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陰陽師II
陰陽師II 公開終了
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◆プロダクション・ノート

●「陰陽師」から「陰陽師II」へ
オリジナルストーリーとしての更なる挑戦!

 独創的なオリジナルストーリーで、観客の満足度94%(劇場アンケート調べ)を記録した前作。そして「陰陽師」の興行が半ばを迎えた段階ですでに続編の製作が決定し、「期待」という名の大きなプレッシャーのかかる中、新たなシナリオ創りがスタートしました。原作者である夢枕獏がストーリーコンセプトとして構想したのは、安倍晴明=野村萬斎に「女舞」を躍らせること。アマテラスを天岩戸から誘い出すあの有名な伝説をモチーフに、舞台を平安京から神話の世界まで広げた壮大なストーリーが動き出したのです。脚本家・江良至(「餓狼の群れ」「ミナミの帝王」シリーズ)と滝田洋二郎監督の3人での共同シナリオ作りは都合10回を超える改訂が加えられ、幾度も壁にぶち当たりながらも、ファンタジー、アクション、ホラー、サスペンスとエンターテインメントの要素すべてを凝縮した息をつかせぬオリジナルストーリーとして、ここに誕生したのです。

●豪華なキャスティングの実現
 安倍晴明役にはこの人以外ありえないと誰もに言わしめた野村萬斎。
 個性的な台詞回しはもちろんのこと、優雅な立ち居振る舞いと独特の存在感は、万人が想像する最も理想的な安倍晴明像として認知されたといえます。狂言から現代演劇まで舞台芸術の道を究める彼が、そのほとばしる才能を映像の世界にまで広げ、前作で培った陰陽師・安倍晴明像の更なる魅力を追求し全力で続編に取り組むこととなったのです。
 晴明と運命を共にする源博雅(みなもとのひろまさ)には伊藤英明。彼も前作から2年が経過した今、最も演技力に磨きをかけ、世間で注目を浴びている俳優といえるでしょう。「陰陽師」以降のメディアでの活躍は、主役を演じるテレビドラマでの幅の広いキャラクターでもお判りのとおりです。その彼が演じる源博雅も野村萬斎・晴明とともに本作品には不可欠な存在といえるでしょう。全編に優雅に舞い飛ぶ式神・蜜虫(みつむし)役の今井絵理子を加えて、最強のトリオが再び顔を揃えることとなりました。

 そして、前作の真田広之・道尊に代わり晴明の敵役を演じるのは、今や日本映画にはなくてはならない俳優、中井貴一。善のキャラクターを数多く演じる彼が、怒りと哀しみが漂う謎の術師「幻角(げんかく)」を演じます。舞台芸術の頂点を目指す萬斎に日本映画界を代表する俳優・中井貴一の組み合わせは、続編を飾るに相応しい最高の配役といえます。晴明と幻角との死闘シーンの数々は、リハーサルの段階から剛速球の掛け合いを見せ、クライマックスに向かう映像の緊張感は本編の最大の見せ場として昇華しました。
 また、ストーリーの鍵を握る右大臣の娘・日美子(ひみこ)には深田恭子。初めての時代劇作品として凛々しく「男姫」を演じ、撮影前2ヶ月間かけて訓練した甲斐もあり、弓の達人として見事な腕前を披露しています。
 さらに、琵琶の名手で博雅と親しくなる謎の若者・須佐(すさ)に映画「偶然にも最悪な少年」で主役を演じるなど若手注目度ナンバーワンの市原隼人、出雲国の王妃にベテラン女優・古手川祐子、日美子の父・藤原安麻呂に伊武雅刀が重厚な演技力で作品全体を包むなど、前作をはるかに凌駕する豪華なキャスティングが実現しました。

●日本映画界を支える 最高の美術と技術
陰陽師・滝田組スタッフの再集結

 大ヒット作を創りだした「陰陽師」スタッフたちが再び滝田監督のもとに集結。
 撮影に浜田毅(「壬生義士伝」「大河の一滴」)、照明に長田達也(「秘密」「壬生義士伝」)、美術に部谷京子(「サトラレ」「突入せよ!あさま山荘事件」)、録音に小野寺修(「ホワイトアウト」「壬生義士伝」)、編集に冨田伸子(「命」、「壬生義士伝」)。そして音楽には「不夜城」「光の雨」の梅林茂という邦画界を代表する熟練者たちの錚々たる顔ぶれです。
 脚本としても参加した監督の滝田洋二郎は、前作では安倍晴明像、陰陽師たちが活躍した平安時代の空気感を演出するに当たって非常に苦労を重ねたわけですが、本作では前作のテクニックをベースに、作品構成と演出について、そのスキルとスケールを増大させ、見事なまでに撮影スケジュールをこなしていきました。これはメインキャストならびに技術スタッフにもあてはまり、「陰陽師」の統一した世界観を共有しながら、同じく強大化した見事なチームワークが実を結ぶことになったのです。
 今回注目すべき制作ポイントは2つあります。1つは巨大セット。美術監督部谷京子のデザインによって建て込まれた晴明邸・出雲国・地下石室の美術セットの数々は、日活撮影所のステージ容積を最大限に活用し、あたかもロケ映像を想起させるダイナミックな撮影を可能にしました。そしてもうひとつは、VFXスーパーバイザー・石井教雄(「リターナー」)と特撮監督・尾上克郎(「さくや妖怪伝」)を中心にして作られたCGカットの数々です。平安京の俯瞰図、朱雀門爆破、また「神の領域」に突入する「天岩戸」クライマックスシーンなどは、時代劇の範疇をこえた次世代の映像として、『陰陽師?』世界を見事にそしてリアルに作り出すことに成功しました。卓越した撮影技術とCG映像の見事な融和が、この「陰陽師」シリーズのまさに真骨頂となるわけです。
 晴明と博雅の清らかなる友情を縦糸にして、前回を大きく上回る巨大な敵、さらに壮大な物語、テレビでは見られない豪華な出演陣で繰り広げられる、きらびやかなる平安の光と百鬼夜行の闇が交わる物語にご期待ください。

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