マチネの終わりに
2019年11月1日公開

Ⓒ2019 フジテレビジョン アミューズ 東宝 コルク
- INTRODUCTION
たった三度会ったあなたが、
誰よりも深く愛した人だった―
東京・パリ・ニューヨークの彩り豊かな街並みを舞台に、音楽家とジャーナリストの男女二人が、出会い、悩み、そして愛した六年―
原作は、芥川賞作家・平野啓一郎の代表作「マチネの終わりに」。
ラブストーリーでありながら、人生の苦悩、世界の分断や対立といったテーマを織り交ぜ、登場人物たちの心情の変化を緻密に描き出し、大きな話題を生んだ。
主演は、アーティスト、俳優として、常に第一線で活動を続ける福山雅治。
天才ギタリストとして名を馳せるも、現状の演奏に満足が出来ずに自分の音楽を見失い苦悩する蒔野聡史を熱演。
そして、蒔野と惹かれあうジャーナリスト・小峰洋子役には映画、ドラマ、CMなどあらゆるジャンルで活躍する女優・石田ゆり子。
運命に翻弄されながらも、六年の歳月を歩んだ男女の姿を二人が情感豊かに演じる。
さらに、伊勢谷友介、桜井ユキ、木南晴夏、風吹ジュン、板谷由夏、古谷一行ら、まさに実力派俳優陣が集結。
愛とは何か、人生とは何か。
今冬、切なくも美しい大人の愛の物語が、ついにスクリーンへ。
交錯する想い、あらがうことの出来ない運命
情熱と現実の間で揺れ動く二人の愛の行方とは。- STORY
世界的なクラシックギタリストの蒔野聡史は、公演の後、パリの通信社に勤務するジャーナリスト・小峰洋子に出会う。ともに四十代という、独特で繊細な年齢をむかえていた。出会った瞬間から、強く惹かれ合い、心を通わせた二人。洋子には婚約者がいることを知りながらも、高まる想いを抑えきれない蒔野は、洋子への愛を告げる。しかし、それぞれをとりまく目まぐるしい現実に向き合う中で、蒔野と洋子の間に思わぬ障害が生じ、二人の想いは決定的にすれ違ってしまう。
互いへの感情を心の底にしまったまま、
別々の道を歩む二人が辿り着いた、愛の結末とは―- DATA
- 原作
- 平野啓一郎「マチネの終わりに」
- 監督
- 西谷弘
- 脚本
- 井上由美子
- 音楽
- 菅野祐悟
- キャスト
- 福山雅治 石田ゆり子
伊勢谷友介 桜井ユキ 木南晴夏 風吹ジュン
板谷由夏 古谷一行 - 製作情報 クレジット
- 製作:フジテレビジョン アミューズ 東宝 コルク
制作プロダクション:角川大映スタジオ
配給:東宝
Ⓒ2019 フジテレビジョン アミューズ 東宝 コルク - 公開日
- 2019年11月1日公開
- CAST&STAFF
- キャスト
- 福山雅治 石田ゆり子
伊勢谷友介 桜井ユキ 木南晴夏 風吹ジュン
板谷由夏 古谷一行 - 監督
- 西谷弘
- 原作
- 平野啓一郎「マチネの終わりに」
- 脚本
- 井上由美子
- 音楽
- 菅野祐悟
- クラシックギター監修
- 福田進一
- 製作
- 石原隆 畠中達郎 市川南 佐渡島庸平
- エグゼクティブプロデューサー
- 臼井裕詞 千葉伸大
- プロデューサー
- 大澤恵 稲葉尚人
- ラインプロデューサー
- 森賢正
- 撮影
- 重森豊太郎
- 照明
- 中村裕樹
- 美術
- 清水剛
- 整音
- 瀬川徹夫
- 録音
- 藤丸和徳
- 装飾
- 田口貴久
- 編集
- 山本正明
- VFX
- 田中貴志
- 選曲
- 藤村義孝
- 音響効果
- 大河原将
- スクリプター
- 松田理紗子
- 助監督
- 村上秀晃
- 監督助手
- 大庭功睦
- 制作担当
- 町田虎睦
- 製作
- フジテレビジョン アミューズ 東宝 コルク
- 制作プロダクション
- 角川大映スタジオ
- 配給
- 東宝
Ⓒ2019 フジテレビジョン アミューズ 東宝 コルク
- PROFILE
- 蒔野聡史役福山雅治
- 1969年2月6日、長崎県長崎市生まれ。
<主な映画出演作品>
