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主演・中井貴一! 世界で受け入れられた話題の映画がついに公開!!
前代未聞の"ツイてない"舞台挨拶!?

2016年10月08日

「グッドモーニングショー」初日舞台挨拶

<左から、時任三郎さん、志田未来さん、中井貴一さん、
長澤まさみさん、濱田岳さん、君塚良一監督>

「踊る大捜査線」シリーズの脚本家・君塚良一がオリジナル脚本を執筆し、自らメガホンを握って、テレビ業界の裏側へと切り込んだ「グッドモーニングショー」が10月8日(土)についに公開! 東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われた舞台挨拶に、君塚良一監督、主演の中井貴一さんをはじめ、長澤まさみさん、志田未来さん、濱田岳さん、時任三郎さんが登壇しました。映画にちなんで最もツイていない人には罰ゲームが...? 白熱の舞台挨拶の模様をレポートいたします。


中井貴一さん(澄田真吾役)

本日はお越しくださいまして誠にありがとうございます。いろいろ宣伝活動もしてきまして、一旦、今日で「グッドモーニングショー」とは我々はお別れです。本当に映画というのは、観ていただいて初めて完成すると思います。特にこういうエンターテインメント作品は、お客さんに観ていただいて、そこで映画が完結を迎えられるのだと思いますので、これだけ多くのお客様に入っていただき嬉しく思っています。今日ご覧になって面白いと思った方は最低5人に伝えてください。その5人が10人になり...増えていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
長澤まさみさん(小川圭子役)

私が演じたアナウンサーの女性はちょっと風変わりというかちょっとブッ飛んだ人です。作品の中では和をかき乱すお笑い担当ですね。今日から3連休が始まりますので、たくさんの方に観ていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
志田未来さん(三木沙也役)

この作品はコメディですけれどメッセージ性が強い作品になっていると思います。テレビの裏側が皆さんに伝わっていればいいなと思います。
私が演じたのは新人アナウンサーなので、原稿読みをものすごく家で練習して、撮影に挑みました。そのアナウンサー感が伝わっていればいいなと思います。今日は短い時間ですがよろしくお願いいたします。
濱田岳さん(西谷颯太役)

最初君塚監督の作品と聞いて楽しい作品だとワクワクしていたんです。でも、衣装合わせに行ったら別室に通されて、監督が真面目に「この役はこういうふうで...」とすごく熱心に説明してくださって、「おや、間違えたな...」と思いました。重い役をやらされるんだなと。最近は、重たいボブヘアーでまさかり担いではしゃいでるばかりだったので、僕にできるかと思ったんですが、こうなったらやるしかないと、思い切り立てこもらせてもらいました! 貴重な経験で楽しかったです。
時任三郎さん(石山聡役)

雨の中初日に観ていただいて本当にありがとうございます。今日はよろしくお願いします。
君塚良一監督

皆さん、楽しんでいただけましたでしょうか? 今回は映画の原点にかえりまして、ハラハラドキドキして笑えるという、エンターテインメントに徹しました。皆さんに楽しんで喜んでいただければ幸せです。本当にありがとうございました。

MC:中井さん、長澤さん、志田さんはアナウンサー役ですが、先日「めざましテレビ」に参加したときも、すっかりなじんだ感じでオープニングをやってもらいました。苦労や意識した部分などはありましたか?

中井さん:
クランクイン前に「めざましテレビ」にお邪魔して、いろいろ、アナウンサーの方の気持ちなど聞かせていただきました。本当に僕らの映画のセットが「めざましテレビ」のセットと同じように作られていて、背景だけが「ZIP!」なんですよね。そこは監督の気づかいだと思います。そういうこともあって「めざましテレビ」さんに行くと、映画のセットにいるようで、リラックスして臨みました。アナウンサーを演じていると、質問するとき相手の話を聞いて、次の質問を考えるんですけれど、その段階で相手の話を聞いていないって気づくんですよ。本当のアナウンサーの方は、どうやって質問を考えているんだろうと思いましたし、難しいな、自分には到底できないと思いました。(MCの)お二人を尊敬しています!

長澤さん:
撮影前に監督から「アナウンサーは華やかですが、笑顔の裏に多大な苦労がある」と聞かされ、「その中でも頑張って、前に進む勇気、女性の武器を使いつつ、でも勝負しようとする姿をきちんと演じてほしい」と伝えられました。同じTVの世界でも、女優とは全然違う畑、職業だと感じましたし、それを楽しく面白く演じました。自分がもしアナウンサーになる、と考えたら、毎日の生放送の緊張感に耐えられないなと...。私、話が下手なので、どこで終わればいいかわからなくて、時間を食っちゃって「あいつ、使えねー」ってダメになる気がします。

志田さん:
私は撮影前に、実際、アナウンサーの方を指導されている先生に教えていただいたんですが、発声の仕方、強弱のつけ方など、セリフを読むのと全く違って難しいなと感じました。アナウンサーになっても、生放送のプレッシャーに耐えられないし、カメラ目線で笑顔で話せないと思います。女優は、カメラを見て話す仕事じゃないので、アナウンサーになると目線をそらしてしまい「あいつ、使えないな」とクビになると思います!

