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映画も日比谷もついに完成!
木梨憲武、顔面もグランドオープン!?
「いぬやしき」完成披露試写会

2018年03月29日

「いぬやしき」完成披露試写会

<左から、本郷奏多さん、佐藤健さん、木梨憲武さん、三吉彩花さん、佐藤信介監督>

原作・奥浩哉×監督・佐藤信介の「GANTZ」シリーズのコンビが再びタッグを組んだ作品として注目を浴びている「いぬやしき」がついに完成!
東京ミッドタウン日比谷がオープンした3月29日(木)、同ビル内の新たな映画館、TOHOシネマズ 日比谷にて、オープン後の初イベントとして本作の完成披露試写会を開催しました。主演の木梨憲武さんをはじめ、佐藤健さん、本郷奏多さん、三吉彩花さん、そして佐藤信介監督が来場し、舞台挨拶を実施。劇中で木梨さんが演じた顔面がパカっと開く犬屋敷のように、舞台に用意された木梨さんの巨大顔面看板がオープン! そこからキャスト・監督陣が登場し会場は熱狂に包まれました。
大盛り上がりだった本舞台挨拶の模様をレポートいたします!



舞台中央の巨大な木梨さんの顔がパックリと開き、中から木梨さんをはじめ、キャスト陣、監督が登場!

MC:木梨さん、ご自身の「顔」から登場というのはいかがでしたか?

木梨さん:
メチャクチャ恥ずかしい! これ他に何か考えられなかったんですかね?

MC:前回のイベントの、ジャンプして登場と、今回の顔からの登場、どちらが気持ちよかったですか?

木梨さん:
(巨大顔看板を見て)別にこんなジジイにすることはなかったのに(笑)。でもすごいことになって嬉しいです。

MC:改めて皆様に一言ずつご挨拶をいただきたいと思います。

木梨憲武さん(犬屋敷壱郎役)

日比谷が一番盛り上がっている日にスタートですね。佐藤監督に映画を仕上げていただき、ようやく皆さんに観ていただく日が来ました。私たちは先に観ましたが、すごい作品になっています。楽しんで観ていただき、感想をいただければ嬉しいです!
佐藤健さん(獅子神皓役)

ミッドタウン日比谷さん、本日オープンおめでとうございます。ミッドタウン大好きっ子の僕としては本当に嬉しくて、早く買い物をして、早くここで映画を観たいです。できるだけ早く、お客さんとして来たいと思っています。そんな記念すべき初めての舞台挨拶が「いぬやしき」ということで嬉しく思います。皆さん、ゆっくりと楽しんでいってください!
本郷奏多さん(安堂直行役)

でき上がった「いぬやしき」はメチャクチャ面白いので、楽しんで観ていってください!
三吉彩花さん(犬屋敷麻理役)

ちょうど撮影が一年くらい前だったので、やっと皆さまの元にお届けできることを嬉しく思います。撮影中のエピソードなどを交えてお話しできたらと思います。よろしくお願いいたします。
佐藤信介監督

僕は何かがオープンするということが大好きなんですが、東京ミッドタウン日比谷がオープンするこの日、まさにこけら落としで舞台挨拶ができることを光栄に思っています。撮影から編集と長い時間をかけて、やっと完成することができました。お客さんが(作品を)観るのはこれが初めてですので、僕もドキドキしています。ぜひ楽しんで帰っていただければと思います。

MC:ついに映画が完成し、いよいよお披露目の日を迎えました。今の心境をお願いいたします。

木梨さん:
犬屋敷世代――原作の犬屋敷が58歳で私が56歳になりましたが、本当にジジイでよかったと思います。ジジイでなかったら、ジジイ選抜の代表選手になれなくて、他の方が犬屋敷を演じていたことになるので...。特殊メイクで老けていますが、大して実物と変わりませんから(笑)。

MC:そんなことないです。いつもオシャレでカッコいい木梨さんが、ちゃんと冴えないジジイになっています。

木梨さん:
光栄です。こういう役を演じ、二カ月間楽しい撮影期間でした。撮影終了後、ずっと監督に電話して編集の様子を聞いたり、CGの世界のことは僕も全く分からないのですが、佐藤くんと一緒に編集の現場を見せていただいたりして、一年が経ちました。待ちに待った日が来た感じです。

MC:三吉さんとの父と娘のシーンが切なくて...。鑑賞後、家に帰ってすぐ父にメールしちゃいました!

三吉さん:
私もすぐ父に連絡しました。演じていて心が痛かったです。

木梨さん:
三吉さん、今こうやってモデルとか女優をやっていますが、昔、CMでお父さんと子どもの役で共演していたんです。

三吉さん:
そうなんです! もう十年くらい前ですね。

木梨さん:
大きくなったなぁ...。お父さん、大事にしろよ!

