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真木よう子の脳内を心理カウンセラーが丸裸に!?
"男"と"女"と"オネェ"の脳内診断

2015年04月22日

「脳内ポイズンベリー」イベント試写会

<左から晴香葉子先生、IVANさん、真木よう子さん、古川雄輝さん、佐藤祐市監督>

二人の男性の間で揺れるいちこの脳内で、理性・ポジティブ・ネガティブ・衝動・記憶が会議を繰り広げる「脳内ポイズンベリー」。4月22日、東京・二子玉川の109シネマズ 二子玉川のグランドオープンを記念して、本作のイベント試写会が行われ、主演の真木よう子さん、古川雄輝さん、佐藤祐市監督、さらにスペシャルサポーターのIVANさん、心理カウンセラーの晴香葉子先生による舞台挨拶が行われました。

女性代表の真木さん、男性代表の古川さん、オネエ代表のIVANさんの脳内は果たしてどうなっているのかを、晴香先生が大解剖したこの日のイベント。皆さんの意外な素顔が次々と明らかになり、会場には驚きと笑いが巻き起こりました。その模様をレポートいたします。

真木よう子さん(櫻井いちこ役)

今日は足を運んでくださって、ありがとうございます。ご覧になってくださったということで、いろいろなお話ができると楽しみにしております。
古川雄輝さん(早乙女役)

元気ですか? 皆さん、来てくださってありがとうございます。今日は一日、よろしくお願いします。
IVANさん(スペシャルサポーター)

こんにちは。私は元気です(笑)。私みたいなものが、ちょっと場違いなのかもしれませんが、スペシャルサポーターをやらせてもらうことになりました。よろしくお願いします。
佐藤祐市監督

だいたい監督のことを、「本作のメガホンをとった」と表現するんですが、メガホンなんて一回も持ったことないです(笑)。それは置いておいて、元気にいきたいと思います。よろしくお願いします。


MC:早乙女がいちこの年齢を聞いて「ないわ~」と言うシーンは、試写会でも爆笑が巻き起こっております。真木さんはあの言葉をどんな気持ちでお聞きになりましたか?

真木さん:
役とはいえど私も32歳なので、軽くショックを受けました。妄想で、どんどん早乙女がひどいことを言っていくじゃないですか。「赤い帽子なんかかぶりやがって」とか...(笑)。あれは本当にショックでしたね。

MC:あれはアドリブだったそうですが...。

古川さん:
そうなんです。台本ではセリフが一つしかなかったんです。けれど現場に入ったら監督が「10パターン撮りたい」と言いまして、冗談かなと思ったんですが実際に撮ることになりました。でも、10パターンも用意していなかったので、後半はとにかくいちこさんをバカにするような、悪く言うような言葉を必死に考えながらやっていました。

MC:監督、そのシーンで何かご指導されたのですか?

佐藤監督:
いえ、特に(会場笑)。古川くんのボキャブラリーがすごくて、モニターを見ながら爆笑して「もっと言え、もっと言え」と思っていました。その横に真木さんがいて、最初は笑っていたんですけれど、だんだん顔がひきつってくるのでヤバいなと思っていました(笑)。そのあと「カット、OK。お疲れさまでした」と言って、真木さんに挨拶しようと思ったら、ガラガラバタンとドアを閉めてすごい勢いで車で帰られたので、そのあと数日間はヤバい空気が...。

真木さん:
そんなことないですよ(笑)。

佐藤監督:
まったくありません(笑)!

MC:真木さんと古川さんは不安定な恋人同士を演じられましたが、現場でお互いにドキッとしたことはありましたか?

真木さん:
古川くんが上半身裸になった時はドキッとしましたね。古川くんが私の絵を描くシーンで、その時に、古川くんがベッドに横になって、私がエイッと(古川さんのかぶった)毛布をとるんです。先日の完成披露舞台挨拶で古川くんのファンがものすごく「キャーッ!」と言っていたので、それを知っていれば...もっとはぎとってやればよかったと思っています(会場笑)。

古川さん:
そのシーンは僕がNGを出して落ち込んでいたことしか覚えていないです。

佐藤監督:
え、何のNGを出したっけ?

古川さん:
布団の隠れ具合です。

佐藤監督:
思い出した! すごく隠していたんだよね。だから、「女じゃん」というのは言ったかもね。

MC:古川さんは真木さんのどんなところにドキッとしましたか?

古川さん:
早乙女が「じゃあ、付き合おうか」と言うシーンがあるんですけれど、そう言ったあとにいちこさんがすごく嬉しそうな顔をして、舌を少しだけペロッと出すんです。そこが非常にかわいらしくてドキッとしました。

MC:IVANさんは映画を観てドキッとしたシーンはありましたか?

