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巨大えんま様がキャスト陣の罪をさばく!
「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」公開直前イベント

2016年06月20日

「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」公開直前イベント

<左から、宮藤官九郎監督、桐谷健太さん、神木隆之介さん、清野菜名さん>

ついに公開が間近となった、宮藤官九郎監督の完全オリジナルコメディ「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」の公開直前イベント試写会が6月20日、東京・有楽町のよみうりホールにて行われました。
この日は、長瀬智也さん、神木隆之介さん、桐谷健太さん、清野菜名さんという豪華キャストと宮藤官九郎監督が登壇しました。
イベントでは、キャスト陣が自分のこれまでの罪をえんま様(声:吉田新太さん)に告白するたびに、会場からは大きな笑いが起きました。舞台の上の巨大えんま様のお裁きはいかに? また、観客も自分の罪を告白し、キャスト陣が天国行きか地獄行きかをジャッジしました。そのイベントの模様をレポートいたします。

長瀬智也さん(キラーK役)
皆さん、今日は来てくださってありがとうございます。キラーKを演じました長瀬智也と申します。
神木隆之介さん(大助役)

大助を演じました神木隆之介です。今日は来てもらってありがとうございます。楽しんでいってください。
桐谷健太さん(COZY役)

緑鬼役の桐谷健太です。よろしくお願いします。
清野菜名さん(邪子役)

皆さん、こんにちは。ベース役の清野菜名です。今日はよろしくお願いします。
宮藤官九郎監督

ありがとうございます。今週末公開です。よろしくお願いします。


MC:本作、映画としては4作目の作品となりますが、監督としてはどんな映画にしたいと思ってこの映画を作りましたか?

宮藤監督:
バカバカしい地獄のロックコメディをやりたいなっていう風に長瀬くんとお話させてもらって、そこからスタートしました。

MC:ロックとコメディを融合させたということですね。

宮藤監督:
そうですね。

MC:撮影現場で一番笑ったエピソードについて教えてください。

長瀬さん:
難しいですね。笑ったこと? 隆(神木さん)がまだ地獄に落ちたての頃、そのシーンを撮っている時に、若干顔色が悪いメイクをしていたんですね。

神木さん:
そうですね。地獄に落ちたからね。

長瀬さん:
グレーというか。

神木さん:
血色が良くないなと。

長瀬さん:
それを健太と僕は、本当に顔色が良くないと思って...(笑)。「大丈夫か?」って...。

桐谷さん:
「背中、さすろうか?」って(笑)。でも、いつも「自分らに言われたくないよ!」って突っ込んでくれるんですよ。

長瀬さん:
僕らは、赤と緑(の顔)だからね。それがどんどんネタになっていって、会うたびにそのコントをやっていました。それが面白かったですね。

神木さん:
撮影現場は楽しかったですけれど、特には...。

桐谷さん:
なかったの?

神木さん:
いやいやいや(笑)。健兄が長瀬くんにラップのムチャブリをされていたのを見ていてすごく楽しかったです。

桐谷さん:
そこで僕はすごく傷ついた...。

長瀬さん:
なんで?

桐谷さん:
焼き肉屋でラップのムチャブリをされて、結構上手いこといけたなと思っていたんです。そしたら長瀬くんに「やっと汚名を返上したな」って言われたんです。なんでそんな言われ方をされないとあかんの...!

長瀬さん:
あったっけ?

桐谷さん:
覚えていないの? むちゃくちゃやで、自分!

長瀬さん:
ラップの方が伝えやすいかなって思ったんです。

桐谷さん:
気持ちを?

長瀬さん:
そうそう。

桐谷さん:
そんなことない(笑)。

MC:桐谷さんにとって笑えたエピソードとは?

桐谷さん:
僕もたくさんあって、隆の顔色をいじるのは好きでした(笑)。

長瀬さん:
よくやっていたよね。

桐谷さん:
毎回、同じテンションで突っ込んでくれるんですよ。(神木さんのマネで)「君たちに言われたくないよー」って(笑)。それが楽しくて良かったんですよ。

長瀬さん:
グレーの顔色で、スタジオのシャッターもグレーだったんですよ(笑)。どこにいるか、わからなかったです。

神木さん:
いやいや、わかる。

桐谷さん:
そう、「どこや? どこや?」って言っていました。

神木さん:
灰色の中でも動いていたわ!

MC:清野さん、いかがですか?

清野さん:
撮影は毎日楽しかったですね。全体的に桐谷さんが面白かったです(笑)。

長瀬さん:
具体的には言えないのか(笑)?

清野さん:
いつも、「あの笑い方やって」って言ったら、「ムハハハハッ」って笑うんです。

桐谷さん:
鬼っぽい笑い方ね。

長瀬さん:
どういう感じなの?

