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岡田准一×吉岡秀隆×山崎貴が "未来の海賊たち"へ熱いエール!!

2016年12月01日

「海賊とよばれた男」"未来の海賊"応援試写会

<左から、阿部秀司エグゼクティブプロデューサー、吉岡秀隆さん、山崎貴監督>

2012年に発表され、現在までに上下巻累計発行部数420万部を突破している「海賊とよばれた男」(百田尚樹著/講談社文庫)の実写映画化が決定し、12月1日、東京・スペースFS 汐留にて"未来の海賊"応援試写会が行われました。主人公・国岡鐡造が、明治・大正・昭和の激動の時代を舞台に、名もなき一青年から身を起こし、やがて戦後の日本に大きな勇気と希望を与える大事業を成し遂げていく姿を描いた本作。老若男女問わず幅広い層から人気を集めるベストセラーとなり、2013年には本屋大賞を受賞しました。本作のメガホンをとったのは、「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0」で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した山崎貴監督。これまで以上にクオリティの高い仕上がりに、多くの注目が集まっています。
イベントでは、起業家の卵たち130人が法被姿で会場に集結! "海賊"を演じた岡田准一さんをはじめ、"海賊の右腕"を演じた吉岡秀隆さん、山崎貴監督と本作のエグゼクティブプロデューサーを務めた阿部秀司さんらが登壇し、海賊らしい生き方について語り、更には「岡田は本当に海賊なのか?」を問う"海賊度診断"なるものを行いました。三人のうち、もっとも起業家に向いていたのは誰か!? その結果に会場は大きな盛り上がりをみせました。そんなイベントの様子をレポートします。


岡田准一さん(国岡鐡造役)
「海賊とよばれた男」は、「戦後という日本にこんな起業家がいて、こんな日本という国があったんだ」ということを、理解してもらえる映画になっていると思います。起業家の皆さんの前で、こうしてお話できるということを、とてもうれしく思っています。今日はよろしくお願いします。
吉岡秀隆さん(東雲忠司役)

皆さん法被が似合っていますね。(法被を着て)国岡商店の店員になったということで、今日はこれを観終わったら皆さん宣伝してください(笑)。12月10日から上映が始まるので、その時にも他の方に宣伝してください。
山崎貴監督

今日、起業家を目指しているという方に集まってもらっていますが、意外と女性が多くて、女子が元気な国はきっと元気になっていくと思います。この人たちが起業家になっていくんだなと思うとすごく楽しみです。
阿部秀司エグゼクティブプロデューサー

未来の起業家の方々に、映画を観てもらうことが楽しみです。今日は銀座でも練り歩いてもらって、法被を着たまま帰ってください(笑)。よろしくお願いします。

MC:海賊とは一体、何なのかをお話していきたいと思います。まずは、「海賊とは自分にしかない武器を持って戦う男」ということで、実際に演じた岡田さん。国岡鐡造という人物を、どのように思われますか?

岡田さん:
人間力がすごくある方で、戦後の日本という大変な時代の中、諦めなかったというところがすごいと思います。大変な時に諦めずに次の一手を打てる、遠い視野を持ちながら次に一手を打てる方なんだと思いました。

MC:岡田さん自身の武器というのは何ですか?

岡田さん:
武器、なんですかね・・・。

山崎監督:
目力! 目力がすごいんです。強すぎて違う意味の力が出ちゃうくらいで、むしろ本人が目力に悩んでいました。

MC:無意識に出てしまうものなのですか?

岡田さん:
そうなんです。思いが出てしまって、違う意味に取れてしまう。それは自分でもウィークポイント、良くないなと思いながらも、武器だと言って頂けたりもするんです。

吉岡さん:
武器だと思います。美しいですよ。うっとりしますもん。

MC:吉岡さんはいかがですか?

吉岡さん:
それはもう、一緒にお芝居させてもらって、最後は目力に負ける。東雲は目力に負けたということでございます(笑)。

MC:それでは山崎監督のご自身の武器は?

山崎監督:
僕は、VFXが使えるということが武器だという風に言って頂きますが、メンタルな部分でいうと、つまらないなと思ったものから面白みを見つける力はあるかなと思います。面白がり力というか、自分の中だけですけれど「これはなかなかちょっとな」と思っているところからの逆転、面白みを見つけることができていると思います。それはこういう仕事をしている時には役に立つみたいです。

MC:いろんな角度から見ているということでしょうか?

