中川翔子、ポケモン映画ゲスト声優10周年!
サプライズのピカチュウフラワーでお祝い!
2016年07月16日

『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧のマギアナ」』初日舞台挨拶
<上段左から、ゲッコウガ、湯山邦彦監督、松岡茉優さん、中川翔子さん、松本梨香さん、ピカチュウ、
下段左から、あばれる君、山寺宏一さん>
シリーズ第19作目となる『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧のマギアナ」』が7月16日(土)についに公開! 東京・有楽町のTOHOシネマズ 日劇で行われた初日舞台挨拶に、レギュラー声優の松本梨香さん、ここまで19作"皆勤賞"の山寺宏一さん、中川翔子さん、松岡茉優さん、あばれる君、湯山邦彦監督が登壇! 今年でゲスト声優10年連続となる中川さんのために、大人気のあのポケモンがお祝いに駆けつけ...。感動と興奮の舞台挨拶の模様をレポートいたします!
湯山邦彦監督 | |
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今日は来てくださってありがとうございます。楽しんでもらえれば幸いです。今回で19作目なのですが、1作目から観ている方いらっしゃいますか?(会場の何人もが手を挙げる) 1作1作、いろんな思いを込めて作ってきました。映画って観ている瞬間にしか存在しなくて、観ているときは一人ずつ観ている視点が違うんですよね。一人に一つずつの映画があって、それが19作目になりました。観ている方一人一人に映画があるかと思うと、作ってきてよかったなと思います。皆さん一人一人の「ポケモン映画」を見つけてもらえればと思います。 |
松本梨香さん(サトシ役) | |
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1作目からの「梨香ちゃん!」という声援がこうして19作目でもあって嬉しいです。皆さんも元気でいてくれてありがとう! 「ポケモンゲットだぜ!」19年も経ったんですね。テレビも含めて1,000話くらいのストーリーがあるということで、私も元気でよかったです。ピカチュウもそうだよね? |
ピカチュウ:
ピカピーカー!
松本さん:
元気でよかったね。これからも頑張っていきたいと思います。
MC:今年は映画のオープニングで「XY&Z -movie ver.-」も流れますね。
松本さん:
テレビでも「XY&Z」は流れていますが、今回は映画バージョンでアレンジが変わって豪華になっています。バトルシーンで流れます。ジェットコースターに乗っているような熱さがあります。熱いよね?
ピカチュウ:
ピカピーカ!
松本さん:
ピカチュウも歌えるよね? よし、じゃあやってみよう!
松本さん:
行くーぜ♪
ピカチュウ:
ピーカ♪
■松本さんとピカチュウが"デュエット"で熱唱! 会場は大歓声!
松本さん:
皆さんも大きな画面で、歌いたくなったら歌っていいんですよ! 一緒に合唱してもらえたら嬉しいです。
中川翔子さん(ラケル役) | |
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皆さん、大きな声で叫んでね! ポケんちは! 今年もこの夏がやって来た! 日本の夏、ポケモンの夏! 私は「ポケモン映画」19年の歴史の中、今年で10年連続で参加させてもらいました。本当に夢のような景色です。ありがとうございマギアナ! 今、「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」から観ている人っていっぱい手が上がりましたが、「一緒に歳を重ねてすっかりお互い大人になったね...」と感慨もひとしおでございます。今年の映画は感動そのものです! たくさんのキャラクターに出会えた10年に感謝だなと思いつつ、ちびっ子も大人も家族も、そして国境も超えて今『ポケモンGO』で「ポケモン大好き!」って気持ちでみんなが一緒の方向を向いています。一人じゃないって思わせてくれるポケモンに「ありがとう!」って気持ちでいっぱいです。 MC:10年連続でいろんなポケモンや人間を演じてきましたが、今回のラケル王子はいかがでしたか? 中川さん: アンドロイドやポケモン、トレーナーなど様々な役を演じましたが、その中でも思春期の多感で、これから男としての自我が芽生えていく少年を演じるのは、一番難しかったです。悩んだり、自分と向き合う心の強さだったり、そんな繊細な場面も、10年前に初めて監督に出会ったときに言われた言葉を思い出しながら挑みました。たくさんのキャラクターに出会えたこと、この難しいキャラクターに挑ませてくださったことに感謝しながら、ちびっ子たちの思い出の中に爪痕を残して死んで行けたら幸せです。ラケル王子の成長も観てもらいたいですが、サトシのサービスショットに大人の女子たちも大興奮じゃないですかね? 早くみんなと語り合いたいです! |
松岡茉優さん(キミア役) | |
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今回、アニメ映画の声優に初めて挑戦しました。会場にいる皆さんの目が夢と希望でキラキラと輝いているのを拝見して、「ポケモン」は19年、夢を与え続けてきた作品なんだなと噛みしめています。私は、山ちゃんが出演していた「おはスタ」という番組で、おはガールをやっていました。「私もいつか山ちゃんと共演したいな」と願った夢が今、叶っていて幸せです。小さいころに観ていた「ポケモン」の映画に出られたことも幸せです。久しぶりに映画館に「ポケモン」を観に行こうと思っている同世代に推したい作品です。温かくて泣ける映画だと思うので、楽しみにしていてください! |
MC:夢が叶って改めて今の気持ちはいかがですか?
