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日本発の全世界級エンターテインメントが遂に完成!!
"天才鑑定家・綾瀬はるか"が名画"モナ・リザ"の謎に挑む!!

2014年04月24日

「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」完成披露会見&ジャパンプレミア試写会

<左から、村上弘明さん、初音映莉子さん、綾瀬はるかさん、松坂桃李さん、佐藤信介監督>

累計400万部を突破する超人気ミステリー「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズの中でも、特に人気の高い第9巻を実写映画化した「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」が完成いたしました。これを記念して、4月24日、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズにてジャパンプレミアが行われ、主演の綾瀬はるかさん、松坂桃李さん、初音映莉子さん、村上弘明さん、佐藤信介監督が舞台挨拶に登壇いたしました。

さらに、ジャパンプレミア前にはグランドハイアット東京にて完成披露会見も実施。日本映画史上初めてパリ・ルーヴル美術館で行われた撮影の様子などが明らかになりました。初共演となった綾瀬さんと松坂さんのお互いの印象なども語られた記者会見、並びに舞台挨拶の模様をレポートいたします。

【記者会見(挨拶順)】

綾瀬はるかさん(凜田莉子役)

天才鑑定家、万能鑑定士役の凜田莉子を演じました(笑)。

松坂桃李さん(小笠原悠斗役)

うだつのあがらない記者をやらせてもらいました(笑)。今日は皆さんに「万能鑑定士Q」の魅力を、これから劇場に来るであろう方々に伝えていただければなと思います。

初音映莉子さん(流泉寺美沙役)

美術をとても愛する流泉寺美沙を演じました。

村上弘明さん(朝比奈尚幸役)

ルーヴル美術館のアジア圏代理人兼調査員をやらせてもらいました。実を言うと私、絵に関してはあまり詳しくないんですけれども、これをきっかけにいろいろ勉強したいと思っています。素晴らしい作品ができあがったと思っております。

佐藤信介監督

ルーヴル美術館やパリでの撮影、フランスのキャストやスタッフの皆さんとの仕事など、非常に盛りだくさんな、日本映画としては珍しい製作体制でできた作品です。しかも、できあがった作品は類を見ない魅力的な、そして謎に包まれた作品になったと思います。ぜひ皆さんに観ていただいて楽しんでいただければと思います。


MC:綾瀬さんが演じる莉子は、高校生までは劣等生だったにもかかわらず、あることをきっかけに天才鑑定士になります。こうした振れ幅の大きい個性的なキャラクターを演じる上で気を付けたことはありますか?

綾瀬さん:
東京に出ていろいろ学んですごく聡明な女性になったけれど、抜けているところもある天真爛漫な女性だったので、鑑定する時はスイッチが入ったように喋りだすというように、普段との切り替えは意識しました。(莉子が)鑑定をどうやるのかを監督と細かく話し合いながら決めていきました。

MC:綾瀬さんご自身の性格は、高校生までの莉子と、鑑定家になってからの莉子のどちらに似ていると思いますか?

綾瀬さん:
高校生の方とは言いたくないんですが、そっち寄りかなと思います(笑)。

MC:そういった雰囲気は醸し出していましたか?

松坂さん:
そんなことはないですけれど...(笑)。凜田莉子が鑑定物を目の前にした時と、綾瀬さんがカメラの前に立った時のパンと切り替わる瞬間が非常にリンクしているように感じました。

佐藤監督:
普段の感じと役に入った時と、まるでキャラクターが違うのでいつも驚かされていました。

MC:うだつの上がらない冴えない雑誌記者を演じるにあたって、工夫された点はありますか?

松坂さん:
服のヨレ感や姿勢、喋る感じをちょっとは意識したつもりなんですけれど、周りからは「ご自身と似ている部分がありますよね」と言われ、「そうかなあ(笑)」と。監督もそうおっしゃっていたので、似た部分があるんだろうなと思っています(笑)。

MC:綾瀬さんはどう感じましたか?

綾瀬さん:
今回初めて共演したんですが、(役柄の)小笠原さんみたいな人だなと思いました(笑)。

MC:メガネをチョイスしたのも松坂さんご自身だったとお聞きしましたが。

松坂さん:
そうですね。デスクワークが多いので、きっと目が悪いんじゃないかなと僕の中で裏設定がありまして、提案してみました。

MC:初音さんは綾瀬さんとの共演シーンが多かったですが、綾瀬さんとのお仕事はいかがでしたか?

