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観客動員数100万人突破!
田中圭&林遣都、お互いに感謝と尊敬の言葉を交わす
「劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」
大ヒット御礼ファン感謝祭最後の舞台挨拶だお

2019年09月04日

「劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」大ヒット御礼ファン感謝祭最後の舞台挨拶だお

<左から、瑠東東一郎監督、田中圭さん、林遣都さん>


2018年の新語・流行語大賞トップテンに選出された人気ドラマ「おっさんずラブ」を映画化した「劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」は8月23日公開となりました。連続ドラマ版の結末から一年後を描く劇場版では、おなじみの、モテない独身ダメ男・"はるたん"こと春田創一と、上司・黒澤武蔵、後輩・牧凌太の三人に加えて、開発事業部リーダーの狸穴迅、それに新入社員山田ジャスティスを交えた五角関係のラブバトルロワイヤルが展開します。
公開13日目で観客動員数100万人、興行収入13.5億円を記録し、この日の大ヒット御礼ファン感謝祭イベントには、田中圭さん、林遣都さん、瑠東東一郎監督が登壇し、お客様との質疑応答も実施され大盛り上がりとなりました。全国30の劇場に生中継もされた、こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。


田中 圭さん(春田創一役)

大ヒット御礼の舞台挨拶で、まさかの林遣都と瑠東ちゃんと三人っていう!

瑠東監督:
「まさかの」って!

田中さん:
結構「まさかの」でしょう?

瑠東監督:
(笑)。

田中さん:
今日は時間があるようなので、皆さんと楽しみたいと思います。

林 遣都さん(牧 凌太役)

今日は、平日のお忙しい中、お集まりいただいてありがとうございます。全国30館の劇場でご覧の皆さまこんばんは!(中継カメラに向かって田中さんも一緒に手を振る) 「大ヒット御礼ファン感謝祭、最後の舞台挨拶だお」ということで、既に映画をご覧いただいた皆さんに裏話などができればと思います。
瑠東東一郎監督

会場の皆さん、ありがとうございます! そして、全国の皆さん、ありがとうございます。僕らは「おっさんずラブ」のキャストとスタッフのチームワークの良さについてよく話しているのですが、お客さんを含めてすごいチームになれました! 一丸となって戦っている感じがしています。本当に感謝しています。ありがとうございます。

MC:いよいよ「劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」が公開されまして、その初日からSNSにはファンの方からの感動と興奮の声が寄せられております。初日に三回(映画を)ご覧になった方もいらっしゃるようですが、こちらの会場にお越しの皆さんに鑑賞回数を伺ってみようと思います。二回以上の方、挙手をお願いします!(観客の手が多数挙がる)...ほとんどですね。

田中さん:
(会場の挙手の多さに)すげー!

MC:では、五回以上の方は? 十回以上は? まだまだいますね。十五回は?

瑠東監督:
(驚きの声で)十五? 

MC:二十回は? ...お二人いらっしゃいますね。

瑠東監督:
すごいな!

田中さん、林さん、瑠東監督:
ありがとうございます!

MC:ちなみに何回ですか?

お客さん:
二十三回です。

田中さん:
僕たちよりもセリフを覚えているのでは?

お客さん:
二十四回です!

田中さん:
すごい!

瑠東監督:
ありがとうございます。

MC:田中さん、林さんには観た方からの感想が届きましたか?

