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400年のときを超え、日本史最大の謎がいま明かされる!?
初日を祝い、豪華キャスト陣が着物で鏡開き!!

2017年01月14日

「本能寺ホテル」初日舞台挨拶

<左から、鈴木雅之監督、近藤正臣さん、田口浩正さん、濱田岳さん、綾瀬はるかさん、
堤真一さん、平山浩行さん、髙嶋政宏さん、風間杜夫さん>

戦国時代とつながる不思議な"本能寺ホテル"に宿泊したことをきっかけにヒロイン・倉本繭子と天下統一を目前に控え本能寺に滞在していた織田信長が遭遇!? 大事件「本能寺の変」を題材にした奇想天外の物語「本能寺ホテル」が1月14日に公開されました! これを祝してW主演の綾瀬はるかさん、堤真一さんをはじめ、濱田岳さん、平山浩行さん、田口浩正さん、髙嶋政宏さん、近藤正臣さん、風間杜夫さん、鈴木雅之監督が舞台挨拶に登壇しました。撮影中のエピソードトークでは、あのひとの意外な大失敗が明らかに...? 笑いに満ちた舞台挨拶の模様をレポートいたします!


綾瀬はるかさん(倉本繭子役)

本日は寒い中、こうして公開初日に来ていただきありがとうございます。嬉しいです! 今日は短い時間ですけれど楽しんで行ってください。

MC:お美しい着物ですね。

綾瀬さん:
はい。嬉しいものです。

MC:男性陣に囲まれて紅一点ですね。

綾瀬さん:
お正月気分を引きずった感じで、なんかちょっと恥ずかしい気持ちもありますけれど...(笑)。

堤真一さん(織田信長役)

大寒波が襲う中、お越しいただきありがとうございます。もしかしたら今日、誰もいないんじゃないかと思っていたんですけれど、こんなにたくさんの方にいらしていただき嬉しいです。楽しんでいってください。

MC:初日を迎えた気持ちをお聞かせください。

堤さん:
映画でも舞台でも、初日っていうのはやはりドキドキ、ワクワクするところがあります。身が引き締まる感じです。正月気分ですけれどね...(笑)。

濱田岳さん(森蘭丸役)

(絶世の美男子という紹介に)時のカリスマ・織田信長公が、寵愛したというだけで、「絶世の美男子に違いないだろう」という、とても安直な考えに迷惑しています(笑)。信長公もちょっとぽっちゃりしている方が好きだったかもしれないのに...(笑)。今年もよろしくお願いいたします!
平山浩行さん(吉岡恭一役)

本日はよろしくお願いいたします。
田口浩正さん(大塚役)

こんにちは! こうやって舞台に立てることを嬉しく思います。今日はよろしくお願いします。
髙嶋政宏さん(明智光秀役)

出演していて言うのもなんですけれど、この映画、面白かったですよね。そう思いませんか? 撮影中、僕はみなさんと別れて、ずっと戦国時代のシーンを一人ぼっちで甲冑を着て撮影していたので本当に寂しかったです。今日こうしてお会いできて非常にハッピーです。
近藤正臣さん(吉岡征次郎役)

京都の料亭の主の役でございますので、京都弁でほぼセリフをしゃべりました。非常に楽でした(笑)。ありがとうございます。
風間杜夫さん(本能寺ホテル支配人役)

どうもようこそお越しくださいました。しきりにTVで「本能寺ホテル」のスポットが流れていますが、私がほんの一瞬、映っているところがありまして、3歳の孫がすかさず「ジジだ!」って言った時は嬉しかったです。今日はありがとうございます。
鈴木雅之監督

今日は、本年度最大の寒波の中を来ていただきありがとうございます。
この映画は去年、最も暑い時期に撮ったんですが、この一番寒い日に、その熱が伝わったらいいなと思います。もし気に入った方がいましたら表に出てどんどんしゃべっていただき、気に入らなかった方は口を閉ざしてください(笑)。よろしくお願いします。

MC:去年の夏、猛暑の京都で撮影されたそうですが、大変だったことや面白かったことなどを教えてください。

綾瀬さん:
いくつかあるんですけれど、今思い浮かんだのが暑い真夏の撮影でした。お寺や藪の中での撮影が多くて、アブやブヨに八カ所くらい刺されて、一瞬で足がボコボコになりました。かゆくて眠れない日々でした。

MC:他のみなさんも大変だったんですか?

