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待たせたな!!『鈴蘭』の新学期が始まる!
不良達の熱い想いがここに爆発(EXPLODE)!!

2014年04月07日

「クローズEXPLODE(エクスプロ―ド)」完成披露試写会

<左後方から山本又一朗プロデューサー、深水元基さん、KENZOさん、永山絢斗さん、勝地涼さん、

やべきょうすけさん、東出昌大さん、早乙女太一さん、柳楽優弥さん、ELLYさん、岩田剛典さん、豊田利晃監督、

左前方より、柿澤勇人さん、奥野瑛太さん、矢本悠馬さん、遠藤雄弥さん、丞威さん>

2007年の「クローズZERO」、2009年の「クローズZEROⅡ」と大ヒットを記録した「クローズ」シリーズ。あれから5年が経ち、いよいよその続編となる「クローズEXPLODE(エクスプロ―ド)」が完成いたしました。

これを記念して、4月7日、東京・有楽町の東京国際フォーラムにて完成披露試写会が行われ、主演の東出昌大さん、早乙女太一さん、勝地涼さん、柳楽優弥さん、永山絢斗さん、KENZOさん、ELLYさん、岩田剛典さん、深水元基さん、矢本悠馬さん、奥野瑛太さん、遠藤雄弥さん、柿澤勇人さん、丞威さん、やべきょうすけさん、山本又一朗プロデューサー、豊田利晃監督による舞台挨拶が行われました。

会場で見守っていた原作者の髙橋ヒロシ先生も、やべさんの計らいでサプライズで登壇し、総勢18名が一堂に会した舞台挨拶。撮影から1年が経ち、熱い火花が散っていた現場の様子などを振り返り、当時の心境や作品に懸けた意気込みなどを語りました。会場が黒く染まった舞台挨拶の模様をレポートいたします。

【舞台挨拶(挨拶順)】

東出昌大さん(鏑木旋風雄役)

本日はお越しいただき、ありがとうございます。キャストも監督も代わり、新しい「クローズ」が完成しました。過去作とはイメージが変わりますので、この青春映画を心から楽しんでいただければと思います。

早乙女太一さん(加賀美遼平役)

加賀美遼平役の早乙女太一です。

勝地涼さん(小岐須健一役)

「クローズZERO」「クローズZEROⅡ」も面白かったですが、「クローズEXPLODE(エクスプロ―ド)」の方が面白いです! 楽しんでいってください!

柳楽優弥さん(強羅徹役)

「クローズEXPLODE(エクスプロ―ド)」、最高に面白いので楽しんでいってください!

永山絢斗さん(藤原一役)

本日は、この舞台挨拶含め、約3時間ぐらいありますので、最後まで楽しんでいってください。

KENZOさん(高木哲次役)

(ボイスパーカッションを披露して...)気合い入れて演じているので、ぜひチェックしてください!

ELLYさん(三代目J Soul Brothers/山下甲兵役)

この作品で皆さんに楽しんでもらいたいと思います!

岩田剛典さん(三代目J Soul Brothers/柴田浩樹役)

皆さん、今日は楽しんでいってください!

深水元基さん(林田恵役)

新しい「クローズ」が完成しました。「クローズZERO」から時間が経ち、僕はリンダマンの倍、生きてしまいました(笑)。

矢本悠馬さん(岩田五郎役)

ゴロちゃん役の矢本悠馬です。覚えて帰っていってください(会場笑)。

奥野瑛太さん(桃山春樹役)

どうも、クレイジーピーチです。直訳すると、狂った桃です(会場笑)。よろしくお願いします!

遠藤雄弥さん(寺島総司役)

劇中ではスキンヘッドで演じています。今日は頭を剃ってこようと思ったんですけど、叱られると思ってやめました(笑)。

柿澤勇人さん(本多保役)

伝説の「クローズ」の新作に出演できて嬉しいです。僕の中では、伝説を塗り替える、新しい伝説を作ることなので、皆さんと一緒に盛り上げていけたらなと思います。

丞威さん(丸山健一役)

今回は原作のキャラクターが、リンダマンを含め3人しか出てこないんですが、その丸山健一役を演じたことがプレッシャーでした(笑)。面白い作品になっていたので、最後まで楽しんでいってください!

