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濃い顔と平たい顔が、再び銭湯に大集結!
『富士山』をバックに風呂映画日本一宣言!!

2014年02月26日

「テルマエ・ロマエⅡ」 完成報告会見

<左から、宍戸開さん、北村一輝さん、阿部寛さん、上戸彩さん、市村正親さん、ヤマザキマリさん>

興行収入59.8億円を記録する大ヒットを沸かせた前作から2年。さらにスケールアップして帰ってきた「テルマエ・ロマエⅡ」が完成し、2月26日、東京・南雪谷の銭湯「明神湯」にて、主演の阿部寛さん、上戸彩さん、市村正親さん、北村一輝さん、宍戸開さん、原作者のヤマザキマリさんによる完成報告会見が行われました。

日本映画初のブルガリアロケを行い、前作をしのぐスケールと笑いと感動が詰まった本作。阿部さんたちも自信のほどを存分に語り、富士山の壁画の前でさらなるヒットを誓いました。ブルガリアロケの様子や、見どころ、さらには阿部さんのお尻の魅力などが語られ、爆笑に包まれた記者会見の模様をレポートいたします。

【記者会見(挨拶順)】

阿部寛さん(ルシウス役)

前作以上に面白いものを作りたいという思いで挑みました。先日、完成した作品を観て、その願いが叶ったなと思いました。多くの人を癒して、楽しむことができる作品が完成したと自負しております。

上戸彩さん(山越真実役)

前作よりも、阿部さんの体も内容も笑いも撮影セットもすべてがパワーアップしていますので、前作を観ていただいた皆さんの期待を裏切らない作品に仕上がったと思います。皆さんに早く観ていただきたい気持ちでいっぱいです。

MC:今日は唯一、平たい顔族からの参加ということになりましたが...。

上戸さん:
自信を持って代表できると思います。

市村正親さん(ハドリアヌス役)

ハドちゃんで~す(会場笑)。日本で皇帝を演じられるのは私しかいません(笑)。前作に引き続き、ハドちゃんを演じました。すごいメンバーの中で、僕はしょうゆ顔です(笑)。だんだん皆さんの顔が濃くなって、色も濃くなって...(会場笑)。その中で私は色も白いですが...。ハドちゃんは皇帝ですから、気品がないといけません。まさに適役だなと思って演じました。前作ともども頑張っておりますので、観てください。

MC:本作の感想はいかがでしたか?

市村さん:
僕の知的な雰囲気で、全編お届けできていますね。変わらないのは、阿部さんの後ろ姿ですね。男であそこまでよく腰が絞れるなと。尻が大きいのかな。身長が低いとえらいことになるけど、あの高さがあるからとても綺麗です。いいものを拝見できました。

北村一輝さん(ケイオニウス役)

本作を拝見し、前作の何倍ものスケールにビックリしました。前作の時も、セットの大きさに圧倒されて、ここでお芝居したら負けるんじゃないかなと思ったぐらい素晴らしい環境で撮影させてもらいましたが、それ以上に感動しました。言えないことが結構あるので、自分のことに関しては伏せておきますが、阿部さんはお尻にこだわって、プリプリ上げるための運動をしていました(笑)。全体的にバランスも良くて、面白くて、感動もできて、邦画がここまで来たのか、こんな壮大なものを日本で撮れるのかと思いましたので、楽しみにしていてください。

宍戸開さん(アントニヌス役)

この映画を観た感想は一言で「濃い!」 です(笑)。顔がということではなく、前作より内容が濃厚です。ブルガリアで撮影を行うことができて、楽しかったです。阿部さんの体については、乳首が素晴らしいです(会場笑)。観終わった後に、「あ、お風呂行きたい! 癒された!」という感じになりましたので、皆さんも劇場にお越しください。

ヤマザキマリさん(原作者)

前作が大変ヒットしたおかげで、私はものすごく忙しい状況になってしまい、残念ながらロケ地に行けませんでした。前作の時は、どこを振り向いても「ヤマザキマリがいるね」という感じだったんですが、今回は全くできなくて...。
でも、それはそれで試写会を楽しみにできたところがありまして、まったく初期化した状態で見ることができました。感想は、「ベン・ハー」「グラディエーター」に並ぶ、三大古代ローマ映画の一つと言っていいぐらい、超スペクタクル大映画でした(会場笑)。古代ローマに熱意を注いでいるのが日本人とはどういうことですかね(笑)。そして、宍戸さんもおっしゃっていましたが、濃縮還元状態で、ありとあらゆる人間の感情が引き出されそうという感じで、見ているとエネルギーは使うし、運動して温泉に入ったぐらいの感覚で出てこられます。観て損はないです。阿部さんたちの演技も、古代ローマ人も真っ青の演技だし、感激しました。死ぬまでに一度は観ておいた方がいい映画だなと思ったぐらいです。


MC:上戸さん、一言で言って見どころはどこになりますか?