松岡さん:
ここにいる皆さんの方が私よりも「ポケモン」のことが好きだから、あんまり私が「『ポケモン』が好きだったんです。出られて嬉しいです」なんて言えないかなって思っていたんです。でも、嬉しいに決まっているじゃないですか! サトシが隣にいるんですよ。
山寺さん:
ピカチュウにも話しかけたら何か言ってくれるかもよ。言ってごらん?
松岡さん:
本当に? ピカチュウ、小さい時から大好きでした!
ピカチュウ:
ピカピカー! ピーカー、ピカピカ!
■松岡さんとピカチュウが抱擁!
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あばれる君:
今、何て言ったんですか?
松本さん:
「すごく嬉しい」と言ったんですよ。
あばれる君(オニゴーリ役) | |
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どうも、1あばれ、2あばれ、あばれ...どうもよろしくお願いいたします! |
山寺さん:
顔が赤いぞ!
中川さん:
モンスターボールみたいな...。
あばれる君:
モンスターボールじゃないですよ! 今回は出演を直談判したのですが、快くOKしてくださって...。
松本さん:
快くじゃないよ!
あばれる君:
仕方なくですか...? とにかくとってもいい映画になっているので、内容が気になる方は劇場へ急げ!
一同:
もう来ているから! 初日の初回に来ているよ!
MC:意気込んでとっておきの「ポケギャグ」を用意してくださったんですよね?
松本さん:
本当ですか? 期待していいですか?
あばれる君:
それ以上はしゃべらないでください!
松本さん:
ピカチュウ、どう思う?
ピカチュウ:
(低いテンションで)ピーカー...。
松本さん:
あんまり期待するなと...(笑)。
あばれる君:
何で松本さんが訳しているんですか! ポケギャグの前に2016年に流行らせたいギャグがあります。もう2016年は半分以上が過ぎたんですけれど...。
■あばれる君、渾身のギャグを披露! だが、会場の反応は微妙...。
山寺さん:
どの部分がギャグなの?
あばれる君:
いや今のギャグに注目してこれからのギャグを見てください。
MC:あ、これに注目して? ピカチュウ、どうだったかな?
ピカチュウ:
ピカー...。
あばれる君:
まだやっていないんだから感想を聞かないでくださいよ!
■あばれる君、願い事ポケモンのジラーチをネタにした渾身の「ポケギャグ」を披露!
あばれる君:
さざ波のような笑いが...。
MC:さざ波でも笑いが起きてよかったですね!
あばれる君:
おい!
山寺宏一さん(ジャービス役) | |
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19作連続ということですが、「おはスタ」のMCをやってきたということで出演させてもらっていた部分もあったと思います。この間、「おはスタ」を卒業したのですが呼んでもらって嬉しく思っています。しかも元おはガールの茉優と共演できて、本当にご褒美だと思っています。皆さん、もう卒業しましたけれど、これやってもらってもいいですか? 大きい声でお願いします。おーはー! |
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MC:今年はどのような気持ちで臨みましたか?
山寺さん:
19作連続と言っても、毎回役が違うんです。毎年、新たな作品に新たな気持ちで挑んでいます。特に今年は、「おはスタ」を卒業したのでこれが最後かもしれないと思って頑張らせてもらいました。僕は、松本さんをはじめ、レギュラー声優の皆さんと一緒に収録をするので、スタッフの目も怖いけれど、レギュラーの皆さんの目も怖いんです(笑)。「山ちゃん、今年はどんな風にやるんだろう?」「ジャービスってそんなの?」って言われたらどうしようかと、ものすごくドキドキなんです。一生懸命やったら「その方向で行きましょう」ってなったんですが、実際にはレギュラーの皆さんがどう思ったかわかりませんけれど...。
松本さん:
何その言い方(笑)? でも置いてあるおやつとかをバクバク食べていましたよ。
山寺さん:
緊張をほぐすためです! 皆さんにも「毎回出ているけれど、ジャービスたいしたことないな」って言われないように...。
松本さん:
最高でした!