桐谷さん:
ダハハハハ~(会場笑)。

清野さん:
これはマネできないから、すごいなって思いました。

桐谷さん:
COZYとして、そういう笑い方をしていたんですよ。頻繁にやっていて笑ってくれていたんですけれど、最後の打上げでは笑ってくれなかったです。もういいわーって...。

清野さん:
やっぱり、あの鬼メイクでやられると強烈でしたね。

MC:監督、いかがでしょうか?

宮藤監督:
もういいです(笑)。ふざけていたわけじゃないんですよ(笑)。話を聞いていたら、1年前ふざけていたのかなって思いますよね。

桐谷さん:
真面目にふざけていたんですよね。

宮藤監督:
桐谷くんの笑い方も、僕がそうしてくれって言ったわけじゃないですからね(笑)。

長瀬さん:
勝手にやったんです。

宮藤監督:
自由にやりだしたんで、あーいいんじゃないって...(笑)。

MC:映画にも登場しているえんま様に、これまでにしてしまった悪いことを告白して、スッキリして公開を迎えましょう。


宮藤監督:
えんま様に対する謝罪ですけれど、古田さんの撮影の時、夜中の2時、3時までかかったんですよ。その時に古田さんがアップの撮影なんで衣裳を着ないで来たんですよ。次の日、古田さんが朝早いのは知っていたので僕はそれで良かったんですけれど、僕も夜中の撮影にイラッときていたんでしょうね。「いや、着てもらっていいですか?」って映らないってわかっている服を着てもらったのは本当に申し訳なかったなと思います。絶対、上半身しか映らないのに、ズボンを履いてこなかったのにイラッとしたんです。

桐谷さん:
いつもの下駄で来たんですか?

宮藤監督:
そうそう。はいはいって来て、カメラの前で早く終われっていうのを全面に出されちゃって、「ちょっと待ってください。下、履いてもらっていいですか」ってなりました(笑)。

MC:古田さんは、どんな反応でしたか?

宮藤監督:
しつこく食い下がられましたね。これだろ? これだろ?って(会場笑)。

長瀬さん:
これは、どっちが地獄行きなんだろう。

MC:えんま様は、映画同様、皆さんの行いに裁きを与えることができます。では、監督の行いについてのお裁きをお願いします。

えんま様(古田新太さんの声):
地獄行き!

長瀬さん:
でも仕事に対する姿勢は、こっち(監督)の方が正しいですね。今日、古田さんは来ないんですか。呼んでくださいよ。

宮藤監督:
今日はこのために(古田さん)声を録音していますよ。

長瀬さん:
そんな時間あったら、来てくださいよ。

桐谷さん:
ズボンを履いてね(笑)。

神木さん:
僕は高校の時に学級委員長だったんです。つまらなそうに授業を受けている人がいたら盛り上げようと思って馬のかぶりものをかぶって授業受けたりだとか、廊下を全力疾走したりしていたんです。当時はすごく楽しくて「みんな見てくれている。思い出に残ったかな」と思ったんですけれど、今、考えたら、悲鳴が多くて「わっ、なんだ、アイツ」って怖がらせていたかなって思います。申し訳なかったです。

桐谷さん:
馬のかぶりものをかぶって授業している時、先生は何していたの? 先生もかぶっていたの?

神木さん:
かぶっていないです。先生もかぶっていたらもう負けですよ。

桐谷さん:
真面目にやってない子のためにやったお前が一番、真面目にやってないやん!

神木さん:
先生は僕がそういうことをするキャラってわかっているんで無視するんです。

長瀬さん:
その馬をかぶって、勉強が身につくの?

神木さん:
英語の時間にやったんですけれど、テストでは86点でした。だから大丈夫です。

長瀬さん:
かぶってなかったら、100点だったかも...!

神木さん:
あれは、いいことだったのか、どうなのか、聞いてみたいです。

えんま様:
地獄行き!

長瀬さん:
即答!

桐谷さん:
生徒会長がやることじゃないもん。

神木さん:
いやいや、盛り上げようとしたんですよ。そうか、じゃあ地獄に行きます。

桐谷さん:
(会場から神木さんへ「かわいい!」の声に)「地獄に行きます」って言って「かわいい」って言われるってすごいね。

長瀬さん:
すごいんだよ。

桐谷さん:
(神木さんのマネで)「君たちの顔色に言われたくないよ」

神木さん:
そんな言い方していないでしょ?

長瀬さん:
学級委員長っぽいね。

桐谷さん:
僕は昔、ラーメンを食べてお店出ると信号のところで白い犬が行ったり来たり走っているのを見たんですよ。危ないと思って、首輪がついていたから、ビニールロープみたいなのを首輪につけて、警察まで届けました。後々その飼い主に御礼を言われました。

長瀬さん:
めちゃくちゃ天国に行きたがっている! なんなの、それ!