田中さん:
はい! 何人か、いただきました。「あなたの番です」の現場でも、後輩の前原(前原滉さん)に、翌日の予定を聞いたら何もないっていうので、「映画を観に行ってきて」と言いました。そしたら本当に観てくれて「めちゃくちゃ面白かった」と言ってくれました。役者仲間とか後輩が観てくれていますね。それから今朝は、ナインティナインの岡村隆史さんから「観たよ! めっちゃ面白かったで!」とメッセージをもらい、「ありがとうございます!」と返しました。

林さん:
そうですね、俳優仲間とかお仕事関係の方から感想をいただきました。それから家族や親戚も観てくれました。それから、僕の地元が滋賀県なんですが、劇場が満員だったみたいです。僕の母の目の前に中学時代の担任の先生がいらしていたと聞きました。嬉しいです。

田中さん:
(おもむろに)遣都、今日いつもより目がでかくない?(会場:大笑い)

林さん:
真面目な話をしていたのに(笑)。なんか、すげー見ているなと思ったら! そりゃあ整えてきましたからね。

田中さん:
すみません!

MC:瞳のキラキラは、牧くんモードですかね?

林さん:
そういう訳ではないです(笑)。

MC:瑠東監督は、周りの反応はいかがでしょうか。

瑠東監督:
感想いただいています! それに、僕は劇場にも三回ほど出かけています。

田中さん:
僕はまだ行けていないんです!

瑠東監督:
あ、そうなんや!

田中さん:
僕も行きたいです!

瑠東監督:
皆さんの反応を直に体感できて、すごく嬉しかったです。夏休みでしたから、お子さんがめっちゃ笑ってくれていましたね。それに、ご年配のご夫婦がすごく笑ってくれていました。グッとくるものがありました。

MC:ドラマのファンももちろん、映画からご覧の方もたくさんいらっしゃるようです。

田中さん:
そういうMCさんは何回観たの?

MC:私は五回観ました。明日と明後日のチケットも予約しましたのでとりあえず七回は観ます。

田中さん:
(笑)。ありがとうございます。

MC:本日は最後の舞台挨拶であり、皆さんは映画をご覧になった後ですので、たくさんお話できればと思います。まずは公式ホームページで「好きなシーン」を募りましたところ、三日で一万通の応募をいただきました。その結果を発表します。

ファンが選ぶ「劇場版おっさんずラブ」好きなシーンベスト3
第3位:橋の上の春田と牧のシーン


田中さん:
これは意外だなぁ。

お客さん:
えー!

瑠東監督:
(笑)。

MC:あのシーンめっちゃくちゃ良かったですよね。

田中さん:
そうですか?(客席:拍手) あそこのね、遣都のアドリブがひどいんだから!

瑠東監督:
(笑)。

林さん:
アドリブなんてありましたか?

田中さん:
ほとんどアドリブだよ!

瑠東監督:
言うてたやん!

田中さん:
瑠東ちゃんが、イメージビデオみたいにするって言うので、(本編では)声を使わないから普通に二人でケラケラ笑ってやっていました。アドリブがひどいんだもん。

林さん:
アドリブなんてありましたっけ?

田中さん:
あのシーンも台本にはト書きが存在するようで存在しないので、牧の「ネクタイのグイ」とかはアドリブです。(会場:驚きの声をあげる) そのあと髪についたきんぴらごぼうを⾷わされるとは思わなかった。

瑠東監督:
あれは面白かった!

田中さん:
「嫌だ」と断っているのに、食べるまで(林さんが)「いいから、いいから」と言ってやめないから!(会場:笑)

瑠東監督:
あれ、全部使っていますからね。

林さん:
違いますよ! 最初は髪の毛にきんぴらごぼうがついていて、初め食べさせたら、春田さんが食い気味で...吐き出したんですよね。

田中さん:
そしたら「食べ物を粗末にしてはいけない」って怒られたんだよ。

林さん:
ちょっと問題発言かもしれないですが、僕はあの場合は良いと思います。だって、あれはもはや食べ物ではないですから。(会場:笑)

田中さん:
確かに、ずーっと髪についていたものだからね。

MC:あのシーンでは「粗末にしてはいけないよ」が使われて、そのあとに二人が追いかけっこをしながら、最後に牧くんが食べましたよね?(会場:笑)

林さん:
(戸惑いながら)そうでしたっけ?