堤さん:
それが(虫に刺されたのは)綾瀬さんだけだったんです。本人は「蚊に刺されただけだ」って言ってぼりぼり血まみれになるまで掻いていました(笑)。

田口さん:
僕は一昨年、刺されたんです。痕が残ったので「あんまり掻くと痕になるよ」って言ったら、ジッと掻くのをやめて、でもまた掻いて...って感じでした。

綾瀬さん:
やっと今、(痕が)薄くなってきました。寝ているときとかに結構、無意識に掻いていたみたいで、すごくかゆかったです。人生で一番かゆかったです。

MC:堤さんはいかがですか?

堤さん:
田口さんと岳くんと僕が、同じ新幹線に乗って岡山のロケに行ったんです。同じ新幹線だけれど、僕は車両が違って、二人は酒盛りをしていました。僕も参加しようと思ったんだけれど、眠くて寝ていたんです。で、岡山に着いて降りたら、二人がいつまで経っても出てこないんです。「まさか」と思って走って彼らの車両のところに行ったら、ゲラゲラ笑いながら酒盛りをしていました。新幹線の窓をガンガンたたいて、そうしたら二人はふっと気づいて、田口さんはすぐ降りたんだけれど、岳くんはそのまま広島まで行きました(笑)。

濱田さん:
本当です。

田口さん:
二人並んで座っていて、ギャハハって笑っていたら向こうからドンドンと堤さんが(窓を)たたいてくれたんです。二人とも同じスピードで振り向いて「あー!」ってなって、僕はすごいスピードで新幹線の扉まで行って降りられたんですが、岳くんが間に合わなかったんです...。

堤さん:
岳くんは一人で残って...。

濱田さん:
あの時は参りました。見たら、堤さんがドンドンドンとたたいていて、堤さんが出演されていたCMだと思いました(笑)。トントントントンって。「これは堤さんのCMだ!」と思っていたら降りるのが遅れて、(背が)低いから荷物を取るのが大変で、間に合いませんでした。(新幹線が動き出して)漫画みたいに景色が流れていきました。

堤さん:
「さようなら」って手を振っていました。ホームで腹抱えて笑っていました。

濱田さん:
まあまあ...。ちゃんと座席のゴミは片づけて、その先は指定席ではないので(新幹線の)連結部分に立っていました。

MC:濱田さんはそれ以上のエピソードありますか?

濱田さん:
もうないかな...。辛かったですね、あれは。「本能寺ホテル」でのエピソードは、その話に尽きます。他に何かありますか?

田口さん:
何かと飲んでいました。

濱田さん:
夏の暑さの中での行軍(部隊で移動すること)、甲冑を着て歩くのは大変でした。僕は総髪だったけれど、田口さんは羽二重でした。体型もあるのか、すごく汗をかいて大変そうでした。

田口さん:
メイクさんに「もういい加減にして」って言われながら撮影していました(笑)。

堤さん:
今も汗をかいているし(笑)!

田口さん:
僕の体内は、今寒波が来ていると思えないくらい熱いです。

MC:平山さんはいかがですか?

平山さん:
僕は、暑かったので綾瀬さんとかき氷を食べたり、近藤さんに食事に連れて行ってもらったり、京都の夏を堪能しました。

近藤さん:
かすかに記憶に残っています。平山さんさ、寿司屋とかに行って食べ終わったらスッとどこかに消えたけれど、あれは何だったんですか(笑)?

平山さん:
素敵なところが多いので、バーとかに飲みに行っていました(笑)。

髙嶋さん:
彼は夜中、パトロールをするんですよ。

平山さん:
パトロールを兼ねて飲みに行っていました。

MC:田口さんは?

田口さん:
僕も、みなさんとよく飲んでいました。セリフが上手く言えないことがあったので、そのたびに監督に怒られていました。映画の中で、「宣教師とて、なかなか食べられぬのだぞ」っていう、テストで一度も成功しなかったセリフがあって、本番でギリギリで言えたと思ったんだけれど、完成した映画を観たら、そこだけ飛んでいました。「本番でも噛んでいる」って思いました(笑)。

近藤さん:
もう一回やってみる?