えんま様:
地獄行き!

長瀬さん:
好感度を上げたいだけってえんま様もわかったんだな。いい人ぶりやがって...。

宮藤監督:
それか、えんま様、「地獄行き!」しか録っていないかも(笑)。

清野さん:
私は小学生の頃の話なんですけれど、いつも誰の家におやつを食べに行くかって話をするんです。いつも美味しいお菓子を出してくれるお店があって、そこに行けるように仕向けていました。

MC:どんな感じでしょうか?

清野さん:
「菜名の家に行こうよ」ってなっても「結構汚いよ」とか言って、そっち(お菓子を出してくれる家)の方がキレイなんじゃないかなっていう話をして...。

長瀬さん:
美味しいお菓子っていうのは、どういうもの?

清野さん:
スナックとか、チョコとか、何パターンか出してくださるんですよ。だから、そこに行きたいじゃないですか。

長瀬さん:
自分のところは?

清野さん:
うちは質素です。おばあちゃんが畑をやっているんで、きゅうりとかトマトしか出ないんです。

宮藤監督:
おやつがね。

長瀬さん:
野菜がね。子どもは嫌いだからね。

清野さん:
ジュースとか飲みたいしね。

宮藤監督:
ジュースとかなかったの?

清野さん:
お茶です。

桐谷さん:
これは天国、出るんじゃないですか。

えんま様:
地獄行き!

長瀬さん:
地獄しか出ないんなら、言いたくないです(笑)。でも、用意してあります。この間、仕事でハワイに行くことがありまして、行列ができるパンケーキ屋さんがホテルの近くにあって、せっかくだから食べたいなと思って1人で入って、そこでグァバジュースとパンケーキを頼んだんですね。そしたら、かなりのボリュームだったんですが、他を見ると観光で来ている女の子とかもペロッと1つ食べているんです。けれど僕は3分の1ぐらいしか食べられなかったです。行列のできるお店に入って、3分の2も残してしまったんです。お会計をしたところ、従業員の方から「体調が悪いのか?」と言われました。うちのパンケーキを3分の2も残す人は初めてだということでした。これは、ちょっと地獄行きになるのか、どうか気になりました。

えんま様:
地獄行き!

長瀬さん:
全員地獄行きですね。

MC:観客の方からもえんま様に告白してもらいました。皆さんにもジャッジしてもらおうと思います。さやかさん、ご登壇ください。さやかさんは、一輪車には乗れるのに自転車には乗れないということです。

桐谷さん:
どういうこと?

さやかさん:
一輪車にはすぐ乗れたんですけれど、自転車はハンドルと前輪が邪魔で乗れないんです。ハンドルを持つとバランスがとれなくて転んじゃうんです。

長瀬さん:
でも一輪車の方がバランスをとるのが難しいでしょ。

さやかさん:
自転車に乗ると、漕ぎだすタイミングがわかなくてそのまま転んじゃうんですよ。

長瀬さん:
不思議だね。

宮藤監督:
一輪車で通勤したらどうですか?

さやかさん:
そうですね。そうします(笑)。

MC:では、判定をお願いいたします。

桐谷さん:
僕らは全員地獄行きですから、地獄で一輪車で遊ぼうぜって気持ちがあるのか、ないのか...。

MC:せーの、で出してください。

■全員地獄行きの札をあげる。


宮藤監督:
地獄でしょ? 自転車があるのに関わらず...。

桐谷さん:
僕らも地獄にいますから一輪車で一緒に楽しみましょうよ。地獄はゴツゴツしているけれどね。

MC:最後に、長瀬さん、監督からご挨拶をお願いします。

長瀬さん:
ちょうど1年前に撮影をしていました。いよいよ今週の土曜から皆さんに観てもらえるということで、非常に嬉しく思っています。監督も言っていましたが、こんなロックコメディは今までも観たことないし、これからもきっと観ることができないんじゃないかと個人的には思っています。「地獄に行きたい」なんて思ったことはないと思うんですけれど、こんな地獄だったら行ってもいいかなってちょっと揺れ動く瞬間があると思います。そんな瞬間を楽しんでもらえたらいいなと思います。2回、3回と観てもらえば、新たな発見があると思います。この映画では、音楽の楽しさみたいなものを表現できていると思います。ライブ感があって、バカッぽさもあって、人間の大事なものがつまっている作品です。家族や恋人、友達と楽しんでもらえたらと思っています。最後まで楽しんでください。今日は、ありがとうございました。

宮藤監督:
素晴らしい挨拶でした。普通の映画よりこの映画は試写会が多いんです。試写会をやるたびに、公開してからみんな観てくれるのかなって不安になります(笑)。仏教映画ですので、2回より3回、3回より4回、観ただけ徳が積めるという(笑)。公開以降は、お布施だと思って観てください。よろしくお願いします。

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