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嗤う伊右衛門
嗤う伊右衛門 公開終了
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◆イントロダクション

むごいほど、そなたは美しい。
世界の蜷川が描く究極のエロチシズム―それは狂気か純愛か。


●「恨めしいほどに、愛しい。」 〜 ≪伊右衛門≫と≪岩≫の激愛の物語
 心の底で激しく互いを求め合いながら、悲しい運命に引き裂かれていく「伊右衛門」と「岩」。2人をとりまく常軌を逸した情念の世界に生きる偏愛者たち。映画「嗤う伊右衛門」は、愛と憎、美と醜、正気と狂気がダイナミックに絡み合いながら「究極のエロチシズム」を描く愛と激情の物語である。

●日本映画史上最も美しい 「岩」 が生まれる
 岩の顔は醜くゆがんでいるが、その精神はどこまでも高貴である。しかしそんな「岩」もやがては、人間の深い業と業の織り成す狂気の奔流の中で「正気」を保ちきれなくなっていく。恐ろしい...が、美しい...「岩」。映画「嗤う伊右衛門」では、従来の「四谷怪談」の「岩」のイメージを根底から覆す神々しいまでに美しい「岩」が誕生する。

●蜷川VS京極
狂気とエロスに彩られた美のコラボレーション

 江戸時代の怪談文芸の継承者たることを自他ともに認める京極夏彦が、「岩」の怨念による惨劇を描いた古典的名作である「四谷怪談」を、斬新な視点と独自の文体で全く新しい究極の純愛物語に再創造した原作を、世界的演出家・蜷川幸雄がその持ちうる演出力の全てをかけて映画化する。2つの美学のコラボレーションが生み出す最上級の悲劇は、力強く美しい作品として観客の魂を激しく揺り動かすことだろう。



::「四谷怪談」と「嗤う伊右衛門」::

 「浪人の民谷伊右衛門を、お梅という良家の娘が好きになる。伊右衛門にはお岩という女房がいたが、自らの立身出生のため、伊右衛門はお岩に毒を飲ませ、岩は顔を醜く崩し死んでいく。お岩は恨みを晴らすべく亡霊として現れ、数々の惨劇を引き起こす」、というのが「四谷怪談」のあらすじ。いくつかの講談や怪談噺に取り上げられたが、 中でも有名なのは、四世鶴屋南北の歌舞伎「東海道四谷怪談」。映画の原作「嗤う伊右衛門」で、京極夏彦は、極悪夫・伊右衛門を岩を愛する寡黙で生真面目な良き夫として、また岩を哀れな亡霊ではなく伊右衛門を愛する貞淑な妻として描いている。「岩」の怨念による惨劇を描いた古典的怪談は、人間の業の深さが生み出すドラマのダイナミズムを継承しながらも、現代にも通ずる新しい愛の物語として再創造された。
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