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井上真央、鈴木亮平によるノラねこの祭典が開幕!
目指せ! 夏休み興行"にゃんばー1"で金メダルGET!
「ルドルフとイッパイアッテナ」初日舞台挨拶

2016年08月06日

「ルドルフとイッパイアッテナ」初日舞台挨拶

<後列左から、榊原幹典監督、湯山邦彦監督、
前列左から、イッパイアッテナ、鈴木亮平さん、井上真央さん、ルドルフ>

1987年の初刊の刊行以来、29年のロングセラーを誇り、シリーズ累計発行部数100万部を超える感動の児童文学をCGアニメーション化した「ルドルフとイッパイアッテナ」が8月6日(土)に公開! 東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われた初日舞台挨拶に、声優を務めた井上真央さん、鈴木亮平さん、湯山邦彦監督、榊原幹典監督が登壇しました。夏休み映画の"にゃんばー1"を目指して巨大金メダルも登場! その舞台挨拶の模様をレポートいたします。

井上真央さん(ルドルフ役)

皆さん、記念すべき初日に足を運んでくださりありがとうございます。こんなに多くの方に観てもらって本当に嬉しいです。いかがでしたでしょうか? 楽しんでもらえましたか? 主題歌のback numberさんの曲もいいですよね。今日はもう少し皆さんのお時間をいただいて、楽しく過ごしてもらえたらと思います。
鈴木亮平さん(イッパイアッテナ役)

ついにこの日が来たなという気持ちです。皆さんの人生に残るような作品になれたら嬉しいです。今日は一緒に楽しみましょう。
湯山邦彦監督

緊張しています。この作品は完成するのに2年くらいかかりました。なので今日を迎えることができて感無量です。皆さん、楽しめましたか? (会場からの拍手に)ありがとうございます。それだけで私には十分です。今日は最後まで楽しんでいってください。
榊原幹典監督

さっき、六本木の駅から歩いてくるときに「あ、そうだ」と思ったんですが、ルドルフが東京にたどり着いた時の高速道路がすぐそこの六本木ヒルズが見えてくるところなんです。ゆかりの地だったんですね。気がついてもらえましたか?

鈴木さん:
森タワーがあって...。

榊原監督:
森タワーは、だいぶやり直しさせてもらいました(笑)。

湯山監督:
私も今、思い出しました!

榊原監督:
あれが首都高速道路で、東京に入ってくるところから...。すごく一生懸命作りましたが、楽しんでもらえたようでとても嬉しいです。


MC:改めて、この日を迎えてお気持ちはいかがですか?

井上さん:
もうこの日という日を心待ちにしていたので、気合いを入れて黒猫を身にまとってきました!

鈴木さん:
これすごいよね。

井上さん:
気がついてくださいました? ちなみに亮平さんは全く気がついてくれませんでした。いつ言ってくれるのかな? と我慢できずにこっちから言ってしまったんですが...。初日は黒猫を身にまとってと思っていたので、気合いを入れてきました。本当に嬉しいです。今日に至るまで多くの人が、長い歳月をかけて関わってきました。ここに全員が来られたわけではないのですが、これだけ多くの方に観に来てもらえて、喜んでいるスタッフがたくさんいるんだろうなと思います。

MC:鈴木さん、井上さんのお洋服、お気づきでしたよね?

鈴木さん:
いや、さっき言いましたよね? なんでそんなにいじめるんですか...? 全く気がつきませんでした。言われてみれば、「あぁ」と思いました。僕も若干、(スーツの柄が)ストライプなんです。多少トラ柄です。
あ、ちょっと聞きたいんですけれど、どういう年代の方が来てくれていますか。10代の方? 20代の方? 30代? 40代? 50代以上? 同じくらいですね! じゃあ10歳以下のちびっこも? 


井上さん:
結構いる! 猫耳を着けているね!

