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盟友たちからの言葉に石橋監督、感無量!
「人生の約束」初日舞台挨拶

2016年01月09日

「人生の約束」初日舞台挨拶

<髙橋ひかるさん、西田敏行さん、石橋冠監督、竹野内豊さん、江口洋介さん、優香さん、>

「池中玄太80キロ」などの名作ドラマを世に送り出してきた巨匠、石橋冠監督が富山県・新湊地区で行われる曳山まつりを通じて、人と人との「つながり」、人間の再生を描いた初監督作品「人生の約束」が1月9日に公開初日を迎えました。

東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズでは、石橋監督ほか、主演の竹野内豊さん、江口洋介さん、優香さん、髙橋ひかるさん、西田敏行さんが舞台挨拶を行い、石橋監督に「約束」の花言葉を持つ白いバラを贈呈いたしました。

上映後の温かい感動の余韻の中に、石橋監督の人柄に惹かれ、「映画を一本だけ撮りたい」という石橋監督の長年の想いに応えたいと思ったキャストの皆さんの気持ちがひしひしと伝わってきた舞台挨拶の模様をレポートいたします。

石橋冠監督

朝早くから観に来てくださって、ありがとうございました。新人の石橋です。ずっとテレビでやってきて、ついに映画を一本撮りたくなって、なんとか実現したのがこの映画でした。僕にとっても「人生の約束」だったような気がしています。ここにいる俳優の皆さん、それからスタッフのみんなに支えられて、一生懸命作ったのがこの映画です。少しでも皆さんの心の中に届くものがあったら嬉しいです。

MC:初日を迎えられて、今どんなお気持ちですか?

石橋監督:
初日って怖いですね。3人しかいない夢とか見るんですよ(笑)。映画ってそういうところがすごいなと思います。ただ、初日を迎えた今は、すごく気分が落ち着いていて、1年ぐらい関わってきた映画がこうして皆さんの前に映し出されるのを見て、非常に幸せだなと思っております。
竹野内豊さん(中原祐馬役)

ようやく今日、初日を迎えました。非常に晴れ晴れとした気持ちですが、一方ではちょっと寂しい気持ちもあります。というのは、ずっとみんなと撮影や宣伝を共にしてきましたが、今日が終わってしまうと離れ離れになってしまうんですね。
富山の地元の方々の非常に熱い協力のもと、素晴らしい作品ができました。今日は富山の皆さんの気持ちを背負って、ここに来ました。我々のこの熱い気持ちが皆さんの胸にストレートに届いたら嬉しく思います。本当に素敵な作品に仕上がったと思うので、楽しんでもらえたら何よりです。
江口洋介さん(渡辺鉄也役)

正月早々、この「人生の約束」を選んでくださって、本当にありがとうございます。「感動」という空気がこの空間を埋めているような気がします。皆さんもご覧になったのでお分かりかと思いますが、石橋監督のもと僕たちは集まって、祭りというものを通して人間の再生に挑みました。どんな映画になるのか本当にドキドキしながら撮影したのを思い出します。石橋監督がどんなものを見せてくれるのか、石橋ファンの一人として、ドキドキしながら過ごした撮影期間でした。今日こうして皆さんに届けられて、皆さんのなんとも言えない満足感が伝わってきています。その感動を家に持ち帰って、温かい気持ちを持続させてください。
優香さん(大場由希子役)

観終わった皆さんのお顔がにこやかで、温かい空気がここに充満していて、こちらも温かい気持ちになりました。冠さんの一回目の映画監督作品に出ることができて、私も本当に嬉しく思います。2016年、最初の映画が冠さんの映画で本当に嬉しく思います。2016年はとても良いことがありそうな気がします! なので、皆さんにもきっと良いことがあると思います(笑)。そして今日は映画の中では着られなかった法被を着ることができて、とても嬉しいです。ありがとうございます。
髙橋ひかるさん(渡辺瞳役)