田口さん:
「宣教師とて、なかなか食べられるるるる...(苦笑)」。みなさん言えますか?

堤さん:
冗談みたいに言っていますけれど、「CTスキャン撮らなきゃならんか...?」ってずっと悩んでいました。

田口さん:
半年以上経ちますけれど、ずっと引きずっています。

濱田さん:
「面を上げられよ!」を「面を上げられろー!」って言ったりしていて、簡単なセリフも噛んでいました。みんな「え?」って反応していました(笑)。

MC:髙嶋さんはいかがでしたか?

髙嶋さん:
撮影が終わって(作品が)出来上がって、これから宣伝だってときに、僕だけ「明智光秀の鎧兜で京都の街を濱田岳とロケをする」っていう番組の収録があったんです。そこで濱田岳が、前の晩に飲み過ぎて二時間くらい遅刻してくるということがありました(笑)。しかもこっちは、前の日に別のドラマの撮影があって、始発で来ているのにこの仕打ちですよ。

濱田さん:
(皆さんを)ちょっとお待たせしてしまいましたが「二時間」ってのは、嘘をついています!

MC:私もご一緒させていただきましたが、一時間くらいでしたか...?

濱田さん:
一時間もないですよ!

MC:私も始発で行って、髙嶋さんと同じタイミングで入りました。(髙嶋さんが)メイクをして、甲冑を着られて「よし!」ってところで、「何だろう? この待ち時間は...。」と思っていたら、「濱田さんがまだご到着されていません」と言われました。昨日から京都に入っているのに「ん?」と思いました。

髙嶋さん:
現れたら金髪で、「何を考えているんだ? この野郎!」って思った(笑)。

濱田さん:
なるほど。これ「本能寺炎上」と掛けて、こういう展開に? 粋な演出ありがとうございます!

MC:近藤さんはいかがでしたか? 綾瀬さんにメロメロだったそうですが...。

近藤さん:
よくご存じで(笑)。この人(綾瀬さん)、変なんですわ。初めてお会いして、初日の撮影が終わってホテルに戻ろうかってときに、ビニール袋に入ったみたらし団子を持ってきて「これ召し上がってください」ってくれたんです。「うわ、ええコやな...。」って思ったら、「これ、カチカチになっているので、(電子レンジで)チンしたら食べられます」って言われて...。「ホテルにチン(電子レンジ)あるか...? でもこういう人からいただいたものは大事にせな」と思って、ホテルに持って帰って、マネージャーと「一つずつは食べなあかんやろ」って食べたら「固っ! カチカチ!」って思いました。よくあんなものを...知らずにじゃなく固いって知っていて「いいものあげるわ」みたいに渡してきたなと思いました(笑)。あ、フォローします! 撮影が終わったときに、(綾瀬さんが)できたてホヤホヤのみたらし団子を持って来てくれて、それはできたてほやほやで甘くて柔らかかったです。「これこそみたらし団子だろう」っていうのをいただきました。美味しかったです。ありがとうございました。

綾瀬さん:
私も食べたら、すごく固くて「こんなみたらし団子があるのか? そういうものなのかな?」って思ったんです。有名なお店のものだったので「この店のみたらしはこの固さなのか...。たぶん、こういうものだったのかな?」って思いました(笑)。

近藤さん:
どの店でもそんなんないって(苦笑)!! 午前中に食べなあかんのが夜中になってしまってね...。

綾瀬さん:
でもお昼くらいに食べても固かったんです。失礼しました(笑)。

近藤さん:
ありがとうございました。そういう面白い素敵な人だなって、思うでしょ? 好きです(笑)。

綾瀬さん:
近藤さんからはいろいろ教えていただいたり、ごはんを御馳走していただいたりすごくサラッと...(笑)。

近藤さん:
サラッと何なんだよ!

綾瀬さん:
男らしさと潔さと...たまに刺さるようなツッコミと...(笑)。

堤さん:
もうええわ!

MC:風間さんはいかがでしたか?