IVANさん:
私は最初から最後までずっとドキドキしていました。私も31歳で同世代だし、好きになる人や付き合う人は20代前半の人が多いんです。そうすると、いちこさんの勝手に妄想している感じ、彼はきっとそんなこと思っていないのに勝手に自分の中で作り上げていっちゃう感じが「わかるわ~」となりました。早乙女くんの感じもついこの間まで付き合っていた彼に似ていて、「ヤバ! これって私? 監督さん、私のストーリー描いているのかな?」と思っちゃいました(笑)。それぐらい共感した映画だったので、たくさんの人に観てほしいなと思いました。笑うよね(笑)。

MC:脳内会議は誰の頭の中でも行われているものですよね。そこで、今日は真木さん、古川さん、IVANさんに、女性、男性、男女中間のオネエ代表として、いくつか質問に答えてもらい、皆さんの脳が何で占められているのか診断したいと思います。

晴香葉子先生(心理コンサルタント)

心理学的に皆さんの脳の中を、皆さんと一緒に覗き見したいと思います。


Q1:初対面の異性、目が行くのは?
A:顔・髪型
B:体型・スタイル

真木さん:
顔と髪型ですね。どちらかといえば。

古川さん:
僕もAですね。

IVANさん:
私はBと言いたいところなんですが、意外とAです。

Q2:好きな人ができたら?
A:自分から告白する
B:告白してくれるのを待つ

古川さん:
Bですね。

佐藤監督:
え? なんでいかないの? びっくりしちゃった。

IVANさん:
男子なのに!

古川さん:
ええ、ちょっと...。

佐藤監督:
(自分から)いくでしょ!

古川さん:
Bですね...。何もしないですね。

佐藤監督:
結構チキンなの?

古川さん:
チキンですね。自分からいけないですね。

佐藤監督:
全然違う人から来られたら困るじゃない。ほら、意中の人が来るのかなと思ったら、「そっちか!」という時があるじゃない? 友達が「代わりに話つけてあげるよ」っていう時が...。この子いいなと思っている子から体育館裏に呼び出されて、あの子に言われるのかなと思って行ったら、「実は私の友達なんだけれど...」「違うじゃん!」っていうのが...。

IVANさん:
分かる!

古川さん:
そんな経験ないですね...。

IVANさん:
ないんかい(笑)。私はAですね。ハンデを負っているので、自分からグイグイいきますね。

真木さん:
私もBですね。告白はやっぱり男性からするべきだと思います。それまでは好き好きアピールはいっぱいします。

佐藤監督:
え、真木さんのアピールってどういうアピールなの?

真木さん:
もうすごいですよ。

佐藤監督:
目からビームが出るの?

真木さん:
違う(笑)! ちゃんとその機会を与えるから、男の人が最終的に言うことは言ってねという感じです。

IVANさん:
さすがね。

佐藤監督:
上手。大人のやり方だね。

Q3:どんな恋愛に憧れる?
A:ドラマチックな恋
B:安心できる恋

IVANさん:
Aです。ドラマチックな方が刺激があるので、スパイスがある方が好きです。

真木さん:
私もAですね。ドキドキしたいですね。

古川さん:
僕、Bです。

IVANさん:
え、おじいちゃん(会場笑)?

古川さん:
僕の中では恋愛よりも結婚の方を意識していまして、なので安心できる方がいいかなと思います。理想的な恋愛は結婚かなと思うので、Bです。

佐藤監督:
意外とディフェンシブな人生を送っているんだね。

Q4:仕事に集中したいとき
A:恋人がいたほうが頑張れる
B:恋人とは距離を置きたくなる

真木さん:
私、Aですね。過去の経験上からAです。

佐藤監督:
仕事をする時は好きな人と離れる訳ですよね。それでもいい?

真木さん:
セリフを覚えるとか、その作品に集中したいなと思っている時でも、安心できる人、支えてくれる人が傍にいる方が頑張れるんですよね。

佐藤監督:
へえ、幸せを感じられるってこと?

真木さん:
そうかもしれない。

佐藤監督:
幸せ者(笑)。

古川さん:
僕はBですね。

IVANさん:
おじいちゃんだよね(笑)!

古川さん:
ダメ? もう仕事のことで頭いっぱいになっちゃって、相手のことを考えられなくなっちゃったりするので、Bです。

佐藤監督:
男の人ってBの人が多い気がする。

IVANさん:
私はAです。ケンカしていたとしても、ラブラブだとしても、どちらも活力にしてくれるのはパートナーだったりするので、いた方が頑張れます。

佐藤監督:
ケンカとかしたら、すごい傷つき方をしそうだよね。

IVANさん:
私、激しいです。傷ついた時はメイク中に泣いたりします。

佐藤監督:
またやり直しじゃないですか。

IVANさん:
そうですよ。

佐藤監督:
この映画を観た時は落ち込んでいた時だったんですか?