初音さん:
私は今回この作品で初めて綾瀬さんとご一緒させてもらったんですが、初日に会った時に初対面にもかかわらずそうじゃないと感じさせてくれるような大らかな愛情に満ち溢れていて、包容力のある方だなと思いました。

綾瀬さん:
ありがとうございます。お会いした時からすごく魅力的な方だなと思って、話してみたいなとこっそり思っていたんです。本当に話せば話すほど、魅力的なんですよ。面白いんです。「大人をバカにしないの」とか(笑)。

MC:先ほど楽屋裏で話を伺っている時も、マイペースなイメージの綾瀬さんが初音さんに対して「私よりもマイペース」とおっしゃっていましたよね。

綾瀬さん:
独特な自分のペースをお持ちで、一緒に乗っかっていきたいなという気持ちになります(笑)。

初音さん:
いや、私より綾瀬さんの方が(マイペースさでは)大先輩だなと思います。自分のカットじゃない時もいつも現場のそばにいて、スタッフや共演者全員を温かく包むようなまなざしで見ていらっしゃるので、俳優としても女性としても魅力的だなと思いました。

MC:村上さんにとって、「モナ・リザ」はどのような印象ですか?

村上さん:
難しいですね(笑)。18年か19年前に、「モナ・リザ」を見にルーヴル美術館に行ったことがあるんです。2週間近くいた中の1週間近くはずっとルーヴル美術館通いで、「モナ・リザ」も毎日見ていました。見る度に印象が変わるんですね。雰囲気が全然違う。他の著名な画家の人が描くものももちろん見る度に印象は違うんですけれど、「モナ・リザ」ほど顕著じゃないんです。「照明から配置まで一緒なのにどうしてかな? 不思議だな」と思いながら見ていたんですけれど、それは自分の気持ちが常に変化しているからなんだろうと思うんです。そういう映し鏡のような「モナ・リザ」を描いたダ・ヴィンチもすごいんでしょうけれど、それを解き明かすカギがこの映画にあるんじゃないかなと思います。

MC:そんな「モナ・リザ」を映す上で気を付けたことはありますか?

佐藤監督:
「モナ・リザ」が中心的な役割を果たす映画なので、「モナ・リザ」が本物っぽくないとこの映画は始まりません。それをどう描こうかというのは、あらゆるスタッフと検証しながらやりました。CGやいろいろな方法を使って、「モナ・リザ」が本物らしくなるように撮っています。ここまで「モナ・リザ」を執拗に、しかも魅力的に突っ込んで描いた作品は世界的にも珍しいと思うので、ぜひ観ていただければと思います。

MC:本作は日本映画史上初めてパリのルーヴル美術館で撮影を行いました。今までルーヴル美術館に行かれたことはありましたか?

綾瀬さん:
パリに行ったのも初めてでした。撮影できるのが閉館してからなので、夜から朝方までの撮影だったんですけれど、入口のピラミッドからしてすごいところだなと思いました。規模の大きさも感じましたし、中に入ってからも天井がすごく高いなと。どこに行ってもいいという訳ではなくて規制がかかっていたので、警備の方がたくさんいました。日本では「モナ・リザ」のレプリカを使って撮影をしていたので、みんなで「本物が見られる!」と言っていたんですけれど、「どうやら見られないらしい」ということになって...でも、警備の方にお願いして入れてもらったんです(笑)。

MC:綾瀬さんご自身がお願いしたんですか?

綾瀬さん:
はい。厳重な警戒のため本当は禁止らしいのですが、警備の方にお願いをして見せてもらいました。

松坂さん:
だんだんと警備の方も時間と共にゆるくなって、後半は「おう、いいよいいよ」という空気感が生まれ、本物の「モナ・リザ」も至近距離で見ることができました。貴重な経験でした。

MC:撮影が進むにつれ、信頼関係が育まれたんですね。初音さんもご覧になったんですか?

初音さん:
はい。みんなで見ました。「やっと会えたな」という感動の気持ちと同時に、すごく不思議で怖いくらいの存在感があって、近くに寄りたいけれど寄れない、こっちが見ているようで見られているような、不思議な気持ちになりました。

MC:ルーヴル美術館での思い出は何かありますか?

