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向井理&綾野剛、固い握手で誓う大ヒット!
この夏を締めくくる"S"級話題作、いよいよ公開!!

2015年08月29日

「S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」初日舞台挨拶

<左から、平野俊一監督、青木崇高さん、新垣結衣さん、向井理さん、綾野剛さん、吹石一恵さん、大森南朋さん>

「ビッグコミック」に連載中の人気漫画を原作に、現代の日本社会が抱える問題を骨太なストーリー展開と激しいアクションで描いた連続ドラマ「S-最後の警官-」の待望の劇場版「S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」が8月29日についに公開! 東京・有楽町のTOHOシネマズ 日劇にて行われた舞台挨拶に、主演の向井理さんをはじめ、綾野剛さん、新垣結衣さん、吹石一恵さん、青木崇高さん、大森南朋さん、平野俊一監督が登壇いたしました。

ドラマから共に走り続けてきた向井さん、綾野さんがプライベートでの仲の良さや互いの魅力についても熱く語り、さらに続編への意欲も!? 大きな盛り上がりを見せた舞台挨拶の模様をレポートいたします!

向井理さん(神御蔵一號役)

「S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」観終わったということでどうでしたかね? (会場拍手)ありがとうございます。もうネタバレもないので言いたいことを言いたいと思います。本当にここまで来るのに長い、長い戦いだったと思います。ドラマの撮影を始めてから2年くらい経っていますし、たくさんの人たちとたくさんの時間を積み重ねてやっとここまで来られたと思います。それをこういう形で皆さんと共有できて幸せです。今日は最後まで楽しんでいってください。
綾野剛さん(蘇我伊織役)

皆さまに観てもらって、ようやくスタートが切れたと思います。非常に大変な現場でしたが、こうした形で皆さまに集まってもらいますと、報われた気持ちになります。短い時間ですが楽しんでいってください。
新垣結衣さん(林イルマ役)

上映後の挨拶で舞台に立たせてもらうのは初めてです。やっぱり、空気が熱くて、何か感じ取ってもらえたのかなと嬉しく思います。みんなが心身を削って魂を込めて作った作品をこうして初日に観てもらえて嬉しく思います。今日はありがとうございます。
吹石一恵さん(棟方ゆづる役)

今ここにいないキャストやスタッフも熱い気持ちを込めて作った作品です。今、こうやって皆さんのお顔をじっくり見させてもらうと、その気持ちをしっかり受け取ってもらえたのかなと感じております。今日は限られた時間ですがよろしくお願いいたします。
青木崇高さん(倉田勝一郎役)

僕は(映画からの)途中参戦なんですけれど、受け入れてもらえましたでしょうか? (拍手)あぁ! これは嬉しい! 感無量でございます。もう喋りません! どうもありがとうございます。
大森南朋さん(香椎秀樹役)

本日は雨の中、ご足労くださいましてありがとうございます。結構、迫力のあるドラマだったと思います。皆さん、お疲れ様でした。
平野俊一監督

皆さん、本当にありがとうございます。何を言おうか、いろいろと考えていたんですけれど、皆さんに言われちゃって、僕は何を言おうかって感じなんですけれど...。皆さん、温かい表情で僕らを迎えてくれた感じがするんで嬉しい気持ちです。ここにいるキャストとここにはいないキャスト、本当にたくさんのみんなで作った作品なので、初日を迎えられて本当に嬉しく思います。今日は本当にありがとうございました。


MC:向井さん、まずは初日を迎えて率直な感想はいかがですか?

向井さん:
もう率直に言うとホッとしています。ここまで来られたんだなという思いが8割、9割で、あとは寂しい気持ちがありますね。今日で一度「S」に関わるのが、最後になってしまいますので、それは寂しいですね。と同時にこの映画を皆さんにお渡しする瞬間でもありますし、複雑な気持ちですね。

MC:綾野さんも初日を迎えられていかがですか?