上戸さん:
やっぱり阿部さんのお尻です(会場笑)。

MC:阿部さんの体が前作にも増してすごいことになっていますよね、やっぱりかなり鍛えましたか?

阿部さん:
前回は準備期間がなくて、監督から「もっともっと鍛えてください」と言われたところから始まったんですが、今回は時間があったので食べるようにしたりしました。今回は、グラディエーターの人たちもたくさん出てくるので、より外国感が強まるようにやってみようかなと、北村さんに教わりながら鍛えてみました(笑)。

宍戸さん:
北村さんはムエタイのプロですから(笑)。

北村さん:
何を言っているんですか(笑)。僕は今回、病弱な感じを出すためにあまりご飯も食べずに役作りをしていたにもかかわらず、その横でご飯をバクバク食べて(会場笑)。

MC:今日は銭湯での会見となりましたが、いかがですか?

阿部さん:
今回は銭湯は出てこないんですが、前回は取材などでも来て、やっぱりこの天井の高さ、構造は基本的に同じなんですよね。幼い頃を思い出すのか不思議とホッとする感じがあります。

MC:本作で再び濃い面々と一緒になっていかがでしたか?

上戸さん:
ブルガリアに1カ月ぐらい撮影で行っていました。ブルガリアは1日で回れてしまうぐらいのところだったので、暇な時間が結構あったんですが、現場ではテントで皆さんと過ごす時間がすごく多くて、その時間がとても心地よくて楽しかったです。

MC:阿部さんも再び皆さんとご一緒していかがでしたか?

阿部さん:
こうして続編が制作できるということが幸せなことだと思いますし、しかもまた同じメンバーが出演いただけるということで、楽しみにしていました。今回の北村さんは痩せる設定で、我慢して部屋にこもって一生懸命痩せていく姿を見て、プロだなと思いました。

上戸さん:
北村さんと毎晩、ご飯に行っていました。

阿部さん:
え...行っていたんですか?

宍戸さん:
えー! 僕らとは1回も行かなかったのに(会場笑)!

上戸さん:
「なんでこんなに私とご飯行ってくれるんだろう?」と思っていました(笑)。

阿部さん:
毎日誘っていたんだけど...影で行っていたんですか?

北村さん:
僕...悪い人みたいじゃない(笑)。

上戸さん:
部屋でもスナック菓子とか食べていました。

宍戸さん:
えーっ!

阿部さん:
どういうことですか?

北村さん:
ちょっと待って。汗出てきた...(笑)。

MC:銭湯で濃い面々と一緒にいると、裸になりたい欲求が出てきませんか?

北村さん:
阿部さんはさっきまで裸でした(笑)。

阿部さん:
もういいでしょう(笑)。

MC:全員、お風呂のシーンがありましたけれども、いかがでしたか?

市村さん:
僕は宍戸さんと一緒で、あとは外人さんがうろうろ混浴しているんだけど、あれは日本だったよね?

宍戸さん:
箱根ですね。

市村さん:
ユネッサンというところで、いろいろなお風呂があって、足を入れると魚がお掃除してくれたりとか。撮影後、子供たちを連れて行きました。

MC:入浴シーンというと、上戸さんとの混浴シーンがありましたね。

阿部さん:
上戸さんの美しい背中を見ながら...。

市村さん:
あれはやっぱり見どころだね。

阿部さん:
ええ、映画の中で上戸さんのセクシーなシーンは見どころです。すごく色っぽかったです。なかなか混浴なんてできないですし、前作とは違った、男と女の不思議な癒しの空間でした。

MC:混浴があるというのは、どのタイミングで知ったんですか?

上戸さん:
台本を見て知りました。初めて混浴に入ったんですが、イメージしていたものと全然違いました。もっといやらしいものなのかなと思っていたんですが...(会場笑)、すごく心地よかったです。

MC:阿部さんはノリノリでしたか?

上戸さん:
いつも通りでした(笑)。

MC:その混浴シーンをご覧になって、自分も上戸さんとの混浴シーンがあったらなと思った方は? あ、皆さんそうですね。

宍戸さん:
そこが癒されるところというか、男女を超えた人間らしさ、温かみというものを感じました。

ヤマザキさん:
感激しました。外国人の方たちも一緒にお風呂に入って、しかも皆さん、素っ裸。ヒエラルキーも国籍も何もない中で、男も女もただの人間としてみんなでくつろごうという趣旨しかないところで一緒になれるというのは素晴らしいです。

【マスコミによる質疑応答】


Q:前作もとても面白かったですが、今回の役作りはどうされたのでしょうか?

