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女子サッカー界のレジェンド澤穂希を迎え
神木隆之介らが闘うものたちについてトークセッション

2017年05月01日

「3月のライオン」大ヒット記念 前編・後編イッキ見上映会

<左から、中村倫也さん、神木隆之介さん、澤穂希さん、尾上寛之さん>

前編・後編の二部作の映画「3月のライオン」大ヒットを記念し、5月1日、新宿バルト9にて"人生を闘うものたち"トークショー付き、前編・後編イッキ見上映会が行われました。本作は、第20回上海国際映画祭に正式出品されることが決定し、国内外からの注目も高まっています。
この日は、主人公・桐山零役の神木隆之介さんとその先輩棋士・三角龍雪役の中村倫也さん、松本一砂役の尾上寛之さんが登壇。本作のテーマにちなみ"人生を闘うものたち"をテーマとしたトークライブが行われました。
イベントは、前編・後編と一気に映画を観た観客の皆さんに向けて、神木さんが「皆さん、お疲れさまでした」とねぎらいの言葉をかけるところからスタート。厳しいプロの世界で頂点を極め、一児の母となった澤穂希さんがスペシャルゲストとして登場すると、会場は大興奮! 現役時代、澤さんが人生をかけた闘いについて語る場面では、キャスト陣も前のめりで聞き入る姿も見られました。また神木さんは、人生をかけた闘いについて、尾上さんと共に挑んだ加藤一二三先生との対局を挙げました。そんな人生についての語り、学びにあふれたイベントの模様をレポートします。


神木隆之介さん(桐山零役)

皆さん、お疲れさまでした。"イッキ見"は大変だと思います。疲れましたよね。短い時間ですが、よろしくお願いします。
中村倫也さん(三角龍雪役)

棋士たちや家族たちの濃厚なドラマなので、観る方も集中力がいると思います。お疲れの方がいるかもしれませんが、春の風のような神木くんを眺めて心を爽やかにしてください。
尾上寛之さん(松本一砂役)

皆さん、お疲れさまでした! 前編・後編を別々に観ることと、今日のように"イッキ見"することの感想の違いを聞いてみたいですね。


MC:せっかくなので今日初めて観たのか、複数回観たのか聞いてみましょう。前編・後編、初めて観たという方いらっしゃいますか?

会場:半数の方が手を挙げる

尾上さん:
ありがとうございます!

MC:本日は"人生を闘うものたち"というテーマでお話をしていきたいと思います。キャストの三人に加え、ゲストの方をお招きしています。ご登場してもらいましょう! 澤穂希さんです!

澤穂希さん

今日は出産後初めて人前に出ました。少し緊張していますがよろしくお願いします。


MC:澤さんは15歳で日本サッカー女子の代表に選ばれ、2011年FIFAワールドカップ 女子ドイツ大会では、キャプテンとしてチームを優勝に導かれ、MVP・得点王を獲得されています。ワールドカップ六大会連続出場は世界記録にもなっています。現在は結婚されて、一月には第一子を出産されました。おめでとうございます! (会場:拍手)

MC:現役時代、サッカー選手としてはもちろん、今はお母さんとして人生を闘っている澤さんにもトークに加わってもらいます。澤さん、この映画の感想をお聞かせください。

澤さん:
私は長い間プロサッカー選手として闘っていたので、桐山零さんとすごく共有できる部分があり、自分と重ねて映画を観ることができました。幼少期から私もサッカー一筋で、自分と闘ってきた中で家庭の問題や闘いを続ける難しさなどの苦労をしたところが共感できました。楽しく観させてもらいました。

神木さん:
この映画を頑張って作って良かったと思います。楽しんでもらえるだけで僕たちは最高に嬉しいです。

MC:澤さんはプロのサッカー選手を続けていく上でどんなご苦労がありましたか?

澤さん:
やはりプロというものは結果を求められるものです。勝ち続ける難しさもありますが、勝ち続けるうちに期待感も膨らみます。勝ち続けなくてはいけないというプレッシャーとの闘いが大変でした。けれど私はそのプレッシャーをすごく楽しみましたね。

MC:全国民の期待を背負う。この期待をどのように乗り越えましたか?

澤さん:
将棋とは違いサッカーはチームプレーなので、チームメイトと協力しました。自分の力を出して、足りない部分をみんなから助けてもらっていたので、みんなの力で乗り越えられたと思います。

MC:キャストの方々は、俳優としてのキャリアを築く上で工夫されていることはありますか?

神木さん:
作品を観るお客さん、キャスト、スタッフなどたくさんの方の想いを受け止めて、どのように役と向き合っていくのかを真剣に考えます。

中村さん:
お芝居も一人ではできないので、チームで作るということをみんな意識していましたね。

MC:尾上さんは、工夫されていることは何かありますか?

