Movie Movie

Return Page

「神さまの言うとおり」 ローマ・ワールドプレミアから堂々凱旋! 三池監督×福士蒼汰による究極のエンターテインメント待望の日本初公開! 会場に巨大だるま出現で、何かが起こるッ...!?

2014年11月04日

「神さまの言うとおり」ジャパンプレミア

<左から、三池崇史監督、染谷将太さん、山崎紘菜さん、福士蒼汰さん、優希美青さん、神木隆之介さん>

「週刊少年マガジン」で連載中の大人気コミックを鬼才・三池崇史監督が実写映画化した「神さまの言うとおり」が完成いたしました。先日行われた第9回ローマ国際映画祭でワールドプレミアが行われ、約4分間にもおよぶスタンディングオベーションが贈られた本作が、11月4日、東京・霞が関のイイノホールにていよいよ日本で初お披露目され、主演の福士蒼汰さん、山崎紘菜さん、染谷将太さん、優希美青さん、神木隆之介さん、三池崇史監督が和装で登壇いたしました。

この晴れの日に、製作期間1カ月、製作費500万円をかけ、この日のためだけに作られた全長2.5メートルの巨大ダルマも登場。客席の上を飛び、会場中を不気味な雰囲気に包みました。ワールドプレミアの模様も報告された舞台挨拶の模様をレポートいたします。

【舞台挨拶(挨拶順)】

福士蒼汰さん(高畑瞬役)

元気ですね~(会場笑)。鐘が鳴っただけで「ワーッ!」って、そんなに面白い演出ではなかったと思うんですが(笑)。すごく面白い作品ができました。これから観るということで楽しみにしてくれたらと思います。

山崎紘菜さん(秋元いちか役)

今日はお集まりいただいて、本当にありがとうございます。短い時間ですが、よろしくお願いします。

MC:振袖を着てみてどうですか?

山崎さん:
すごく緊張しているので、汗がすごいです(会場笑)。

MC:福士さんの紋付き袴姿はどうですか?

山崎さん:
皆さんも思われていると思うんですけれど、何を着てもかっこいいというか、決まっているなと思いますね。

福士さん:
だろうなと思いましたね(会場笑)。でも、(山崎さんと優希さんも)似合っていて、すごく綺麗です。

染谷将太さん(サタケ役)

本日は本当にありがとうございます。割と一年中血まみれになっている役者なんですけれど、またもや血の海の中に飛び込ませてもらいました(会場笑)。本日は楽しんでいってください。

優希美青さん(高瀬翔子役)

今日はお越しいただき、ありがとうございます。よろしくお願いします。

MC:優希さんも振袖はいかがですか?

優希さん:
初めて着たんですけれど、大人になったみたいですごく嬉しいです。

MC:15歳なんですよね。

優希さん:
はい、そうです。

神木隆之介さん(天谷武役)

今日は本当に来てくださってありがとうございます。皆さんに楽しんでもらえる、とても疾走感のある映画になっていると思います。短い時間ですが、どうぞ楽しんでいってください。
三池崇史監督

ようこそ。来てくださいまして、どうもありがとうございます。日本で初めてお客様に観てもらうということで、監督としては緊張する嫌な場です。映画が終わって皆さんが帰る時の表情で、俺の1年後、2年後の仕事に影響が出ますので(会場笑)。でも、今日はゆっくりと映画を楽しんでもらえることを心から願っています。

MC:ちなみに、男性陣の羽織には家紋がついていますが、ダルマになっているんですよね。

三池監督:
無理やりくっつけているので剥がれそうなんですが(会場笑)、ダルマです。

MC:ローマ国際映画祭で行われたワールドプレミアに立ち会ってどうでしたか?

福士さん:
映画祭というものが初めてだったので、「どんなものなんだろう?」と思っていたんですけれども、海外の人にスタンディングオベーションで拍手をしてもらった時は変な気分でした。俺って何者なんだろう、と。普段は自分をちっぽけな存在だと思っているんですけれど、そういう場で、しかも海外の方から拍手をもらって、自分の存在意義が見つかったなと感じる場所でした。

MC:しかもローマの方々と一緒に映画をご覧になったんですよね?

