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徹夜のドラマ16時間イッキ見イベントにサプライズ登場!
西島秀俊&池松壮亮が熱狂的MOZUファンに劇場版の魅力を初披露!!

2015年09月06日

「MOZU」15話耐久ノンストップMOZUラリー

<左から、池松壮亮さん、西島秀俊さん>

WOWOWとTBSの共同製作で連続ドラマとして放送され、熱烈な支持を集めた「MOZU」。11月に完結編となる「劇場版 MOZU」公開が控える中、9月5日の深夜から翌6日の昼にかけて、ドラマ版全15話を16時間かけてイッキ見するというイベントが東京・秋葉原のUDXシアターにて開催されました。全話上映後にはサプライズで西島秀俊さんと池松壮亮さんが登場! 16時間見続けたファンの皆さんを労うと共に劇場版の魅力についても語りました。疲労と熱狂の入り混じったこちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!

西島秀俊さん(倉木尚武役)

本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。感謝の言葉しかありません。大丈夫ですか? 本当に大変だったと思いますが、こうやって皆さんが応援してくださるんだなと改めて感じて、非常に感激しております。
池松壮亮さん(新谷和彦役)

今日は本当にありがとうございます。お疲れ様でした。もうちょっとだけお付き合いください。よろしくお願いします。


MC:ただでさえ情報量が多い「MOZU」を一気に15話、16時間かけて見るということについていかがですか?

西島さん:
僕は12時間の映画を観た体験があるんですけれど、6時間くらいで連帯感が生まれ「まだいけますね?」とみんなで話したりしていたんですが、でもそれはフランス映画で字幕なしで、ある意味、何か分からないまま観ていたので楽だったのかな...。今回、これだけの密度の濃い作品を...ただ、スクリーンで見る機会もないのでうらやましいなと思いつつ...。お夜食は何回くらい出たのかな? ...とか非常に気になるところもありました。2回? そうですか?

池松さん:
いやぁ、すごいですね。僕は夜10時に寝た気がするんですけれど、さっき起きました。すみません。僕はジッとしているのが苦手なので16時間は無理だなと思いますね。

MC:お客さんから募集した質問にお答えいただきたいと思います。「アクションシーンがかっこよかったですが、特別なトレーニングはしましたか? 大変だったシーンはどこですか?」

西島さん:
撮影前にアクションチームと一からトレーニングをし直して、蹴る、殴るなどのアクションをやりました。その後に、シーンごとのアクションももう決まっていたので、俳優同士で練習する、というのをやってましたね。

MC:腕立てのシーンの体つきが...相当作り上げてきたんだろうなと思いました。

西島さん:
腕立てはアクションじゃないです(笑)。そうですね。吉田鋼太郎さんとのアクションシーンは北九州のアーケードの上での撮影でしたが、すごく大変でした。落ちたらさよならというところで、鋼太郎さんはあんな高いところで(髪を直すしぐさをして)こんなことをやっていましたけれど、かなり危険な撮影でした。

池松さん:
(トレーニングは)何もしていなくて、すみません...。

西島さん:
していないんだ?

池松さん:
前もって何もさせてもらえなくてですね、当日行って習ってやっていたんですけれど...。

西島さん:
よくあのアクションを...。

池松さん:
撮影前にご飯を食べないようにとかはしていました。それくらいですね。

MC:一番大変だったシーンは?

池松さん:
僕も北九州が...というか鋼太郎さんがよくないんですかね(笑)? 鋼太郎さんがすごく動けるんですよ。大変でした。

MC:続いて「初めて脚本を読んだ時はどう思いましたか?」

西島さん:
すごくワクワクしましたね。台本で既に硬質な、見たことのない作品の空気感がありました。これは大変な作品になるなとも思いました。羽住組で「ダブルフェイス」という作品を前にやって手応えがあったので、見たことのないような連続ドラマに参加できるんじゃないかという印象でした。

池松さん:
僕は「MOZU」からの参加でしたが、ちょっと想像できないというか...。「どう演じるべきなのかな?」とずっと考えていましたね。

MC:演じてみて、結果いかがでしたか?

池松さん:
僕自身はすごく楽しかったですけれど、それは...。

MC:見ている方が決めることだと? 皆さん、いかがでしたか?

池松さん:
(会場からの大きな拍手に)ありがとうございます。

MC:改めて「MOZU」という作品の魅力はどんなところにあると思いますか?

西島さん:
すごく斬新なストーリーと、今までの連続ドラマのセオリーと言われるものを全部取っ払ってみたという、ある意味で無謀な挑戦をさせてもらったことです。そして素晴らしい共演者の皆さんがとんでもない想像力を膨らました役作りをされて、見たこともないキャラクターが血みどろの戦いを繰り広げるってところが魅力じゃないでしょうかね?

池松さん:
何でしょうかね? なかなかやれないことをやれたのかなと思っています。今、西島さんが言われたこともそうですし、何より連続ドラマの放送から1年くらい経って、それでもまだ見てもらえるのはそれだけの魅力があるドラマだったのかなと思います。

MC:11月7日公開の劇場版で完結ということですが、本当にこれで終わってしまうんでしょうか?