IVANさん:
落ち込んでいた時でした。だから「分かる~!」ってなりました。最後も「いちこーっ! わかるわー!」って...。ごめんなさい、取り乱しちゃった(笑)。だから、私は(恋人が)いた方が頑張れます。

MC:今のを踏まえて晴香先生に診断結果を書いてもらいたいと思います。その間に、監督にもお聞きしてみましょう。監督は、異性のどこを見ますか?

佐藤監督:
どういう状況かによりますよね。お仕事で会った人なのか、飲んでいて隣に座った人なのか、電車で会った人なのかという...。

MC:お仕事で会った時は?

佐藤監督:
全体ですね。真木さんに会った時は全体を見ました。でも真木さんが意外と人見知りなので、初対面の時は心を打ち明けてくれなかったです。古川くんもシャイだよね。

MC:では、仕事に集中したい時は恋人がいる方が頑張れますか?

佐藤監督:
僕はいない方がいいですね。男の人って結構そうじゃないですかね。仕事のことだけを考えていたいというか...。一応、僕も結婚しているんですけれど、「子どもがどうした、ああした」という話を女性は聞いてほしいというか、そういう話をする相手が旦那しかいないからするじゃないですか。でも、それを聞いていると作品のことを考えられなくなっちゃうので「ちょっとやめて」って言っちゃうんです。そうすると、だんだん溝が深まっていくんですよね。それで今ちょっと...う、うう~ん...(会場笑)。普通に不幸せな感じです(笑)。

MC:それでは、準備が整ったようですので、診断結果を発表してもらいましょう。まずは古川さんから。

晴香先生:
まず、4つの質問をさせてもらいましたが、一番最初の質問は相手のどこを無意識で察するかというのを見ています。顔というのは表情がよく見えるので、Aを選んだ方は相手が自分のことを見てくれるかなというところに、本能的に意識がいく方になります。そして、2番目は対人積極性、恋愛に対する積極性、失敗が怖くないかどうかを見ています。そして、3番目は恋愛に対して刺激を求めるかどうかです。最後は、恋愛と仕事のマルチタスク性を測った質問になっていました。そして、一番最初の質問にAと答えた方は、そのあとBBB、最初にBを選んだ方はAAAと答える傾向があります。それはパーソナリティ一貫性といって、自分のパーソナリティが確立されているからなんですね。そして、古川さんなんですが、古川さんはABBBとなって、一貫しておじいちゃんです(会場笑)。失敗を気にする面があるんですけれども、対人消極性が恋愛の不器用さに出ていて、女性の心をぐっと捉えるところがあります。相手の女性には自分から程よい距離にいてほしいといういい意味での自分本位なところが見られます。いい意味で自己愛の強い方で、かなり母性本能をくすぐる年上キラーだと思います。そして、控室を歩いている時なども、監督などとお話されている時に古川さんはつま先が真正面を向かないんです。監督は誰と話す時もつま先を相手に向けて自分の意見をバンバンおっしゃいますけれど、古川さんは右足か左足が横を向きます。

古川さん:
ああ、そうですね...はい。

佐藤監督:
そうした方が年上キラーになれるということですか?

晴香先生:
そうです。そろ~っと動いて優しく立つ、そういうところを見ると、女性はかわいいと思ってしまいます。古川さんも上手に甘えられるだろうし、自分を貫けるタイプだと思います。

佐藤監督:
自分では自分を男としてどう思っているの?

古川さん:
対人消極性の話は当たっているなと思います。非常に人見知りなので、最初に真木さんとお会いした時も「何、話そうかな」ってずっと脳内会議していました。もう、どうしたらいいのか分からなくなってしまうんです。

晴香先生:
そうやって自分の弱さを隠さないじゃないですか。それもまた母性本能をくすぐりますよね。

佐藤監督:
なるほど。じゃあ、弱さを出せばいいんですか?

晴香先生:
監督はどうだろう...(会場笑)。

MC:古川さんの診断はまさに早乙女の役柄と近いのかなと思いますが。

晴香先生:
そうですね。

MC:監督は今の診断結果をどうご覧になりますか?