尾上さん:
汗をかかないことです(笑)。すごく汗かきなので撮影で迷惑をかけてしまいました。夏の撮影で冬のシーンがあったのですが、真冬の恰好をして汗だくになってしまい、三人のメイクさんに汗を止めてもらうというエピソードがあります。

中村さん:
チームプレーですね(笑)。

MC:中村さんは、工夫されていることは何かありますか?

中村さん:
誰かに甘えてみたり誰かを頼ることで、自分も頼ってもらえるようになると思います。一人ではできることが限られていますが、周りの人と掛け算していくと一人では届かないところまでできるようになります。

神木さん:
撮影現場では掛け算がたくさんありましたね。

尾上さん:
僕たち三人は一緒にいるシーンが多かったので、チームプレーは多かったです。

MC:澤さん、現役時代に最も人生をかけた瞬間はいつですか?

澤さん:
私は2011年にドイツで開催された大会に出場したときに、この大会は私にとって最後のワールドカップだと思っていたので、全てをかけて闘った大会でしたね。アメリカとの決勝戦は人生をかけた試合でした。

尾上さん:
決勝戦で入場ゲートに入るときの気持ちはどうでしたか?

澤さん:
私は青いユニフォームに袖を通したときにいつも鳥肌が立ちます。サッカーコートに入るときや国歌を聞くときも、これから闘うという緊張感と楽しみで鳥肌が立ちますね。

MC:神木さんは、人生をかけて闘った瞬間はいつですか?

神木さん:
僕は生配信で将棋の番組に出させてもらったときに、尾上さんと二人で加藤一二三先生と対局をさせてもらいました。そのときは人生をかけましたね。二人で戦略を考えて先生に対して失礼のないように頑張りましたが負けてしまいました。

尾上さん:
僕はあのとき神木くんの心を読むことにも人生をかけていましたね。

神木さん:
一人の想いではなく二人で一つの想いにしないといけません。僕も尾上さんが次の一手で何をしたいのか、何をするのかを考えながら闘っていました。

MC:澤さん、キャストの方たちに人生を闘い続けるコツを教えてもらえますか?

澤さん:
「サッカーは私の人生の全て」と言うほどサッカーが大好きだったので、どんな苦労があっても続けられました。

MC:将棋界では、「プロ棋士である14歳の藤井四段が羽生三冠を破った」という記事が話題になっています。同じ14歳でプロデビューした神木さん、藤井四段についてどう思いますか?

神木さん:
すごいです! 将棋の解説を見ていると、このときにこの場所に指すのかと驚く場面が多くて、その発想は誰でも持っているわけではなく、藤井くんならではの発想なので本当に尊敬しています。これからどんどん新しい扉を開いてほしいと思います。

MC:澤さんは現在、お子さんがいます。それはサッカーの現役時代とは違う苦労があると思うのですが、いかがですか?

澤さん:
とても育てやすい子で泣くことも少なく困ったことがないので、まだ苦労をしていないですね。大変なことは、これから増えていくのかなと思います。

MC:澤さんに現役時代のお話、お母さんとしてのお話をお聞きしましたが、キャストの皆さんはどうでしたか?

神木さん:
普段お会いできない方なので、ユニフォームを着たときの気持ちなど、たくさんの話を聞けて貴重な体験をさせてもらいました。

中村さん:
実は僕、澤さんにお会いするのは今日で二回目です。お食事でご一緒する機会があり、そのときたくさん質問してしまいました。このようにお仕事でお会いできると思っていなかったので嬉しいです。

尾上さん:
僕はすごく緊張しました! 僕が日本を背負うことはありませんが、自分が出演する作品に対して、いろいろな方の想いを背負って頑張ろうと改めて思いました。

澤さん:
私はプロとして演技をしている方をすごいと思っているので、いい作品を観させてもらって嬉しかったです。

MC:ここで、観客の皆さんへスペシャル企画をご用意しています。皆さんに「3月のライオン 前後編イッキ見」と言ってもらうのですが、30秒間、静止画・動画どちらでも撮影OKです! では、せーの!

神木さん・澤さん:
3月のライオン

中村さん・尾上さん・会場:
前後編イッキ見!

MC:撮影時間は終了です。最後に神木さんと澤さんにご挨拶をお願いします。

澤さん:
皆さんはそれぞれ背負うものがあって、この映画と共感する部分があると思います。これからこの映画を観る人もたくさんいると思うので、ぜひ「3月のライオン」を観に足を運んでもらえたらと思います。

神木さん:
「前編と後編で色が違うな、ここは同じ色だったな」と、そのようなところを楽しんでください。闘う全ての皆さんを後押しできる作品になっていたら嬉しいです。皆さん、気をつけてお帰りください。

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