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主演なのに...中井貴一が完成披露試写会を欠席??
バラエティ豊かな豪華俳優陣が集結する中、前代未聞の舞台挨拶が始まる!!

2016年08月29日

「グッドモーニングショー」完成披露試写会

<左から、君塚良一監督、時任三郎さん、長澤まさみさん、
澄田真吾キャスター(中井貴一さん)、志田未来さん、濱田岳さん、吉田羊さん>

「踊る大捜査線」シリーズの脚本で知られる君塚良一監督の最新作「グッドモーニングショー」の完成披露試写会が8月29日に都内で開催されました! 長澤まさみさん、志田未来さん、濱田岳さん、吉田羊さん、時任三郎さん、君塚良一監督が出席する中、主演の中井貴一さんが「別の仕事のために」まさかの欠席? 代わりに(?)、映画にも登場する澄田真吾キャスターが司会に...? 共演陣も監督も、その設定と澄田(中井さん)の鋭い切込みに困惑? 大盛り上がりの、前代未聞の完成披露舞台挨拶をレポートいたします。


■中井貴一さんが"澄田真吾キャスター"として司会者席に登場!

澄田真吾キャスター(中井貴一さん):
本日は映画「グッドモーニングショー」の完成披露試写会にお越しいただきありがとうございます。台風10号が明日にでも上陸すると言われていますが、いまのところ大丈夫とのことで、それも全てこの映画の力ではないかと思っております。私、日ごろ朝の「グッドモーニングショー」と言う番組を担当しておりまして、同じタイトルの映画という縁もあり、司会進行を務めることになりました澄田真吾と申します! よろしくお願いいたします。毎朝、カメラの前には立っていますが、お客様の前に立つのは初めてで、そんな拙い私のお手伝いしてくださるために今日はアシスタントに来てもらいました。

三上真奈アナウンサー:
本日、アシスタントを務めます三上真奈と申します! どうぞよろしくお願いいたします。

澄田キャスター:
完成披露試写会ということは、今回初めてお客様に観ていただくことになるんですね。

三上アナウンサー:
テレビ業界を知り尽くした君塚良一監督のオリジナル脚本による作品で、題材に選んだのは皆さんもご存じのワイドショー! ひと足先に拝見しましたが、現場の臨場感やドタバタ感が忠実に再現されていて、ハラハラドキドキしました!

澄田キャスター:
早く観たいですねぇ...。

三上アナウンサー:
この作品、カナダで開催中の「モントリオール世界映画祭」のワールドコンペティション部門に正式に出品されています。

澄田キャスター:
それは「出して」と言って出られるものではないんですか?

三上アナウンサー:
選んでもらわないと出られないんです。世界的にも大注目の作品ということです!

澄田キャスター:
今日はそんな、まだ誰も観ていない世界的な映画をみなさん、先に観ることができるということで、なんてラッキーなことでしょう。しかも、今日はご出演された方々と君塚監督にお越しいただいています。

三上アナウンサー:
ん?

澄田キャスター:
ここでみなさんにお詫びがございます。主演を務めます中井貴一さんですが、本日は別の仕事が入っているとのことで欠席になりました。主演の方が欠席ってありうるんですか?

三上アナウンサー:
まずありえないですけれどね。

澄田キャスター:
いい気になっている感じがしますね。

三上アナウンサー:
中井さんは欠席ということで残念ですが、よろしくお願いいたします。

君塚良一監督

主演映画の完成披露に来ないって、僕からしたら、(中井貴一は)非常に失礼な人ですよ。どうせ、三谷幸喜の映画にでも出ているんでしょうけれど(笑)。
長澤まさみさん(小川圭子役)

いままで見たことのない、ワイドショーの裏側を描いた作品ができました。私が演じた役は、ぶっ飛んだ女子アナ役ですが、純粋な気持ちが強い女性なのかなと思って誠実に演じました! 楽しんでいただけたらと思います。
志田未来さん(三木沙也役)

雨の予報だったのに晴れてよかったです。働くことを誇りに思える作品になったと思います。
濱田岳さん(西谷颯太役)

