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原作者・岸本斉史氏、「BORUTOは完璧」と大満足!
「続きが観たい!」の声には、「もう休ませて」と本音

2015年07月28日

「BORUTO -NARUTO THE MOVIE-」完成披露試写会

<後列パネル内左から、小野賢章さん、杉山紀彰さん、菊池こころさん、三瓶由布子さん、竹内順子さん、浪川大輔さん、
前列左から、飯田祐馬さん、谷口鮪さん、うずまきボルト、岸本斉史さん、古賀隼斗さん、小泉貴裕さん>

昨年惜しまれつつ連載が終了した大人気コミック「NARUTO-ナルト-」。完結と同時にスタートした"新時代開幕プロジェクト"の集大成として製作された劇場版シリーズ11作目「BORUTO -NARUTO THE MOVIE-」がついに完成し、7月28日に都内で完成披露試写会が行われました。

原作、脚本、キャラクターデザイン、製作総指揮を担当した岸本斉史さんは「連載以上に力を注ぎました。完璧です!」と強い手応え。一方、シリーズ初参戦の三瓶由布子さん(うずまきボルト役)が「この映画を観たら、続きが観たくなります」と語ると、岸本さんからは「無理です...もう休ませてください」と本音が飛び出しました。さらに人気バンドKANA-BOONが登場し、書き下ろしの映画主題歌を生演奏する場面も。その熱演に、岸本さんも涙? 約500人のファンが駆けつけ、大盛り上がりを見せたイベントの様子をレポートいたします。

三瓶由布子さん(うずまきボルト役)

(ボルトの声で)今日は俺の映画を観に来てくれて、ありがとうってばさ! みんな、俺のかっけえ姿、楽しみにしてくれよお! よろしく! 
菊池こころさん(うちはサラダ役)

緊張する。

杉山さん:
大丈夫...!

菊池さん:
(サラダの声で)パパが大丈夫と言っているので、大丈夫だよ!
舞台挨拶はこれが人生初なので、すごく緊張していますが、皆さん優しそうな目線なので、良かったです。楽しんでいってください。
竹内順子さん(うずまきナルト役)

去年の冬、初恋が成就したと思ったら、今年の夏、父親になっていました!
杉山紀彰さん(うちはサスケ役)

今回はボルトの師匠役ということで、今までとポジションが変わりつつあります。とても朗らかで優しいサスケを、今後も頑張っていきたいと思っております。
小野賢章さん(奈良シカダイ役)

こんな素晴らしい作品に参加できたこと、とても光栄に思っております。
浪川大輔さん(モモシキ役)

皆さんこれから(映画を)ご覧になるということで、ホッとしております。観終わった後、(敵役なので)本当にムカつくと思います。
岸本斉史さん(原作・脚本・キャラクターデザイン・製作総指揮)

今回...、大変でした。連載が終わって、やっと休めるかと思ったら、全然休めませんでした...(笑)。この映画に関しては連載以上に力を注ぎました。そして映画が完成して、やっと一段落ついたので、この前新婚旅行に行ってきました(客席から拍手)。うちの息子もボルトくらいに大きくなっていて、今回の映画は自分の私生活をそのまま描いたような作品になっています。


MC:岸本さん、今日、息子さんの誕生日だそうですね!

岸本さん:
ありがとうございます。

竹内さん:
ここにいて大丈夫ですか?

岸本さん:
いや、正直、あの...(笑)。

竹内さん:
"巻き"でいきましょう!

MC:さて本連載、そして短期連載が終わりまして、それでもお忙しいと思います。この映画が完成して、振り返ってみていかがでしょうか?