鈴木さん:
すごく嬉しいです。というのも、この作品は観る年代によって、感じることが違ってくる作品だと思います。ちびっ子たちには5年したらまた観てほしいし、20代になってもう1回観たらまた全然違う感じ方をすると思います。長く愛されるポテンシャルを持った作品だと思います。今日が皆さんの心に残る始まりの日になれば感無量です。

湯山監督:
本当に感無量です。完成してから、実はちょっと時間が経っていて...1カ月くらい? 通常のアニメ作品は公開の1週間前とかに完成するんです。どんなふうに観てもらえるのかハラハラドキドキでした。完成した作品が全てで、こちらが映画にできることはもう何もありません。あとは皆さんにどれだけ楽しんでもらえるかということで、大勢の方に楽しんでもらえれば嬉しいです。

MC:本作は日米のスタジオで製作されており、鈴木さんは湯山監督のスタジオにも訪問されたそうですね。

鈴木さん:
スタジオにお邪魔しました。すごいですよ。1フロア全部にずらっとパソコンが並んでいました...。どれくらいあるんですかね?

湯山監督:
ちょっと数はわからないんですけれど...。

鈴木さん:
監督の会社ですよね...?

湯山監督:
僕は下の階にいるんです(笑)。

鈴木さん:
1台に一人ずつずっと向き合って作業されているんです。日本の会社ですが、インドの方とか海外の方も多くて、「この人たちがあの下町の風景を作っているのか」と思うと国際的なプロジェクトなんだなって、感動しました。

湯山監督:
本当に外国の方が多くて、打ち合わせで通訳が必要だったりします。榊原さんのいるロサンゼルスのほうは、逆に日本の方が多かったです。

鈴木さん:
アメリカのスタジオは逆に日本人の方が多いんですか?

榊原監督:
僕らの会社はそんなに大きくなく20~30人くらいですが、中心メンバーは日本人なんです。

鈴木さん:
真央ちゃんは行ったんだよね?

井上さん:
(小声で)行きました! 

鈴木さん:
なんでそこ小声なの(笑)?

井上さん:
すごいんですよ。監督はこんなに穏やかそうに見えて鬼なんです。穏やかな笑顔で「はいもう1回」って戻して、皆さんが地道に作業をしているんです。こだわりがすごくて、観てもらったように猫の毛の1本1本もそうですし、景色だったり、あとは草です! 「この草は夏には生えないから」っていうのもありました。

榊原監督:
校庭のシーンで、最初と2回目では季節が違うので、植えているものが違うということで...。途中で気がついて、やり直しました。

鈴木さん:
気がつきました(笑)?

井上さん:
3DCGと聞くと飛び出してくるようなダイナミックなイメージでしたが、日本の風景や四季といった細かいところに、皆さんの思いが詰まっています。個人的に弟のルドルフ2が出てきてボールをポンッと投げるところに感動しました。写真かと思うくらいでした。それを言ったら「そこ?」って言われました。

鈴木さん:
僕も今、同じこと思いました。みんなもそう思ったと思います。もっと他にあるでしょ!

井上さん:
ちょっとしたワンカットに皆さんの労苦が詰まっているなと思います。

榊原監督:
最終的にこうやって観てもらえる作品にしないといけないということで、あえて鬼のように「桜の花びら、もうちょっとこっちじゃない?」とか細かいことを、皆喜んでやっていました。

MC:鬼の監督から見て、井上さんと鈴木さんの声はいかがでしたか?

榊原監督:
やはりキャラクターの半分の要素は声だったりします。途中で声が入って、「あぁ、ルドルフこうなるんだ」「イッパイアッテナってこうなんだ」と魂が入った感じがしました。キャラクターが完成するというか...。イッパイアッテナからああいう感じの声が出るんだってびっくりしました。

鈴木さん:
鬼的にはどういう感じの声だと思っていたんですか?

井上さん:
想像と違って?

鈴木さん:
違うぞこれ、やり直しって?

榊原監督:
いや、想像通りでした。

MC:今日はルドルフとイッパイアッテナも来ていますしね。

鈴木さん:
(声をもう一度)やれということですか(笑)?

井上さん:
俺の名前はイッパイアッテナ...。

鈴木さん:
いやいや、それ僕のセリフ! 

井上さん:
ちょっと真似したくなるんですよね。

MC:鈴木さん、ルドルフはどんな感じでしたっけ?

鈴木さん:
(ルドルフの声をマネして)名前は? おじさん...名前はなんていうの?