風間さん:
今も、みなさんの話を聞いて孤独になっていました。僕はほとんど綾瀬さんと二人のセットだったので、これと言ってエピソードはないんですが、マッサージ師役で八嶋智人が来たんです。あいつは仲いいけれど、あいつの芝居はよくわからない所があるんです。あいつなりのプランがあるんですけれど、「なんでああやっているのか?」っていつまでたっても意味がわからないんです。監督に言ったら「あれをなくすと八嶋じゃなくなるから」って言っていました。それくらいですかね。

MC:鈴木監督はいかがでしたか?

鈴木監督:
撮影中のエピソードはほぼ言われてしまいましたが...。今回、「炎上」とかいろいろ言われたけれど、セリフにもいいものがあって、歴代トップは「敵は本能寺にあり!」だと思います。

髙嶋さん:
ありがとうございます!

鈴木監督:
この流れで田口さんの(セリフを)噛んじゃった話をしようと思ったけれど、言われてしまいました(笑)。八嶋の芝居は、ブルース・リーの要素も入っているらしいです。八嶋はあれでいいんじゃないですかね...?

MC:信長の決断じゃ運命を受け入れる時代のリーダーという感じですが、みなさんにとって理想のリーダーとは?

綾瀬さん:
潔くて人のせいにしない人です。

堤さん:
リーダーになりたがる人は嫌だな。なりたがらなさ過ぎてもダメだけれど、なりたがる人はめんどうくさい(笑)。

濱田さん:
お館様のような背中で語る人はカッコいいですね。

平山さん:
決断が早い人は頼もしいですね。

田口さん:
お館様みたいな、スタイルを崩さず覚悟を決めている人ですね。

髙嶋さん:
リーダーって、自分からなるものではなく、周りから選ばれるものだと思います。そういうのがリーダーじゃないかと思います。

近藤さん:
リーダーと言えば、やはり監督ですね。監督こそリーダーだと思います。

風間さん:
僕もそう思います。映画・演劇の世界しか知らないけれど、監督・演出家ってリーダーシップが求められる。言ってみれば、祭でいうお神輿だと思います。担ぎ上げる人たちがいて、担ぎ上げられる人。お神輿みたいな人ですね。

鈴木監督:
いいリーダーってその時はわからないんじゃないですかね? 未来、将来になってわかる。誰かに「いいヤツだ」と思われたい人じゃ難しいと思います。嫌われても引っ張っていき、のちの時代に認められる人。信長もそうだと思います。

MC:もしみなさんが、戦国時代に群雄割拠する武将なら、この中で誰が天下統一すると思いますか? 一斉に指をさしてください!

■綾瀬さんが圧倒的多数を集める!

MC:堤さんは?

堤さん:
監督だと思います!

MC:というか、綾瀬さんは誰も指していないですね(笑)。自分ということですか?

綾瀬さん:
いやいや!

髙嶋さん:
そういうボンヤリしているところがリーダーなんですね(笑)。

綾瀬さん:
私でいいんですか?

堤さん:
俺は嫌だ! こんなスットコドッコイたまらんわ(苦笑)! やはり監督だと思います。

鈴木監督:
リーダーは綾瀬はるかくらい、フラフラしている方がいいのかなって思います。変わらぬカリスマ性を持っている。

近藤さん:
同感です。主役だからというお世辞じゃなく本気でそう思います!

鈴木監督:
堤真一に誰も入れていないけれどいいんですか(笑)?

髙嶋さん:
俺は堤さん!

堤さん:
一人くらいはいるのよ(笑)!

MC:ではここで、映画公開を記念して、全員で鏡開きを行ないます!

 

■登壇陣が木槌を持って鏡開き!

MC:最後に堤さんと綾瀬さんのお二人から、観客のみなさんにメッセージをお願いいたします。

堤さん:
みなさん、映画はいかがだったでしょうか? 現代パートは全く知らなかったんですが、楽しくて素敵なシーンばかりで、僕も観て感動しました。ぜひもっとたくさんの方に観ていただきたいと思っています。二度、三度と観て楽しめる作品だと思うので、Twitterなどで宣伝をお願いいたします。ありがとうございました。

綾瀬さん:
観終わって、繭子や信長さんのように、一歩踏み出そうと思える前向きな映画になっていると思っています。新年早々にぴったりということで、ぜひたくさんの方に観ていただきたいです。今日は本当にありがとうございました。

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