綾野さん:
素直に感謝の気持ちでいっぱいですね。まずここにちゃんと立てていることに感謝です。ドラマから映画へと...本当に走りぬいた作品なのでドラマを序章とするなら映画が最終章という形になっていますけれど、映画は「第2章」でいいと思っています。長い付き合いになる作品になると思っています。そのためには皆さまの愛が必要となります。また引き続き頑張りたいなと思っています。

MC:序章のドラマが2013年に撮影が始まりました。そこから2年、まさにビッグプロジェクトですが、お2人にとって「S」という作品、向井さんにとっての神御蔵一號、綾野さんにとっての蘇我伊織はどのような存在になりましたか?

向井さん:
ドラマの時は、一號はあほだなぁって思いながら演じていました。自分で年齢設定を下げてやっているところもありましたけれど、その分、映画でいろんなことを回収してあげたいなって、成長した一號をちゃんと演じてあげたいなって気持ちもありました。このご時世だからしょうがないかもしれませんが、いろんなことがいろんな方向に変わりゆく今の時代の中で、改めてこの作品を観て、神御蔵一號という人がいたら、何かが変わっていくんじゃないかって思いました。「本当にこういう人がいてくれたら何か変わっていくんじゃないのかな?」と思ったのは、時代の流れもあるので一概にこの役のせいとは言えませんが、いろんなものを感じるきっかけになりましたね。

綾野さん:
蘇我から通した神御蔵は愚直なほど、あほでしたね。

向井さん:
まあ...いいや(笑)。

綾野さん:
でもドラマの後半で「お前はお前のやり方を...」なんだっけ?

向井さん:
「貫け」。自分のセリフ忘れたの?

綾野さん:
それって一つの理解だとか、考え方はそれぞれありますけれど、その中で倫理を超えた関係性が生まれて、今回、SST(海上保安庁所属特殊警備隊)というのも含めて3部隊の中で、蘇我は限りなく狙撃手としての役割をきちんと全うできたのかなって思いますね。やはり神御蔵が安心して突っ込んでいけるようにとそれだけを考えていました。

MC:一號と蘇我の関係性もそれぞれ変化していますが、向井さんと綾野さんはプライベートでも結構、仲が良いんですよね?

大森さん:
結構、仲良いですよ(笑)。

MC:仲が良いのが現場でも出ていましたか?

大森さん:
出ていましたね。すいません、口出しして...。

向井さん:
観てもらったのでわかると思いますが、あんまり今回、共演シーンが多くなかったので、逆に少ないシーンの中で関係性を出していければと思っていました。

MC:初日ということで、お互いの魅力を教えてもらっていいですか? 向井さんの好きな綾野さん、綾野さんの好きな向井さんを教えてください。

向井さん:
いや、そういう要素ないですよね、この映画...。

青木さん:
ヒュー!

新垣さん:
ずっと触り合っていましたよね?

青木さん:
そっち?

綾野さん:
この人(=向井さん)、僕が芝居中はそういう(クールな)感じでいるから、なんか僕の牙城を崩したいんですよ。だから本番中でも平気で僕の尻とかを...。

向井さん:
いや、本番ではやっていないと思うよ! やったかな?

綾野さん:
その時はちょっと対応できなかったけれど、そういうことしますよ。チャーミングです。あとは単純に同じ人類とは思えないこの(スタイル)、ね。でも現場での彼の振る舞い方は非常に感銘を受けるところもありました。共感もしますし、まず自分が主役であるということを立てた上で、自分が貫きたいことや、やりたいことよりも自分じゃない誰かのために現場を動かしていきながら、他のキャストが苦しんでいないかと周りを見て気づいてくれる主演であったなと思います。そういった部分は尊敬に値しますし、本当に長い付き合いに...って真面目になっちゃったよ!

向井さん:
僕、言おうとしていたのが真面目じゃない方だったから...。

綾野さん:
まあ、でもね、いいんじゃないかな? ここまで来たら。

MC:つまり座長としての姿やお尻を触ってくるというところ?

綾野さん:
そうですね...。

向井さん:
どっちも得しないよ、それ!

