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阿部寛が初の完成披露口上に挑戦!
豪華キャストが勢ぞろい!
「のみとり侍」大江戸プレミア

2018年04月02日

「のみとり侍」大江戸プレミア

<左から、鶴橋康夫監督、前田敦子さん、斎藤工さん、寺島しのぶさん、阿部寛さん、
豊川悦司さん、風間杜夫さん、大竹しのぶさん、松重豊さん>

2016年に大ヒットを記録した『後妻業の女』の鶴橋康夫監督が、約40年、映画化を熱望した痛快人間喜劇「のみとり侍」。
本作の完成を記念し、4月2日、東京国際フォーラムにてお大江戸プレミアイベントを実施しました。
主演の阿部寛さんをはじめ、寺島しのぶさん、豊川悦司さん、斎藤工さん、風間杜夫さん、大竹しのぶさん、前田敦子さん、松重豊さん、鶴橋康夫監督が登壇しました。
イベントでは阿部さんが完成披露口上を実施。大盛り上がりだった本舞台挨拶の模様をレポートいたします!



《第一幕》

阿部さんによる「のみとり侍」完成披露口上でイベントはスタート。舞台の幕が開き、紋付袴姿の阿部さんが現れると、観客から大きな拍手が!

阿部さん:
阿部寛にございます。 (観客:大きな拍手)
この度、ご歴々の方々、ご贔屓の方々、関係各位の皆々様方の賛同を得まして、ここに、監督・脚本、鶴橋康夫によります映画「のみとり侍」をご披露させていただく運びと相成りましてございまする。 (観客:大きな拍手)
この「のみとり侍」は、江戸のエリートから、のみとり侍に転落してしまった悲運な侍、小林寛之進を、不肖ながら私、阿部寛が誠心誠意、演じさせていただいております。
(観客からの掛け声《大向う》:「阿部寛!」)
こののみとり業、表の顔は猫の蚤取り、裏の顔は女性に愛を与える添い寝業にございます。
(観客からの掛け声:「添い寝業!」)
さて、添い寝業とは皆様の察しの通り、アッチの仕事にございます。 (観客:大笑い)
このアッチのせいで、この作品、R15の指定を受けました。 
(観客からの掛け声:「R15!」)
しかしながらご安心ください。この作品、15歳以上の女子高生が、お友達などを誘ってこぞって観に来られても、大いに笑って帰られる作品に仕上がっております。
(観客からの掛け声:「大統領!」)
しかしながら、15歳以下の方はご遠慮ください。ですが、先輩方に映画のお話を聞いて、悶々としていただくことには何の不足もありません。
「のみとり侍」は波風高き江戸の浮世の者たちを鮮やかに描いた痛快時代劇、大作の娯楽劇でございます。
(観客からの掛け声:「傑作時代劇!」)
本日4月2日が映画「のみとり侍」の船出の日となります。私ども鶴橋一門を、末永く、ご贔屓ご後援を賜りますよう、いずれの方々も隅から隅までずずいーっと! 乞い願い上げ奉ります!


観客の大喝采の中、幕が下りる。

《第二幕》

幕が開くとともに、豪華キャスト・監督陣が登場!

阿部寛さん(小林寛之進役)

口上で疲れました(笑)。こういう経験もなかなかできないと思い、一生懸命頑張りました。この作品は、鶴橋監督から一年前にオファーを受けました。30年来の念願が叶った思いで撮影に入りました。つい昨日、完成作を観たのですが、非常に満足して面白い作品に仕上がっていると喜ばしく思っております。今日は楽しんでいってください。

MC:観客の皆様、改めて阿部さんの口上はいかがでしたか!? (観客:大きな拍手)

阿部さん:
大丈夫でしたか(笑)? 本当は今日登壇されているキャストの皆さん全員で口上をやりたいぐらいでした。機会があればまた挑戦してみたいです!

寺島しのぶさん(寛之進の亡き妻・千鶴/おみね役)

私は鶴橋監督との久しぶりの作品でした。本当に楽しいひと時を過ごしました。鶴橋監督は、何十年にも渡って本作を作りたかったということで、精一杯演じたつもりです。阿部さんとのシーンは大変でしたが、うまく仕上がったと思います。楽しんでご覧ください。
豊川悦司さん(清兵衛役)

今回はそうそうたる俳優の方々と共演ができ、大変嬉しく思っています。阿部さんとも久しぶりの共演でしたが、すごく楽しい撮影でした。鶴橋監督は言わずもがな、僕が尊敬する監督です。今回、作品に参加できたことを嬉しく思っています。今日はゆっくり楽しんでいってください。
斎藤工さん(佐伯友之介役)

ここに並んでいらっしゃる方々は私が尊敬している俳優の方々ばかりです。その方々とこうして横に並んでいられることが夢のようです。そして本作は傑作です。今日は楽しんで「のみとり侍」の世界に浸ってください。
風間杜夫さん(甚兵衛役)

鶴橋監督とは若い頃から仕事をしていて、父のように、兄のように慕っております。実は今日が一番恐れていた日なんです。撮影中、大竹さんが言うんです。「風間さん、完成披露舞台挨拶の時に壇上でキャスト陣が並んだら、(風間さんは)背が小さいからかわいそう」と。(観客:大笑い)
(大竹さんに向かって)かわいそうってどういうことだよ(笑)!
官能的な映画ではあるのですが、娯楽作品でもあると思います。皆さん、今日は楽しんでいってください。
大竹しのぶさん(お鈴役)

