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僕と妻の1778の物語

公開終了

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ストーリー

SF作家の朔太郎〈サク〉(草なぎ剛)と銀行に勤める妻・節子(竹内結子)は高校1年の夏休みに初デートをして以来、16年経った今でも仲睦まじい同い年の夫婦。ロボットの人形や宇宙船の模型を飾った書斎でSF世界に思いを巡らせながら、日々の創作活動に励むサクを節子は誰よりも理解し、誇りに思っていた。しかし、SF小説自体の人気が下降線をたどる中、サクは編集者の新美(陰山 泰)から恋愛小説を書くよう勧められる事態に直面する。現に、サクと同期にデビューした作家であり、彼の友人でもある滝沢(谷原章介)はSFから恋愛小説に転向し、今や人気絶頂の売れっ子として妻の美奈(吉瀬美智子)共々豊かな暮らしを送っていた。

ある日、節子はふいに腹痛をおぼえる。妊娠の兆候かもしれないと病院を訪れた節子は、直ちに手術を受けることに。サクが駆けつけた時には、すでに手術は終わり、節子はたくさんの管につながれた状態で眠っていた。そして、サクは外科医の松下(大杉 漣)から、節子が大腸がんに冒されていると聞かされる。
余命はあと1年――。宣告を受けたサクは事実を胸にしまい込み、抗がん剤治療を始めることになった節子に「必ず治る」と笑顔で告げる。そんな節子の病室には、娘の身を案じる母・晴子(風吹ジュン)も見舞いに訪れていた。

退院後、節子を手助けしようと家事に挑戦するも、洗濯物も満足に干せず、作った料理も真っ黒に焦がしてしまうサク。「僕に何ができるだろう?」そう考え始めた彼は、退院の際に松下から聞いた言葉を思い出す。「楽しい時間を持って下さい。笑うことで免疫力が上がることがあるそうです」。節子を失いたくないサクは、がん細胞を撃退できるような、笑える小説を書こうと決意。毎日1編、原稿用紙3枚以上の短編を書き、節子を毎日笑わせることにする。

こうして、世界でたったひとりの読者のために1日1話を書き綴る日々が始まる。しかし、最初のうちは笑わせるどころか、「これ、エッセイじゃない」と言われてしまう始末。それでも書き続けるサクは、ほどなくして節子を笑わせられるように。その笑顔を見ることで、彼自身も心からの幸福を感じていく。

余命を告げられてから1年、宣告が現実になることはなかった。1日1話の執筆が1周年を迎えた日には、滝沢夫婦や新美が開いてくれたお祝いのパーティーを楽しむこともできたサクと節子。しかし、2年、3年と経つにつれ、節子の容態は少しずつ確実に悪化していく。そんな中、サクは滝沢から「書き続けることで、節子が死に向かう現実から目を背けているだけではないか」と指摘され、気持ちをぐらつかせ始めるが……。

サクが書き続ける物語は、病に蝕まれた節子の体に奇跡をもたらすことができるのか?
日に日に体力を奪われながらも、懸命に生きようとする節子の想いとは?
そして、物語が1778話に達した時、サクはどんな恋愛小説もかなわない愛の言葉を綴ることになる――。

 
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