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世界の中心で、愛をさけぶ

公開終了

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◆イントロダクション

奇跡の純愛小説、未来を紡ぐ新たな感動作として映画化

十数年前。高校時代。恋人の死。そして、今。
――初恋の女性を失った青年が抱えてきた「喪失感」
そんな彼を愛した婚約者。
二人の愛は未来に踏み出すことができるのか......
過去の甘く淡い恋と、現在の愛との葛藤を描く美しく「せつない」純愛映画の誕生です。


 『GO』『月に沈む』『きょうのできごと』などで、次々と独自の映像世界をつくりだし、観客を魅了してきた俊英・行定勲監督。その最新作『世界の中心で、愛をさけぶ』は、かつて恋人と死別した「喪失感」を抱える青年・朔太郎(大沢たかお)と、その婚約者・律子(柴咲コウ)が、思い出の旅路で過去の「真実」を手繰り寄せる物語です。ふたりの旅路という現在軸と朔太郎の回想(=初恋のアキとの想い出)というふたつの時間軸が交錯するストーリー展開になっています。片山恭一の大ベストセラー小説を題材に、原作で止まっていた時間が、行定監督の手により「その先の未来」が動き出し、いまスクリーンに新しい愛の物語を刻み始めます。

●奇跡のロングセラー小説『世界の中心で、愛をさけぶ』
 片山恭一による小説『世界の中心で、愛をさけぶ』は、2001年4月の発売以降「泣ける」と話題になり異例のロングセラーを続け、2004年3月現在発行部数は171万部を突破しています。トーハンの文芸部門のランキングでは、2003年6月以降35週連続1位を記録しており、堂々のNo.1ベストセラーとなっています。100万部突破でさえ最近の小説の発行部数としては驚異的な記録であり、200万部目前という部数は奇跡といえるでしょう。

 主人公は朔太郎という名の、地方都市に住む高校2年生。物語は、アキという名の同級生の恋人の死から始まる。そして生前の彼女との思い出を回想するように、ふたりの出会い、放課後のデート、恋人の墓から遺骨の一部を盗んだ祖父の哀しくユニークな話、ふたりだけの無人島への旅、そして彼女の発病・入院、病院からの脱出、そして空港での彼女の死までのストーリーが語られ、その中で朔太郎は自分の「生」の充足が、彼女との出会いから始まっていたことに気づく......。

 小説『世界の中心で、愛をさけぶ』は、初恋の相手アキの死による[喪失感]、そしてアキのいない世界で朔太郎の[魂の彷徨]が描かれる、切なくもストレートな純愛ストーリーとなっています。

●「最愛の人の死」と「未来を紡ぐ愛」
 映画『世界の中心で、愛をさけぶ』では、原作小説では殆ど語られていない、成長し大人になった朔太郎を主人公として描いています。小説は過去の初恋の相手との回想から現在の自分の生の充足を実感するところで終わっていますが、映画ではその主人公にもし婚約者がいたら? というストーリーになっており「現在の愛との対峙」といったテーマが加えられています。小説にある「過去のアキとの甘く切ない純愛」を核に現在のストーリーが加わり美しい愛のアンサンブル・ストーリーとなっています。そして、現在のシーンは雨のシーンを中心に、過去のシーンは晴れ渡る青空のシーンを中心にしながら、過去と現在の対比をより丹念に演出しています。

 映画『世界の中心で、愛をさけぶ』は――愛することを見失ってしまっていた男が、かつて亡くした恋人との思い出と再会したことで、いま目の前にいる女性との愛に希望の光を見出そうとし、歩き始めるまでを描いています。それはいわば生き残ってしまったロミオの物語であり、愛する人の「死」と生きていくために渇望する「愛」をテーマに描く純愛物語です。

 人が死ぬこととは?人を愛することとは?

 映画『世界の中心で、愛をさけぶ』は、「愛」と「死」という深遠なテーマを真摯に取り扱いながら、「最愛の人の死」と「未来を紡ぐ愛」との狭間で葛藤する主人公を通して、「生きる」ことを見つめ直すことのできる深く美しい純愛タペストリーです。

 小説『世界の中心で、愛をさけぶ』は、アキの死による[喪失感]、そしてアキのいない世界での[魂の彷徨]が描かれる、切なくもストレートな恋愛タペストリーです。

◆主題歌

今回映画の主題歌は『大きな古時計』のヒットも記憶に新しい、日本を代表するシン ガーの一人平井堅が担当しています。自身初となる映画の主題歌ですが、この『瞳をとじて』を映画の中でのアキの最期のメッセージへの"アンサーソング"とするべく自ら作詞作曲を手掛けています。曲のプロデュース・アレンジは椎名林檎やスピッツなどを手掛けた亀田誠治が担当、映画のエンディングを飾るにふさわしいオーセンティックな美しいバラードとなっています。(2004/4/28デフスターレコーズより発売)
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