演技が初めてとなる素人ですが、こうして石橋監督の初スクリーン作品に出演できて本当に光栄に思っております。そして、皆さんもおっしゃったように、温かい空気がこの会場をふわ~っと包んでいて、私も嬉しいです。私もこの映画を観て、大切なものが何かということをもう一度深く考えることができました。皆さんも大切なものが何かということをもう一度考えてくださるきっかけになったら嬉しいなと思います。
西田敏行さん(西村玄太郎役)

江口くんも言っていましたけれども、新年早々、この「人生の約束」という映画を選択してくださった皆さんに心から感謝します。さっきドアのところにへばりついて聞いていたんですが、(上映終了時に)拍手が起きました。本当に涙が出るほど嬉しかったです。ありがとうございます。感動してもらえたんだなということを今、確信いたしました。
石橋冠監督とは、30数年前に「池中玄太80キロ」というテレビドラマでご一緒させてもらいました。私のことを西田敏行の「敏」をとって「としちゃん」と親しく呼んでもらって、もう30数年経ったんだな...。僕も一度も「監督」とお呼びしたことがなくて、いつも「冠さん」とお呼びしていますが、この「監督」という言葉を今、冠さんに呼んで差し上げるとしたら、石橋冠の「冠」に、人徳の「徳」で、「冠徳」と呼ばせてもらいたいと思います。本当に素晴らしい作品をありがとうございました。


MC:監督、石橋冠の「冠」に、人徳の「徳」で、「冠徳」だそうですよ。

石橋監督:
もう消え入りたい気持ちです...(笑)。としちゃんにそんなこと言われると、もうダメですね。撮影中もとしちゃんがいるだけで、横から背中から、すごく励まされているような気持ちになりました。本当にありがとうございました。

MC:竹野内さんと監督は全国を回られましたが、全国での反応はいかがでしたか?

竹野内さん:
江口さんは子どもの頃に地元で祭りがあったそうなんですが、私はこうした熱量の祭りを一切体験したことがなくて、地方の方は大きな祭りの心を非常によくわかってくださっていました。この映画には「つながる」「つながっていく」というキーワードがあって、それはとても素敵な響きの言葉なんですが、最初に台本を読ませてもらったときに、僕はその言葉の深いところまでわからなかったんです。でも、地方の方は「わかりますよ~!」という感じなんですよね。この映画を観た後の反応も、東京で取材を受けたとき以上に、熱いものを感じました。

石橋監督:
同じような感覚ですね。日本人のDNAには、祭りというものがある。竹野内くんも今言ったように、自分も「つながる」という言葉の響きにまず惹かれたんだけれども、本当にそれが何なのかというのはよくわからなかったです。竹野内くんが「『つながる』って深いですけれど、どういうことですか?」と聞いたときに、「僕もわかんない」と言ったんです(笑)。

西田さん:
それに関連する話があるので、ちょっといいですか? 私にはここのところ自分の人生の参考書のようにしている愛読書がありまして、それがネイティブ・アメリカンの人たちが書いた詩集で、「今日は死ぬのにもってこいの日」というタイトルなんですね。日本人のメンタリティとネイティブ・アメリカンの人たちのメンタリティは非常に近いものがあって、その中にとっても親しみを感じてとっても好きな一編の詩があるんです。これはきっと冠さんがおっしゃりたかったこと、この映画で伝えたかったことを集約した言葉になっているんじゃないかなと思ったので、披露してみたいと思うんですがいいですか?
では、ご紹介します。

もしもおまえが
枯れ葉ってなんの役に立つの?ときいたなら
わたしは答えるだろう、
枯れ葉は病んだ土を肥やすんだと。

おまえはきく、
冬はなぜ必要なの?
するとわたしは答えるだろう、
新しい葉を生み出すためさと。

おまえはきく、
葉っぱはなんであんなに緑なの?と
そこでわたしは答える、
なぜって、やつらは命の力にあふれているからだ。

おまえがまたきく、
夏が終わらなきゃならないわけは?と
わたしは答える、
葉っぱどもがみんな死んでいけるようにさ。

ひかるちゃんたちの世代に、我々が枯れ葉になって落ちたら、きっと豊かで肥沃な大地に(してくれる)、心の大地を作ってくれるだろうという想いを込めて、今読みました。この作品もそういった点で、ご覧になる皆さんがきっとそういう想いを持って、これから明日に立ち向かおう、あるいはこれまでつながってきた人たちの想いを受けて、もっと肥沃な豊かな人生を生きるぞと思ってもらえればと思います。


