Movie Movie

Return Page

染谷将太、寄生獣"完結"で「ずっとずっと愛してください」
リアルなくす玉、寄生獣くんが公開初日をお祝い

2015年04月25日

「寄生獣 完結編」初日舞台挨拶

<左から山崎貴監督、ピエール瀧さん、深津絵里さん、染谷将太さん、橋本愛さん、新井浩文さん>

映画「寄生獣 完結編」が4月25日に全国422スクリーンで封切られました! 同日、東京・有楽町のTOHOシネマズ スカラ座で、主演の染谷将太さん、深津絵里さん、橋本愛さん、新井浩文さん、ピエール瀧さん、山崎貴監督が初日舞台挨拶に登壇いたしました。日本映画界屈指のプロジェクトの"ゴール"に、感謝と感激の気持ちを明かしました。

会場には寄生獣くんと名付けたくす玉も駆けつけ、公開初日をお祝い。「何やら奇怪なものが来ましたね」(ピエールさん)とツッコミを浴びながら、そのキモカワイイ外見で舞台挨拶を盛り上げました。当日の模様をレポートいたします。

染谷将太さん(泉新一役)

今日は「寄生獣 完結編」を選んでもらい、誠にありがとうございます。撮影は1年前に、約5カ月半をかけて行いました。前編はその半年後に公開され、そしてやっと完結編を皆さんにお届けできることが本当に嬉しいです。感動してくださったのなら、嬉しいです。
深津絵里さん(田宮良子役)

この「寄生獣 完結編」を観たいと待ち望んで、朝早くからこんなにたくさんの皆さんがいらっしゃるなんて本当に嬉しいです。感謝の気持ちしかないです。観終わった後に、いろんなことを語りたくなるような作品じゃないかなと思っています。そして自分のことを大切に思い、自分にとって大切な人のことをもっと大切に思ってもらえれば嬉しいです。
橋本愛さん(村野里美役)

前作の公開から半年が経って、やっと今日「完結編」が公開ということで、皆様のなかでやっと「寄生獣」という物語が完結したのではないかと思うと、すごく嬉しい気持ちです。今日はお越しくださり、ありがとうございました。
新井浩文さん(浦上役)

どの作品もそうなんですけれど、やっぱりお客さんに観てもらって、初めて映画が完成すると思っています。たくさんの人に観てもらいたいです。今日は650名くらいのお客さんがいらっしゃるそうで、大変嬉しいです。映画館に観に来てくれて、どうもありがとうございます。
ピエール瀧さん(三木役)

ここにいるのが(浅野忠信さん演じる)後藤じゃなくて、すみません。バランス的には、ここは後藤だよねって気もしますが...(笑)。
ここから見ると、僕ら世代のお客様もお見受けしますが、いかがだったでしょうか? 「寄生獣」でしょ? と言える作品になっていたかと思います。ぜひお友だちにも吹聴してもらって、また映画館に観に来てください。
山崎貴監督

初日の最初の上映にお越しくださって、ありがとうございます。皆さん、観たばかりだと思いますが、いかがでしたか(客席から大きな拍手)? ありがとうございます。ようやく完成して、皆さんに観てもらえるのが本当に嬉しいです。原作の大ファンだったので、長い付き合いだったんですが、今日ようやく"卒業"できるような気持ちです。改めて、ありがとうございます。


MC:では皆さんにお話をうかがっていこうと思います。まずは染谷さん、映画は5カ月で一気に2部作を撮り上げたと聞いていますが、撮影を振り返って思い出に残っていることはありますか?

染谷さん:
相方はミギーだったんですけれど、5カ月近く何もない状態で、しゃべりかけていたんですね。なので、最後まで自分がもつかなと思ったんですけれど、だんだん(ミギーが)見えてくるんですよね。「いやあ、これは見えてきたな。マズイなあ」と思って、最終的には自分のなかで「ここにいた」という不思議な感覚になりました。

MC:最後には見えてくるんですか?

染谷さん:
そうなんですよ、もう見えないとやっていられないんです(笑)。何もないところで、(ミギーを追う)目線を覚えないといけないのが大変でした。手に負えないやつですよ(笑)。

MC:そして山崎監督と全国5カ所(北海道、仙台、大阪、広島、福岡)をまわったそうですが、参加されていかがでしたか?

染谷さん:
とても楽しくて、各地で皆さんの感想も聞けましたし、どこに行っても「味噌汁のシーンが好きです」って言われました。自分も大好きですね。

山崎監督:
なぜか味噌汁が全国各地で大人気でした(笑)。染谷と「これは胸がキュンとくる青春映画だと言って行こうぜ」と相談しました。"胸キュン"キャンペーンですね。あらゆる場所で1日中、染谷と「胸がキュンとする」って言っていました。言い過ぎて、ちょっと反省もしましたけれどね。

染谷さん:
女性のライターさんも、「すごく胸がキュンとしました」と言ってくださったので...。

山崎監督:
なので、皆さんも女性のお友だちには「胸キュンできる青春映画だよ」ってアピールしてもらえれば。よろしくお願いします。

MC:そして深津さん。試写会では、田宮のラストシーンに涙する人も多かったと聞きますが、演じられていかがでしたか?

深津さん:
とにかく集中して原作に書かれた素晴らしい言葉をきちんと伝えることだけを考えて演じていました。徐々に感情を獲得していくという役柄なので、"徐々に"という部分の変化が難しかったですけれど、監督や染谷さんと丁寧に作り上げていきました。

MC:染谷さんとの共演は、いかがでしたか?

