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桐谷健太&宮藤官九郎監督が登壇!
「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」大ヒット御礼舞台挨拶

2016年07月25日

「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」大ヒット御礼舞台挨拶

<左から、宮藤官九郎監督、桐谷健太さん>

公開から約1カ月で、観客動員数100万人、興行収入13億円を突破した宮藤官九郎監督の「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」。7月25日に109シネマズ 二子玉川にて大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、地獄のロックバンド「地獄図(ヘルズ)」のドラマー・COZYを演じた桐谷健太さんと宮藤監督が登壇いたしました。観客からの質問に答える形で、桐谷さんの起用の理由や地獄の鬼のメイクなどの秘話も明かされ、会場は大きな盛り上がりを見せました。その舞台挨拶の模様をレポートいたします。

宮藤官九郎監督

ようこそ二子玉川へ。ありがとうございます。二子玉川の方ばかりではないですよね? 二子玉川の方もいらっしゃいますか? どれくらいいらっしゃいますか? (客席からの「はい!」という返事に)よかった! まあまあいますね。これが40回目の舞台挨拶だとさっき言われました。こんなにやるもんじゃないですね。でもたくさんの方に観てもらえて嬉しいです。
桐谷健太さん(COZY役)

僕はこれが3回目の舞台挨拶なのでまだフレッシュな感じです。皆さんと楽しいセッションができたらと思っています。


MC:それでは早速、お客さまから質問を募りたいと思います!

観客1:
桐谷さんの劇中の衣裳で、Tシャツでお腹を出しているのが気になりました。(桐谷さんが出演したドラマ)「タイガー&ドラゴン」のチビT役を意識したスタイリングなんでしょうか? いつか、桐谷さんにそれを聞きたかったんです。

桐谷さん:
やっと聞けましたね!

宮藤監督:
(「タイガー&ドラゴン」は)初めて一緒に仕事した作品ですね。

桐谷さん:
そこで初めて長瀬くんと仕事をして、今回はそれ以来なんです。でも、現場では誰にもチビTの話はされなかったです。今回の衣裳は、Tシャツは切っていなくて、結んでいるんですよね。衣裳の伊賀大介さんが「80年代のアメリカンな雰囲気で行こうよ!」って言い出してあの感じになったんです。僕だけお腹回りも緑色に塗るので時間がかかりました。チビTのころから知っていてもらえて嬉しいよ!

MC:宮藤監督もチビTは特に意識していませんでしたか?

宮藤監督:
ほぼ忘れていました。でも意外と一緒に仕事をしているよね?

桐谷さん:
結構やっていますね。でも宮藤さんが監督する作品は初めてでした。

MC:演出を受けてみていかがでしたか?

桐谷さん:
いつも言っていますが、毎日楽しすぎて、ノンストレスでした! 何も考えずに現場行っていたんですよ。そこで思いついた面白いことやろうという感じでした。

宮藤監督:
桐谷くんは毎回、演技プランを提案するときにプレゼンで案を2個以上用意してくるんですけれど、どうも2個目に自信があるんですよね。だから1個目はすごくあっさりやるんです。2個目で「どう?」って大げさにやってきます(笑)。

桐谷さん:
それをドンピシャで当ててくださるんですよ。確かに2個目が自分がやりたいやつなんだけれど、一応、オードブル的なものを用意します...。その僕の気持ちも全部理解してくださいました。

宮藤監督:
桐谷くんは自由度が高くて、台本にないところを作ってくれて、それによって長瀬くんも神木くんも変わるんです。きっかけを作ってもらえて非常にやりやすかったです。

観客2:
緑の顔でしたが、メイクの時間はどれくらいかかりましたか?

桐谷さん:
良かった...。「緑の顔の人が出ていたけれど、誰ですか?」と聞かれるかと思った...(笑)。だいたい90分くらいです。お腹を出すときはもうちょっとプラスされて、あとは本気バージョンで歯が出ているときは30分プラスされますね。あれで歯磨きをしていてスタッフに「どうなっているの?」って笑われました。

宮藤監督:
ライブと日常でメイクが若干違うので、ライブのときの方が大変なんですよ。

桐谷さん:
歯が足されて、目もカラーコンタクトをして赤くなります。撮影後にメイクを落とすのにシャワーで40分くらいかかりました。スタジオの浴室が緑の血のりみたいになって大変だったんです。まあ、準備と後片付けで2時間半...。

宮藤監督:
汚れたお風呂の掃除までしてね...。

MC:次の質問がある方いらっしゃいますか?

観客3:
長野から来ました!