石橋監督:
としちゃんが読んでくれた詩を今、初めて聞いたんですが、本当にそうで、今「きずな」という言葉がよく使われますが、あれは人間が手を広げてそれぞれの手をつかんでいるようなイメージがあります。ですが、今回この映画を撮ってみてわかったのは、「つながる」という新湊の人が言う言葉は、横もあり、縦もあるということなんですね。つまり、今としちゃんが読んでくれた詩の通りで、曳山祭りというのは先祖代々350年つながってきて、おじいちゃんもつながり、おとうさんもつながり、自分もつながり、やがて息子もつながり、孫もつながっていくだろうという想いを今回すごく感じまして、「ああ、『つながる』というのは、横もあり、縦もあるんだ」と思ったということを、報告したいと思います。撮り終わってわかりました。

竹野内さん:
今、この映画を撮り終えて「つながる」という言葉の意味はしっかりわかっているつもりではいます。ただ、おそらく10年後、20年後、冠さんの想いというのは、さらにもっと深いところでわかっていくのではないかなと思います。冠さんと一緒に地方の宣伝を回って、「『つながる』という言葉の意味をなぜ言えないんだろう」と冠さんに聞いたんですが、「魂みたいなものだから、それを言葉にするというのはなかなか容易なことではない。そういう言葉では表現できないことをこの映画の中で見せていけたらいいな」ということを、この作品を作る前にお話したことを思い出しました。

江口さん:
新湊の方たち3000人がエキストラで参加してくださって祭りのシーンを撮ったんですが、その瞬間にその場ができあがっているんですよね。江戸時代からずっとやってきて、その人たちの体の中に「祭り」があるんですよ。その中に僕たちも入れてもらうと、自然と一体感のようなものが生まれてきて、祭りを通して「つながる」ということを感じさせてもらいました。日本中に祭りはありますが、その瞬間に人と出会うことで、何か豊かになるんでしょうね。一年に一回、人間が高揚する。そこでの出会いに感動しているんでしょうね。祭りという日がそうさせてくれる、特別な日なんじゃないかなと思います。僕も子どもの頃に祭りの体験はしましたけれども、だんだんそういうものを忘れかけていました。なのでこの映画を通して非常に新しい発見というか、こういう感覚を常に持ってそれを伝えていきたいなと思いました。「つながる」というものの中に「祭り」を感じながら、演じました。

MC:江口さんと髙橋さんは富山にキャンペーンに行かれましたが、反応はいかがでしたか?

江口さん:
富山の方は自分たちの映画だと思ってくれているんですよね。もちろんそうなんですが、オープニングで赤灯台が出るだけで「ああ、なんか感動しちゃうんだよね」と言っていました(笑)。そういう地元愛が強い地域ですね。漁師町ではすごく温かく迎え入れてもらいました。オープニングで立山連峰がバーッと見えるんです。そこでは、冠さんもパンフレットに書かれていましたが、「その立山連峰の向こうに東京があるから頑張ってこい」という人がいて、そして(東京から)戻ってくる人もいます。僕が演じた役も一度、東京に行ったんですが戻ってきた人間で、そういう人たちの「つながり」をすごく感じました。それがこの映画の中にある、ある種の想いなんじゃないかなと思います。

髙橋さん:
寒い中、たくさんの方が集まってくださって、すごく温かく迎え入れてくださいました。祭りのときに着る法被も皆さん着ていらして、曳山祭りの撮影のときを思い出して温かくなりました。

MC:その温かい想いを、今日は法被を着ることによって優香さんも感じているのではないでしょうか。

優香さん:
もちろんです。

MC:優香さんは、バラエティ番組などとは違った一面をこの映画で披露されていましたが、撮影はいかがでしたか?

