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恋空 公開終了
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◆イントロダクション

「私は今でも、空に恋しています――」
1200万人が涙したケータイ小説最高のラブストーリー!
大切な人と一緒に泣いてほしい......。

ケータイ小説ブームに火をつけた『恋空』

元々「ケータイ小説」と呼ばれていたのは、あくまでも「プロ」の作家が執筆したものを携帯を通じて配信する作品をさしていた。しかし、本格的な"ケータイ小説ムーブメント"を巻き起こし、今、中高生を中心にケータイ小説として認識されているのは、全くの「素人」が日記感覚で、飾らない言葉で綴った自伝的小説である。魔法のiらんどが2000年に携帯電話で小説を執筆、公開できる<小説執筆機能>を立ち上げたことによって、10代〜20代前半のごく普通の女性たちが小説を発表するようになり、その等身大の物語が中高生を中心とした層から圧倒的な支持を得ることになった。

前者との違いは、著者と読者の距離感が近いこと、つまり徐々にサイトにアップされていく文章について、読者が携帯で読み、感想をあげ、著者がそれを受けてストーリーを加筆・修正していくという点。まさに、読者が著者を応援しながら、双方が一体となってストーリーを作り上げていくという新たな執筆スタイルが確立された。

そして、この一大ムーブメントの最大の起爆剤となったのが『恋空〜切ナイ恋物語〜(以下、恋空)』である。『恋空』は、携帯メールや放課後の友達との会話の中で『泣ける』、『でも心温まる』という口コミにより、中高生という枠を超えて1200万人という驚異的な人数の読者を獲得。さらに書籍化(スターツ出版2006年10月7日刊行)されるや、発売後わずか1ヶ月で100万部を突破、2006年文芸部門の書籍売上部数第3位を記録したのである(出展『2007出版指標 年報』)。

有名作家の作品と並んで、その年の売上部数上位にランクイン。出版界に衝撃が走った。現在140万部を超える大ベストセラーに。この状況は、一種の社会現象であると言っても過言ではない。現在でも日々、魔法のiらんどにある『恋空』公式掲示板には『涙が止まりませんでした』などの声が続々と寄せられている。『恋空』掲載以降、No.1ケータイ小説サイト魔法のiらんどには、一般の人々が書いた小説が続々と寄せられ、大きな支持を得るようになった。まさに『恋空』は小説界の流れを大きく変えた作品なのである。

著者自身の体験をもとにした<真実>の物語
原作『恋空』は著者・美嘉さんの波乱に富んだ体験をもとに書かれた真実の恋物語。真実の物語だからこそ、多くの読者がこの物語を「今起こっていること」として受け止め、自分たちの体験と重ね合わせて、共感しているのである。

読者に支持されているのは、まず、恋愛における主人公・美嘉の細かな気持ちの動きが、自分たちが普段使っている言葉で語られる点である。飾らないストレートな文章で、電話やメールのやりとりで一喜一憂する気持ちや、ちょっとした気持ちのすれ違いなどが表現され、恋したことのある人なら「この感じ、わかる」と思えるのである。

さらに、美嘉に降りかかる数々の悲劇(いじめや妊娠など)が、読者たちの悩みと重なるという点。もちろん、美嘉のような波乱万丈なことを経験している訳ではないが、自分が直面している苦難に置き換えて読んでいる。特に、中高生が直面している現実は、かなり複雑な問題を抱えている。恋愛にかかわること、友達との関係、家庭のこと...。毎日が戦場と言ってもいいくらいの状況に置かれている。そんなティーンにとっては、辛い状況にあっても前向きに生きて一途に人を愛する美嘉の姿が、勇気と希望を与えてくれるのである。

映画化にあたり、原作者・美嘉さんと脚本家・渡邉睦月さんとのコミュニケーションが密に交わされた。原作者が大切にしている想い、その想い共感した多くの読者の想いを反映させる形で台本が練り上げられた。そして、<恋愛における美嘉の細かな心の動き>や<立ちはだかる困難を乗り越えて前に進んでいく美嘉の姿>を今一番輝いている若手女優・新垣結衣が切なく表現。著者・美嘉さんの真実の物語が、見事にフィルムに焼き付けられることとなった。

美嘉を取り巻く恋愛、友情そして家族愛
この物語のドラマティックな部分を担う大きな要素が、美嘉の人生に大きくかかわる二人の男性の存在である。激しい流れの"川"のように、周りを巻き込んでどんどん前に進んでいくヒロ。何度でも波が打ち返す"海"のように、優しく寄り添う優。対照的な二人を演じるのは、次世代を担う若手実力派俳優の三浦春馬と小出恵介。ヒロ役の三浦は、金髪で綺麗な流れをつけたヘアスタイルで、注目を集めたドラマ「14才の母」でのイメージとは全く違うキャラクターに挑戦。一見、派手で怖そうに見えるが、実は純粋な内面を持つ少年を瑞々しく演じている。優役の小出恵介は、とことん優しくて大きな器を持つ青年を穏やかに演じている。三浦と小出によって命を吹き込まれたヒロと優。その二人の間で揺れる美嘉の心の動きは、この映画の大きな見所である。

そして、この映画では、原作ファンにとって重要な部分である、美嘉を取り巻く友人や家族のことも描いている。美嘉がヒロと別れた時に、元気づけようしてくれた女友だちの亜矢。美嘉が直面する様々な問題に、決して目を背けることなく、そばで優しく見守ってくれる家族。

映画「恋空」は、ドラマティックな珠玉のラブストーリーでもあり、青春の友情物語でもあり、そして心温まる家族愛の物語でもあるのです。

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