彼なりに社会に対しての思いがあって、立てこもることになり、それを中井貴一さん、松重豊さんという大先輩の胸を借りて、のびのびやったつもりです。社会のうっぷんをぶつけたつもりですが、言いづらいですけど、もしかしたら今日、ご自分の主演映画なのにここに来ていない中井さんの社会性のなさを感じ取ってぶつけていたのかもしれません(笑)。
吉田羊さん(澄田明美役)

今回の作品は、テレビの世界を知り尽くしている君塚さんだからこそ作りえた緻密でリアルな世界になっています。映画を観ているか、ワイドショーを観ているかわからなくなるくらい面白くて、あっという間に終わるので瞬き禁止です!
時任三郎さん(石山聡役)

短い時間ですが楽しんでいってください。面白い映画になっていると思います。


澄田キャスター:
それでは、私のほうから質問をさせていただきます。お近くに寄らせていただいてもよろしいでしょうか? まずは長澤さんから...おキレイでいらっしゃいますね~。僕たちはなかなか生で拝見することはないので。生長澤まさみ、初めて拝見いたしました!

長澤さん:
初めまして...(苦笑)。

澄田キャスター:
このドレス、長澤さんにしか似合わないなと思います。

長澤さん:
ありがとうございます。

澄田キャスター:
この話のオファーを受け、台本を読んだときの感想を教えていただけますか?

長澤さん:
女子アナの役ということで、自分の女優という仕事と似ているようでまったく違う世界の役だったので、台本を読んで自分が演じられるか不安を感じました。大変そうな役だとは思いましたが、作品のメッセージが誠実なものだと感じましたし、その誠実さに自分も救われた気がして、素敵な作品だなって思いました。

澄田キャスター:
私は観ていないんですけど...。

長澤さん:
本当に観ていないんですか? 中井さんも観ていないんですかね?

澄田キャスター:
中井さんのことは存じかねますが...。私は観ておりません。でも友人が観まして、「長澤さんが素晴らしい。」って言っていました。

長澤さん:
へぇ...。

澄田キャスター:
「へぇ」ってなんですか...。

澄田キャスター:
続いて志田さん。おいくつになりました?

志田さん:
今年で23になります。

澄田キャスター:
今回は女子アナ役ということで練習や訓練を?

志田さん:
原稿を読むシーンがありますが、実際にアナウンサーの指導をされている先生に指導してもらい、アクセントの付け方などを教わりました。

澄田キャスター:
とってもお上手で、「これからお天気お姉さんを目指したい。」と言っていたと。

志田さん:
それはどなたが言っていました?

澄田キャスター:
風のうわさで(笑)。

志田さん:
いろんなことに挑戦していきたいです。

澄田キャスター:
楽しみにしております。

濱田さんの役は、ワケあり立てこもり犯の役で、立てこもり事件を起こすということですが、役者さんというのは、引き出しを持っていて、その引き出しの中から引き出すそうですね。実際に立てこもったことがあるんですか?

濱田さん:
いや、そういうことではないと思います。実体験を出すわけじゃなくて...。

澄田キャスター:
そうなんですか? わたくしそういう経験がなくて...。ますます幅を広げていただければと思います。

テレビをつければ吉田さんが出ているというくらい、お忙しいと思いますが...体調はいかがですか?

吉田さん:
まさかの質問ですね...(笑)。体調はすこぶるいいです。

澄田キャスター:
お酒をよく飲まれるそうですね?

吉田さん:
そうですね。

澄田キャスター:
やはりお酒が力の源になっていると?

吉田さん:
そうですね。何で笑っているんですか?

澄田キャスター:
おキレイだなと思いましてね。今回、澄田キャスターの奥さんで元アナウンサーの役とのことですがいかがでしたか?

吉田さん:
業界に片足を突っ込んでいる人ですので、一般の視聴者とは違う目線で(物事を)見ている客観的な人なんですよね。そのドライさを意識しました。

澄田キャスター:
時任さんどうも。大きくていらっしゃるんですね?

時任さん:
初めまして。身長が? 態度ではなく?

澄田キャスター:
態度もでしょうけれど(笑)。身長は何センチですか?

時任さん:
188センチですね。

澄田キャスター:
188センチ? そうですか。ありがとうございました。

時任さん:
え?