岸本さん:
試写を観たんですけれど、完璧です! 自分で描いていて何なんですが、大満足です。なので、皆さんにも喜んでもらえると思います。お馴染みのセリフも入れていて、「なんで、これを選んだんだろう」っていう風にツッコミどころもあるので、ファンの皆さんには楽しんでほしいですね。

MC:完璧な作品に仕上がったということで...。

岸本さん:
ちょっと言い過ぎましたね(笑)。自分で描いているので、(映画を観て)伝えたかったことが伝わってきたんですが、皆さんにもきっと何が伝わるものがあると思います。特に大切な人とのやりとりが増えればいいなと思って作った作品です。その思いが伝わればいいかなと思います。あまり(メッセージを)限定はしたくないですけれど、ぜひ感じるままに観てもらえればと思います。

MC:続いて、三瓶さんと菊池さんにもお話をうかがいます。今回、絶大な人気を誇る「NARUTO」シリーズに新たなる主役として、参加したお気持ちを教えてください。

三瓶さん:
とにかく緊張しています。オーディションのときもそうだったんですけれど、今日もここに立つ前に、菊池さんと「緊張しています」「私もです」というメールのやりとりをしました。

菊池さん:
先輩に乗っかっていこうと...。

三瓶さん:
やっぱり、(週刊少年)ジャンプで読んできた作品で、私もファンだったので「BORUTO」が映画化されるとニュースを聞いたときは、すごく楽しみだなと期待していたんですね。でも、実際に自分が演じることになり、「あっ、この期待が自分に向けられているんだ」と思ったら、それはもう大変な緊張で眠れませんでした。でも、アフレコ自体は先輩たちがいらっしゃって、作品が積み重ねた歴史もあって、すごく落ち着いて臨むことができました。緊張することなく、楽しくボルトを演じることができました。岸本さんを前にして、こんなこと言いづらいんですけれど...皆さん、この映画を観たら、続きが観たくなります! そういう映画です。

岸本さん:
もう、無理です。もう休ませてください...。

MC:続いて、竹内さんと杉山さんにもお話をうかがいます。長きにわたり、お互いにライバル同士でしたが、それぞれ父親になりました。やはり感慨深いお気持ちになっているのではないでしょうか?

竹内さん:
今は、お互い「ケンカばっかり」という関係ではないですよね。

杉山さん:
確かに関係性というか、距離感が変わってきていて、会話するときの表情やニュアンスも変わってきているので、楽しんでもらいたいです。

岸本さん:
確かにサスケがいい感じで...。ボルトというより、サスケの映画なんじゃないかと思います。

竹内さん:
おいおい! でも岸本さんの実生活が描かれているわけだから、サスケに近しい人を望んでいるってことですか?

岸本さん:
いや...(笑)。そんなことはないと思いますが...。ここで多くを語ると、ネタバレになってしまうので...。

杉山さん:
スタジオで竹内さんが「私は女性だから、お父さんの気持ちが分からない」って言っていて、「いや、僕も子どもがいないから、分からないですよ」って会話をしていたんです。でも、こうしてボルトやサラダっていう新しい世代のキャラクターが登場して、「親だとしたらどうなんだろう?」という気持ちにはなりますよね。

岸本さん:
サスケはあまり父親らしいセリフを言わないから、難しいかもしれないですね。

三瓶さん:
さっき、菊池さんと一緒に取材を受けて「ナルトとサスケは、どんなお父さんですか?」って質問されてすごく困ったよね。

竹内さん:
ちょっと、そこ困らないでよお。じゃあ賢章くんにも話を聞くけれど、森久保父さん(奈良シカマル役の森久保祥太郎さん)はどうなの?

小野さん:
いや、もう大好きですよ! やっぱり、ビジュアルを見ても分かる通り、シカダイはお父さんが好きなのかなって思います。口調も受け継いでいるのか、とても似ていますしね。

MC:浪川さんは今回、敵役ということで、どのようなお気持ちですか?

浪川さん:
いや、この作品に関われるということがとても光栄です。何と言ってもめちゃくちゃ面白かったです。お子さん世代、お父さん世代が両方楽しめる作品だと思います。感動しました。もちろん、収録のときは大変なことも...。

竹内さん:
「NARUTO」の世界って、難しい漢字がたくさん出てくるじゃないですか。

岸本さん:
そんな難しい漢字、出てきましたっけ?