福士さん:
そうなんです。緊張ですよね。日本でも皆さんと一緒に観るとなったら絶対に緊張するのに、「イタリア?!」と(会場笑)。すごく緊張したんですが、ローマの人たちが大爆笑してくれたので「あ、そういう見方もできるんだな」と思いました。

MC:映画に対しては率直にどんな感想をお持ちになりましたか?

福士さん:
ローマの方がすごく笑うので、「あ、ここ面白いんだな」と思ったり、純粋な見方はできなかったです。

MC:笑うところは監督が狙ったところでしたか?

三池監督:
いや、一生懸命やっていると笑えてきちゃうじゃないですか。ローマのお客さんは映画の楽しみ方をよく知っている人たちなので、1つ間違えると「シーン」となって帰っちゃうんですけれど、究極の一生懸命なので、1000人ぐらいの満員のお客さんが最後まで楽しんでくれました。でも、今夜のお客さんは基本的にファンの方だから、(本作への姿勢が)前向きですよね(会場笑)。皆さん、厳しい目で観ないとダメですよ。それで本当に面白いかどうかを評価してほしいなと思います。

MC:山崎さんもローマに行かれたんですよね?

山崎さん:
はい、行かせてもらいました。私も初めて完成した作品をローマの方々と観たんですけれど、自分の出演した作品が完成した喜びと、それをローマの方々と共有できるという嬉しい時間だったので、本当に感動して涙が出そうでした。

MC:ローマ市内もいろいろ楽しまれたんですよね?

山崎さん:
ローマ国際映画祭までの間に、取材も兼ねて福士さんと一緒にローマの観光名所を回らせてもらいました。スペイン広場に行った時は「ローマの休日」のオードリー・ヘプバーンになったような気分で、すごく良い思い出になりました。

MC:福士さんと二人で楽しんだんですか?

山崎さん:
はい、楽しみましたよね?

福士さん:
...うん。

山崎さん:
楽しくなかったですか(笑)?

福士さん:
楽しかったよ(会場笑)。なんでそこに疑いがあるの(笑)。楽しかったです、非常に。

MC:ちなみに、監督は日本人として初めてマーべリック賞を受賞されました! おめでとうございます!

三池監督:
純粋に名誉なことだなと、嬉しかったですね。変わり者がもらう賞なので、ピッタリだなと(会場笑)。ツイ・ハーク監督とかウォルター・ヒル監督とか、かなり変わっている人たちが受賞しているので、すごく嬉しかったです(笑)。重かったです。

MC:ツイ・ハーク監督、ウォルター・ヒル監督といえば、"鬼才"として知られていますよね。

三池監督:
そうですね。でも、これは美しい青春映画なので(会場笑)。観た後に心がポッと温かくなって帰ってもらえると思います。「こういうものもやれるんだぞ」と思ってやってみました(笑)。

MC:染谷さんが笑っていますけど(笑)。

染谷さん:
とても演技指導で心が温まりました(笑)。

MC:染谷さんは「悪の経典」でも三池監督とご一緒されてましたよね。今回の現場はいかがでしたか?

染谷さん:
いや~、楽しかったですね。不謹慎なのか、これでいいのか分からないけれど、楽しかったですね(会場笑)。

MC:「楽しい」以外の他のワードは(笑)?

染谷さん:
とても充実していましたね。三池さんが現場にいると、その人間力が現場に浸透してみんなが付いていきたくなるので、やっていてとても...楽しかったですね(会場笑)。

MC:なかなか言えないところもあるとは思いますが、今回の役どころは工夫されたところがたくさんあるんじゃないですか?