田中さん:
食べたっけ? いや、食べてはいないでしょう。

林さん:
イメージカットの中で、仕返ししてきたんだよね?

田中さん:
そうそう。

林さん:
それは使われていないと思うんですけど...。

MC:影で食べている気がしましたけども...。

田中さん:
(林さんに向かって確認するように)食べた?

瑠東監督:
フォーカスがボケているところですよね?

田中さん:
あのシーンは何度も撮ったし、毎回(やりとりが)変わるので、正直どれがどうだか覚えていないです。

瑠東監督:
いつも通りですね(笑)。

田中さん:
だって、皆さん、居酒屋の「わんだほう」で、ちず(内田理央さん)と牧がお互いに頑張ろうと励ましあう時の、牧のセリフを聞きました? あれも林遣都のアドリブなんですよ。「これ、時計買ったんだ! 先行投資、ルトゥって言うの。ペラッペラ」って。(会場:笑)そーんなアドリブあります?

瑠東監督:
あれね、僕の私物の時計を使ってんの。

林さん:
そうなんですよ。

瑠東監督:
ブランド名「ルトゥ」って(笑)。

田中さん:
こっち(=ご自身)はさ、別の芝居をしているのに...おーーい!って。

林さん:
まあ、オフセリフだから、使われていないかも...。

瑠東監督:
使っているよ!

林さん:
牧の時計をどうするか話し合っている時に、瑠東さんがちょうど良い感じの時計をしていたんです。なので、「それを使いましょう」という流れがあったので、あれは愛情です。

田中さん:
あの時、すごいドヤ顔で言っていたよ!「ペラッペラなの」って。

ファンが選ぶ「劇場版おっさんずラブ」好きなシーンベスト3
第2位:サウナ


MC:ここのシーンは何度観ても笑えますよね。

田中さん:
なるほど! これは納得です。日本映画史に残る名シーンですね。

MC:サウナのシーンでもアドリブがあったそうですね。

田中さん:
そうですね。あそこでは動きを決めてもみんながその通りにやらないので(笑)。何をしてくるか予測がつかない遣都と(吉田)鋼太郎さんを僕が止めることに徹していました。(林さんに向かって)ね?

林さん:
はい。(観客:笑) すごかったですね。撮影の最終日でしたけれど、...カオスでした。

瑠東監督:
カオスだし、遣都がすごかった。本番前に(セット内や、メイクなどを)直すために、一度セットから離れるんですが、遣都だけは、ずっと一人で残っていましたよね?

田中さん:
知らん。

瑠東監督:
遣都に「どうしたん?」と声をかけたら、「鋼太郎さんを倒す武器を探しているんです」って答えが返ってきました。(会場:笑) みんながスタンバイをしている中で、ずっと武器を探してるの。やばくない?

田中さん:
遣都は、サウナにある水用の大きな柄杓(ひしゃく)を⼀発⽬の武器として使おうとしていたから止めました。最初にそれを使われると、他に武器がなくなるから!

林さん:
これまでの共演の経験上、鋼太郎さんは本番で何をしてくるか分からないので、そのさらに上を僕は用意しておかないといけないと思っていました。あのシーンは一連の流れを何度か撮っているので、自由度も高いですし、本当にどうなるか予測がつかないシーンでした。僕からしたら、俳優のモンスターを相手にして、めちゃくちゃ難しくて大変なシーンでした。その緊張感といったら...(田中さんと監督の反応に)え?

田中さん:
良いと思いますよ! 僕もあのシーンは面白かったです。でも、鋼太郎さんはふざけていますよね? 一発目の「ポン!」の動きで、すごく楽しく感じたと思うし。(会場:笑)

瑠東監督:
でも、鋼太郎さんはシーンの最後の方は疲れていましたね。遣都の頭を叩くことに集中していたから!