阿部さん:
面白くしようとコミカルな部分を増やしました。ローマ人になりきるというのは前回もやっていてクリアしているから、そこは迷いがなかったです。そこにプラスして面白いものを増やしていこうという目標があったんですが、叶ったと思います。続編だからとあまり無理して気合いを入れて違うことをやっても失敗してしまうと思ったので、前回と同じ雰囲気の中で古代ローマを中心に話が進んでいって、また日本に戻ってくるというところさえ崩れなければ大丈夫だと思っていました。

Q:前作の時には、「濃い顔選手権」で北村さんが優勝されましたが、時を経て今、誰が一番濃いと思いますか?

北村さん:
阿部さんですよ。

阿部さん:
それは北村さんですよ。最近、海外からすごくオファーが来ていて、インドからも話があるんですよ。猫と一緒に暮らす映画もやっているんですが、自分の顔を活かした演技をしているから自覚があるんだなと思いましたね(会場笑)。ですから、変わりなく北村さんです(笑)。

北村さん:
僕は今回、別の仕事で真っ黒に焼けていたので心配していたんです。でも、ここに来たらホッとしました(笑)。一人で黒くて濃いのかなと思ったら、やっぱりみんな半端ない濃さで、ものすごい圧力で、ここにいるだけで今ものすごく暑いです(会場笑)。皆さんが思っている以上ですよ(笑)。僕はヒゲを生やした阿部さんが断トツじゃないかなと思います。

Q:美術がすごかったというお話ですが、具体的にどんなところが素晴らしかったのでしょうか?

阿部さん:
ブルガリアのヌ・ボヤナ・フィルム・スタジオというハリウッド作品でも使う大きなスタジオで撮影したんですが、セットがスタジオからはみ出しているんです。山を崩して坂を作ったり、コロッセオを一から作ったりしていて、現地のスタッフも「お前たちはたった一本の映画のためにこんなデカいものを作るのか」と言ったぐらいです。僕も行ってビックリして写真を撮りまくりました。素晴らしい舞台で演じることができました。

宍戸さん:
映画の後半に出てくる大きなお風呂は、滝のようにわんさかお湯が流れてくるので、それを見た時には絶句するぐらい驚きました。

北村さん:
観光客のようにずっと写真を撮っていました。こんなところで撮影するのは最初で最後だとみんな言っていましたし、写真を撮るのも10分、15分では撮れないぐらいなんです。一つの街になっていました。東宝スタジオ全体がローマになっているようなイメージですね(笑)。

上戸さん:
最初にスタジオに入った時は、出来上がっているセットと、まだ骨組みを作っている状態のセットがあって、撮りきれるのかという不安があったんですが、日に日に出来上がっていく姿がすごく楽しくて、パノラマで撮影したり、ムービーを撮ったり、日々楽しかったです。

MC :ブルガリアの人たちは普段お風呂には入らないんですか?

ヤマザキさん:
ヨーロッパの人たちは基本的に入らないですね。

北村さん:
温度を下げてお風呂のシーンを演じました。僕らからするとぬるいお湯じゃないと、真っ赤になっちゃうんです。

Q:今作はオリジナルの要素が多いと思いますが、原作者として「このエピソードはおいしいな。悔しいな」と思ったところはありますか?

ヤマザキさん:
悔しいなというよりも、全部「あ、これ貰い!」というものばかりでした(会場笑)。自分が描いた作品だと思って見ていないんです。映画は別次元のものですから、こちらもはっきりと割りきっていますし、ものすごく新鮮な気持ちで見ました。アングルだったり、皆さんの表情や動き、ローマ人のコスチュームなど、今、古代ローマの漫画を描いていますので、自分の作品なんですけれど、そういうものをチェックする目で見てしまいます。いろいろなものを観てきていますが、グラディエーターのシーンも、古代ローマものとして水準が高いですから、世界で公開したって劣らない素晴らしいシーンばかりでした。

■最後に、阿部さんからメッセージが送られました!

阿部さん:
前作も多くの方が観てくださいましたが、自分たちの予想以上でした。これだけ多くの人たちに愛される作品になって嬉しかったんですが、今回の作品はそれを超える作品ができたと思いますので、皆さん、温泉に入るつもりで劇場に足を運んでいただければと思います。

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