MC:濱田さんはずっと立てこもり現場にいましたね。中井さんを怒鳴りつけるようなシーンもありましたね。

濱田さん:
あのシーン、5日間くらい同じ場所に通って撮りました。中井さん、松重さんを若手が5日間独り占めできるってなかなかない機会だなと思い、胸を借りて思い切りやろうと思いました。そうしたら、ついついアドリブで「うっせー、バカ」とか言ってしまいました...。監督が「何を言ってもいい」って言うから...。

中井さん:
本音ですよ。ああいうとき、役者って本音が出るんですよ。松重さんとも「本音だな」と話していました。

MC:時任さんは中井さんとは久々の共演でしたね。

時任さん:
本当に久しぶりで嬉しかったです。僕はプロデューサー役で、モニターを見ながら話すことが多かったんですよ。でも、モニターに映っているはずの澄田や犯人が映っていない、グリーンの画面を見ながらの芝居が多くて難しかったですね。どうしても体勢がワンパターンになりがちで、途中で監督から「腕組み多いかも」とアドバイスもらったりしました。スタジオでの撮影が先で現場での撮影が後だったので、そうなりました。

MC:共演は「ふぞろいの林檎たち」以来ですよね?

中井さん:
18年ぶりくらいですね。あんまり変わらないですね、あの頃にフッと戻るというか。親友ってしばらく会わなくても会ったら落ち着く感じがあるじゃないですか? 時任さんは"戦友"という感じで、昔話に花が咲きました。

時任さん:
昨日会っていたかのような感じで、そんなにブランクを感じなかったですね。

MC:監督にとって久々のコメディですが、このキャスト陣が演じられたのをご覧になっていかがでしたか?

君塚監督:
僕は現場で見ていたんですが、本当に優れた俳優さんに集まっていただいたんで、それぞれの方の感性でやってもらいました。笑いに関しても。僕があれこれ言うことはなかったです。俳優さんに動いていただくわけですけれど、脚本を手にしている俳優さんがいましたら「脚本を信じないでください」って言いましたね。書いたのは僕ですけれど、それを捨ててでも魅力を出してもらいました。

MC:それで濱田さんが「うるせー、バカ」と言ったわけですね。

濱田さん:
なんでぶり返すんですか! いい話で終わればいいじゃないですか。

MC:この映画はツイてない男・澄田の話ということで、皆さんにツイてないエピソードをお聞きしたいと思います。中井さんは何かありますか?

中井さん:
この映画でモントリオール世界映画祭に行ったんです。弾丸ツアーでしたが、最後の日、打ち上げがあったんですよ。映画祭の後なので、ご飯を食べ始めたのが夜の11時くらいで、終わったのは深夜の2時くらいになったんですが、帰国が朝だったんで、ホテルに帰って、出発は朝6時ロビー集合で、シャワー浴びたりしたら3時くらいになっちゃって、「これは起きられないかも...」と思いマネージャーに「5時にモーニングコ-ルしてくれない?」と言ったら「私、全然寝ないんでOKです」と。「悪いかな?」「全然寝ないんで大丈夫です」と言われて、これは2時間寝られる。もう一度、寝る前に「頼むな」と言ったら「私、仕事やっているんで大丈夫です」と。それで寝たんです。ウトウトしたら、すぐに電話が鳴って「2時間経つの早いな」と思いつつ出たら「おはようございます! 大丈夫ですか」。起きてシャワー浴びて、全部準備してあとはトランク持って出るくらいだなと思って時計見たら4時半なんですよ。え? 寝たの3時で、ここを6時に出るはずなのに、マネージャーは間違えて4時に電話しているんですよ。5時と思っていたのにやる気満々で4時に...。すごくツイてないなって。僕の1時間半どうしてくれるんだ! って(苦笑)。

長澤さん:
これはツイてない話ってなるかわからないですが、なかなか取れないご飯屋のランチの予約が取れて、じゃあ誰と行けるかなっていろんな友達に声をかけていく中で、「あ、浅田美代子さんと行こう」と。昔からお母さん役を演じていただいたりして仲良くさせてもらっていて、連絡したら「いいよ」って言ってくれて、一緒に行ったんです。で、食べに行ったら、ちょっとずつ品が出てくるお店だったんですけれど、浅田さんにずっと横から話しかけられて、ご飯の味が全然わからなかったんです。せっかくなかなか行けないお店なのに、浅田さんのせいで味がわからない!