染谷さん:
自分も今どこまで言っていいのか分からないんですが...あることが起きて、あることになるんですけれど、あることになる時に、今まで役者をやってきた中で一番おかしなあることになったので、そこを楽しみにしていてください(会場笑)。

MC:優希さんは15歳ということでこの中で最年少なんですよね。この作品はR-15指定なのでギリギリご覧になれたということなんですが、観てみていかがでしたか?

優希さん:
私、怖いのが大の苦手なので、観る前は泣かないかすごく心配だったんですけれど、実際に観たらシロクマさんのところでクスッと笑っちゃったりして、怖くて泣いたんじゃなくて感動して泣いたのがすごく印象に残っています。笑えるし、泣けるし、ドキドキワクワクの素敵な作品になっていたなと思いました。

三池監督:
俺だって15歳の時があったんだよ(会場笑)。でも、ありがとうございます(笑)。

MC:神木さんは「妖怪大戦争」で三池監督とご一緒されたのが10年前だそうですね。

神木さん:
そうですね。10年前に「妖怪大戦争」という作品で監督にお世話になりました。その時の熱い熱い演技指導は今回の現場でも変わっていなくて、安心して現場に入ることができました。本当に監督に感謝しております。

MC:また今回は独特な役どころでしたね。

神木さん:
10年前とはまた違った役どころでしたね。でも、演じている時に監督の想像を超えようと、毎カット、「こいつ、こう来たか」と思ってもらえるように全力を尽くしました。

MC:たくさん出てくる福士さんと神木さんのシーンが見どころでもあると思うのですが、お2人は初共演なんですよね?

神木さん:
(福士さんは)すごく大人っぽいし背も高いから、2つ上ぐらいの感覚で話しちゃうんですよ(会場笑)。

福士さん:
本当は同い年だもんね。

神木さん:
やめて、強調しないで(会場笑)。

福士さん:
(生まれは)5月でしょ? 俺も5月だよ。

神木さん:
へえ!

福士さん:
共通点がいっぱいあるんです。最初から変な壁はなかったよね。

神木さん:
全体的に1カ月ぐらい撮影があったんですが、僕は撮影が始まって2週間目ぐらいからの途中参加だったんですよ。それってキャスト・スタッフさんが作られた輪の中にお邪魔する感覚なのでちょっと不安がありました。初日はすごく緊張していたんですけれど、本当に優しくて、携帯のゲームとか「一緒にやる?」と言ってくれたりして、すごく快く迎えてくださって感謝しています。優しいなと感じております。

MC:今のお話にもあったように、撮影を通してそれぞれの素顔や人柄を垣間見る機会があったと思います。この映画は、生き残りを懸けたゲームが題材になっていますが、この中ですべてのゲームで生き残れるのは誰だと思いますか?

三池監督:
それは明快な答えがありますよ。やっぱり天然は強いんです。皆さん、これからいろいろな番組などで確認してもらえると思いますが、山崎紘菜は絶対死なない(会場笑)。山崎さんが一番強いんじゃないかな。

山崎さん:
天然じゃないです(会場笑)。天然ではないですが、三池監督に生き残ると言ってもらって、生きる力が沸きました(会場笑)。

三池監督:
天然だ(笑)。

山崎さん:
私は監督だと思います(会場笑)。ゲームに生き残るには、知力・体力・想像力という、いろいろなものが必要なんですけれど、それを一番兼ね備えているのは監督だなと思います。

三池監督:
思ってないだろ(会場笑)。大人になったんだな(笑)。

山崎さん:
一緒に生き残りましょう、ということで(笑)。

MC:その間で困った顔をしている染谷さんは?

