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シリーズ、ついに完結!「チーム・バチスタ」卒業式!
伊藤淳史さん&仲村トオルさんが 卒業生を代表して答辞を述べる!

2014年03月29日

「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」初日舞台挨拶

<左から、星野和成監督、栗山千明さん、仲村トオルさん、伊藤淳史さん、桐谷美玲さん、西島秀俊さん>

2008年の連続ドラマ放送開始以来、約6年にわたり続いてきた「チーム・バチスタ」シリーズ。ついに完結編となる「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」が3月29日に公開初日を迎え、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて、主演の伊藤淳史さん、仲村トオルさん、桐谷美玲さん、栗山千明さん、西島秀俊さん、星野和成監督による舞台挨拶が行われました。

6年にわたりコンビを組み、シリーズを支えてきた伊藤さんと仲村さん。西島さんも嫉妬するほどの絆で、最後にお互いへの感謝の気持ちを語り、会場を感動に包みました。いよいよ迎えた卒業に感無量の想いが語られた舞台挨拶の模様をレポートいたします。

【舞台挨拶(挨拶順)】

伊藤淳史さん(田口公平役)

今日は朝早くから、お花見日和の中、お集まりいただき、ありがとうございます。今日、初日を迎えられること、嬉しく思っています。

仲村トオルさん(白鳥圭輔役)

厚生労働省医療過誤死関連中立的第三者機関設置推進準備室室長の白鳥圭輔を2008年から演じてきました(会場笑)。肩書きを言うのは今日が最後かな(笑)。早く忘れて次の段階に行きたいような気もするんですが、やっと辿りついたという心境でもあるので、明日からどんな気持ちになるのか心配です。楽しんでいただけたら感無量です。

桐谷美玲さん(別宮葉子役)

私にとって挑戦の役でした。「どうしよう?」と思うこともあったんですが、これだけ愛されている「バチスタ」シリーズに出演できたことは、私にとって光栄なことでした。楽しんでいただけたら嬉しいです。

栗山千明さん(桜宮すみれ役)

「螺鈿迷宮」に引き続き、「FINAL」にも参加できたことを嬉しく思っています。

西島秀俊さん(速水晃一役)

(「お気づきでしょうか、速水先生の肉体が『テルマエ・ロマエ』のようになっていたのを」という紹介に...)役作りを失敗しまして、 繋がらなくなってしまいました。すみません(笑)。今回は「FINAL」ということですが、速水晃一役を演じることができて嬉しいです。 「バチスタ」を一ファンとして見ることも今後ないのだなと思うと寂しい気持ちでいっぱいですが、 ぜひ皆さんには何度も劇場に足を運んでいただいて、最後の「FINAL」を目に焼き付けていただきたいなと思います。

星野和成監督

土曜日の朝早くからご覧いただき、ありがとうございます。ここに来るまでに、撮影や編集作業など行いましたが、今になって「あ、やっと公開なんだ」と思っています。今朝ここに来る時も、「ちゃんとお客さんが入ってくれているだろうか」と心配だったんですが、多くのお客さんに観ていただけたこと、感動しております。これからも「バチスタ」をよろしくお願いします。


MC:監督、衣装が西島さんとかぶっているのは意図的なものがあるのですか(会場笑)?

星野監督:
偶然です。あまりにも似すぎていたので僕を西島さんと見間違えないかちょっと心配しています(会場笑)。

MC:公開日を迎えてしまったという心境でしょうか。6年やってきてついにこの日を迎えた今のお気持ちをお聞かせいただけますか?

伊藤さん:
2008年から演じてきて、こうして映画になるとは夢にも思っていませんでした。ここまでこの作品を愛してくださった皆さんに感謝したいです。全国キャンペーンを行って、早くこの日を迎えたいという気持ちでしたが、この日を迎えるということは皆様のものになるということであり、自分たちの手から離れていくということでもあるので、嬉しくもあり、寂しくもあり、でももっともっといろいろなお客さんに観ていただけたらなと思います。