中井さん:
ツイてないってより浅田さんが悪いって話ね(笑)!

長澤さん:
かわいらしい方なんですけれど...楽しいランチになりました。でも味は全然覚えていないです(笑)。

志田さん:
友達とドライブに行って、駐車場に車を止めて帰ろうとしたら駐車券がなくて、あちこち探してもなくて、結局、謝って高いお金払って車を出してもらいました。そして、次は鍵をなくしてしまいました。結局、それはみんなで探して見つかったけれど、車運がないんですよね。車で出かけるものじゃないなって。なくしたのは友達がなんですけれど...。

濱田さん:
ツイてない...。お酒を飲むのが好きなので、ミスはいろいろありますね。こないだはお箸を落として拾ったらそこで机に頭をぶつけて、その拍子に背の高いグラスが倒れて、背中に冷たいのがかかって、条件反射的にひゃって(おしっこが)出ちゃいました...(笑)。それはツイてないなって。「冷たっ!」ってなって出ちゃいました...。

時任さん:
最近はないんですよね。昔は結構、ツイてなくて、飛行機でサンフランシスコに向かっている途中でエンジンが火を吹いて成田に戻ったり、パラグライダーから落っこちたり...。ガチな話はあるんですけれど、最近はないですね。

君塚監督:
今日は楽しいエンターテインメントの映画の舞台挨拶なので、僕は明るいジャケットを着てきたんですけれど、思いのほかみなさんシックで...。さっきも「ポスターから出てきたみたいですね」と言われて...。僕がポスターから出てきてどうするんだ! 浮いてしまってツイてないですね...。

MC:ではここから、最もツイてない人を決定したいと思います! みなさんにくじを引いていただき、ハズれを引いた方には、劇中で澄田が着る"防爆スーツ"を着用して、フォトセッションに臨んでいただきます。各マネージャーさんの許可はいただいておりますのでご安心ください!

君塚監督:
あれ重いですよ! 50キロありますからね。

■全員がくじを引く。中井さんが「ハズレ」

 

MC:では中井さん、早速ですが、お着替えの方をお願いします。

■中井さん、準備に。

君塚監督:
あのスーツは爆弾から身を守るためのものですから鉄板が入っていて、50キロありました。真夏の撮影で中井さん大変でしたね。汗びっしょりでしたね。

MC:中井さんは普段からツイてない方なんですか?

君塚監督:
そうでもないですよ。現場には集中して入ってきて、雑談とかふざけたりしない方ですからね。普段はどうか知らないけれど...。

時任さん:
どちらかというとツイてる、(運を)持ってるやつですよ。今日も引いて「やったー!」って思っているかもしれないですよ。

MC:志田さんには「めざましテレビ」でレポートもやっていただきましたね。

志田さん:
難しいですね。ものを紹介しながら、中井さん、長澤さんに話をふるって、すごくテクニックのいる仕事だなって思いました。

MC:食レポもしていただきました!

長澤さん:
面白かったですよね。軽部さん(軽部真一アナウンサー)にアドバイスいただいて食レポを...。「食べるとき、自分が食べ物に寄っていかないといけない」と教えられて、寄っていったけれど、ちょっとスベりましたね...。

MC:長澤さんの指導は山﨑(夕貴)アナウンサーがしたんですよね?

長澤さん:
はい。原稿読みもそうなんですけれど、どういう生活をしているのか、アナウンサーさんの実態を教えていただきました。

君塚監督:
私がお願いしたんですが、普段の生活について教えていただきました。

■中井さんの準備完了! 防爆スーツで登場!

 

MC:前には「祝大ヒット」後ろには「日本一ツイてない」と!

中井さん:
二度と着まいと思ったんですが...この暑さと重さと...。この世界に入って36年。55歳で一生懸命やってきましたが、舞台挨拶でこの格好をさせられるとは...アタマきた!

MC:最後に中井さんからメッセージをお願いいたします。

中井さん:
いま、暑さでメガネが曇って皆さんがよく見えませんが、本当に今日はありがとうございます。今日、これからがスタートです。こんなに多くの皆さまに観ていただけるのは僕らの幸せですし、映画界にとっても多くの方に来ていただけるということが何よりです。僕らの映画もそうですが、他の映画も愛していただきこれからも日本の映画を盛り上げていただきたいと思います。本日はありがとうございました。

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