私も皆さんと一緒で、鶴橋監督の笑顔が見たくて鶴橋組に参加しました。 ちょっとだけエッチなシーンがたくさんあるのですが、それを笑いに変えられるのは鶴橋監督しかいないんじゃないかと思います。また、着物の美しさなども楽しんでいただきたいです。
前田敦子さん(おちえ役)

大尊敬する先輩方と同じ壇上に立てるだけで、とても嬉しいです。今回の撮影では、見たことのない景色を見させてもらいました。鶴橋監督には本当に感謝しています。完成した映画も観ましたが、本当に面白く、皆さんで笑いながら楽しく観ていただきたいなと思います。今日は楽しんで帰ってください。
松重豊さん(牧野備前守 忠精役)

一つの映画にデカいおじさんは二人(阿部さんと豊川さん)で十分ですよね。なぜか三人目で呼ばれてしまいました(笑)。スクリーンの中では、そんなに分からないと思います。
鶴橋康夫監督

どうも監督です。(観客:笑)
僕はとにかく映画を早く観てもらいたいんです。映画を観てもらって、酒を飲みながら語り合いたいと思っています。今日は本当にありがとうございました! (観客:大きな拍手)


MC:キャストの皆さんの鶴橋監督への愛と、鶴橋監督のキャストへの愛が伝わってくるやり取りでしたね!
さて、本作はのみとりの男たちが江戸の女性たちに愛を注ぐ内容になっていますが、ここで男性陣に質問です。女性に喜んでもらえるような、とっておきのおもてなしプランはありますか?


斎藤さん:
実際にしたことのあるいいプランがないのですが、してみたいことでもいいですか?
端から見て「気持ち悪いな」と思っていたことなのですが、「相手の好きなところを100個言う」ということをやってみたいですね。実際に一つずつ紙に書いて、部屋中に貼って呪いの部屋を作りたいです。(観客:笑)
すごくマニアックな部分、例えば「深爪が好き」とかを書きたいです。それをいいと言ってくれる女性がいいですね(笑)。


松重さん:
最近、コーヒーを布でドリップするネルドリップというコーヒーにはまっていて、それがおいしいので、是非その淹れ方でコーヒーを淹れてあげてください。

風間さん:
もう僕は古稀ですから、そういう質問には答えられないですよ。(観客:笑)
斎藤くんが言ったように、人間にはどこか一つ、いいところがあるんです。とにかくそこを褒めちぎることでしょうか。「その目がいい」「その話し方がいい」とかね。


豊川さん:
女性をもてなすということに関しては、ここにいらっしゃる大竹さんと寺島さんに相当鍛えられました。(観客:笑)
「逆らわない」「前に出すぎない」「時と場合によっては目を合わせない」ですね(笑)。そうやって乗り切ってきた気がします。大竹さん、寺島さんありがとうございました。


大竹さん:
そう言いながら私たちのことが好きなんですよね?

寺島さん:
そうだと思います(笑)。

阿部さん:
僕も大竹さんと共演した際、「目を合わせない」「何もしゃべらない」、これをしていました。ですが、ある日、大竹さんに「すごく冷たいんですね」と言われてしまいました(笑)。それからたくさん喋るようにしましたね。
寺島さんとは舞台で200回以上、組んず解れつで共演しましたが、本当にいつも頼れる方なんです。ここでもいろいろ気を使って、食べ物をごちそうしたりしながら生き延びてまいりました。すみません、これ以上言えないです!


MC:本作には対照的な二人の男性が登場します。一人は馬鹿正直な性格で、のみとり稼業も真面目に取り組んでしまう主人公の寛之進。もう一人は、奥さんの尻に敷かれながらも浮気を繰り返すプレイボーイの清兵衛。女性陣は、どちらがタイプなのか教えてください。

前田さん:
私は奥さん役を演じたのでやはり清兵衛ですね。そういう(浮気性な)ところをカッコいいと思ってしまう年頃だから選んでしまうんですかね(笑)。

大竹さん:
セクシーな清兵衛の方がいいかなと思ったのですが、やっぱり自分を愛してくれる人がいいので寛之進ですね。

寺島さん:
みんな違ってみんないい。 (観客:笑)

MC:最後に阿部さんより一言お願いします。

阿部さん:
皆様、今日はご来場いただき本当にありがとうございます。昨日、作品を観まして、一年前に撮影に臨んでいた時の気持ちがよみがえりました。何度も言いますが、尊敬する鶴橋監督の作品に参加するということは、僕にとって大変なことなんです。なので、オファーが来た時も、二つ返事で引き受けることができませんでした。でも、この作品に参加したことによって、今ここに並んでいる方々と共演でき、小林寛之進という役を通して、人の温かさを感じることができました。鶴橋監督が何十年も温め続けてきたこの作品で寛之進を演じることができてとても光栄です。僕の口上通り、ラフな気持ちで観ていただきたいです。そして作品を観て「面白い」と思われた方は是非、周りの人に作品を勧めていただけたら嬉しいです。本日はありがとうございました!

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