仲村さん:
僕は「この日を迎えたくないな」とずっと思っていたせいか、5時半にフジテレビに入らなきゃいけなかったのに目を覚ましたのが5時45分でした(会場笑)。どうしてもこの日を迎えたくなかったんだと思います(笑)。でも、その後ものすごく急いで着替えてフジテレビに自分で車を運転して向かったんですが、びっくりするぐらい信号が青で、これも伊藤くんのおかげかなと思うほど、素晴らしい3月29日の始まりを迎えることができたので良かったと思っています(笑)。

MC:皆さん、「めざましどようび」はご覧になりましたかね? 実は裏ではそんなことが起こっていたんですね(笑)。

伊藤さん:
焦りました。当然、オンエアの前に打ち合わせがあるんですが、その打ち合わせに一人なんですよ(笑)。「今、ようやく仲村さんが入られました!」というのが、放送開始の20分前ぐらいでしたよね。

仲村さん:
うーん、もうちょっとギリギリだったかな(会場笑)。

MC:昨晩はいろいろな想いに耽ったりされましたか?

伊藤さん:
お酒を飲みました。

仲村さん:
それ、いつものこと(会場笑)。

伊藤さん:
いつもよりちょっと飲みました(笑)。

仲村さん:
僕は昨日、目覚ましかけたんですけど、3時半にかけたのが早すぎたんだと思います(会場笑)。

MC:このキャンペーン中、この作品の面白さをいろいろと伝えてきたと思いますが、どんなところが面白いと思っていますか?

仲村さん:
最初にシナリオを読んだ時は、ここが泣かせどころとか、ここがどんでん返しの見せどころとか、はっきりしたピークがある物語というよりは、現代のフィギュアスケートのように、一つ一つの技をきっちりやって、三回転半のところも三回転とかじゃなくて180度回らなきゃいけないとか、ちゃんとつま先で振り切ってかかとで降りるとか、そういうことをきっちりやってポイントを稼いで、最終的に素晴らしい演技だった、素晴らしい映画だったと言われるような台本だと思いました。現場でも、1シーン1シーンというよりも1カット1カット監督と「これはこういうことですよね」と話しました。たとえばこの登場人物はどのぐらいグレーに近く見えるのか。「この段階では白に近い方がいいですか? 黒に近い方がいいですか?」ということを、一個一個確認しながらやっていったという感じでしたね。

MC:長く演じてきた中で、「こういう人だったのか」と気づいた相手の性格は何かありますか?

伊藤さん:
役者に生きる方なのかなというイメージがあったんですが、役者に生きつつ、プライベートを大切にしたり、家族を大切にしたりという、男の人としての魅力をすごく感じました。あと、毎日どうしても入り時間に10分ぐらい遅れる...(会場笑)。それでも撮影開始時間には絶対に間に合うというのは、発見でした。それもかっこよさなのかな。10分の遅れを、なかったかのように入ってこられるというか(会場笑)。でも、撮影開始には必ず間に合っているので、そこは最後まで男気があるなと感じました。

仲村さん:
これは良い意味ですが、伊藤さんは最初の頃の印象と変わらないです。最初の頃に「君は、今もあんまり大きくはなっていないけれど...小さい頃から仕事をしていたのに、こういう厳しい、ある意味、精神のバランスを取るのが難しい業界で、よくそんなにねじくれないでピュアで真っ白な画用紙のままでいられたね」と言ったことがあるんです。その後、気づいたのは、伊藤さんは誰かにねじ曲げられそうになってもそれを真っ直ぐに自分で直して、誰かに汚されたらそこを白で塗り直すというすごい努力家で、しかも、裏で頑張っていたり、悩んでいたり、努力していることを表に出さない人なんだということが分かってきて、僕にとってはルックス以上に大きく見える存在の人です(会場笑)。

MC:桐谷さんは今回初参加でしたが、現場の雰囲気はどうでしたか?

桐谷さん:
雰囲気がすごく温かい撮影現場でした。長年作っているチーム感もあるし、この「バチスタ」コンビが温めてくれているという雰囲気もすごくあって、最初は緊張したんですけれどすぐに打ち解けることもできましたし、結構難しいセリフとかがあって何度か失敗しちゃった時も「大丈夫だよ」という雰囲気で見守ってくださいました。

MC:今日は卒業式なので、新入生としてこのシリーズに入ってきた別宮さんとしては、ぐっちー先輩と白鳥先輩、どちらの先輩に声をかけますか?

