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「64-ロクヨン-」群馬凱旋大ヒット祈願

2016年04月17日

「64-ロクヨン-」群馬凱旋大ヒット祈願

<左から、横山秀夫さん、佐藤浩市さん、ぐんまちゃん>

累計発行部数130万部のベストセラー小説「64(ロクヨン)」が遂に映画化! 主演の佐藤浩市さんと原作の横山秀夫さんが4月17日、本作映画の撮影地でもあり、横山さんが在籍していた上毛新聞社がある群馬に凱旋しました。 さらに群馬は、佐藤さんと横山さんがタッグを組んだテレビドラマ「クライマーズ・ハイ」の舞台でもあります。

当日は、2014年ゆるキャラグランプリで優勝した"ぐんまちゃん"も応援にかけつけ、総本山・上野総社神社にて大ヒット祈願を行いました。佐藤さんが本作について語り、ぐんまちゃんとの絶妙な絡みで場をなごませる場面も! そんな大ヒット祈願の様子をレポートします。

 


MC:群馬は、今回のロケ地でもあり、佐藤さん横山さんそれぞれに「クライマーズ・ハイ」でも、ゆかりの地です。そこで、大ヒット祈願をした感想をお聞かせください。

佐藤浩市さん(三上義信役)

僕にと言うよりも横山さんにとっても非常に感慨深いものがあるなと思いながら、この間、別のドラマの撮影でもお邪魔しました。ご縁が深い地で今日を迎えることができて幸いです。またやっぱり今こういう時期ですので、我々のことだけではなく、九州地方の方々が一刻も早く日常を取り戻してくれるように祈っています。
横山秀夫さん(原作者)

まず、これ以上悪いことが起こらないようにと思います。私は記者の駆け出しの時、この近くに住んでいたので、非常に懐かしいです。今日は瀬々監督の代わりというか、そういう思いです。小説を書くのは一人でコソコソやっていればいいんですけれど、映画は大勢の方々が関わっているものなので、皆さんに笑顔が広がるような結果が無事に出ればいいなと思います。


MC:今回は群馬ということで、ぐんまちゃんも駆けつけてくれました。お二人はぐんまちゃんと会うのは、初めてですか?

佐藤さん:
初めてですね(笑)。

横山さん:
私は群馬にいるので、たまに見かけたりします。接近したのは初めてです(笑)。

MC:ゆるキャラグランプリに2014年になりましたけれど、間近に見ていかがですか?

佐藤さん:
ぐんまちゃんは(中の人は)一人しかいないんですか? ...ごめんなさい(笑)。意外にぐんまちゃんはお耳がよくて、ボソボソって横でしゃべっていてもすぐ応えてくれるんですよ。

MC:ちょうど浩市さんの横に耳があるんですよ(笑)。

佐藤さん:
ああ、そうね。ここに耳がありますね(笑)。

MC:ぐんまちゃんは初めてお二人に会ってどうですか?

佐藤さん:
ぐんまちゃんはお話ができないキャラクターだから(笑)。

【質疑応答】

Q:佐藤さんにどういう思いで、この役を演じていたのかをお聞かせください。またより多くの人に観てもらいたいと思っている、そのメッセージも合わせてお聞かせください。

佐藤さん:
役を演じるときに、どういう思いというのはあまりないですね。(演じる役の)人間が人間としてどうやってそこに立っていられるのかを、自分ができるかどうかはどの役でも一緒です。その役への思い入れみたいなことではないですね。横山さんも言うんですけれど、「日本という大きな組織の中で、誰もが生きている中での一人」という風に考えると、自己投影しながら観てもらえるような作品だと思います。そこを感じられるように演者、制作サイド共々、思いを込めて作りました。それを劇場で観てもらいたいと思います。

Q:横山秀夫さんは、県民の方にどのようにこの作品を観てもらいたいか、感じ取ってほしいと思っていますか?

横山さん:
私が書くものは、北関東、群馬がベースになっています。書いているときはそう思っていないんですけれど、書き終わってみると、「ああ、そうなんだろうな」と思いますね。やっぱり、東京ばかりが脚光を浴びますけれど、日本の国土のほとんどは地方です。私は地方に根ざしたものを書いていきたいですし、群馬の方々にもここが中心だという思いで観てもらいたいなと思っています。

Q:改めて群馬県民にメッセージお願いできますか?

佐藤さん:
前回、「クライマーズ・ハイ」というドラマを撮影した時にお世話になりました。今回は、また全然違うポジションで群馬にお邪魔しました。今、横山さんが言われた通り「ここで皆さんが生きていらっしゃるということ」そういうものが映画に凝縮されています。そこを観てもらいたいと思います。

Q:本県での撮影も今回あったかと思うんですが、何か印象に残っているシーンや撮影の時のエピソードをお聞かせください。

佐藤さん:
僕が何を言い出すのか、横山さんが隣でドキドキするんですよ。たまにアナーキーに暴走するときがあるものですから。横山さんはちょっと怯えているところがあるんですよ(笑)。リアリズムとしての県警、我々はそれを日本自体の縮図として表現しているつもりです。多くは今語れないですけれど、そこの部分を含めて感じてもらいたいと思います。僕自身がそういう部分を感じながらやりました。

MC:最後に皆さまへメッセージをお願いします。

佐藤さん:
ここが観どころですとか、何がおもしろいですとか言うつもりはないんです。警察の話だし、何かに特化している映画に観られるかもしれないけれど、劇場に来てもらえると意外に老若男女問わずに手に汗握れる映画になっていると思います。久々に僕自身もこれだけ身を削る思いで演じました。自信を持ってオススメできる作品です。

横山さん:
とにかく卓越した人間ドラマ、そういう映画ですよね。原作者としては、原作を超えたとか、映画に負けたとかはもちろん言いませんけれども、本当に本物と呼ばれる人間たちが結集して本気で作ると、こんなにもすごい映画ができるのかと思いました。本当に手強いなと思います。

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