井上さん:
俺の名前はイッパイアッテナ...。

鈴木さん:
イッパイアッテナ? 変な名前...。

井上さん:
クックックック...すみません(苦笑)。

鈴木さん:
すみません!

MC:井上さん、今の鈴木さんのルドルフはいかがですか?

井上さん:
全然ダメです。3点ですね。では本物を...!

鈴木さん:
やりますね。(着ぐるみのイッパイアッテナに)合わせてくださいね。やりますよ。「おお、みんな、今日は来てくれてありがとう。俺の名前は、イッパイアッテナ...」。大丈夫かな(笑)? 久しぶりにやったので違っていたかな...。ありがとうございます。

MC:では井上さんは...?

井上さん:
「両耳ちょん切って頭つるんつるんにしてやる~」

鈴木さん:
そのセリフが来るとは思わなかったな!

井上さん:
「僕はルドルフ」にすればよかったかな? でも、試写会を観た子どもたちが幼稚園でこのセリフを真似していたってお母さんたちから聞きました。「頭ツルンツルンにしてやる」ってワードだけだと勘違いされるかもしれないけれど、子どもたちが真似してくれるって嬉しいです。

鈴木さん:
そのセリフでアドリブで歌っていて、あれはすごいなって思いましたね。

井上さん:
(歌いながら)両耳ちょん切って~、頭ツルンツルンにしてやる~。

鈴木さん:
あれはアフレコで聞いてすごいなと思いました。日本っぽくなくていいなと思いました。(マネして)両耳ちょん切って~。

井上さん:
全然違いますね。

鈴木さん:
早いな、止めるの(苦笑)。

MC:ルドルフが迷子になるところから物語が動き出しますが、お二人は子どものころに迷子になった経験はありますか?

井上さん:
私は、しょっちゅう迷子になっていました。小さい頃、よくあったのはお母さんと手を繋いでいたと思ったら、ふと気がついたら全然違うおじさんだったとか...。まあ、よくありますよね?

鈴木さん:
え? 繋いでいたの? おじさんはどういう気持ちで繋いでいたんだろう? 「え? 誰この子?」って感じかな...?

井上さん:
よくありましたね...。今は(知らないおじさんと手を繋いでいることは)ないですよ。迷子は最近もよくありますね。すごく方向音痴なのに、ルドルフと一緒で冒険心あるんです。わからないのに犬の散歩しながら違う道を行きたくなって、迷子になって交番のおまわりさんに聞いたことあります。

鈴木さん:
今はGPSとかあるよね?

井上さん:
携帯の電池が切れちゃって...、最終手段でおまわりさんに聞きました(笑)。

鈴木さん:
僕もありますね。ひどかったです。小学校の低学年くらいの時にプールで迷子になったんです。1日に2回、迷子になったこともありました。うちのお母さんは2回呼び出しされました。一度目は僕が泣いていたところを、大人に保護されて、部屋に連れていかれて「兵庫県からお越しの鈴木亮平くんが迷子になっております」という放送が流れて、お母さんが迎えにきてくれたんです。それでよかったと思ってまたはしゃいでいたら、またお母さんがいないんですね(苦笑)。今度は保護される場所がわかっているので、走って行って「また迷子になったみたいです」「またかいな。しゃあないな」って...(笑)。また「兵庫県からお越しの鈴木亮平くんが...」って流れるんです。聞いている人は「まだ迷子なのか」って思ったでしょうね。

MC:監督はいかがですか?

湯山監督:
かなり昔の話になりますが幼稚園に入る前に迷子になった記憶があります。駅のほうに歩いて行って、交番で保護されました。でも、交番ではチョコレートをもらった覚えがあり、楽しい思い出になっています。あんまり悪い記憶ではないです。

榊原監督:
僕は鬼なので、迷子にはならないんですけれど...。せっかちなので、みんなで歩いていると、道を知らないのに先頭を歩いていました。ずんずん歩いて行って全員迷子になるという...。

鈴木さん:
リーダー気質なんですね。

榊原監督:
早く行きたいんですね。

湯山監督:
基本、先頭を歩くので...、映画監督にありがちな(笑)。

榊原監督:
映画製作は、みんなが迷子になっちゃいけないんですけれどね。

鈴木さん:
今回は大丈夫でしたか?