山崎監督:
与えられた課題に対して、最初その中の面白みが隠れて見えていないときは「つまらないな」と思ったりもするんです。でも、やっているうちにその課題自体を好きになっていって、がんばってそれをなんとかしようとする時には、逆にそういう時の方がいいエネルギーが出ます。

阿部さん:
「ALWAYS 三丁目の夕日」の時なんかそうだよね。

山崎監督:
「三丁目」はね、阿部さんから「これやってください」ってきたんですけれど、嫌で嫌でしょうがなかったんです(笑)。だんだんと面白みを見つけていくうちに、面白くなってきて、やり遂げることができました。

岡田さん:
「海賊とよばれた男」はどうですか?

山崎監督:
最初は、「石油の話なのですごく難しいな」って思ったんですけれど、岡田君が(主役を)やってくれるって言うし、「こりゃなんか勝てるんじゃないかな」って思ってだんだん面白くなってきました。

MC:「海賊とはどんな逆境にあっても諦めない男」ということで、これまで逆境にあっても諦めなかったというエピソードはありますか?

岡田さん:
今回、「海賊とよばれた男」の中で、20代から90代までを演じているんですが、鐡造が60代の時代がストーリーのメインになるので、「自分にこのオファーが来るとは」と不思議だったんです。まず、このような大作を引き受けるということもそうですし、自分がまだ経験していない年代の役柄という時に、どうしたらこの役を演じられるのかというのは、僕には最初見えていなかったんです。でも監督に「一緒にやろう。大丈夫だ。」と言って頂いたので、その言葉を信じて「やります」とお返事しました。最初はやはり迷子の状態から始まり、自分の中を探ってみたり、人との関係性の中から生まれてくるかなと思い、いろんな役者さんと話してみたりしました。撮影中に「大丈夫かな。できているかな。」と思った時には、吉岡さんが「60代に見えますね」とさらっと言って下さって、救われました。

吉岡さん:
初めて現場で会ったのは岡田さんが50代の役を演じているシーンの時でした。岡田さんに会ったというよりは、その時にはすでに鐡造になっていたので、その出会いは僕にとって貴重です。その瞬間に東雲が何となく見えた感じがしました。

MC:吉岡さんの逆境にあって、諦めなかったエピソードというのは?

吉岡さん:
多くは逆境になる前に対処出来ていたような気がします。でも「ALWAYS 三丁目の夕日」の撮影をしていた時に震災に遭い、それはまさに逆境でした。

山崎監督:
映画は、喜劇、コメディの部分があるので、「こういうものを作っていて良いのだろうか」という気持ちと、映画人としては、「ぶれずにここでやるしかないんだろうな」という気持ちがありました。

MC:「海賊とは人の絆を何よりも大切にする男」ということで、絆という言葉に関して、これまで印象に残っていることありますか?

岡田さん:
毎回の作品で感じますが、人と人とが仕事をしていて、そこに人と人との関係性があって、現場が作られていると思うんです。僕は主演という立場を頂いた時には特に、周りがやりやすい環境を作るという考え方を大先輩の方々から学んできました。

MC:「永遠の0」でもご一緒されていましたが、監督との絆はいかがでしょうか?

岡田さん:
「永遠の0」の時は、役柄が孤高のパイロット・宮部久蔵という役で、「あいつは何を考えているんだ」と周りから思われている役柄だったので、あまり現場でもお話はしませんでした。

山崎監督:
まさに「孤高の人」だったね。「この人は意外と人見知りだな」という印象でした。

岡田さん:
孤高でいた方が、役柄にも合うし、現場のスタッフもそういう風に見て撮って頂けるかなと思っていたので。今回は国岡鐡造という社長の役で、60代の時代も登場するので、現場で60代のメイクをしている時は60代の感じで居ました。

阿部さん:
「阿部、(来るのが)遅いじゃないか」ってよく言われました(笑)。

岡田さん:
阿部さんに対しても、60代のメイクをしている時は「何時に来とるんや」っていじったりしていました(笑)。「よーいスタート」と言われて60代の役を急にやるより、現場で常にそういう空気を作っていた方が、スタッフの皆さんもやりやすいかなと思ったので、そういう空気の作り方は先輩に学んできました。

MC:阿部さんの絆を感じるエピソードはいかがでしょうか。

阿部さん:
起業を目指す皆さんは若い人たちが多いと思うんですけれど、僕が起業したのは36歳の時でした。皆さんよりだいぶ歳をとった時に「ROBOT」という会社を起こしたんです。それから映画を作ったのが1993年位で、そこから「ROBOT」の映画を作り始めたんですけれど、実はこの時、日本人が一番映画を観る人が少ない時代で、みんなに「映画やめたほうが良いんじゃないか」って言われたんです。それこそ逆境だった。「そんなことはない」って思ったし、それこそ社員の絆、監督との絆、山崎君との出会いと絆のおかげで、今回の映画まで来ることができたと思います。

MC:では、今日来ている皆さんから質問を受け付けます。

観客:
岡田さんと吉岡さんに質問なんですが、もしも二人が俳優ではなく起業家の道を歩んだとしたら、どのような会社を立てていましたか?