1988年、映画『ほんの5g』でデビュー。1990年、single「追憶の雨の中」で音楽デビュー。「あしたがあるから」(91年)でTVドラマ初出演。以降、シンガーソングライターとしての活動と共に、俳優としても活躍。「ひとつ屋根の下」(93年)は大ヒットし、演じ手としても人気を得る。翌々年の「いつかまた逢える」でドラマ初主演を飾った。以降も「めぐり逢い」(98年)、「美女か野獣」(03年)などで高視聴率を記録し、2007年、東野圭吾原作の「ガリレオ」で天才物理学者、湯川学役を演じ(5年後にはシーズン2も放映)翌年、実に20年ぶりとなる映画『容疑者Xの献身』でも同役を演じた。シンガーソングライターとしての活動と並行しながらも大河ドラマ「龍馬伝」(10年)、そして四度目となる、湯川学を体現した映画『真夏の方程式』(13年)、是枝裕和監督との初タッグとなる映画『そして父になる』(13年)ではカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞するなど、積極的に俳優業に取り組む。近年の映画出演に、大根仁監督の『SCOOP!』(16年)、是枝監督の『三度目の殺人』(17年)、ジョン・ウー監督の『マンハント』(18年)などがある。岩井俊二監督との初顔合わせとなる『ラストレター』が2020年に公開。 - 小峰洋子役石田ゆり子
- 1969年10月3日、東京都生まれ。
<主な映画出演作品>
1988年、ドラマ「海の群星」で女優デビュー。同年、森田芳光監督の『悲しい色やねん』のヒロイン役で映画初出演も果たした。以降、ドラマ、映画、そして舞台と幅広く活躍する。また、『平成狸合戦ぽんぽこ』(94年)、 『もののけ姫』(97年)、『コクリコ坂から』(11年)など、声優としての評価も高い。主な出演映画は、塩田明彦監督の『黄泉がえり』(03年)、さだまさし原作の『解夏』(04年)、日本アカデミー賞優秀助演女優賞に輝いた『北の零年』(05年)、辻仁成原作の『サヨナライツカ』(10年)、山田洋次監督の『おとうと』(10年)、三浦友和と究極のラブストーリーを体現した『死にゆく妻との旅路』(11年)、堤幸彦監督の『悼む人』(15年)、平川雄一朗監督の『僕だけがいない街』(16年)などがある。舞台「12人の優しい日本人」(05、06年)「国民の映画」(11年)、ドラマ「古畑中学生」(08年)で組んだ三谷幸喜の監督映画に初めて出演する『記憶にございません!』が9月に公開。記憶喪失となった総理大臣の夫人をチャーミングに演じている。 - リチャード新藤役伊勢谷友介
- 1976年5月29日、東京都生まれ。
<主な映画出演作品>
1999年、是枝裕和監督の『ワンダフルライフ』で俳優デビュー。是枝プロデュースによる『カクト』(03年)では監督デビューも飾った。主な映画出演作に、塩田明彦監督の『害虫』(02年)『黄泉がえり』(03年)、紀里谷和明監督の『CASSHERN』(04年)、根岸吉太郎監督の『雪に願うこと』(06年)、中島哲也監督の『嫌われ松子の一生』(06年)、フェルナンド・メイレレス監督の『Blindness』(08年)、三池崇史監督の『十三人の刺客』(10年)、曽利文彦監督の『あしたのジョー』(11年)、キム・サンマン監督の『ザ・テノール 真実の物語』(14年)、大友啓史監督の『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(14年)、園子温監督の『新宿スワン』(15年)、中村義洋監督の『忍びの国』(17年)、吉田恵輔監督の『愛しのアイリーン』(18年)、武内英樹監督の『翔んで埼玉』(19年)などがある。 - 三谷早苗役桜井ユキ
- 1987年2月10日、福岡県生まれ。
<主な映画出演作品>
2017年、二宮健監督の『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング・ビューティ』で映画初主演。主な映画出演作に、三浦大輔監督の『娼年』(18年)、中田秀夫監督の『スマホを落としただけなのに』(18年)、古厩智之監督の『サクらんぼの恋』(18年)、井樫彩監督の『真っ赤な星』(18年)、田中亮監督の『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』(19年)などがある。西谷弘演出のドラマ「刑事ゆがみ」(17年)、「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(18年)に出演。「だから私は推しました」(19年)で連続ドラマ初主演。10月から放送の「G線上のあなたと私」に出演。 - 中村奏役木南晴夏