染谷さん:
そうですね...そうですね...誰が生き残るのかな...そうですね...(会場笑)。監督は立っているだけでも生き残りそうですよね(笑)。

三池監督:
寿命でゲームが始まる前に死んじゃうよね(笑)。そもそも高校生じゃない(会場笑)。参加の資格がない。

神木さん:
まあ、監督なんですけれど、染ちゃんで! なんでかというと、本当にその佇まいがすべてを分かっているかのようで、こっちで(神木さんが)「あ、どうしよう?」と思っていても、(染谷さんは)スッとしているんですよ(会場笑)。

染谷さん:
この間、(神木さんから)LINEが来たんですよ。「染ちゃん、その"世界を呪ってやる"みたいな目はどうやるの?」って(会場笑)。「呪ってやるつもりもないし、そんな目をしたつもりもないんだよ。答えはありません」と返したんですけど(会場笑)。

MC:それは演技の部分を知りたかったんですか?

神木さん:
そうです。(染谷さんは)本当に役に入ると、すべてを悟ったかのような目をする時があって、どうやったらそんな目ができるんだろうと思って聞いたんです。そうしたら、「別に何も考えてないよ」と言われて、「ああ、そうなんだ。ありがとう」と言うしかなかったんですけれど(笑)。教えてもらえませんでした。

優希さん:
私も染谷さんです。今日、初めてお会いしたんですけれど、すごい落ち着かれているなと思って、雰囲気で生き残っていきそうだなと思いました(会場笑)。

染谷さん:
映画を観てもらえれば、すべてが分かると思います。

福士さん:
染谷さんですかね(笑)。みんな勝ち残る要素を持っているけれど...。

MC:自分はどうですか?

福士さん:
自分はこけしの場面で死ぬかなと思います。こけしは難しいですよね。みんなも「自分だったらどこまで生き残れるかな?」と考えてみても面白いかもしれないですね。

MC:これまでの人生で経験した恐怖と緊張の体験はありますか?

山崎さん:
私はこの映画の取材の時に、寝坊をしてしまって、入り時間に起きてしまった時にちょうどマネージャーさんから電話がきて、その瞬間が今までの人生の中で一番の恐怖でした。行きの電車は本当に震えて...思い出したくないです。この場を借りて、「本当にすみませんでした」と言いたいです。本当にすみませんでした!

福士さん:
恐怖と緊張、しないんですよね。緊張とかしないように生きているんですよ。緊張ってしたくないじゃないですか。だから、前もって準備しておくんです。前もって次何が起こるかを予測して、じゃあ今すべきことは何なのかを考え、理解して、今実行するというのを常にやっているので。でも、今思ったのは、染谷くんの言動はちょっと怖いなと思いました(笑)。一緒のシーンが少なかったので、どんな方なのか僕自身もあまり分かっていなくて。

染谷さん:
なんか俺、今日、イメージだけ下がって帰ることになりますよね(会場笑)。

福士さん:
不思議な、ミステリアスな方だなという印象がやっぱり強いですね。

神木さん:
高校の時に、8時に家を出ればギリギリ学校に間に合うかなという計算で起きていたんです。月曜から木曜まで一生懸命学校に行って、金曜日ちょっと疲れて、「あ、ちょっと寝すぎた...」と思いながらパッと起きたら8時だったんですよ。出る時間に起きちゃって、「これはヤバい! 遅刻する」と思って、急いで支度して、心臓バクバクいいながら急いで駅まで走って、でも電車の時間がちょっと違うんです、いつもと。「いつもは何分に来るのに2分遅いな。あれ? おかしいな...」って携帯見たら、土曜日だったんですよ(会場笑)。そうなんですよ(笑)。土曜日に急いで支度して駅まで行って、帰ってきてもう一回寝たんですけれど、その時の焦って何も状況が把握できない時の恐怖、すっごく怖かったです(笑)。...あんまりウケなかったので、練り直してきていいですか(会場笑)?

MC:面白かったですよ(笑)!

■最後に、福士さんからメッセージが送られました!

福士さん:
「神さまの言うとおり」、映画でしかできない最高のエンターテインメントが作られたんじゃないかなと思います。1人では...と思う方も、2人、3人と一緒に来てくれたら嬉しいです。ローマでは大爆笑を生みました。日本の方もぜひ大爆笑をしてくれたら嬉しいなと思うので、今日は楽しんでいってください。


東宝website