松坂さん:
すごく長い廊下の先に階段がありまして、その階段で撮影のスタンバイをしていたんですね。それを廊下の奥の方からパッと見ると、監督の横で綾瀬さんがバーンと横になって...お眠りになっていました(会場笑)。

綾瀬さん:
本当なんですけれど、寝ている方は他にも何人かいました(笑)。最初は本当に(セキュリティが)すごく厳しかったんですよね。それが警備の方もだんだんいなくなって自由な空間になってきたんです。

佐藤監督:
そう、(警備の方も)だんだん疲れてきてね(笑)。

MC:莉子は日用品から美術品まで何でも鑑定できる万能鑑定士ですが、皆さんもこれだけは負けないという鑑定能力があったら教えてください。もしくは、こんな鑑定能力があったらいいなという願望でも構いません。

村上さん:
鑑定能力はありませんね。僕は時代劇で立ち回りが多くて、昔、「必殺仕事人」で鍛冶屋の政をやっていたので、刀の鑑定ができたらいいなと思いますね。刀は叩けば叩くほどしなやかになりますけれど、人もそうなのかなと思うので。

初音さん:
私はパンを食べる時にアボカドを買うんですけれど、アボカドの熟し具合を完璧に見られます。ナイフを入れてクリッと回してパカッと割った時に、アボカドのグリーンがパーッと咲くように見えた時には「ああ、今日もやった!」と思います。それには自信があります。

松坂さん:
僕も願望なんですけれど、化石が好きなので発掘をした時に、「これはいついつの時代のものだ」と、モノからその時代を読み取ることができたら素敵だなと思いますね。

綾瀬さん:
たまに外れることもあるんですけれど、前髪を切ったとか、メガネが変わった...ことにすぐ気づきます(会場笑)。初対面の人は無理ですけれど、だいたい周りにいる人のちょっとした変化にはすぐに気づきます。

MC:すごく観察なさっているんですね。

綾瀬さん:
ということになります(会場笑)。

【マスコミによる質疑応答】


Q:綾瀬さんと松坂さんは初共演ということで、お互いの印象をお聞かせください。

綾瀬さん:
(松坂さんは)非常に真面目な方だなと思いました。たとえば、衣裳部屋で衣裳を脱いだら、脱ぎっぱなしだったり、軽く掛ける方が多いんですけれど、桃李さんはきちんとシャツとかを畳んで返却しているんですよ。なので、きちっとされているなという印象です。

松坂さん:
借り物なので、そこはちゃんと返そうかなと思いまして(笑)。(綾瀬さんは)現場での佇まいが非常にしなやかです。前髪の話がありましたが、細部まで本当に人をよく見ているなと思いますね。現場の人の名前も最初に覚えているんですよね。それが非常に素敵だなと思うんです。なかなかできることじゃないと思うので。柔らかい空気と明るい雰囲気を持ちつつも、ちゃんと人をよく見て空気を作っていらっしゃる方だなと思いましたね。

Q:今日の松坂さんの前髪はどうでしょうか?

綾瀬さん:
撮影の時よりもすごくお伸びになられたようで、「上に盛ってる感じのヘアスタイルですね」とさっきも言ったんです(会場笑)。

Q:「モナ・リザ」に一日なれるとしたら、どんなことをしたいですか?

綾瀬さん:
額縁に入っているんですよね? 人間観察とか...?

松坂さん:
何かしようがないですよね。

綾瀬さん:
そうですよね。動けないから(笑)。誰か目が合う人がいたら追いかけるとか?

Q:男性を鑑定する時に、どういう部分を見て判断しますか?

綾瀬さん:
笑顔じゃないですか? 笑った時にその素性や人柄が出そうじゃないですか。ちょっと照れながら笑うとか、ガハハと笑うとか、いろいろな笑い方があると思うんですけれど、そこで鑑定できると思います。

Q:監督からご覧になった綾瀬さん、松坂さんの印象、綾瀬さん、松坂さんからご覧になった監督の印象をお聞かせください。

佐藤監督:
松坂さんは非常に物腰が柔らかなんですけれども、すごく頑固なんですね。非常に堅牢なイメージを最初からお持ちで、僕とイメージをすり合わせながらやっているんですけれど、実は芯は曲がらないんですよね。それを僕は最後になって気づきました。持っていかれていたなと。すごく世界観をお持ちなので、すごいなと思いますね。
綾瀬さんには立ち位置とか、表情とか、セリフのタイミングとか、「ちょっと難しいんじゃない?」という無理難題を言ったんですけれど、スポーツ選手のようにすべて打ち返してくるという、腕を持っている役者さんだということに今回やって気が付きました。ほんわかしたナチュラル派に見えるんですが、非常にテクニシャンだなと感じました(会場笑)。

松坂さん:
監督は柔らかい空気感をお持ちなんですけれど、どんなことがあろうと、監督の中にビジョンが描かれていてそこに到達するまでは「もう一回」と(笑)。それは僕がイスに縛られていて必死にもがくというシーンですごく思いましたね。危険と隣り合わせの時でも「もう一回」と。でも、決して妥協しない姿勢には僕自身も応えたいと思って、やっていてとても楽しかったです。

MC:綾瀬さんの魅力は?