やべきょうすけさん(片桐拳役)

本日は皆様、お忙しい中「クローズEXPLODE(エクスプロ―ド)」完成披露試写会にお越しいただきまして、誠にありがとうございます! 「クローズZERO」「クローズZEROⅡ」を経て、この素晴らしいメンバーで新たな伝説に挑みます。そして今日、予定にはなかったんですけれども、原作者の髙橋ヒロシ先生が2階席にいるとのことなので、私、これから拉致してこの壇上に上げたいと思います!

髙橋ヒロシ先生(原作)

聞いていなかったので、ビックリしました(笑)。皆さん、楽しんでいってください!

山本又一朗プロデューサー

今日はご来場いただき、誠にありがとうございます。「ZERO」シリーズが終わって丸5年になります。「なんでそんなに時間がかかったのか」と、いろいろとマスコミの方に聞かれました。一つには、前作の「ZERO」シリーズのキャストが全員卒業してしまい、新しいキャストが必要でした。何年か違って歳の差があって、この「クローズ」シリーズを担げる人たちというのを探した結果が壇上の皆さんです。素晴らしいと思いませんか? 僕は自慢しているんですよ(笑)。
この「クローズ」シリーズを撮った後に彼らみんな活躍して、揃って名を挙げ力をつけて、今日壇上に立つ時にはこんなに立派なクローズになって帰ってきてくれました。

これから先は、このシリーズをもう一本作りたいです。豊田監督はまた一味違った味付けをしてくれました。僕が最初にお願いしたのが豊田監督でした。その時は気が乗らなかったのか引き受けてもらえなくて、代わりにご存知、三池崇史監督がいいシリーズを作ってくれました。若干ハードルが高くなったような気がしましたが、豊田監督は必ず越えてくれるという思いでこの第3作を作りました。今日、皆さんにそれを目撃してもらいます。

豊田利晃監督

この映画は一昨年の夏に山本又一朗プロデューサーから電話があり、「来年の2月に映画を撮るんだけど予定は空いているか?」と言われて「空いていますよ」「じゃあ一緒にやろう」ということで、まさか「クローズ」だと思わずに「はい」と言いました(笑)。でも、もう乗りかかった船なので、シリーズものでレジェンド的なマンガで「ZERO」もヒットしている中でやるのは大変だろうなと思いながら監督した作品です。撮影は昨年の2月、3月で、撮影が終わってから1年になるんですが、まさに新学期に入学するみたいでいいタイミングになったんじゃないかと思います。


MC:ご自身ではどんな作品に仕上がったと思っていらっしゃいますか?

豊田監督:
不良高校生が主役の映画は、出演している役者が肝になるんです。あまり経験のない役者だったり、ミュージシャンだったり、いろいろな人が参加してくれているんですが、恐れと演じてやろうという興奮で彼らの目が潤んでいて、20代特有の男子にしか映らないいい瞬間をこの映画は捉えたと思っています。

MC:大ヒットシリーズの主役に選ばれてプレッシャーもすごかったのではないかと思いますが、どんな気持ちで臨まれたのでしょうか?

東出さん:
「プレッシャーは感じていない」と現場中は言いきっていたんですが、感じていなかった訳はないなと思います。豊田監督は男が惚れる監督なので、豊田監督に食らいついてやっていけば間違いはないだろうと思いながら演じていました。

MC:かなり激しいアクションシーンの連続となっていますが、撮影はいかがでしたか?

東出さん:
監督が「アクションではなくて、ケンカが撮りたい」と最初からおっしゃっていたので、撮影が終わった時に後遺症が残るようなケガがなくて良かったなと心の底から思いました。ただ、救急車が出たり、縫ったりと、いろいろなことはありましたけれども、それはあるだろうなと思って演じていました。

MC:完成した映画をご覧になっての自信のほどをお聞かせいただけますか?

東出さん:
役者は自分が出演した作品を客観的に観られなくて、まだ僕は客観的に見ることができていないので、この「クローズ」という作品に対して、「こういう思いで作った」ということは言えるんですけれど...感想は言えないです。でも、今日やっと完成披露試写会になり、皆さんが決めてくださることがこの映画の評価だと思います。

MC:「クローズZEROⅡ」から5年が経って、3作目が完成いたしました。今の率直なお気持ちはいかがでしょうか?