山寺さん:
先にハードルを上げないでください。
松本さん:
そうか、まだ観ていないんですもんね? 皆さん、すごく期待していいですよ!
山寺さん:
しょこたんもすごいし、市川染五郎さんのボルケニオンも素晴らしいし、茉優も素晴らしかったです。
あばれる君:
いやいや、僕だけ...すごく違和感を感じたんですけれど...。
山寺さん:
出ていましたっけ?
あばれる君:
出ていますよ!
松本さん:
あれ。出ていた? おかしいな。
あばれる君:
「おかしいな」じゃないですよ...。
山寺さん:
とにかく思いの詰まった作品を楽しんでください。今日はありがとうございました!
MC:ちなみに、今や「ポケ女」と言えば中川翔子とまで言われるようになりましたが...。
中川さん:
ポケ女...? 気持ちは"ポケバア"ですけれどね...。
松本さん:
"ポケバア"にしないでくれる? そしたら私は神になっちゃうから! ポケ女でいいと思います。バアはこっちに任せて!
MC:先ほども言いましたが、今年で中川さんは10年連続で出演です!
中川さん:
10年って、サトシの人生と同じですよ。サトシは10歳! 監督がおっしゃったように、10年前にピチピチだった人が所帯を持っていたり、歴史の厚みを感じます。何よりたくさんのキャラクター、たくさんのポケモンたちが、時を重ねるごとに輝いて、同じ世界に生き続けている...。世界中が同じ方向を向いて「大好き」って気持ちで繋がれるって、なんて素敵なんだろうってしみじみ感じます。当時は生まれていなかった子たちから「ニンフィアが大好きです」ってお葉書をもらったり...胸がいっぱいです。夢を超えたミラクルな未来が来たと感じています。
MC:そんな中川さんのために、ポケモン総選挙720で、第1位に輝いたあのポケモンが駆けつけてくれました!
■ゲッコウガが祝福に参上!
中川さん:
きゃーっ! ゲッコウガ! ポケモンの中の頂点に輝いたゲッコウガさま! イケメンでござる! ありがたや! お願いをしてもいいですか? そのベロで"ベロドン"をしてもらいたいです! よろしいですか?
■ゲッコウガの長い舌に巻かれて壁ドンならぬ"ベロドン"を実現!
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中川さん:
最高でございます! ありがとうございます。ちょい悪な感じがまた興奮してしまいます! 今一番輝いている男子なわけですからね! オス? 男子ですよね? この10年で720匹までポケモンが増えて、地球全体が「ポケモンが大好き」って一つになっています。そんな中で、頂点のゲッコウガがお祝いに駆けつけてくれたわけですから、本当に幸せ! ありがとうございます。
山寺さん:
お祝いされる人がこれだけ饒舌ってのもすごいですね(笑)。
■MCにゲッコウガが耳打ち。
MC:なんとゲッコウガは、中川さんのためにプレゼントを用意してくださったそうです。
■ 周囲に中川さんが演じてきた10年分のキャラクターが飾られているピカチュウの姿を描いた花が登場!
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中川さん:
すごい! 今までのキャラクターが...!
■改めて会場全体で「おめでとうございます!」と祝福。
中川さん:
この10年の全部が経験値となっていて、10年も連続で呼んでもらえて「大好き」って気持ちと、一緒に歩んだ全ての子どもたち、サトシ、監督、共演者の皆さんへの感謝でいっぱいです。夢と希望をたくさんもらって大人になることができました! この10年経験値にして、笑顔で死ね...。
山寺さん:
だいぶしゃべっちゃったからね! 十分に伝わっているよ!
中川さん:
まとまらなくて...。本当に幸せです。ありがとうございます。ビックリした!
MC:湯山監督、中川さんの10年を見てきていかがですか?
湯山監督:
10年間の成長の度合いがすごいです。いろんな役を演じてもらいましたが、今年の映画が終わって音響監督が「やっていて楽しかった。何よりも芝居に心がある」とおっしゃっていました。僕もそこが一番のいいところだと思います。
中川さん:
10年前の初めてのアフレコで言われた「魂を込めて。どんな気持ちでここまで歩んできたかという気持ちを込めてセリフを発するんだよ」という言葉をこの10年、どんな現場、お仕事でも、全ての瞬間に胸に刻みながら歩んできました。この10年の私のすべてを作ってくれたのが「ポケモン映画」だと思っています。本当にありがとうございます!