レッドタートル ある島の物語
2016年9月17日公開

- INTRODUCTION
構想10年、制作8年――
スタジオジブリ最新作が、フランスからやってくる!
それは、1本のアニメーション映画から始まった。 2000年に公開された『岸辺のふたり』(監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)は、わずか8分間という短編にもかかわらず、父娘の愛おしい絆を丹念に描き、世界中を静かな感動で包み込んだ。
そして、アカデミー賞短編アニメーション映画賞など世界各国の賞を多数受賞。同作を観たスタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーの、この監督の長編を観てみたいという気持ちが出発点となった。
はじめての長編制作の打診を受けたマイケル監督は、尊敬する高畑勲監督から、長編映画の制作について助言を受けることを条件にこれを快諾。高畑監督参加のもと、スタジオジブリとシナリオ・絵コンテ作りから効果音・音楽にいたるまで、あるときは直接会い、あるときは海の向こうからデータを送って、節目節目で打ち合わせを重ねた。アニメーション制作の実作業はフランスを中心に行われ、実に8年もの歳月をかけて遂に完成させた。
マイケル監督が、圧倒的なアニメーションの表現力で描く本作は、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にて特別賞を受賞。
この秋、フランス発スタジオジブリ最新作が、日本中を席巻する!- STORY
どこから来たのか
どこへ行くのか いのちは?
嵐の中、
荒れ狂う海に放りだされた男が
九死に一生を得て、
ある無人島にたどり着いた。
必死に島からの脱出を試みるが、
見えない力によって
何度も島に引き戻される。
絶望的な状況に置かれた男の前に、
ある日、
一人の女が現れた――。- DATA
- 原作・脚本・監督
- マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
- 脚本
- パスカル・フェラン
- アーティスティック・プロデューサー
- 高畑 勲
- 音楽
- ローラン・ペレズ・デル・マール
- 製作情報 クレジット
- 上映時間:81分/ビスタサイズ
製作:スタジオジブリ/ワイルドバンチ
スタジオジブリ/ワイルドバンチ/ホワイノット・プロダクションズ/アルテフランス・シネマ/CN4プロダクションズ/ベルビジョン/日本テレビ/電通/博報堂DYMP/ディズニー/三菱商事/東宝 提携作品
日本・フランス・ベルギー 合作
配給:東宝 - 公開日
- 2016年9月17日公開
- CAST&STAFF
- 原作・脚本・監督
- マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
- 脚本
- パスカル・フェラン
- アーティスティック・プロデューサー
- 高畑 勲
- 音楽
- ローラン・ペレズ・デル・マール
- 製作
- スタジオジブリ/ワイルドバンチ
- プロデューサー
- 鈴木敏夫/ヴァンサン・マラヴァル
スタジオジブリ/ワイルドバンチ/ホワイノット・プロダクションズ/アルテフランス・シネマ/CN4プロダクションズ/ベルビジョン/日本テレビ/電通/博報堂DYMP/ディズニー/三菱商事/東宝 提携作品
日本・フランス・ベルギー 合作 - 配給
- 東宝
- PROFILE
- 監督 マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
- 1953年オランダ生まれ。
オランダで教育を受けた後、スイスとイギリスの美術大学でエッチングとアニメーションを学び、1978年に卒業制作で『インタビュー』を制作。スペインでアニメーターとして働いた後、1980年からイギリスに居を構える。ディズニー作品『美女と野獣』(’91年)ではストーリーボード・アーティストとして、『ファンタジア2000』(’00年)ではアニメーターとして作品に参画するなど、80年代から90年代にかけてフリーランスとして複数のスタジオで働く。また、ユナイテッド航空やAT&T、ネスレ、フォルクスワーゲン、ハインツなど世界各国のCMを多数制作し、多くの賞を受けている。
90年代以降は短編アニメーション監督作品を発表し、世界的に高く評価されるようになる。1992年に『掃除屋トム』を制作、1994年に完成した『お坊さんと魚』は米アカデミー賞短編アニメーション映画賞にノミネートされる。彼の最も著名な作品『岸辺のふたり』(’00年)は米アカデミー賞短編アニメーション映画賞を受賞、アヌシー国際アニメーション映画祭ではグランプリを受賞。2006年に『アロマ・オブ・ティー』を完成させた後、2016年に初の長編アニメーション映画『レッドタートル ある島の物語』を監督。
児童向け絵本の文・イラストも手がけており、欧州や北米の美術大学・専門学校等で授業や講義を行っている。 - アーティスティック・プロデューサー 高畑 勲
- アニメーション映画監督。1935年、三重県伊勢市に生まれ、岡山で育つ。’59年に東京大学仏文科卒業後、東映動画へ入社。劇場用映画「太陽の王子 ホルスの大冒険」(’68)で初監督。同社を退社後、「アルプスの少女ハイジ」(’74)、「母をたずねて三千里」(’76)、「赤毛のアン」(’79)(以上、TV)、「じゃりン子チエ」(’81)、「セロ弾きのゴーシュ」(’82)を演出・監督。1985年、スタジオジブリ設立に参加。以後、「火垂るの墓」(’88)、「おもひでぽろぽろ」(’91)、「平成狸合戦ぽんぽこ」(’94)、「ホーホケキョ となりの山田くん」(’99)を発表。2013年には待望の新作「かぐや姫の物語」が公開され、毎日映画コンクールアニメーション映画賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞(アニメーション映画部門)等を受賞し、米国アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞にノミネートされた。
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