三吉さん:
はい! 実は今日、観に来ています。

MC:佐藤さんは今日を迎えていかがですか?

佐藤さん:
個人的には自分の芝居の反省点とかもあって、恥ずかしかったり、「観られちゃうのか...」という気持ちもあるのですが、そんなことが気にならないぐらい、完成した映画を観てVFXのレベルに衝撃受けたんです。皆さんにも観ていただいて、「日本のVFXもここまで来たか」と感じていただければと思います。

MC:皆さんが映画を観て、また、撮影中などに一番驚いたことを教えてください。

佐藤監督:
この作品、いろいろなところがCGでできているのですが、一部、木梨さんや佐藤さんがCGのところもあるんです。それは日本映画で初めての試みなんです。「どうできるのかな...」と不安もありつつ挑んでいたのですが、最初にテストを繰り返して作ったとき、その出来に僕も作っていた人たちも驚いて、この映画の完成品としての成功を確信しました。そのときには喜んで木梨さんたちにも観てもらいました。

三吉さん:
撮影中、待ち時間が長かったりして、キャストもスタッフも皆さんコミュニケーションをとっていたんです。ある日、スタジオの外からいいにおいがするな...と思って外に出たら、なんと焼き鳥屋さんが焼き鳥をしていたんですよ! 現場で。誰かと思ったら木梨さんが焼いていたんです!

木梨さん:
プロデューサーさんたちから「CGを多用する撮影なので、待ち時間多いです」と言われていたんです。「じゃあ、待ち時間はすべて店を開こう」と思いつき、焼き鳥屋を開きました。

三吉さん:
(お店の)合間に呼ばれて撮影に行くという...(笑)。

MC:どっちがメインなのか...(笑)。

木梨さん:
後半は焼き鳥がメインでした(笑)。一番いい火の状態の時に呼ばれた時は怒りました。それで監督のもとに行って、1秒くらいのシーンを撮って、また火のところに戻るという状態でしたね。

MC:撮影と炊き出しはどちらが大変でしたか?

木梨さん:
炊き出しです。餅、カレー、豚汁、ステーキを作りましたし、差し入れの甘いものも充実していました。

三吉さん:
驚きました!

MC:佐藤さんはかなり体を絞って撮影に臨まれていたそうですが、こうした炊き出しは食べられたんですか?

佐藤さん:
鶏肉だけ食べました。お餅とかも食べたかったのですが、グッと我慢してこらえました。

木梨さん:
この方は、毎日自分のカロリーとたんぱく質を計算してお弁当も食べず、自分で持ってきた食事だけを食べていました。ですが、鶏だけは食べてくれました。

MC:本郷さんはいかがですか?

本郷さん:
そんなお店があったことを今知ったことですかね...?

木梨さん:
CGのシーンが本郷くんにはなかったからいなかったのかな?

本郷さん:
食べたかったなぁ...。

木梨さん:
じゃあ20日にやろう! 映画公開初日の4月20日に!

本郷さん:
やったぁ!

佐藤さん:
僕は木梨さんが「おっさんレンタル」をやるというニュースを見て驚きました。あれは何なんですか?

木梨さん:
私をレンタルしてくれる人を募集して、多かったら抽選で一名の方と一緒に過ごすという企画です。その方の希望があれば、できることだったら何でもします。

佐藤さん:
何でもですか? 抽選で決まるんですか?

MC:たった千円で一時間、木梨さんをレンタルできるんです。

木梨さん:
男性か女性なのか、若い方か年配の方かは分かりませんが、ガチで私、レンタルされたいと思います!

三吉さん:
応募します! (もし当選したら)普通にまったりと家でテレビを見ながらお茶を飲んで、最近のニュースについて語ったりしたいですね。

木梨さん:
おっさんと? ありがとうございます!

MC:木梨さんはいかがですか?

木梨さん:
映画という一つの作品を作るのに、アメリカからも人がきたりと、人数があまりに多く、毎日いろんな人がいて、それに驚きました。佐藤監督が現場で指示を出すのですが、進みが悪い時、普通なら「どうした? 早くやれ」と怒って言うけれど、こちらの監督、怒ったことがないんです。日本一、いや世界一温厚な監督ですね。「こんなに穏やかな監督がいるんだ」と驚きました。なんで怒らないんですか?

佐藤監督:
内心は「間に合うかなあ」ってハラハラするんですけれどね。でも怒っていても進まないので。

MC:続いて、本日、TOHOシネマズ 日比谷のオープンということで、皆さんが初めて映画館で観た映画や映画館の思い出を教えていただきたいです。

佐藤監督:
初めての記憶で言うと、「テンタクルズ」という映画があり、巨大なタコが襲ってくるという内容なんです。海岸のおじさんがバンっと襲われるシーンがあって、強烈に覚えています。父親と行ったと思うのですが...。どういうシチュエーションだったかは覚えていないんですが。

三吉さん:
ここに立っている中で一番若いはずですが、初めて観た映画を全然覚えていなくて...(苦笑)。でも、映画は一人で観に行きたいというこだわりが強いです。毎回事前にネットで席を予約するんですが、通路側の端っこに座りたくて、そこが空いているときに一人で観に行くようにしています。

MC:もしお気に入りの席が空いていない場合はどうするんですか?