宮藤監督:
こっちが長野まで行けばよかったですね。

観客3:
ぜひ来てください! 長瀬さんは7回転生していましたが、「リーチがかかっている」というセリフにもあった通り、他のメンバーも何度か転生しているんですよね? それ以前の6回は何に転生したんですか?

桐谷さん:
そんなに難しいことを聞いて、監督を困らせるのはやめてください...(笑)!

宮藤監督:
全部をやっていくと長くなるので、省略しましたが...。邪子は帽子から角が出ているんですよね。何かには生まれ変わっています。(最後に転生した)イグアナは初めてではないんですよ。

桐谷さん:
しかも最初の予定では、イグアナじゃなくタヌキだったんですよね? でも、タヌキってびっくりするくらい飼育員の言うこと聞かないらしくて...。

宮藤監督:
そうそう。なので「何が一番おとなしいですか?」って聞いたら「イグアナです」って言われたので、イグアナにしました。

桐谷さん:
僕は、緑だし最初はカナブンかなと思っていました。

宮藤監督:
1回くらいは人間に変わっていたかもね。井筒(和幸)監督とか? 「パッチギ」を撮っていたころの...(笑)。

桐谷さん:
めちゃくちゃキレまくっていますね。まさかこんなところで名前出ているとは思っていないでしょうね(笑)。

観客4:
この作品のアイディアはどうやって考えたんですか?

宮藤監督:
どうやって考えたかな...?

桐谷さん:
いきなりパッと思いついたんですか?

宮藤監督:
最初は地獄に高校生が落ちてくると鬼がいて、それが繰り返されるというイメージだけでした。あとは地獄でバンド組むというイメージです。これをどうやって映画にしようかと考えていました。でも、そのときから長瀬くんが鬼ということと、皆川(猿時)くんが女子高生ということは決まっていたんです。だから二人が「嫌だ」って言ったら、この映画はなかったですね。あと、ドラマーが緑色っていうのも決まっていたね。

桐谷さん:
そうだったんですね。

MC:桐谷さんのCOZY役への起用については?

宮藤監督:
なんだろう? ドラムを叩けるのは知っていたから、多分やるだろうなって思っていました。

桐谷さん:
ざっくりしていますね(笑)。

宮藤監督:
あとは三人とのバランスですね。長瀬くんがいて、COZYが学ランを着ているイメージはありました。ドラマーといっても神経質なタイプじゃなくてガサガサしている感じで...。

桐谷さん:
(出演できて)嬉しかったですよ。ありがとうございます。でも台本の段階ではどんな映画か全くわからなかったですね。

宮藤監督:
それは皆が言いますね。

桐谷さん:
地獄はCGでやるのかと思っていたのです...。まさかスタジオを使ってやるとは思いませんでした。

宮藤監督:
この劇場くらいの大きさですかね?

桐谷さん:
もっと大きいですね。CGもあまり使わずにすごくアナログでした。

宮藤監督:
これ、難しいんですけれど、CGを使っていないように見せるためのCGを使っているんです。カメラを振り回して撮ったりしているので、照明の機材とかが映ったりしているんです。それを隠したりしています。

桐谷さん:
我慢汁さんは(笑)?

宮藤監督:
あれは完全CGです(笑)。

MC:最後に一言ずつお願いいたします。

桐谷さん:
もしかしたら監督、これが最後の舞台挨拶になるかもしれないんですよね?

宮藤監督:
今のところはその予定です。

桐谷さん:
皆さん、本日は来てくださってありがとうございました。この映画はグッとくるところもあるし、笑えます。本当にたくさんの方に観てもらえていることがすごく嬉しいです。この映画はどうやら、徳を積めるらしいので1回観るごとにいいことが起こるらしいです。さっきも6回観たという人がいて「いろんなことに気が付くから、3回以上観たほうがいい」と言っていました。僕も3回観ていますが、毎回「この人、こんな表情しているんだ」とか気が付くんですよ。笑えるところにも泣けるところにも気が付けます。面白いと思ったら、友達、家族、おじいちゃん、おばあちゃんも誘ってもらえると嬉しいです。

宮藤監督:
今日、たまたま映画を観に来たら舞台挨拶がついていてビックリした人もいますか? あ、いますよね。よかったです、お得ですよね。もう公開してから、1カ月経ちますが、こんなに大きいスクリーンでやっているのが嬉しいです。ロックの映画なので、大きいスクリーンで大きい音で観るといいなって思います。もう1回観たいと思ったら、ぜひ劇場に足を運んでください! この1カ月間ありがとうございました。

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