桐谷さん:
引っ張っていってくれるような白鳥さん...もすごく素敵だと思うんです!

伊藤さん:
けど?

桐谷さん:
今日は卒業ということなので、ずっと別宮を信じて思い続けてくれた田口先生にボタンをもらいたいかなと思っています。どうですか、伊藤さん(笑)。

伊藤さん:
いや、あの、こんな展開になることを全く予想していなかったので、う、嬉しいです。ありがとう! ビックリした、ビックリしたわ~(笑)。

MC:栗山さん、ドラマシリーズからの参加でした。ぐっちー先輩と白鳥先輩、どちらが素敵ですか?

栗山さん:
すみれは白鳥さんが大嫌いな役です(笑)。私、栗山千明自身も、強そうに見られるんですけど打たれ弱いタイプなので、白鳥さんといるよりは田口先生といる方が精神的にいいのかなと思います。

仲村さん:
(伊藤さんに)モテモテじゃん(会場笑)!

伊藤さん:
え、あ、あの、今日はそういう会でしたっけ(笑)?

MC:西島さん、同僚として白鳥くんとぐっちーくん、どっちがタイプですか(会場笑)?

西島さん:
白鳥くんがかわいそうなので...(笑)。僕は白鳥派なので、白鳥さんが好きです(会場笑)。

仲村さん:
西島さんのおすすめの家電を買いたいと思います(会場笑)。

MC:星野監督も、「FINAL」にあたって、このお二人のコンビネーションは強く意識されたのではないかと思うのですが。

星野監督:
6、7年ずっと担当しているので、僕が一から十まで言ったことはなく、安心して見られました。お二人からのアイデアがいろいろあって、「そこを見ていたのか!」というところを言ってくださるので、助かりました。

MC:栗山さんはお二人を見ていてどうでしたか?

栗山さん:
今回の映画で、仲村さんのオールアップの日に私も撮影が終わったんですが、終わった後には通常キャストそれぞれから一言、皆さんに言葉を残していくんです。その時の仲村さんの言葉がすごく温かくて、それをまた伊藤さんが熱いまなざしで見ている姿を間近で見まして、絆が強いお二人なんだなと思いました。

MC:私もメイキングを見ましたが、仲村さん、泣いていましたよね?

仲村さん:
この人(伊藤さん)がフライング気味にボロボロきていたので(笑)。

伊藤さん:
大フライングでした(笑)。

MC:西島さんはお二人のことをどうご覧になっていましたか?

西島さん:
羨ましいですね。この間も言いましたけど、僕は白鳥さんというか、仲村さんのファンだから、バディを組みたくてしょうがないんです(笑)。「あぶない刑事2」をやりたいぐらいなんですよ(会場笑)。二人の役を超えた絆みたいなものは感じていて、嫉妬しています(笑)。

■ここで、この日誕生日を迎えた西島さんに、サプライズで伊藤さんから花束が贈られました!

伊藤さん:
おめでとうございます!

西島さん:
ありがとうございます!

観客の皆さん:
おめでとう~!

西島さん:
舞台挨拶でお祝いしていただき、嬉しいです! ものすごく恥ずかしいですね(会場笑)! 僕、こんなにたくさんの人に誕生日を祝われたの、人生で初めてです(笑)。

MC:せっかくですから、共演者の皆様、西島さんに聞いてみたいことはありませんか? まずは伊藤さん!

伊藤さん:
月並みですけど、今年の目標はありますか?

西島さん:
今年の目標ね(笑)。うらやましいのよ、あっくん(伊藤さん)が。「バチスタ」シリーズみたいに長い年月たくさんの方に愛していただける作品に僕も参加しているので、今年もそういう作品に参加できるようにより一層頑張っていきたいなと思います。もし僕にプレゼントをくれる気持ちのある方は、ぜひ劇場に足を運んでいただいて、「バチスタ」を何回も見ていただくと嬉しいです(笑)。

MC:栗山さん、お願いします。

栗山さん:
飴は好きなんですか(会場笑)?