西島さん:
はい、本当に、本当の終わりです。間違いないです。

MC:新キャストとしてテロの実行グループのプランナーを伊勢谷友介さん、狂気に満ちたテロリストを松坂桃李さん、そしてラスボスであるダルマをビートたけしさんが演じます。

西島さん:
伊勢谷さんは今までの「MOZU」に出てこなかったタイプの悪役で、ホワイトカラーで手を一切汚さない冷酷な男というすごく美しい役柄ですね。僕は、桃李くんが悪役をやっているイメージがなかったので「どうなるんだろう?」と思っていたんですが、(松坂さんは)現場で精根尽き果てた顔で...フラフラになって帰っていく姿をよく見ました。でも充実していたようで、楽しそうに帰っていきましたね。

MC:そしてビートたけしさんです。

西島さん:
ドラマシリーズが終わって一番言われたのが「ダルマはどうなったんだ?」「あれなんとかしろ」と言われて、「僕に言われても...」というのがありました(笑)。でも「日本中の人の頭に浮かぶ男ってのを誰がやるんだ?」と北九州でロケをしている頃から監督と話をしてて、もし実在する俳優さんでやるなら「そりゃビートたけしさんしかいないでしょ」とよもやま話でしていたんですけれど、勇気あるプロデューサーが話をしたら出てくださるということになり、それで監督も正面からダルマを描こうと固く決心したとおっしゃっていました。特に「MOZU」は池松くんをはじめ、悪役が輝くドラマなので、ぜひそこに期待してもたいたいと思います。

MC:ロケは日本ではアクションの許可が下りないということで真夏のフィリピンで1カ月にわたって行われましたがいかがでしたか?

西島さん:
もうスタッフの熱量が破裂しそうな感じになっていて(日本では)収まらないと...。映画化となった時、爆発しそうなエネルギーを表現するには海外まで行かないと自分たちのやりたいことができないという思いがあったんだと思います。だから海外まで行って撮影をしました。日々戦場のような現場で「生きて帰ってこられた」と部屋で突っ伏すような毎日が1カ月続きましたね。本当に死ぬかと思いました。

MC:銃も本物を使ったんですよね?

西島さん:
そうですね、警察署で実際に指導を受けて、実際の銃を使ったアクションをしましたね。

MC:炎のシーンが予告編でもありましたが...。

西島さん:
あれ本物の火なんですよ。普通はあれをCGにしますよね。2日掛かりましたが、夜中まで火を燃やしました。

MC:あのシーンは伊勢谷さんとたけしさんとご一緒ですね? どんなお話をされたんですか?

西島さん:
伊勢谷さんは一切汗をかかないという設定の男で、フィリピンでもあの炎の中でも一切汗をかいてはいけないという過酷な撮影を行っていました。北野さんは特殊メイクに2時間、3時間もかけて作られた上での撮影でした。普通にしていても熱い中で、さらに息もうまくできない中での撮影だったんでしょうけれど、ご本人は「本物じゃないとダメなんだよな、こういうのは」とおっしゃって、本物の炎の中を夜中の1時くらいまで撮影されていました。感動しましたね。愛情のある方なんだなと思いました。

MC:和彦は消息を絶っていたという設定ですが、劇場版のストーリーにどのように絡んでくるんでしょうか?

池松さん:
秘密です。

MC:松坂桃李さん演じる権藤と激しい戦いを繰り広げたようですがいかがでしたか?

池松さん:
やはりこれだけのシリーズで映画からの参加なので、その分の気迫が凄くて、何か残さないと...という気迫が凄かったです。負けないように頑張りました。

MC:激しいシーンに仕上がっていますか?

池松さん:
そうですね。

MC:真夏のフィリピンロケはいかがでしたか?

池松さん:
少し後から撮影に参加したので爆発とかは見ていないんです。ドラマの頃からスタッフがギラギラしていましたが、映画でもやはり、久しぶりに会うとみんなギラギラしているし、フィリピンに行ったことで浮かれていて、「ヤバいな、この人たち、止められないな...」と思いました。久々にアクションをはじめたら、目がみんな「やります」って感じでした。

MC:松坂さんとの共演でお話はされましたか?

池松さん:
2日間くらいの撮影で特に話してはいないですが、2日間いてお互いに「いい感じ」になってくるというか...。深い「お疲れ様でした」が最後にあって、言葉にならない感じでした。

MC:最後にメッセージをいただけますか?

池松さん:
公開まであと2カ月です。僕もまだ観ていないので何とも言えないですが、面白いので、楽しみにしていてください。今日は本当に、皆さんハイになっているので、帰りは気を付けてください。

西島さん:
皆さんを代表とする、連続ドラマからのファンの皆さんのお力で今回、劇場版を作る機会を与えてもらいました。この作品に対して全スタッフ、愛情と情熱を持っていて、今回、本当の最後ということで、とにかくやりきるためにオールスタッフ全力でやりました。きっとドラマを見てくださった方はもちろん、見ていない方も楽しんでもらえる作品になっていると思います。ぜひ劇場に足をお運びください。

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