深津さん:
すごく楽しかったです。学ぶことがたくさんあって、すごい俳優さんだと思います。俳優さんじゃないみたい、というのは変な言い方ですが...。「演じている」というのを感じさせないくらい、その人そのもので嘘がないので、共演しやすいなと感じました。今度は別の作品で、きちんと目を見合わせて、もっと感情を通わせたいと思いますね。もちろん今回も、二人だけにしかわからない、抑制した感情をぶつけ合ったという特別な感覚はあります。

MC:続いて、橋本さんにうかがいたいんですが、「寄生獣」に関わった1年半はどんな時間になりましたか?

橋本さん:
撮影期間も長かったですし、前編後編と、皆さんに映画をお届けするまでの時間が、いつもの2倍だったので、この作品への思いがより強くなりました。私自身も大好きな映画なので、国民全員が観てくれればいいなと思っています。今日は女性のお客様もたくさんいらっしゃって嬉しいんです。もっと「そんなに怖くもないし、グロテスクじゃないから、身構えなくていいよ」とお伝えしたいし、青春映画だと知ってほしいですね。

MC:やっぱり、胸キュンですか?

橋本さん:
ですね。ぜひ、映画館で癒されてもらえればと思います。これだけ壮大で壮絶な物語ですけれど、そこに真実が見えてくる映画はなかなかないと思うので、多くの皆さんに体験してほしいですね。

MC:橋本さんから見た、染谷さんとの共演はいかがでしたか?

橋本さん:
とても誠実な方で、役者さんとしても素晴らしいんですが、まつ毛が長くてセクシーだなと思います。

MC:新井さんはまさかの人間役でのオファーでしたね。

新井さん:
まさかって...(苦笑)。まあ、まさかですよね。昨日もインターネットで検索したら、「北村一輝さんと自分(新井さん)は、リアルに寄生されている」って書かれていて、ちょっとヘコんだんですけれど...。二人とも人間役なのに...。

MC:事務所の先輩である浅野忠信さんが出演されていますが、浅野さん演じる後藤はいかがでしたか?

新井さん:
先輩を褒めるのもアレですが...、浅野さんが演じる後藤ってすごく怖いですよね。前編のラスト、ご飯食べた後、口からピアスを"ぺっ"って出すじゃないですか。あれ見て「怖っ」って思いました。浅野さんは本当に出しそうじゃないですか。ここにいない先輩のこと、あまり言えないですけれど...(笑)。でも、それくらい怖かったです。もちろん、俳優としては本当にかっこいいなと思います。

MC:そして、ピエールさん。最後の"顔"、最高でしたね。



ピエールさん:
あそこは大爆笑シーンですよね。爆笑してもらえました? 僕も初めて観たときは、声をあげて爆笑しましたもん。一瞬エグいなと思えるシーンも、笑えるのが「寄生獣」ですね。さっき、監督たちは「胸がキュンってなる」と言っていたじゃないですか。胸がキュンとなった後、顔がギュンってなりますからね(笑)。

MC:さて、ここで皆さんにお知らせです。前作「寄生獣」が世界19の国と地域で配給が決定され、各地で大ヒットしているんです。香港では興行収入が1億円超えを記録し、韓国や台湾などでも異例のヒットを記録しています。そしてこのたび、「寄生獣」がイタリアのウディネ・ファーイースト映画祭で、コンペティション上映されることが決定いたしました。染谷さん、深津さんは海外の映画祭での受賞経験もおありですが、この「寄生獣」、海外の皆さんにも観てもらいたいですよね。

染谷さん:
そうですね。原作も海外で人気ですし、日本人が日本の風景の中で撮影した「寄生獣」を観てほしいですよね。きっと、ここでしか観られない景色というものが、広がっているはずなので、それを体感してほしいですね。

深津さん:
嬉しいことですね。原作のテーマは普遍的ですし、きっとどの国の方が観ても共感してくれると思います。日本人の知恵と力と涙と汗...、いろんなものが皆さんに届けばいいなと思います。

MC:そして、山崎監督は現地入りして、映画祭に参加されるそうですね。

山崎監督:
そうですね。去年は「永遠の0」が観客賞を受賞しましたし、ウディネは本当にご飯がおいしいので楽しみですね。今回は日本発の素晴らしい原作あっての映画ですから、日本のコンテンツ力を見せていきたいなと思っています。

MC:ここで公開初日を記念して、"あるもの"をお披露目します。

■ステージに「くす玉・寄生獣くん」が登場!

ピエールさん:
あらあらあら、何やら奇怪なものが来ましたね。

山崎監督:
アハハハハ!

MC:ご覧ください。ひもが出ています。ちょっとこのひも、気になりますね。では、染谷さん、引っぱってくださいますか?

染谷さん:
はい...。

■ドラムロールが鳴るなか、染谷さんがひもを引っぱると、くす玉の中から「寄生獣 完結編 大ヒット!」の垂れ幕が!



MC:それでは、染谷さん。主演として背負ってきた「寄生獣」の完結について、今の思いをお聞かせください。

染谷さん:
今日は本当にありがとうございました。自分は本当に上質なエンターテインメント作品ができたと思っています。撮影中も「これは今まで観たことない映画になるな」と思いながら、毎日大変ながらもワクワクしていました。やっと完結してお届けできるのが嬉しいです。原作もそうですが、この映画も色褪せず、ずっと受け継がれる作品だと思うので、ずっと愛してください。

MC:そしてここで、染谷さんには、監督からサプライズの花束をご用意しております。



山崎監督:
22歳でこれほどの大作を背負って、本当に頑張ってくれたと思います。この作品に、染谷が出演してくれて嬉しかったです。やりきってくれて本当にありがとう。

染谷さん:
こちらこそ、ありがとうございました。「寄生獣」に自分が出演できるんだと驚いたんですけれど、本当に有意義なプロジェクトに参加できて良かったと心から思います。ありがとうございます。