吉岡さん:
役者を別に目指していたわけでもなく、気づいたら役者になっていて、「なんでここにいるのかな」って未だに思ったりもするんです。でも、「じゃあ役者じゃなかったら何をやっていたんだろう」と考えた時に、何も考えられないんですよ。僕は、みんなに助けられてここまで来たので、まったく想像できないです。

岡田さん:
もともと学校の先生になりたかったんです。長く働いていて思うのは、こういう芸能界じゃなくても、人と仕事をしていて、その先が誰かに繋がっているとか、何かの役に立っているとか、そういうことを感じられたりするのは、喜びの一つだと思うんですよ。そういう思いで「起業してやろう」って思えることは素敵なことだなと思います。

吉岡さん:
羨ましいですよね。

岡田さん:
羨ましいです。「自分で何かを作るんだ」とか、「仲間を集めて新しい商売やるんだ」「商売に参入するんだ」と、戦えるって素敵ですよね。

吉岡さん:
そういう質問ができるのって、いいなあって思います。そういう人にあこがれます。彼が未来の起業家なんだって思いますね。

【岡田准一は本当に海賊なのか!? 海賊度診断】

MC:起業家として名を馳せた国岡鐡造のように、皆さんの起業力、すなわち"海賊度"を図るべく、これから診断にチャレンジしていただきます。計5問問題を出題いたします。選択肢はすべて2択。
岡田さん、吉岡さん、山崎監督はお手元のⒶⒷと書かれた番号札を挙げてください。
各問題ごとに得点があり、5問の合計得点数の一番高い方が、最も起業力、すなわち海賊力を持っている方ということになります。


Q.後輩からの相談を受けました。その時あなたは?

A.相手が元気になるまでじっくり話を聞く
B.問題点を理解して、すぐにできることをアドバイスする


■岡田さん:A、吉岡さん:B、山崎監督:Bを選択。

Q2.高校生活の最後の大会。あなたは?

A.出られない3年生がいても勝てるメンバーで戦いたい
B.勝てなくても、3年生全員で戦いたい


■岡田さん:B、吉岡さん:A、山崎監督:Bを選択。

Q3.新しい電化製品を買いました。あなたは?

A.まず説明書に目を通す
B.バッとスイッチを入れて使いだす


■岡田さん:B、吉岡さん:B、山崎監督:Bを選択。

Q4.集中すると、話しかけられても返事をしない時がある。

A.ある
B.ない


■岡田さん:B、吉岡さん:A、山崎監督:Aを選択。

Q5.一度裏切られた相手にその後頼ってこられたら?

A.放っておけない
B.もちろん無視


■岡田さん:A、吉岡さん:B、山崎監督:Aを選択。

【海賊度診断結果】

岡田さん:合計点数40点・・・海賊度40% 中間管理職
吉岡さん:合計点数75点・・・海賊度70% 組織のナンバー2
山崎監督:合計点数80点・・・海賊度100% カリスマ起業家

山崎監督:
起業家監督としてやっていきたいと思います。

MC:吉岡さんは役通りですね。素晴らしい。

吉岡さん:
ありがとうございます。

岡田さん:
主役をやったけれど、中間管理職...。

山崎監督:
ミスキャスト(笑)?

阿部さん:
店主(岡田さん)、心が優しいなって思いながら見ていました。山崎監督はやっぱりその通りだなって。起業家に向いているなと思います。吉岡さんは役通りですね。良い結果が出ましたね。

MC:岡田さんよりご挨拶をお願いします。

岡田さん:
皆さん、今日はありがとうございます。戦後という時代の日本に、大きな視野を持ちながら、人間を愛して、人を大切にした起業家、というリーダーを皆さんに今日これから観ていただきます。皆さんもリーダーを目指していくと思いますけれど、「こういう人がいたんだ」、「こういう人がリーダーをしていたんだ、こういう人の下で働きたいな」と思える映画になっておりますので、ぜひこの映画を観て起業の熱意を大きくしていただけたら嬉しいなと思います。皆さんに観てもらえるのは本当にうれしいです。今日はありがとうございました。

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