三吉さん:
空いていなかった場合はその横だとダメで、通路を挟んだ反対側か一列前ですね。

佐藤さん:
どんなにガラガラで、真ん中が空いていても、一人でそこに座るの?

三吉さん:
はい(笑)。

佐藤さん:
やめとけ、それ! 真ん中座っとけ(笑)!

本郷さん:
一番最初に観た映画ですか? それは個人情報になるのでちょっと...(笑)。好きな映画で言うと、佐藤監督の「アイアムアヒーロー」も好きです。佐藤健さんの「るろうに剣心」も好きだし、(冗談めかしながら、佐藤監督と佐藤健さん両名に向けて)やはり佐藤さんは熱いハートを持っている方だと思うし、佐藤さんは技術力のある方だと思うし、佐藤さんの次回作は絶対に見たいし、また佐藤さんとご一緒したいです(笑)!

佐藤さん:
僕の地元は映画館が近くになく、電車に乗って行かないといけなかったんです。初めて観に行ったのは、友達と行った「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」ですね。中学二年生か中学三年生で、遠征をして観に行きました。

MC:木梨さんはどうですか?

木梨さん:
中学生の時、仲間と新宿でブルース・リーの映画「燃えよドラゴン」シリーズを観ました。みんなで観て、映画館を出てくるときはブルース・リーになって「アチョーアチョー!」と言いつつ、木棒でヌンチャクを作るというハマり具合でしたね。ヌンチャクが壊れて窓が割れるという事故がほとんどの家庭で起きたかと(笑)。

MC:最後の質問です。この春から生まれ変わるなら、どんなことにチャレンジしたいですか?

佐藤監督:
撮影中、佐藤さんが体を作るために食事制限をされていたのに影響され、それを見習おうかと思っています。ちょうど一年前からジョギングを始めて、脂肪が落ちていくのを実感しているんです。今年は腕立てに力を入れていこうかと思っています。この仕事は体力勝負なのでね。

三吉さん:
私は習い事をいろいろやってみようかと思っています。せっかく天気もいいですし、外に出るのも気持ち良さそうなので乗馬を習いたいと思います。元々動物好きというのはあるのですが、いずれお仕事につながったらいいなと思いつつ、やってみたいです。

本郷さん:
新しく始めたいこと...これもやはり個人情報になるのでごめんなさい(笑)。

木梨さん:
本郷くんはいつも家にいて、外に出ないんだよね? アウトドアなことをやってみたいと思わないの?

本郷さん:
思わないですね。人と触れ合わないほうが...。

佐藤さん:
全然日光を浴びていない肌の色をしているよ!

本郷さん:
もうちょっと社会に適応できる年になったらやりたいです(苦笑)。

佐藤さん:
ここ何年か、ファンの方への感謝の気持ちを伝えるファンサービス的なことが全然できていなかったなと思っているんです。インスタグラムやツイッターもやっていないので、ファンの方のために、今年は初心に返って何かできたらいいなと思っております。

本郷さん:
じゃあ、せっかくだから投げキッスを...。

佐藤さん:
やめとけ(苦笑)! そういうことじゃない!

木梨さん:
CG男優として、現場では裸でマーキングしてお芝居をするんです。マークが貼ってあるときは、どんなお芝居をしてもただの目安なんですね。"目安タレント""CG男優"としてデータはすべて監督に渡してあるので、今後、アフレコにしか行かなくても大丈夫な俳優になりましたね、佐藤監督の作品に関しては(笑)。

MC:最後に木梨さんと佐藤監督からメッセージをお願いします。

木梨さん:
いよいよ観ていただく時間が近づいています。仕上がったはずの作品をみんなで観てから、監督は70カットも直したそうです。本当に最後の最後までこだわって監督は作っております。私たち役者チームも、いい作品ができたと思っております。2時間7分、ごゆっくり楽しんでください。

佐藤監督:
完成からやすりを掛けるように、かんなを掛けるように磨きをかけてきたタイプの作品です。現場のスタッフ、そして撮影の現場には来ていないスタッフが手塩にかけてこの映像を作り上げました。コンピューターだからと言って簡単にできるものではなく、キャスト、スタッフのみんなが支え合い、全て手作業で作られています。その手仕事を観てください。今日は楽しんで観ていただければと思います。ありがとうございました!

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