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東京タワー
東京タワー 公開終了
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◆ストーリー

 ある冬の午後5時......。東京タワーの見渡せるマンションの一室で愛し合う男女がいる。男は小島透・21歳(岡田准一)。女は浅野詩史・41歳(黒木瞳)。

 ふたりの出会いは3年前。透の母親が、友人である詩史の店に透を連れてやってきたのだ。売れっ子CMプランナーの妻である詩史は、青山の一等地で、センスのよいセレクトショップを経営している。理屈ではない、互いが放つ空気のようなものに惹かれあった透と詩史は、年齢や立場をいとも簡単に乗り越え、出会った瞬間に恋に落ちたのだった。

 それから透は、詩史に誘われるまま、しかしそのことを心地よく感じながら清冽な愛を重ね続けた......。透はいつも東京タワーの見える自宅のリビング・ルームで詩史からの電話を待つ。彼女からの電話は、決まって平日の午後4時頃。グレアム・グリーンの小説やラフマニノフのピアノ曲...詩史が教えてくれた美しいものたちに囲まれながら、透は彼女からの電話だけを待っている。まるで、そうすることしか知らない生き物のように。

 そんな透の様子を見ながら、心配する青年がいる。透の友人である大原耕二・21歳(松本潤)だ。高校時代、冗談半分に同級生の女の子、吉田(平山あや)の母親に手を出したことがある彼は、またも最近、年上の人妻との恋がはじまったばかり。アルバイトで警備員をしている駐車場で、駐車に苦戦する主婦・川野喜美子・35歳(寺島しのぶ)の車を、彼女に代わってとめてあげたのがきっかけだった。

 それ以降、腑抜けの夫や冷たい姑...家庭の不満をいっぱいに抱えた爆発寸前の喜美子と、そんな喜美子をいとおしく思った耕二は、夕飯時までの短いデートを重ねていた。 耕二に彼女(加藤ローサ)がいることを知っている透は、耕二の恋に反対する。

 いつかは終わりにしなくてはならない、ふたつの恋。透はずっと一緒にいたくても、それが叶わない詩史との恋に苦しみ、耕二は、すべてをぶつけ激しく求め合える喜美子との関係をなくしたくないと感じていた。

そんな折、耕二はなんと母親ではなく吉田本人から愛の告白を受け、強引に迫られる。問題山積みで、逃げ出したい心境の耕二に、サイアクの事件が発生する。透や耕二、耕二の彼女や吉田の集まるプールバーに、耕二への思いを抱え切れなくなった喜美子がエプロン姿のまま乗り込んできたのだ。

一方、透の恋は......。ずっと一緒にいたい気持ちを伝えれば、相手を苦しめることになる詩史と透の関係。抑え切れない思いを抱え、詩史はついに、透を自分の別荘へ誘う。それは、透の一途な思いに戸惑いをも感じていた詩史の思い切った行動だった。時間を忘れてふたりで過ごせるのは、初めてのこと。ふたりが喜びに浸っていたのも、つかの間。甘いひとときは、予期せぬ来訪者によって終わりを告げる......。

 詩史と喜美子。思いがけない場所で、思いがけず恋に落ち、愛することを知ったふたりは、やがて、それぞれのやり方で、自分の思いに決着をつけようとする。
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