松坂さん:
パッと切り替わる集中力ですかね。僕が今まで一緒にやってきた役者の中でもなかなか見たことがないです。いきなり沸点が0から100に上がる瞬間がカメラの前ではあって、それはすごいなと非常に魅了されていました。

綾瀬さん:
監督は非常に細かいです。本当に細かくて、粘る...。

MC:細かくて粘着質...。

綾瀬さん:
粘着質(笑)! そうですね(笑)。でも、本当に監督の中では画が決まっていて、だからすごく細かいんだと思うんです。「こうしてこうしてください」という、その通りにするのが面白かったです。

MC:松坂さんの魅力は?

綾瀬さん:
たまにおじいちゃんみたいな...(笑)。何か喋っていても、「あ、それはなんとかだからな」と。「え?」となるんですけれど、そのたしなめ方とかですかね(笑)。

■最後に、綾瀬さんからメッセージが送られました!
綾瀬さん:
皆さんも「モナ・リザ」の瞳に魅了されに来てください!

【舞台挨拶(挨拶順)】

綾瀬はるかさん(凜田莉子役)

今日は楽しんで帰ってください!

松坂桃李さん(小笠原悠斗役)

洋画、邦画問わず、ここまで「モナ・リザ」を扱った作品はないんじゃないかなと思うので、ぜひ最後まで「モナ・リザ」の世界観に浸って帰ってください。

初音映莉子さん(流泉寺美沙役)

みんなで愛情を込めて、毎日、毎日、一生懸命頑張りながら作りました。楽しんでいってください。

村上弘明さん(朝比奈尚幸役)

紹介された通り、ルーヴル美術館のアジア圏の責任者です。えー...(と話し始めようとするが)、この辺にしておきます(笑)。

佐藤信介監督

日本映画史で初めてルーヴル美術館で撮影をしたり、「モナ・リザ」がここまで描かれた映画は世界を探してもなかなかないと思います。初物づくしの作品ですが、謎に包まれた作品を今日は楽しんで帰ってください。


MC:綾瀬さんと松坂さんは初共演となりましたが、お互いの印象はいかがでしたか?

綾瀬さん:
ふっ(笑)。

MC:鼻で笑われましたね(会場笑)!

松坂さん:
目があったら「ふっ」と(会場笑)。

綾瀬さん:
ごめんなさい(笑)!

松坂さん:
じゃあ、僕からいきましょうか(笑)。現場での気配りなんですが、相手に気を配っていると思わせないしなやかさがあるんですよね。役に入るまでの集中力もひっくるめて、すごくしなやかな人だなと思います。すごく人を観察していて、彼女曰く、前髪がどれぐらい短くなったかがすぐに分かるらしいです。それぐらい人をよく見ている方なんですね(会場笑)。

綾瀬さん:
(日本の撮影では)合間に本を読まれていて、無口ですごく真面目そうな方だなと思っていたんですけれど、パリの撮影ではちょろちょろ面白いことを地味におっしゃっていて、何気に面白い方なんだなと思いました(会場笑)。

松坂さん:
地味に(笑)。

綾瀬さん:
絵を見ながらボソッと面白いことを言ったりするんです。あと、脱いだ衣装をきちんと畳んで返していたり、ちゃんとされた方だなと思います。

松坂さん:
でもねえ、衣装は借りたものですから、畳んで返しませんか?

綾瀬さん:
「(脱いだものをそのまま渡しながら)あ、どうも~」と返す時がありますね(会場笑)。すみません。

MC:村上さんは綾瀬さんをどう捉えていますか?

村上さん:
気配りのできる人ですよね。印象的だったのは、ちょっと走り回るシーンがあったんです。それで夕飯の休憩になったんですけれど、そういう時ってだいたい弁当なんですよ。だから我々はいつも野菜不足なんです。そうしたら彼女がコンビニで春巻きのサラダを買ってきてくれて「よかったらどうですか?」と。それを食べたんですけれど、非常においしかったです(会場笑)。(来日中の)オバマ大統領が寿司屋に行って「今まで食べた寿司で一番おいしかった」と言っているじゃないですか。僕は今まで食べたコンビニの春巻きサラダで一番おいしかったです(会場笑)。

MC:初音さんは松坂さんに対する印象はいかがでしょうか?