綾野さん:
そういう方が記事になりそうだし、でも記事にしてもらえるだけありがとうございますって感じですね。

MC:向井さんから見て綾野さんの魅力はどんなところですか?

向井さん:
この間、久しぶりに飯でも食おうかとメールを夕方の6時半くらいにしたんですが、返ってきたのが7時くらいで「寝ていた」と...。7時まで寝る生活ってどういう...? ってところですね。

MC:連絡を返さないんですか?

向井さん:
というより、夜7時まで寝る生活って...。じゃあ何時に寝はじめたんだろう? ...ってそういうベールに包まれたプライベート。謎な部分がミステリアスで蘇我っぽいなと思いました。

大森さん:
あんまり仲良くないね...。

向井さん:
あんまり仲良くないみたいですね(笑)。

綾野さん:
僕は僕で体重を落とさなくてはいけなかったんで、食事も食べられなくて、とにかく寝ると体重が落ちるので、その時は寝ていました。食べに行きたいなって思いながら...。

MC:新垣さんは間近で2人を見ていて仲の良さはいかがでしたか?

新垣さん:
とにかく触り合っているんです。ドラマの撮影に入った時も、私は最後の2話から参加したんですが、皆さんのチームワークが出来上がっていて、その中に飛び込んだんです。集合写真を撮る機会があって、その時にも...「あぁ、常に触り合っている!」って思って...。この間の映画の完成披露舞台挨拶の時も、一人ずつ入場した時も「ガッチリと握手を交わして肩を抱き合った」とあって、私は入場前で見ていなくて、そんなことがあったんだ? と思ったんですけれど...。仲が良いなって思いました。お話しているのを聞いていても信頼しているんだなというのが伝わってきます。この作品って濃厚ですけれど、短い期間しか一緒にいられないのでそこで築ける絆って限られているとは思います。これからもどんどん続いていくような関係になるような気がするってのはすごいことだと思うので...はい、仲良いです。

MC:今回、新垣さんはスナイパー役でしたがいかがでしたか?

新垣さん:
男性の中に一人女子が入るという状況はやはりプレッシャーでもあり、負けたくない気持ちもあり必死でしたね。アクションのシーンもそうですし、精神的な部分でも優しいお兄さんたちが支えてくださったので、こうして映画も無事に撮り終えることができて、乗り越えることができたなと思います。

MC:吹石さん、ファンならだれもが気になっていた一號とゆづるの関係性ですが、この映画で一つの結論、結末が見えたようにも思いますがいかがでしたか?

吹石さん:
初めて台本が届いた時に、一號とゆづるだったらこういう形で2人の関係が進展していくんだなって、「あ、そっかー」って腑に落ちました。今までお客さんの前でお話しする機会はあったんですが上映前だったので「ええと、この作品の中で一號とゆづるは、ええと...観てください!」としか言えなかったんです。今日は観てもらった方の前で何を話してもいいんだなと安心しています。皆さんに結末を最後まで観届けてもらえたんだなという気持ちです。

MC:向井さん、あの最後の表情は...?

向井さん:
最後の表情? 難しかったですね。監督にいろいろ言われて、よくわからなくなってしまい、よくわからないままやっていたんでよくわからない表情になってしまいました...。監督に「男ってああいう時、ああ言われたらちょっと変な気持ちになるでしょ?」とか言われて、「え?」って思って...。それがわからなくて...ポカンとしましたね。

平野監督:
何て言ったかな? いろいろ言ったんだけれど、一號は一號でまたいろんなものを背負ってしまったんだな。そんな一號の背中をゆづるが押したんだな。そんなときって男ってさ...ということを話した気がします。じゃあどういう風にやるのかっていうのが難しかったから、そこは向井くんに丸投げしました。

向井さん:
だから恥ずかしいんですよ。半分素みたいな感じなので。言われても「あ、はぁ」みたいな感じです...。

MC:向井さんと一號が混ざっているような?