田中さん:
僕も、鋼太郎さんが遣都を叩くなんて知らないから、笑っちゃった。それでも笑いながら「何をするんですか!」と、止めに入ったら、鋼太郎さんの口元がニヤリとしていたからね。(林さんと吉田さんの)二人を止めるのは大変なんだから!

瑠東監督:
(大笑い)。圭くんがだんだん弱ってくるんよね。

MC:俳優の皆さんの表情にもぜひ注目してください。それではいよいよ第一位の発表です。

田中さん:
一位はあれやろ!

ファンが選ぶ「劇場版おっさんずラブ」好きなシーンベスト3
第1位:ラストシーンの春田と牧


田中さん:
やったー!

MC:こちらは最後に撮影したシーンだったのでしょうか?

田中さん:
いえ、最終日に撮りましたが、最後ではないです。サウナのシーンでみんながオールアップでした。

瑠東監督:
(しみじみと)最終日の朝一ですね。

田中さん:
そうだっけ? (監督に)なんで急にセンチ(メンタル)になっているの?

瑠東監督:
ラストをフリ込んでくるから、思い出して...。

田中さん:
こんな感じで(瑠東監督を再現して)、撮影の当日も鼻をすすったりして...。

瑠東監督:
(大ウケ)。

田中さん:
それが遣都に伝染して、僕にも伝染して、このシーン大変だったんです。

瑠東監督:
ほんまに二人がめちゃくちゃ良かったんです。それで芝居の話をしようとしたら、涙がこぼれてしまって...どうでしたか?

林さん:
いやー、「朝一かよ!」と...。

瑠東監督:
え、そっち?!

田中さん:
遣都も、だいぶセンチ入っていたよ!

林さん:
(さらっと)そうでしたか?

田中さん:
何それ?

林さん:
いえ、僕が覚えているのは...(監督の異変に気づいて)え? 泣いているんですか?

瑠東監督:
泣いてへん! 汗をかいただけ。

林さん:
印象深いのは、「二人で別れて、一度立ち止まってから、その先にいくところ」ですね。一発目の本番で、僕と圭くんがお互い(背を向けているから)相手が見えていないのにピタリと同じタイミングで止まったんです。でも、僕の歩きだしが少し早くてNGになったことを悔やんでいます。一発で決めないといけないシーンなのに、実は二回目です。

田中さん:
それは別に良いんじゃない? 僕は、瑠東ちゃんがウルウルしていたのと、映画のラストとしてすごく好きだから頑張ろうと思いました。そしたら、遣都もウルウルしていて、それを僕がもらっちゃって、やばい感じでした。だから、あそこだけは冷静に演じようと務めました。でも、今振り返ったら(林さんが)「そうでしたっけ?」とか言っているし、皆さん、遣都はちょっとそういうところがあります。一つ、文句を言っても良いですか!

瑠東監督:
(笑)ええよ。

田中さん:
サウナのシーンでオールアップだったので、志尊くん、沢村さん、遣都、鋼太郎さん、僕の順番でそれぞれが一言挨拶をしました。僕は、今回はセンチにならずに泣きたくないと思っていたので「感謝」を伝えました。そしたら、遣都が泣いたんですよ。(会場:驚きの声) だから、嬉しいっていうか、一緒にやってきて良かったなって思ったんです。その後に遣都に聞いたら「圭くんの話は全く聞いていなくて、全然別のことを考えていました」って言われました。実際には「おっさんずラブ」のドラマから映画までの一年間を振り返って泣いていたそうです。お前、器用か!(会場:大笑い) 人が話をしている時に、そういうことをするんです。すごくショックだったよ(笑)!

林さん:
僕が考えていたのは、この「おっさんずラブ」があった一年は僕の中ですごく濃密でした。圭くんとは私生活の話もしましたし、それを思い出していたんです。何か機会があれば、(クランクアップの挨拶を)見てください。

MC:DVDの特典映像などがあるでしょうから、皆さん期待してください。ということで皆さんの「好きなシーン」の発表でした。ご投票をありがとうございました。

田中さん:
ありがとうございました!