優香さん:
私は秘書という役どころで、竹野内さんをぴしっと支えていかなければならなくて、「前に出過ぎず、でも引き過ぎずにいてくれ」と冠さんにも言われていたので、とにかくそっとそばにいて邪魔にならないように、でも自分の想いをきちんと伝えるようにしていました。それがすごく難しかったです。でも、本当に竹野内さんが優しくて、お茶目な方なので現場は明るくて楽しかったです。

MC:どんなところにお茶目さを感じましたか?

優香さん:
すべてですね(笑)。もうとにかく優しいんですよ。緊張して現場に行ったんですが、冠さんも現場の雰囲気を作ってくださって終始穏やかな現場でした。

MC:西田さんは石橋監督とは長年のお付き合いということですが、この頃はかえってあまりお話をされないということをお聞きしているんですが...。

西田さん:
好きすぎて、照れちゃうんですよね(笑)。人生の深い話なんかを話し始めようとすると、お互いに照れちゃってやめちゃうんですよ。だから、そういった意味では、こんな感じでものを言わせてもらったのは今日初めてです。要するに、冠さんは鵜飼いみたいな人で...。

MC:鵜飼い、ですか(笑)?

西田さん:
ええ、私が鵜だとすると、勝手に魚を取ってきたら、「あ、その魚はちょうだいね」って(石橋監督に)取られちゃう(会場笑)。そんな感じですかね。

MC:うまく操って、操られて、という関係なんですね(笑)。

石橋監督:
僕も(西田さんに)操られているんだよ(笑)。「池中玄太80キロ」以来、僕の仕事は西田さんペースです(笑)。(西田さんは現場で)どんどん奔放に「こうしたらどうだ、ああしたらどうだ」とやってみてくれるんですよ。そうすると、僕もノリがいいから「そうする」ってなるんです(笑)。本当にありがたいコンビを組ませてもらっています。

西田さん:
それで、うまい具合にちゃんと歯止めを利かせてくれるの。もう最初から「お前は何もやるな」と、やらせないというタイプの監督もいますから。その禁止令をくらったときが不自由なんですよね~(会場笑)。

MC:スタッフ・キャストから、79歳にして監督デビューを飾られた石橋冠監督へ、白いバラの贈呈です。この白いバラの花言葉は、「約束」です。

竹野内さん:
やっぱり照れますね(笑)。公開初日、本当におめでとうございます。監督の第1回映画作品に出られて、ただただ光栄に思っております。とにかく現場で感じたものづくりに対する石橋冠監督の情熱、本当に作り手というのはハートが大事なんだということを教えてもらいました。その気持ちを受け継いで、精進してまいりたいと思います。

石橋監督:
ありがとう、竹ちゃん。なんだか照れくさくて死にそうな感じだよ(笑)。

江口さん:
本当にいろいろお世話になっています。監督の作品で、心で芝居をするということ...もちろん当然のことなんですが、心がないと太刀打ちできない、ものすごく大きな何かを感じながら演じさせてもらいました。僕もこれから俳優をやっていくうえですごくいい体験ができた作品です。冠さんのエネルギーに引っ張られました。体に気を付けて、またもう一本...(笑)。

石橋監督:
ありがとうございます。江口くんは髪の毛もばっさり切って、日に焼けて、ひげもはやして、本当に地元の漁師になりきってくれて、非常に僕たちのモチベーションを上げてくれました。本当にありがとうございました。

優香さん:
第1回監督作品、おめでとうございます!