やべさん:
今になってプレッシャーを感じております。もちろん「クローズZERO」「クローズZEROⅡ」を観た方もいらっしゃると思いますし、逆に初めて「クローズEXPLODE(エクスプロ―ド)」から観る方もいると思うんですが、前作、前々作を観ていなくても十分に面白いです。これはどこに行っても監督もみんなもプロデューサーも言っているんですが、今回はアクションだけではないです。若者が抱えている悩みや苦悩を豊田さんの視点でえぐるように、誰しもが感じてもらえるような作品にできあがっております。そういう意味では新たにここから何かが始まる完成披露試写会なんですが、早くも気持ちは続編に向けたいと、それぐらいの気持ちでおります。

MC:早乙女さんはアクションシーンのキレがすごかったですね!

早乙女さん:
僕は体格が良くないですが、スピードには意識していました。

MC:パンチもすごかったですが、蹴りがすごかったですね!

早乙女さん:
ありがとうございます。実は僕は身体固いんですよ(会場笑)。

MC:演じてみて、どんな手応えを感じていますか?

早乙女さん:
僕は映画というものにここまで参加させてもらったのはこれが初めてなので、すごくいろいろな想いはありましたけれども、常にワクワクしていました。

MC:撮影中は勝地さんが兄貴分としてみんなをまとめていたそうですね。

勝地さん:
いやいや、そんなことないです。

MC:男だらけの撮影現場はいかがでしたか?

勝地さん:
3年生の新学期が始まってからが描かれていますが、(映画の中では)絡まない役柄でもきっと1年の時からは何かあったと思うので、どういう風に演じたらいいかなと思った時に、皆さんと一緒にいて、飲んで騒いでバカやって...そういうのが出るんじゃないかなと思ったので、毎日のように飲んでいました。

MC:まるで別人のような変身に驚きましたが、鈴蘭の王と呼ばれる男を演じていかがでしたか?

柳楽さん:
アクションの面では、受ける方が大変なんです。殴る方が大変じゃないので...(笑)。強い役で良かったなと思いました(会場笑)。

MC:あの役はすごかったですね。

柳楽さん:
ありがとうございます。永山さんと絡めて良かった...な(笑)。

MC:難しい役柄だったと思うんですが、監督からはどんな演技指導がありましたか?

永山さん:
「分かっているでしょ? 演じてみてね」という感じでしたね。

MC:お任せみたいな?

永山さん:
お任せでもないんですが...。でも、演じている時は誠実に役と向き合えたような気がしています。

MC:監督から「みんなと群れないで一人でいろ」と言われたそうですが...。

永山さん:
豊田さんに「藤原はそういう役だから、絢斗は誰ともご飯食べに行くな」と言われて、ずっと一人でした(会場笑)。

やべさん:
お酒も抜いていたもんな。

永山さん:
はい。

やべさん:
誕生日は僕が一緒にいましたけれど(笑)。誕生日だけは監督に「絢斗が誕生日なので、今日ぐらいいいですか?」と言ったら、「やべさんならいいです」と言われて、二人でバーで軽く飲みました(会場笑)。

東出さん:
(マイクを通さずに)誕生日がやべさんと一緒って...(会場笑)。

MC:ん? どうしたんですか?

やべさん:
(東出さんが)「誕生日がやべさんと...」って、クックックッて笑うんですよ(会場笑)!

永山さん:
嬉しかったです。一人だなと思っていたので(笑)。

MC:KENZOさんは3年連続でダンス世界一になられていますが、今回の役にはハマりましたか?

KENZOさん:
普段の大会だとかいろいろなところでパフォーマンスしています。それに似た緊張感というか、張りつめた空間での勝負感、感覚というのは似ているかなと思いました。ただ、役者の世界は初挑戦だったんです。舞台は演じたことがありますが、フィルムデビューというか、ちゃんとした空間で多くの人に関わるものは初めてでした。
最初の方に決闘のシーンがあり、柳楽さんと一騎打ちするんですが、僕は「クランクインだ! イエイ!」となりながらも、ちゃんと挨拶しなきゃと思って「おはようございます!」と言ったら、柳楽さんが「おはようございます...」とすごくテンションが低かったんです。それで、「なんだこれは! 映画ってこんな程度のものなのか! ぶん殴ってやろうかな」と思ったんですが、終わった後で普通に話しかけてきてくれて「さっきは挨拶あまりできずにすみませんでした。役に入っていたので」というのを聞くと、「そうだったのか...。ぶん殴らなくて良かったな」と思いました(笑)。

やべさん:
ぶん殴っていたら大問題だよ(笑)!