向井さん:
恥ずかしかったです。

綾野さん:
僕も観ていて恥ずかしかったよ。ああいうのは恥ずかしいよね。その前に蘇我があんなことを話しているからさ、こんな顔して...。

MC:青木さんは今回から加わりましたが、SSTの隊長ということでかなりトレーニングもされたんですか?

青木さん:
海上保安庁を背負っている役だったので、腕立て伏せだったら7万回くらいですか? 2時間おきに...。これは黙っていた方がよかったですね? しっかりトレーニングはしました。あと現場で隊員との絆みたいなものはあったんで、一度、船での撮影で海上保安庁の方からカレーを出されたんですけれど、残っちゃったんですね。そしたらみんな、ボーっとしていたので、アタマにきて、「ふざけるな!」と言いました。出されたものを食うのが海上保安庁だって、まあそんな海上保安庁のルールは知りませんけれど「残すな!」と言ってガーッと食べました。ただみんな、どんぶりいっぱいのラッキョウはちょっと苦手で...。ラッキョウをメチャクチャかきこみましたね! 

MC:結構、体育会系なんですね?

青木さん:
それまでの「S」の絆が凄かったんで、こっちも負けていられねえって気持ちでやっていましたね。

MC:大森さんはNPS(警察庁特殊急襲捜査班)の隊長として今回、現場に実際に乗り込んで戦うシーンもありました。

大森さん:
いやぁ、僕、結構頑張っているな、っていう...。今おっしゃったアクションですが、TVシリーズでは、僕が指示出してみんなが大変なアクションしているってことが多かったんですけれど、今回は自ら乗り込みました。やりがいもありましたし楽しかったですね。皆さんの苦労も感じました。

MC:最後に締めのご挨拶ですが、まずは綾野さんから、ぜひファンに向けたメッセージと共に向井さんへのメッセージもお願いします。

綾野さん:
むしろそのつもりだったので、言われちゃったらなんか、言われたから言っているみたいでカッコ悪いじゃないですか!

MC:申し訳ございません。ではサプライズという形でお願いします!

綾野さん:
まず今日は皆さん、本当にありがとうございます。こうして皆さんに来てもらって、映画はスタートするので第三者としてではなく、ある意味で共演者として観てもらえたら幸いです。各部署、俳優部代表して言わせてもらいますが、理、本当にお疲れ様でした!
ドラマシリーズから映画にかけて、彼はドラマから映画が始まる1年間も気を抜かずに体を作り続けながらも精神力をずっと保ち続けていたと思います。その中でドラマでも主役ですが、全体を引っ張る中で大変なこともあったと思います。映画に突入して、さらに大きくなった彼が戻ってきた姿を見て「あ、これはすぐ行けるな」という実感がありましたし、それは各部署に伝わっていたと思います。最後の最後まで走り抜けた向井理に改めて本当に感謝申し上げたいです。撮影が終わった後も彼は今までになかったくらい「S」の宣伝をしていて、いろんな地方にも「S」の愛を届けに行っていました。彼がそこまでやってくれたおかげで僕らは今こうしてステージに立ち、皆さんに作品を届けることができ、受け取ってもらえたのだと思います。いろんな意味で、向井理が立ち続けたというところに僕は、この映画の本質的な意味があると思います。本当に、向井理...。「向井理」っておかしいな...(笑)。


向井さん:
フルネーム?

綾野さん:
理、お疲れ様! ありがとう。

向井さん:
ありがとう。なんか恥ずかしいね。あんまり主役と思ってやってきたことは正直ないんですけれど、一つのチームでたまたま、誰かの名前が一番最初に来るし、それが今回、たまたまそうなっているだけで、本来、この作品はみんなが主人公になれるくらい、キャラの濃い作品だと思うし、もっと流動的に主役が交代してもいいんじゃないかと思います。そういう意味でまだまだ作品が続く可能性もあるのかな? 続いてくれたらいいなと思います。大変なんですれけれどね、本当は、すごく大変なんです。でも僕だけじゃなくて本当にみんなが同じ目標に向かって走って来られたというのが、チームワークの良さを発揮できたということだと思うので、ぜひまたこのチームワークをどこかで発揮できればと思います。

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