています。

広瀬さん:
私は学生時代の八年間、バスケットボールをやっていたので、その仲間とは必ずみんなで集まりますし一番心を許せる人たちです。バスケで繋がっていなくても一緒にいられる関係があるので、今が楽しいです。特別なことがなくても笑顔になれるので、大人になっても集まりたいと思える人たちです。

MC:予告編などでもご存知かと思いますが、小沢健二さんや安室奈美恵さんなど、本作には素晴らしい90年代の楽曲のオンパレードになっています。それらJ-POPの選曲についてお話しください。

大根監督:
これは、すぐにリストアップできました。当時の女子高生たちが好んで聴いていて、当時は今よりも歌番組がたくさんあったので、番組で見てCDを買って、カラオケで歌っていたような曲。となると、必然的に安室奈美恵さんや小室哲哉さんを中心に選びました。ちょうどJ-POPという言葉が生まれた頃なので、当時の代表曲がもれなく入っていると言ってもいいと思います。

MC:篠原さんは1990年にデビューされて、楽曲「愛しさと せつなさと 心強さと」が1994年のリリースですので、安室奈美恵さんとは音楽番組でご一緒になっていたのではありませんか?

篠原さん:
そうですね。当時の私は音楽活動が中心で、お芝居はまったくやっていない状況でした。今回この作品を通して小室哲哉さんに再会できたことにはものすごく「縁」を感じます。小室さんにはずっと感謝したかったんです。それに大根さんとも16年ぶりに、こうしてお仕事ができました。ですので、この作品は自分にとってすごく大きな作品になったと思っています。

MC:広瀬さんは篠原さんと初めての共演ですよね。実際にお会いしていかがでしたか?

広瀬さん:
私は(篠原さん主演の)「アンフェア」シリーズが大好きで、ずっと観ていたので、篠原さんはカッコいいイメージでした。でも、実際にお会いしたらカッコいいところだけではなく、フワッとした感じもお持ちでした。撮影現場ではあまりご一緒する機会がなく、こういったプロモーションでご一緒する機会が多くて、私は人見知りなので緊張するなと思っていたんですけれど、篠原さんが気さくに話しかけてくださるので嬉しく思っています。

大根監督:
同じ人物の過去と現在を演じているのでお二人は現場では二度しか会っていないんです。でも、さっき取材に向かう後ろ姿を見ていたら母と娘のようでしたよ。

篠原さん:
すずちゃんと親子って言われたら本当に大歓迎で、嬉しいです!

MC:広瀬さんは、90年代の曲で何かお気に入りはありましたか?

広瀬さん:
個人的には、CHARAさんやPUFFYさんが大好きです。世代は違いますが、雰囲気や声の質感が大好きで、聴いていると癒されます。

篠原さん:
どの年代の方でも聴いたことがある楽曲だと思うので、いろいろな方に聴いていただきたいです。懐かしい音楽を聴くことで、その当時を振り返られるように思います。

大根監督:
カラオケシーンは、大人チームも学生チームも両方あって、学生チームはテンションを上げるのが大変でした。大人チームは、テンションが上がりすぎて下げるのが大変でした。挙句の果てに、大人チームのカラオケシーンをカットするって...。

篠原さん:
ここでカラオケシーンの話をしますか? この(トークの)くだりいらないと思います。(大人チームのカラオケシーンは)全部カットでした!

大根監督:
でも、ワンカットだけ残したでしょ? 盛り上がり過ぎて本編に使えなかったのです。

篠原さん:
では撮影がどれだけ大変だったのかという話をしていきたいです! 「カラオケを盛り上げて」と言ったのは監督なのに! ケーキも、「お腹がいっぱい」だって言っているのに、もう一回食べさせたりして。時間がものすごくかかって、スタッフの人も汗を流しながら暑い中やっていたんです。それに監督もピリピリしていましたけれど、いい作品になるんだろうなと思っていたのです。せめてメイキングには残してほしいですね。試写は、渡辺直美ちゃんと二人で観たんですけれども、「どこでカラオケシーンが?」と思って観ていたらエンドロールが流れても出てこなくて、最後の最後かと思ったら、「これで終わりです」と。直美ちゃんと二人で「あれ、どこにあった? カラオケないね」と顔を見合わせました。それで、大根さんに聞いたら「別に必要ないと思ったんでカットしました」と、「それで終わり?」と思いました。でも、ドライなところがいいところです!

大根監督:
すずちゃんのシーンもカットした! すごくたくさん着替えるところあんなに撮ったのに...。

広瀬さん:
(「着替え」と聞くや、テンションを上げて)あー!あれは本当に大変だったんです! 何十着も着替えて何回もアドリブでしゃべったのですが...。

篠原さん:
(広瀬さんに)大変だったところに限って使われないんだよね?

大根監督:
泣く泣くそういった、おいしいシーンを捨ててより良いところだけで出来上がっている作品です!

MC:篠原さんと広瀬さんは、お互いのシーンで好きなところはありますか?

篠原さん:
全て好きなんですけども。若い子たちのパートを観ることによって、現代パートに感情移入してグッと心に響くのですよね。全体的に明るくて、爽やかで、きゃぴきゃぴしていたその時代がいっぱいあるからこそ、現代に戻ったときに感情が溢れるようになるので、過去がないと現代で感動できない、そういった作品だと思います。

広瀬さん:
高校生チームは結構アドリブが多く、テンションをすごく上げていたので、「どうやってこれが大人チームになって繋がっていくんだろう?」と思っていました。ですが、小池栄子さんと渡辺直美さんがすごくて。同じ撮影の現場にはいなかったのですが、「裕子と梅だ!」と自分が思えるテンションと距離感と関係性とかが(過去と現在で)全部繋がっているんです。そしたら、次々に似て見えてくるところにぐっとやられました。あの二人のところは面白いですね。

MC:小池栄子さんと渡辺直美さんの掛け合いはアドリブですか?

篠原さん:
病室のシーンの掛け合いは台本にはなくて、監督が「適当に...」と...。

大根監督:
「いい感じで!」と指示しました。現場では皆さんが楽屋に戻らないので、セットの側でいい雰囲気が出来上がっているのですよ。それでアドリブにすると、ちょっと暴走してドン引きするような使えないことを言うのです。

篠原さん:
...そんな話ばっかりです。

大根監督:
笑!

MC:最後に、篠原さんからご挨拶をお願いします。

篠原さん:
観ると元気になれる作品です! 大根監督が力を振り絞って書いて育てた作品だと思います。皆さんの愛がすごく詰まっている作品だと思いますので、自由な目で観て楽しんでください。本日はありがとうございました。

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