- 1985年8月9日、大阪府豊中市生まれ。
<主な映画出演作品>
2004年、ドラマ「桜咲くまで」で女優デビュー。主な映画出演作に、堤幸彦監督の『20世紀少年 第2章-最後の希望/最終章-ぼくらの旗』(09年)、香月秀之監督の『君が踊る、夏』(10年)、三木康一郎監督の『トリハダ-劇場版-』(12年)、平川雄一朗監督の『想いのこし』(14年)、石川淳一監督の『エイプリルフールズ』(15年)、今泉力哉監督の『知らない、ふたり』(16年)、大友啓史監督の『秘密 THE TOP SECRET』(16年)、君塚良一監督の『グッドモーニングショー』(16年)、白羽弥仁監督の『ママ、ごはんまだ?』(17年)などがある。岡田惠和脚本のドラマ「セミオトコ」(19年)に出演中。 - 小峰信子役風吹ジュン
- 1952年5月12日、富山県生まれ。
<主な映画出演作品>
1975年、女優デビュー。主な映画出演作に、市川崑監督の『火の鳥』(78年)、村川透監督の『蘇える金狼』(79年)、山根成之監督の『五番町夕霧楼』(80年)、竹中直人監督の『無能の人』(91年)、中原俊監督の『コキーユ・貝殻』(99年)、原田眞人監督の『金融腐蝕列島〔呪縛〕』(99年)、黒沢清監督の『カリスマ』(00年)『回路』(01年)『降霊』(01年)、阪本順治監督の『魂萌え!』(07年)、西谷弘監督の『真夏の方程式』(13年)、是枝裕和監督の『そして父になる』(13年)『海街diary』(15年)、塩田明彦監督の『抱きしめたい-真実の物語-』(14年)、山田洋次監督の『家族はつらいよ』シリーズ(16年〜)などがある。 - 是永慶子役板谷由夏
- 1975年6月22日、福岡県生まれ。
<主な映画出演作品>
1999年、大谷健太郎監督の『avec mon mari』で映画デビュー。主な映画出演作に、石川寛監督の『tokyo.sora』(02年)、内田けんじ監督の『運命じゃない人』(05年)、篠原哲雄監督の『欲望』(05年)、青山真治監督の『サッド ヴァケイション』(07年)、行定勲監督の『クローズド・ノート』(07年)、深川栄洋監督の『ガール』(12年)、新城毅彦監督の『四月は君の嘘』(16年)、大友啓史監督の『3月のライオン 前編/後編』(17年)、大根仁監督の『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(18年)などがある。西谷弘演出のドラマ「刑事ゆがみ」(17年)にゲスト出演している。 - 祖父江誠一役古谷一行
- 1944年1月2日、東京都生まれ。
<主な映画出演作品>
1967年劇団俳優座16期入団後、1969年、『新選組』で映画デビュー。主な映画出演作に、大林宣彦監督の『金田一耕助の冒険』(79年)、長尾啓司監督の『時代屋の女房2』(85年)、岡本喜八監督の『ジャズ大名』(86年)、石侍露堂監督の『宣戦布告』(02年)、松尾昭典監督の『手紙』(03年)、三池崇史監督の『喰女-クイメ-』(14年)など。連続ドラマでは「横溝正史シリーズ」(77〜78年)や「混浴露天風呂連続殺人」シリーズ(82〜07年)、「金曜日の妻たちへ」(83年)、「オレゴンから愛」(84年)、「失楽園」(97年)など数々の当たり役がある。近年では、連続テレビ小説「ひよっこ」(17年)などへの出演がある。 - 監督西谷弘
- 1962年2月12日、東京都生まれ。