初音さん:
前に映画で共演させてもらった時には、まるで少年のような方だなと思ったんですけれども、今回また一緒になって「あ、すごく大人になった!」と思いました(会場笑)。なので、「大人になったね」と言ってあげたんです(笑)。

松坂さん:
お姉さま、ありがとうございます(笑)。

MC:日本映画としては初めてルーヴル美術館で撮影が行われましたが、印象に残っていることはありますか?

綾瀬さん:
警備がとても厳しくて、よく映画で見るような黒人の長身のSPさんが何人もいて、トイレに行く時とかに「ちょっと違うところを見ようかな~」とよそ見をしようとすると、ピッとされるんです(笑)。とても厳しかったです。でも、(厳しかったのは)最初の何時間かだけだったんです(笑)。

MC:その後はどうなったんですか?

綾瀬さん:
どんどんゆるくなっていって、割と自由に(笑)。

MC:ルーヴル美術館というと観光客の方がたくさんいると思いますが、その中での撮影は大変じゃないですか?

松坂さん:
観光客の方はいませんでしたね。

村上さん:
本当にルーヴル美術館に行ってきたの? それ、本物のルーヴル美術館?

松坂さん:
本物です(笑)。

綾瀬さん:
閉館してからだったので、夜から朝までの撮影だったんです。

村上さん:
じゃないと貸してくれないよね(笑)。

MC:実際に「モナ・リザ」はご覧になりましたか?

松坂さん:
見ました、本物を。でも、それまで(日本で)レプリカを見ていたので、本物の「モナ・リザ」を見た感動というよりは、レプリカのすごさ、クオリティの高さに驚いて...。もちろん本物もすごく魅力的なんですけれども、それ以前に「あ、レプリカってすごいんだな」というのが先行してしまったんですよね(会場笑)。これから皆さんがご覧になると思いますけれど、劇中には12枚の「モナ・リザ」が用意されていて、本当にすごく精巧にできているので楽しんでください。

MC:小耳に挟んだところによると、そんな厳戒態勢のルーヴル美術館で綾瀬さんはなんと床に大の字になって天井の高さを実感していたとか...。

綾瀬さん:
夜も更けて、いい感じの階段があったんですよね。急ではなく、なめらかな。そこに寝てみようかなと思ったんです。それで、(寝て)「ああ、天井が高いな」と思ったんです。

村上さん:
ルーヴル美術館は天井が高いですよ。

MC:村上さんは撮影に行かれていましたっけ?

村上さん:
行っていません(会場笑)。でも、以前プライベートで行きました。

MC:初音さんはパリでの撮影、いかがでしたか?

初音さん:
(綾瀬さんに)楽しかったよね。

MC:あまり思い出はなかったですか?

初音さん:
あ、とてもたくさんお散歩をしました(笑)。今、ルーヴル美術館の中での思い出を考えていたんですけれど、私はりんごを食べました。それを今、思い出しました。

MC:監督、こんなメンバーで撮影をしていたんですね。

佐藤監督:
素敵で楽しかったですね。

MC:監督も何か思い出はありますか?

佐藤監督:
綾瀬さんが大の字で寝ているところを目撃したんですけれど、みんなでそれに続こうと言って、スタッフも僕もみんなで寝ましたね(笑)。ルーヴル美術館で寝るなんてことはたぶん一生できないと思いますので、ここは寝ておこうと思って。

MC:松坂さんも一緒に?

松坂さん:
僕はそこには便乗しませんでしたね。見ていました。「すごいな。自由だな、この人たち」と思っていました(笑)。

MC:その時、警備の方はどうしていたんですか?

綾瀬さん:
姿が見えなかったですよね。

佐藤監督:
もう疲れて、非常にゆるくなっていました。

MC:莉子は日用品から美術品まで何でも鑑定できる万能鑑定士ですが、もし莉子に鑑定を頼むとしたら、何を鑑定してもらいたいですか?

村上さん:
はるかちゃんじゃなくて莉子ですよね? この映画がヒットするかどうか。でも、ヒットするでしょう。よろしくお願いします(笑)。

初音さん:
私は毎日、朝ご飯に卵を食べるんですけれど、これは生き物なのか、生き物じゃないのか、ちょっと分からないので鑑定してもらいたいんですよね(会場笑)。あれは命があるんですか?

