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恋空
恋空 公開終了
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◆プロダクションノート

■クランクイン前の本読みで美嘉とヒロが号泣
クランクイン前、主人公の美嘉役・新垣結衣と相手のヒロ役・三浦春馬は大きな不安をかかえながら、これから演じる役に向き合っていた。なんといっても1200万人がネットで感動し、書籍が上下合わせて100万部を突破している超人気のケータイ小説の映画化であることが、二人に大きなプレッシャーとならないはずがなかった。さらに、数々の悲劇が美嘉とヒロに降りかかるという辛すぎる内容に、それぞれの役をどう演じていけば良いか、新垣、三浦とも悩んでいた。新垣に関しては、本作以前までは明るく天真爛漫なイメージのキャラクターが多く、様々な苦難を乗り越えて強く生きていく美嘉という女の子を演じることは新しい挑戦であった。イン前、どうしてもスケジュールが合わず、なんと新垣の仕事のロケ先・沖縄へ飛んでの本読みが敢行された。大きな不安を抱えた新垣、三浦にとっては必要不可欠な工程であった。今井監督ほか数人のスタッフの立会いのもと、新垣と三浦による本読みが行われた。その本読みのでのこと……、進めていくうちに自然と新垣、三浦の目から大粒の涙がこぼれていた。その涙のため、二人ともセリフが読めないくらいの状態になった。そこには紛れもなく原作を読んだ多くの人が共感した、美嘉とヒロの姿があった。その光景を見て、監督ほかスタッフ一同は、この二人で究極のラブストーリーが撮れると確信した。

■見せつけられた新垣結衣の女優魂
波乱の人生を歩む女の子という今までにない役への挑戦。プレッシャーを感じながら、新垣結衣は1ヶ月半、美嘉という役を演じきった。いろんな美嘉の気持ちを演じる中で、最も新垣の女優魂を見せつけられたのが、美嘉がヒロの日記帳を手に橋の上にやってくるというシーン。悲しみにうちひしがれる美嘉が、ヒロの想いを知るとても切ないシーン。同じシーンをカメラポジションを変えながら撮影するため、3時間も泣きの芝居となった新垣。それでも、美嘉の気持ちを維持し続け涙する新垣の女優根性に、スタッフ全員が心の中で拍手を送った。夕陽に照らされ、涙を流す、金色に輝く美嘉の姿は、今まで新垣が演じてきたすべてのシーンの中で、一番美しいシーンと言っても過言ではない。もちろん、その他のシーンの美嘉も観る者の心を打つものになっている。それは、新垣結衣が悩みながらも一つの役に真剣に向き合い、自分の中にある感情―愛しさ、切なさ、喜び、怒り、苦しみ、痛み、悲しみ……―すべてを駆使して、美嘉という人物に命を与えたからである。「恋空」は、新垣結衣が自分の力でこれまでのイメージを越えて、女優として新たな面を見せることに成功した作品となった。

■美嘉を一途に愛する二人の存在
原作ファンの間で、よく話題に上るのが、美嘉の人生に大きくかかわる二人の男性、ヒロと優のどちらが好きかということ。美嘉を体を張って守り、愛し抜くヒロ。美嘉に対してひらすらやさしい優。ヒロ役の三浦は、激しさと純粋さ、感情の触れ幅の大きさを表現。優役の小出は感情の起伏を表に出さない穏やかさを表現。対照的だけれども、どちらも魅力的にスクリーンに映し出されることとなった。新垣演じる美嘉が、二人の男性どちらにも愛しさを感じる部分に、観る人が共感できること間違いなしである。

■現場のムードメーカー、田原家夫婦
今回の撮影では、美嘉の父役の高橋ジョージと美嘉の母役の浅野ゆう子が現場のムードメーカー的存在だった。ヒロが美嘉の家に訪れ、美嘉の両親に結婚することを許してもらえる様、土下座するシーン。テスト中、三浦が緊張している様子を見て、すかさず高橋が話しかけ、三浦の緊張をほぐしていた。撮影の合間は、高橋と浅野が楽しい会話で現場を盛り上げる。張り詰めたシーンが多い現場だったが、優しい父と母のような存在の高橋と浅野に助けられた新垣、三浦、そしてスタッフだった。そして、そんな高橋と浅野が作り出す田原家の家族のシーンは、温かい家族の絆を感じさせてくれるものになっている。

■「恋空」の認知度のほぼ100%
現役高校生ほか200人以上のエキストラさんが参加し、撮影が行われた文化祭のシーン。その中で、美嘉とヒロとノゾムと亜矢の4人の記念撮影のシーンも撮影された。「原作にこのシーンあった!!」と口々にするエキストラの高校生。スタッフが「恋空、知ってるの?」と質問をすると「当たり前じゃないですか!!超好きです!!」と。エキストラ参加した高校生のほぼ全員が「恋空」を知っていた。原作の驚異の認知度、そして「恋空」映画化への期待の高さを実感するスタッフだった。

■すべての人の心に響く、2007年NO.1ラブストーリー
1ヶ月半の撮影、その後3ヶ月の仕上げを経て、完成。その直後に行った、小学生〜大学生、そしてOL、主婦を対象としたモニター試写会(2007年9月13日、15日実施)ではなんと94.9%の人が「泣いた」と答えた。「涙が止まりませんでした」という感想が多く寄せられた。2004年の「世界の中心で、愛をさけぶ」(行定勲監督)、「いま、会いにゆきます」(土井裕泰監督)に続く、新たな純愛映画がこの「恋空」だと言える。すべての人が、美嘉の気持ち、ヒロの気持ち、優の気持ちに、人を愛する切なさ、苦しさ、そして喜びを感じることができる。ケータイ小説という単なる若者の流行りを越えた、クオリティの高い究極のラブストーリー、それが映画「恋空」なのである。

■映画、原作、そして主題歌を繋ぐ大きなテーマ
映画「恋空」では、生きていく上での苦しくて辛い部分を真正面から描いている。もちろん、すべての人が主人公・美嘉のような悲劇的な出来事に襲われるわけではないが、誰もがそれぞれに困難にぶつかり、もがきながら生きている。子供たちは、恋愛、友情、家庭の問題で真剣に悩み、大人たちもそんな子供たちをどう導いていけばよいのか悩み、また自分の人生をどう進んでいけばいいのか悩んでいる。「恋空」では、さまざまな障害にぶち当たる主人公・美嘉のそばに、必ず支えてくれる存在がいる。それはヒロであり、優であり、友だちであり、家族――。映画が伝えたいこと、そして原作者の想い、さらに主題歌を提供してくれたアーティストの想い。すべてに共通するのは、「どんな辛い状況でも、必ず温かく支えてくれる人、やさしく背中を押してくれる人――恋人、友人、家族――がいるということ。だから前を向いて歩いてほしい。強く生きてほしい。」というメッセージ。ティーンだけでなく、あらゆる世代に贈るメッセージである。是非、大切な人と一緒に観てほしい映画である。
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