石橋監督:
本当に難しい役をちゃんとやってくれましたね。ありがとうございました。

優香さん:
冠さんが撮影初日に「任せたよ」と言って、肩をぽんぽんとやってくださったんです。そのときに私は「この方についていこう」と思いました。冠さんがスタッフの皆さん、キャストの皆さん、たくさんの方に愛されているのを目の前で見てきて、こんな素敵な大人になりたいなと思いました。健康で、第2回、第3回作品も作ってください。そして、出演させてください(笑)。

石橋監督:
もう、照れくさくて死にそうです(笑)。ひかるちゃんはどんどん大きくなって...こんにちは(笑)。

髙橋さん:
初監督作品、そして公開初日、おめでとうございます。

石橋監督:
ありがとう。撮影しているとき、どんどんうまくなって、自然に芝居するようになって、本当に素晴らしい人でした。ありがとうございます。

髙橋さん:
私は全然演技もできなくて、撮影が始まる前から特別レッスンをしてくださって、本当にいろいろなことを教えてくださって、ありがとうございました。なかなかうまく演じられなくて早口になってしまったり、間がうまく取れなかったりしたんですが、そこをすごく注意してくださって嬉しかったです。またご一緒できるように頑張りますので、よろしくお願いします。

石橋監督:
またたばこを吸ったら怒ってください(会場笑)。

西田さん:
へっへっへ、いや~、冠さん(笑)。テレビドラマの中では、冠さんの演出力の素晴らしさは存じ上げてきましたが、映画作品もかなりポテンシャルの高い監督だなと思いました(笑)。まあ、新人だからね(会場笑)。これからも勉強してもらって、年に1度とは言いません、2年に1度、いい作品を作り続けていってくれたら、ちょっとは世の中に残る監督になるんじゃないかな~(会場笑)。おめでとうざいます(笑)。

石橋監督:
はい(笑)。ありがとうございます(笑)。(花束をすべて持って)なんかお葬式の棺桶の中に入っているみたい(笑)。ありがとうございます!



■最後に、竹野内さん、江口さんからメッセージが送られました!

江口さん:
こういった作品に出演できたことを、僕もとても嬉しく思っています。僕の世代が、石橋さんの作品を観たギリギリの世代かなと思いますが、それ以下、または観たことがない世代の方たちに、今日の感動を少しでも伝えられるように、「こんな映画だったよ。ちょっとグッときちゃった」と言葉にして、周りの方、友人の方々に伝えてもらいたいなと思います。今日は本当にありがとうございました。

竹野内さん:
本当にこの作品に出演できたことは光栄です。子どもの頃から「池中玄太80キロ」を観ていまして、まさか今、西田さんと監督と同じ壇上に立てるとは...(西田さんが竹野内さんに握手を求める光景に会場笑)。本当にすごいことだなと思っています。非常に感慨深い気持ちです。昨年の暮れからみんなと一緒に宣伝で全国を回っておりました。様々な質問を受けたんですが、その中であるインタビュアーの方が石橋冠監督に「なぜ今まで映画を撮られなかったんですか?」と質問したんですね。そのときに監督は「私が子どもの頃は、まだテレビも世に普及する前で、映画館に足を運んで、映画を観て、映画に憧れて、この世界を志しました。気が付けばテレビの世界に入っていたんですが、ずっと映画の夢を持ち続けて今日に至りました」とおっしゃっていました。私が勝手にこんなことを申し上げるのは非常に失礼かもしれませんが、おそらく冠さんは、ずーっとその夢を心の中で持ってきた監督だと思うんです。でも、自分が選んだ仕事、テレビへの道、そして様々な人たちと出会っていく中でのその人たちへの仁義、そういうものをひたすら貫いて、自分が本当にやりたいことを我慢して、やっと今日その夢が実現したんだと思うんです。何を言いたいかというと、そういう心意気で映画を作る、そういう方の作品に出演できたことは、一生の宝だと思っています。監督がほかにも、「偉そうに『第1回監督作品』なんて、とても僕は言えません」とおっしゃっていたのも非常に印象的でした。そして、どんな方にも「僕は初心者なので、映画は初めてなので、どうぞよろしくお願いします」と深々と頭を下げていた石橋冠監督の心意気に心を打たれました。本当にこの作品が日本全国の方々の心に、石橋冠監督の情熱と共に届いていったら嬉しく思います。本日はご覧いただき、ありがとうございました。

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