浪川さん:
「白眼(びゃくがん)を"しろめ"って読まなかったね!」とか竹内さん、ヒドイこと言うんですよ。"しろめ"とは読まないですよ。

竹内さん:
"はくがん"って読むかなって思ったんです(笑)。

MC:さて、本日はこの皆さんにもお越しいただいております。お呼びしましょう。主題歌「ダイバー」を書き下ろしたKANA-BOONの皆さんです!

谷口鮪さん(KANA-BOON/ボーカル、ギター)

はじめまして。KANA-BOONのボーカル、ギター、谷口鮪です。よろしくお願いします。
飯田祐馬さん(KANA-BOON/ベース、コーラス)

KANA-BOONのベース、飯田です。よろしくお願いします。
古賀隼斗さん(KANA-BOON/ギター、コーラス)

KANA-BOONのギター"役"、古賀です。よろしくお願いします。
小泉貴裕さん(KANA-BOON/ドラムス)

KANA-BOONドラム、小泉です。よろしくお願いします。


MC:KANA-BOONの皆さんは、「NARUTO」の大ファンなんですよね。今回、岸本さんからのオファーを受けて、主題歌が決定したとうかがいましたが。

岸本さん:
主題歌を歌ってもらうなら、KANA-BOONしかいないと決めていました。テレビシリーズのときに作ってくれた「シルエット」という曲を聞いたら、「これ、僕のことを歌っている。なんで、僕のこと、こんなに分かっているんだろう」って涙が出ちゃって...(笑)。(以前、主題歌を担当した)ASIAN KUNG-FU GENERATION以来、「キタ!」という感覚がありました。

谷口さん:
いやあ、めちゃくちゃ嬉しいですね。小学校の頃から「NARUTO」と一緒に育ってきましたから、光栄なことこの上ないです。ありがとうございます。

岸本さん:
こちらこそ、ありがとうございます。

MC:本日はこの舞台で、「NARUTO」、そして映画への思いが込められた主題歌「ダイバー」を生披露してもらおうと思います。さらに本日は登壇されている皆さんにも、客席でお客様と一緒にライブを楽しんでもらおうと思います。
さて、谷口さん、普段とは違う雰囲気での演奏ですが、いかがですか?


谷口さん:
だいぶ緊張しますね。

MC:本日は「NARUTO」ファンの皆様から寄せられたコメントを演出したプロモーション映像とともに演奏してもらいます。まさに「NARUTO」ファンの、「NARUTO」ファンによる、「NARUTO」ファンのための一夜限りのライブです。

■KANA-BOONの皆さんが、迫力の演奏で映画の主題歌「ダイバー」を生披露しました。


MC:KANA-BOONの皆さん、ありがとうございました! 岸本さん、ライブはいかがでしたか?

岸本さん:
いやあ、カッコ良かったです。また、泣きそうになっちゃいました。僕のために歌ってくれていると思うと...。

三瓶さん:
本当に素敵でした。今もドキドキしていますが、この曲を聞いたら「BORUTO -NARUTO THE MOVIE-」を、そして「BORUTO -NARUTO THE MOVIE-」を観たらこの曲を思い出してもらえる。そんな関係が広がっていけば、嬉しいです。

竹内さん:
これから皆さんが映画を観ると、本当に素敵なタイミングでこの曲が流れるので、この感動を取っておいてください。

谷口さん:
光栄でございます。映画に向けて一生懸命にこの曲を作ったので、ぜひ映画と併せて楽しんでください。ありがとうございました。

■フォトセッションには、幅約5メートル、高さ3メートルの巨大ナルトコミックが登場!

 


MC:最後になりますが、三瓶さんからご挨拶をお願いします。

三瓶さん:
じゃあ、最後もボルトくんが一緒にいるので、一緒に締めたいと思います。
(ボルトの声で)ここが俺の、俺たちの始まりだ! この夏をもっともっと熱くしてやるぜ! 次は劇場で待っているってばさ!


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