澄田キャスター:
もっとお話ししたいことがありますか? 役作りのお話とか。

時任さん:
役作りは適当です。"適当三郎"と言われているので(笑)。

澄田キャスター:
続いて監督、よろしくお願いいたします。今回なぜ、このような映画をお作りになろうと思ったのですか?

君塚監督:
ふざけて言っているんじゃない...(笑)?

澄田キャスター:
真剣です。

君塚監督:
中井貴一さんという俳優さんととにかく仕事がしたくて、中井さんが一番輝くのは何だろう? ウディ・アレンのような、(役者が)困った顔をする作品が大好きなので、そういう作品を中井さんで作りたかった。中井さんってすごい方で、撮影前から役に入っていて、撮影が終わっても、ずっと役のままなんですよ。

澄田キャスター:
切り替えが下手ってことですね?

君塚監督:
今日はいないけれど、ただ仕事が好きな人なんだなって思います。

澄田キャスター:
仕事が好きな方なんているんですね。この映画で伝えたいことは?

君塚監督:
いろいろありますが、今のTVメディアのこととかですね。でも映画の原点にある、ワクワクドキドキして楽しんでもらいたいという思いが一番です。

三上アナウンサー:
時任さんと中井さんは18年ぶりの共演と伺いました。いかがでしたか?

時任さん:
18年ぶりとは思えないですね。若い頃は同じ作品で濃厚な時間を過ごして...いまだにいつ会っても久しぶりって感じがしなくて、つい昨日会ったような気がしています。付き合いは30年以上ですからね。

三上アナウンサー:
中井さんはどう思っているんですかね?

澄田キャスター:
中井さんですか? 僕はちょっとわからないので、あくまで想像なんですが30年のお付き合いですと、きっと同じような感情を中井さんもお持ちなのでは?

三上アナウンサー:
そろそろ上映ですが、澄田さん、大事なことをお忘れです。

澄田キャスター:
実は、本日欠席の中井さんからお手紙を預かっています。ちょっと読ませていただきます。

澄田キャスター:
「本日は別の仕事のために完成披露試写会に出席できず申し訳ございません。代わりに監督、共演者のみなさんが頑張ってくれていると思います(笑)。この作品は君塚さんの真骨頂とも言える、エンターテインメント作品となっています。初めて共演される方、懐かしい方、いろんな頼もしいキャストにご出演いただき、若い人だけでなく僕らの世代にも楽しんでもらえる作品になったと思います。スタッフキャスト一丸になって作り上げた君塚ワールド。単なる笑いだけでなく、その奥のメッセージを感じ取ってもらえたら嬉しいです。この作品はモントリオール世界映画祭への正式出品が決まったそうですが、監督、長澤さん、志田さんと一緒に日本を代表するつもりで行ってまいりたいと思います。本日は足をお運びいただきありがとうございました。楽しんでご覧ください。」ということでした。

君塚監督:
今日はいない中井貴一さんも一緒にモントリオール世界映画祭へ行ってきます! 世界映画祭は五輪のようなものですから、金メダルを目指していきたいと思います。中井貴一さんを手ぶらでは帰さない!

長澤さん:
楽しめたらいいなと思います。中井さんがいないといろいろと不安ですけれど...。

志田さん:
そうですね。中井さんに来てほしかったです。

長澤さん:
これ、いつまで澄田さんなんですかね?

澄田キャスター:
いつまで? ちょっと質問の意味がわからないですが、志田さん(一言)お願いします。

志田さん:
君塚監督、(中井)貴一さん、長澤さんと一緒に映画祭へ行けるのを楽しみにしています。

澄田キャスター:
モントリオールで何をしたいですか?

志田さん:
おいしいものを食べたいですね。

三上アナウンサー:
それでは最後にメッセージを...澄田さん、どなたにお願いしますか?

澄田キャスター:
では時任さん! 

時任さん:
とにかくこの映画は、中井貴一くんが素晴らしい演技をしています。ジェットコースターのような映画で......。おい、何の準備もしてないよ(笑)! 素晴らしい作品になっているのでいろんな人に観ていただければと思っています。

澄田キャスター:
きっと楽しい作品になっているので楽しんでいただければと思います。ありがとうございました! 澄田真吾でした。

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