KENZOさん:
そうですよね。「クローズ」になっちゃうから(笑)。

やべさん:
こっちのクローズ(閉める)になっちゃうから気を付けて(笑)。

MC:その段階からもう役柄に入っていたということですね。

KENZOさん:
やっぱりすごいなと思いました。撮影が終わった後に、ご飯を食べに行ったりするのですが、そこで話を聞いていると楽しくて、2カ月という撮影期間だったんですけれど、今まで15年ダンスにのめり込んでいたけれどその2カ月は自分にとってすごく財産になった人生の一ページでした。

やべさん:
僕、一個確認したいことがあるんだけれど、あの腹巻って自前だよね?

KENZOさん:
はい。そういうことになりますか。

やべさん:
あ、あの、「クローズ」の舞台挨拶は真面目にやることないからね! みんな、裏では「やってやる!」って感じだったじゃん!

奥野さん:
いや、やべさんのまずい空気が...(笑)。

MC:さて、ELLYさんと岩田さんは初めての映画出演でしたが率直にいかがでしたか?

ELLYさん:
初めての映画出演だったんですが、自分はダンスをやっていて、表現するのは大好きなので、こうして出ることができて嬉しかったです。

岩田さん:
もともと「クローズ」という作品が好きで、「クローズ」ファンだった自分が初めて出演することになったのが「クローズ」の続編ということで、一生の思い出になりました。撮影前にEXILEのHIROさんから「アーティストが俳優の皆さんの現場に行く訳だから、とにかく人として礼儀正しくちゃんとやってきてください」というお言葉をいただいたので、EXILEイズムで頑張りました。

MC:監督から「EXILEを忘れろ」と言われたそうですが(会場笑)。

岩田さん:
僕は結構言われました(笑)。全然そんなつもりはなかったんですけれど、出てたんですかね。

豊田監督:
だから「そのにじみ出るスター性を映画の現場では消してください」と(会場笑)。

MC:深水さんは3作続けてリンダマンということで、新たなる「クローズ」のご感想はいかがでしょうか?

深水さん:
面白かったです。勢いがすごかったですね。現場でもそうだったんですけれど、みんな殺気立っているような感じで、リンダマンとしているんですけれど飲みこまれちゃうんじゃないかという恐怖がありましたね。たぶんそれが画面に出ていると思います。

MC:キャストの方全員が役者としててっぺんを獲りに行っているような感じがしたんですが、その凄まじさはありましたか?

深水さん:
ああ、そうですね。ありましたね。同じ世代が集まったというのもありますし、どれだけ自分が勝てるかという気合いは感じましたね。

■最後に、東出さん、豊田監督、山本プロデューサーからメッセージが送られました!

山本プロデューサー:
今回の映画は深いです。ディープに仕上がっています。三池監督と豊田監督の違いだと思いますね。ボルテージが、沸点がちょっと高いといいますか、なかなか煮えない、煮ない。藤原と柴田の学園の中での戦いがあります。僕はこのシーンを観た時に、つくづく豊田監督の面白さと凄さを感じました。なかなか簡単に和解してくれないんです。この映画が深いのは、そういうところもあると思います。見どころもいっぱいあります。皆さんも楽しめると思います。

豊田監督:
この映画は役者の魅力に尽きると思うので、皆さん、役者の熱を感じてください。バイオレンス映画だと捉えられると思うんですが、暴力の痛みを表現した映画でもあるので、痛みを感じてもらえたら嬉しいなと思っています。

東出さん:
今回、私自身映画2作目で豊田監督とご一緒できて、一生の財産になったと思っています。俳優人生のスタートです。「お芝居というものは何だ?」とすごく考えさせられたスタートです。みんな、いろいろな境遇と育ちと訳を持って、こういう雰囲気を持った人たちが本気でぶつかり合っています。生っぽいその熱を感じて帰っていただければと思います。

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