西島さん:
飴、好きですよ。甘いものが好きですから。

栗山さん:
口にチュッパッチャップス入れながら、普段もしゃべったり...?

西島さん:
普段はしていないですよ(笑)。でも、好きですね。

星野監督:
バースデープレゼントで今、一番何が欲しいですか?

西島さん:
「FINAL」詐欺でまた何か作ってもらえたら嬉しいですけれど(会場拍手)。

桐谷さん:
すごく素敵な体型をしていらっしゃるので、どうやって鍛えているんですか?

西島さん:
役ですからね。役で鍛えているので、やりたい訳ではないんですよ。

桐谷さん:
そうなんですか? 気を付けていることとかあるんですか?

西島さん:
よく食べて運動するっていうことですかね。絞らないといけない時は...って、こんな話面白いですか(会場笑)?

仲村さん:
3月29日生まれだと、生年月日順の出席番号だと終わりの頃だと思いますが、小学校低学年の頃って、4月生まれの子と3月生まれの子ってギャップがありますよね。そのことについて悩んだことはないですか(会場笑)?

西島さん:
これね、あるんですよ(笑)! 全然違うから、幼稚園の時に折り紙が折れなくて居残りで折っていたぐらいダメな子で、小さい時は苦労しました。

MC:そして今、おいくつになられましたか?

西島さん:
43歳になりました(笑)。

MC:さて、本日は「チーム・バチスタ」にとっての卒業式です。「バチスタ」シリーズを支えてきた伊藤さん、仲村さん、お二人からお二人への想いを語っていただけますか?

仲村さん:
言葉が追いついていないんですが、6年というわりと長い時間の中には、精神的にも肉体的にも、楽しくていい時ばかりじゃなくて、つらくて苦しい時とか、落ち込みそうになる時とかあったと思うんですけれど、伊藤さんはいつも現場の真ん中で明るく楽しそうにしてくれていて、「バチスタ」シリーズのみんながその影響を受けて、僕ももちろんその影響を受けました。みんなにも僕にもそれはいろいろありましたが、現場では明るく楽しいものを作ろうという姿勢を保ち続けることができたのは、真ん中にいた伊藤さんの明るさのおかげだと思います。すべてのスタッフとすべてのキャストがそう思っていると思います。みんな伊藤さんに「ありがとう」と言いたいと思っていると思うし、僕も自分の心には全然追いつかない「ありがとう」だけど、感謝している。ありがとう。

伊藤さん:
ちょっともうしゃべれないんですけど...。こういう感じでフライングしちゃうんです、いつも(笑)。2008年からの6年、僕自身にもいろいろありまして、いい時ばかりじゃなかったし、いつでも笑顔でいたと言ってくださいましたけれど、そういう時に笑顔でいられる場所を作ってくれたのはやっぱりこの作品だと思いますし、何より隣にいてくれた仲村さんのおかげでここまでやってこられたと思っています。僕も言葉にしたらあまりに気持ちが追いつかないんですけれど、約7年間、ありがとうございます。

■ここで、伊藤さんと仲村さんが握手とハグをし、会場から温かい拍手が送られました! そして、最後のメッセージが送られました!

仲村さん:
6年続けられたというのは、僕らが頑張ったからではないんです。僕らも頑張りましたが、観てくれる人がいたから続けられたんです。今まで顔や名前も分からない状態でテレビの向こうにいた視聴者の方々たちと、今回映画になったことで会うことができて、強く感じています。6年、楽しかったです。楽じゃなかったけれど、すごく楽しかったです。それを続けさせてくれたのは、間違いなく皆さんです。

伊藤さん:
2008年からの長いシリーズ、長い時間、この作品を愛してくださってありがとうございました。この場をお借りして、映画になってスタッフも変わりましたが、テレビドラマから支えてきてくださったすべてのスタッフ、キャストの皆さん、そして今日ここにお集まりいただいている皆さん、日本全国で「バチスタ」を愛してくださった皆さんに、心から感謝します。今日を持って「チーム・バチスタ」は解散しますが、いつまでも皆さんの心の中にこの作品、そして僕たちの姿が残ってくれることを願っています。そしていつの日かまた、このチームで作品作りができる、そういう奇跡を僕は信じたいと思います。

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