「美女か野獣」(03年)で福山雅治とタッグを組み、「ガリレオ」(07年)でも名コンビぶりを発揮。「白い巨塔」(03〜04年)、「エンジン」(05年)、「任侠ヘルパー」(09年)、「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」(14年)、「刑事ゆがみ」(17年)など、数々のヒット・ドラマを演出。映画は、『県庁の星』(06年)で監督デビュー。以後、『容疑者Xの献身』(08年)、『アマルフィ 女神の報酬』(09年)、『アンダルシア 女神の報復』(11年)、『任侠ヘルパー』(12年)、『真夏の方程式』(13年)、『昼顔』(17年)など、骨太かつダイナミックなディレクションに定評がある。10月から連続ドラマ「シャーロック」(19年)を演出。 - 原作平野啓一郎
- 1975年6月22日、愛知県蒲郡市生まれ。
1999年、投稿から文芸誌「新潮」に掲載された処女長編「日蝕」が、芥川賞に輝く。当時、23歳の快挙。続く「一月物語」「葬送」で<ロマンティック三部作>を完結させた。2009年、「決壊」で芸術選奨文部科学大臣新人賞、同年「ドーン」でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。新聞小説「マチネの終わりに」(2016年)は渡辺淳一文学賞を受賞し、その卓越した恋愛像が多くの読者の心を震わせた。小説のみならず多くの論考にもその筆致を捧げており、著書に「私とは何か「個人」から「分人」へ」「「カッコいい」とは何か」などがある。最新長編「ある男」(2018年)は、読売文学賞に選ばれている。 - 脚本井上由美子
- 兵庫県神戸市生まれ。
主な作品に「ひまわり」(96年NHK連続テレビ小説)、「きらきらひかる」(98年)、「北条時宗」(01年NHK大河ドラマ)、「GOOD LUCK!!」(03年)、「マチベン」(06年)、「14才の母」(06年)、「パンドラ」シリーズ(08年~)、「緊急取調室」シリーズ(14年~)、「ハラスメントゲーム」(18年)などがあり、幅広いジャンルで確かな人間描写を積み重ねている。西谷弘監督とは、「白い巨塔」(03〜04年)、「エンジン」(05年)、「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」(14年)などでも組んでおり、西谷監督の新作ドラマ「シャーロック」にも参加。映画『昼顔』(17年)の脚本も執筆した。 - 音楽菅野祐悟
- 1977年6月5日、埼玉県川越市生まれ。
「ラストクリスマス」(04年)でメイン演出の西谷弘に抜擢され、初めてドラマ音楽を手がけ、以降、西谷の「エンジン」(05年)、「ガリレオ」(07年)、「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」(14年)、「ラヴソング」(16年)、「刑事ゆがみ」(17年)にも参加。映画でも『容疑者Xの献身』(08年)『アマルフィ 女神の報酬』(09年)、『アンダルシア 女神の報復』(11年)、『真夏の方程式』(13年)、『昼顔』(17年)と、西谷作品には欠かせない存在。映画の近作に『3月のライオン』(17年)、『ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜』(17年)、『祈りの幕が下りる時』(18年)などがある。アニメーション、ゲーム、舞台と、幅広く活躍中。 - クラシックギター監修福田進一
- 1955年12月25日、大阪府生まれ。
パリのエコール・ノルマル音楽院を首席で卒業後、1981年、パリ国際ギターコンクールで優勝。以後、日本を代表するクラシックギタリストとして、世界各地で公演を行っている。ソリストとしてだけではなく、他の楽器演奏者やオーケストラとの共演にも積極的で、村治佳織を始めとする若手ギタリストたちの育成にも尽力。古典から現代音楽まで、幅広いレパートリーを誇る。2012年、芸術選奨文部科学大臣賞に輝く。平野啓一郎の小説「マチネの終わりに」に協力。さらに小説に登場する楽曲を収録したCDでも演奏を手がけた。映画『マチネの終わりに』では、主人公、蒔野聡史を演じる福山雅治のクラシックギター指導を担当。
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