佐藤監督:
まあ、(古川さんには)シャイな感じはありました。何日もやらないと古川くんの芝居に対しての意見はなかなか聞けなかったような気がします。どの現場でもそうなんだけれど、何日間かはこちらも探るし、役者さんも探ってくるんだけれど、そうやって話しながら作っていく中でだんだん後半になって古川くんの意見が出てきたかな(笑)。でも、そういう時でも必ず体は横を向く、真正面は向かないというような感じだったので、なるほどねと思いました。

MC:では、続いてはIVANさんの診断結果をお願いします。



晴香先生:
IVANさんはこちらになりました。

佐藤監督:
なにこれ。攻めが強いよ。

IVANさん:
攻め上手(笑)。

晴香先生:
恋愛気質、恋愛至上主義、そして恋愛がパワーになる。エネルギッシュで乙女な、かまってちゃんだと思います。

佐藤監督:
その「男」が二つあるのは何ですか?

晴香先生:
男の人が大好きということです(会場笑)。

IVANさん:
ヤダ~! 男大好き! でも、古川くんはタイプじゃないから安心してね(笑)。

晴香先生:
IVANさんはお隣の控室でメイクをされていたんですが、バンバン声が聞こえてくるんですよね。本当に声が大きくて、率直な方だと思います。黙っていられないんです。だから、エネルギッシュで積極性があり、好き嫌いがはっきりされている方だと思います。失恋すれば、傷つくんだけれども、失敗を恐れないので自分からアタックしていきます。

佐藤監督:
でも、あんまり消極的なオネエって見たことないですよね。引っ込み思案なオネエっているの?

IVANさん:
意外とKABA.ちゃんは引っ込み思案ですよ。

晴香先生:
でも、積極的なんだけれども、相手がどうでもいいかというと、やっぱり相手にもちゃんと自分を分かってほしいというところもあるので、乙女なんだなと思います。

佐藤監督:
当たっているの?

IVANさん:
本当はあんまり攻めないです。でも、恋愛ベースなのは間違いないです。だから、脳内会議も私の場合は衝動がすごく勝ちます。

佐藤監督:
ハトコが。

IVANさん:
ほとんど衝動と本能です。だから、気を付けます。

晴香先生:
いやいや、ガンガンいった方がいいですよ。それが魅力ですから。

佐藤監督:
でも、それで傷つくんだよね。

IVANさん:
そうですね。学ばない人です(笑)。

佐藤監督:
(気分が)落ちたり、上がったりの周期はだいたいどれぐらいなの?

IVANさん:
好きな人は幼稚園の時からずっといるので...。

佐藤監督:
今も?

IVANさん:
今もいます。

佐藤監督:
幸せだね。古川くんじゃないんでしょ?

IVANさん:
古川くんではない。良かったね、古川くん。安心して(笑)。

MC:では最後に、真木さんの診断結果をお願いします。

晴香先生:
真木さんは心理学者泣かせの回答でした。真木さんは、パーソナリティ一貫性の薄い方ですよね。普通だったら、こう答えたらこう答えるというものを答えない。そういう方は、天性の女優さんです。女優さんが天職なんです。そして、そういう方は小悪魔なので、一般社会においては女性の敵となります。複雑性というんですけれども、たとえば、男勝りな態度を取ったと思うと、急に女っぽいところがあったり...。



佐藤監督:
ある!

晴香先生:
すごく落ち着いた大人の女みたいな雰囲気を見せておいて、そのあと子どもみたいになったりとかするんです。

佐藤監督:
あるある!

晴香先生:
それがわざとじゃなくて、全部が自分なんですよ。実は、以前からおかしいなと思っていたことがあって、真木さんにお会いした方に「どんな方なんですか?」とお聞きすると、違う答えが返ってくるんですよ。それはたぶん、複雑性を持っているからなんです。全部違うけれど、全部本物なんです。だから、これからもオファーは途切れないと思います。

真木さん:
良かった。たぶんいろいろな役柄を演じているので、その都度、現場によってテンションが違ったり、日常もその役になっちゃっていて、会った人それぞれ意見が違ったりすることはあると思います。当たっていますね。

佐藤監督:
「MOZU」の現場で僕と会っていたら?

真木さん:
ああ、もう何も話さない。

佐藤監督:
この作品だからちょっと冗談を言ったり、話したりできるというのはあった?

真木さん:
それはありましたね。いちこという役だったから、ふわふわしている部分があったけれど...「MOZU」の時とかはひどかったですよ。シャキーンとしていました。
(マスコミの人が)あ、書いている。やだ、書かないでよ! ニュースにしないでよ!


IVANさん:
急にかわいい乙女になった(笑)!

晴香先生:
それにわざとらしさがないんですよ。

IVANさん:
顔が赤いよ。かわいい!

■最後に、真木さんからメッセージが送られました!

真木さん:
いろいろありましたけれども、「脳内ポイズンベリー」、面白いと思ってくださった方も、そうでない方も、いろいろなお友達に薦めて、また観に来てください。ツイッターとかやっていたら、広めてください。ありがとうございました。