村上さん:
卵はもう命はないでしょう。

初音さん:
ああ、ないんですね。

村上さん:
あれは食べ物。

初音さん:
ああ...。

松坂さん:
鑑定が終了しましたね(笑)。僕はそうですね~、うーん、石とか砂とか...「これはどこどこの何年前の石ですね」と。化石が好きなので。

綾瀬さん:
私は自分が携わった作品を、莉子の感覚で「良い」「悪い」か言ってほしいです。

MC:「万能鑑定士Q」はどうなるでしょうか?

綾瀬さん:
莉子は本物を見る観察眼がすごいので、「良い」「悪い」というのがあるんじゃないかなと思うんです。

MC:ごまかしましたね(会場笑)。さて、「モナ・リザ」は謎の多い絵画ですが、その「モナ・リザ」を一言で形容すると何になるでしょうか?

佐藤監督:
ちょっと気持ち悪い部分がありますね。キモイというか。

綾瀬さん:
キモイ(笑)。

佐藤監督:
眉毛がないんですよね。なぜ気持ち悪いのかの一つの理由なんですけれど。

村上さん:
気持ち悪いというのは、たしかに。暗がりに一つポンとあったら、そう思うと思うんです。自分の映し鏡ですから...あ、一言ですね(笑)。一言で言うと、大地の母ですね。後ろに大地がありますから。「モナ・リザ」って、表情が変わるんです。僕が一番好きなショットは、右斜め45度の角度から5メートル離れたところ。これがベストショットです。皆さん、ぜひ楽しんでください。

初音さん:
稼ぎ頭(会場笑)。やっぱりルーヴル美術館にたくさんお客さんを呼んで愛されているので、ルーヴル美術館のアイドルなんじゃないかなと思いました。

松坂さん:
そりゃそうだ(笑)。稼ぎ頭、いいですね(笑)。うーん、生きた絵画。感情を持っているような気がするので、本作でも観るシーンによって怒ったり、悲しんだり、その時々によって変わって見えるんですよね。それはいろいろな絵画がある中で、ないものじゃないかなと思いますね。

綾瀬さん:
百面相。本当に顔が不気味だったり、包んでもらえるような穏やかな顔だったり、見る時によって印象が違うんですよね。目が動いているような気がするんです。動いていないと思うんですけれど(会場笑)。「あれ?」と思うんです。「どこに動いても目が合う」と言うじゃないですか。本当に目が動いているように見えるんです。

MC:ネタバレにならない範囲で、ここに注目してほしいという見どころを教えていただけますか?

佐藤監督:
ネタバレしやすいので、皆さん気を付けて。ルーヴル美術館も含めてフランスのシーンはかなり力を入れているので、そこを観てもらいたいですね。あと、今日はいらしてないですけれども、ピエール(・ドゥラドンシヤン)など非常に優れたフランスの俳優の方にさりげなく出ていただいていますので、ぜひ観てもらいたいなと思います。

MC:綾瀬さんも初音さんもフランス語のシーンがありますしね。

佐藤監督:
ビックリですよね。なかなかいいですよ。

村上さん:
「モナ・リザ」が冒頭からちょくちょく出てくるんですけれど、表情がどんどん変わっていく。その辺りを自分の気持ちと照らし合わせながら観てみるのも面白いかなと思います。

初音さん:
見どころというか個人的にすごく好きなシーンが、莉子ちゃんのお店のシーンなんですが、ちょっと暗いんですがお芝居も照明も美しくまとまっていて、そこは観ていて引き込まれました。

松坂さん:
僕は鑑定士という人に会ったことがないので、凜田莉子に出会って、本当にこんな人がいるんじゃないかと思わされたんですね。目の前に鑑定するものが現れた時にスイッチが入る瞬間は観ていて面白いです。

綾瀬さん:
ワンカット、ワンカット観逃せません。普通に観ているシーンにヒントがあって、「あ! あそこにそういえば出ていた」ということがたくさんあるので、観逃せないです。そして、個人的には初音さんの足を下から上へ映すカットがあるんですけれど、その美しいことといったら! ねえ、監督?

佐藤監督:
ただ歩いているだけなんですけれども。

綾瀬さん:
監督の一番好きなシーンですよね(笑)?

佐藤監督:
言わないようにしていたのに(会場笑)。

綾瀬さん:
本当に美しいです。



■最後に綾瀬さんからメッセージが送られました!

綾瀬さん:
皆さんも「モナ・リザ」の瞳に魅せられて...ありがとうございました(会場笑)。

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