榊原監督:
今回は大丈夫だと思います。

MC:井上さん、鈴木さんからお子さんに伝えたいことはありますか?

井上さん:
観た方がそのまま感じてもらえればいいんですが、ルドルフが「もうダメだ」っていう時に、イッパイアッテナの言葉を思い出して力を振り絞るところはすごく感動するなって思います。「もうダメだ」って時こそ、いろんな人の言葉が響いたり、優しさを感じたりするのかな? そして、そういう時にこそ自分で思わぬ力を発揮できるというのは子どもから大人まで感じてもらえたら嬉しいですね。

鈴木さん:
劇中でも「教養」ってイッパイアッテナが言うけれど、「生きるってことは学ぶこと」って僕も思うんですよね。それを子どもの時に言われても「なんだよ」ってなると思います。僕も「勉強しろ」って言われるのが大嫌いでした。一つ伝えたいことがあるとすれば、観た子どもたちに「イッパイアッテナがかっこよかった」と言ってもらえるんですけれど、なんでイッパイアッテナがかっこいいのかっていうと、ケンカが強いとかと犬に勝つからということではないんですよね。ルドルフのためにプライドを捨てて、自分のことを嫌っているデビルにさえも頭を下げて「肉を分けてやってくれ」って言える、そういうところがかっこいいんです。だから、みんなもそういう大人になってくれい!

MC:ちなみに鈴木さん、最近学んだ教養は?

鈴木さん:
僕ですか? ヘリコプリオンというサメが古代にいたってことですかね。この下あごのところに回転のこぎりの刃がついているんです。そういう全長4メートルくらいのサメが古代にいたんです。イッパイアッテナが言う「教養」っていうのは、そういうことじゃないですよね...。

井上さん:
すごいですね。ヘリコプリオン。勉強になりました。

MC:最後に井上さん、鈴木さんからメッセージをお願いします!

鈴木さん:
今日は本当にこんなにたくさんの方にお集まりいただき本当にありがとうございます。最近は、この映画を後押しするように「猫ブーム」と言われています。さっき、リオ五輪の開会式を見ていたらカンボジアの入場で、猫ひろしさんがいらっしゃいました(笑)。ここでもまた猫が来たかと思いました。その日が公開日なので、「ルドルフとイッパイアッテナ」来ているなと...。

井上さん:
来ていますね、ニャーです。

鈴木さん:
ニャーですよ! 猫ひろしさんには頑張ってもらって、猫ブームを「ルドルフとイッパイアッテナ」ブームに繋げていきたいなと思います。よくできた作品です。長編CGアニメーションとしても、この夏のアニメ日本代表になっていると思います。お客さんもイッパイアッテナになればいいなと思います。観てよかったと思ってもらえたら周りの人に勧めてもらったり、いろんなところで拡散してもらえるといいなと思います。皆さんの心の中に長く長く残ってもらえたら嬉しいです。

井上さん:
今日はお集まりいただきましてありがとうございました。斉藤洋先生が書かれた「ルドルフとイッパイアッテナ」は29年前に生まれて、私も29歳になり、この原作と同い年で不思議なご縁を感じておりました。29年間、いろんな親子に語り継がれてきた物語に、新たな手を加えることによって、いろんな人の思いが込められました。今日という日を迎えられて、その一端を少しは自分も担えたのかと思うと嬉しく思います。オリンピックにさっそくあやかりましたが、猫ひろしさんや日本代表の皆さんにも頑張ってもらいたいです。この作品もオリンピックにも負けない感動を与えられると思います。今年の夏、日本全国の子どもたちが観て、感動を残してくれたらいいなと思います。今日、来てくださった皆さんもニャン回でも観てくれたら...。

鈴木さん:
え? 何? なんて?

井上さん:
スルッと言わせてよ!

鈴木さん:
え? 聞き逃しちゃって...。

井上さん:
ニャン回でも楽しんでもらえたら嬉しいです。

鈴木さん:
何回とニャン回ね...(笑)。

井上さん:
そこいらないから(笑)! いい思い出を残してくれたら嬉しいです。

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