「大感謝祭」ということで、会場のお客さんからの質問コーナーを開催。

MC:まずは瑠東監督に質問のある方は?

田中さん:
一番後ろの方が、すごい勢いで手を挙げてくれました。(その動きを再現) すっごい速かった!

Q:映画、とっても面白かったです。橋のシーンで鉄平兄(児嶋一哉さん)の歌に、誰かがハモっているとSNSで話題になっているんですが、それは誰ですか?

瑠東監督:
ありがとうございます。それが話題になっているのは知りませんでした。あれは鉄平兄が一人で歌っているはずなんですが...。ハモっている可能性があるとしたら(瀬川舞香役の伊藤)修子さん、ですかね(と首をかしげる)。

田中さん:
どこのシーン?

瑠東監督:
「わんだほう」で、遣都たちを見てて、歌ってるシーンあるやん。...ごめんなさい、多分ハモっていないと思うんですよね。

林さん:
(ハモっていたのは)"映画の神"じゃないですか?(会場&監督:笑)

瑠東監督:
どこに?

林さん:
だって、皆さん気づいていました? 花火の時に(志尊淳さん演じる)ジャスティスがお兄さんについて話すシーンで、虫が飛んでいるんですよ!

瑠東監督:
(苦笑い)。遣都、それ"映画の神"?

林さん:
"映画の神"か、瑠東さんが"持っている何か"ですよ!(と自信満々に)

田中さん:
それは、"持っていない"だろ!

瑠東監督:
虫が飛んでいたら、"持っていない"やんけ(笑)!

Q:私はまだ五回しか観ていないのですが、観るたびに涙が溢れる感動作です。質問は、林さんが、この映画の中で演じていて一番難しかったシーンを教えてください。

林さん:
うーん...(かなり悩む)。...花火のシーンかな。劇場版になることが決まった段階で、(ドラマから映画までの)この一年間の空白をみんなで埋めていくことになりました。(春田と牧の)二人がぶつかり合うシーンは、すごく悩みましたし、セリフなんかも妥協することなく演じました。沢村さんや志尊さんの演じる新しいキャラクターと絡む部分だけではなくて、もっと深いところでの葛藤をやりたいと、撮影前に監督と話しました。結果的に瑠東さんが僕が考えてきたこと以上に考えてくれていたことが助けになって、僕の中で腑に落ちました。すごく苦労しましたが、監督が「最高のシーンになったと思う」と言ってくれたので、印象深いです。

MC:続いて、田中さんへの質問を受け付けます。ではそこの看板を持っている⽅にお願いしましょう! あ、それは遣都くんの看板でしたね(笑)。

田中さん:
おーい! 別にいいけれど...。

お客さん:
ドラマの時からずっと大好きで、映画も待っていました。毎回、笑って泣いて、素敵な作品を作ってくださってありがとうございます。

田中さん&林さん&瑠東監督:
ありがとうございます。

Q:田中さんがインタビューで、映画の撮影に入るまで、ブランクの時間があったので戻れるか不安だったけれど、すぐに戻れたと話しているのを読みました。この作品ならではの現場の空気感とかがあれば教えてください。

田中さん:
この「おっさんずラブ」は、瑠東ちゃんがいて、スタッフがいて、キャストがいて、という言葉にし難い一体感がドラマの時からありました。家族ではないけれど、家族みたい、友だちではないけれど友だちみたい、共演者だけど共演者ではないみたいな説明が難しい絆が生まれました。僕の映画のクランクインは冒頭の「ゴーホーム!」でしたが、あそこはすごく不安でした。でも、スタッフはドラマからのスタッフですし、遣都は(本当に)牧だったし...。だからスーッと不安がなくなっていきました。ドラマの頃は、遣都のことをそれほど知らなかったので、撮影と同時にいろいろと知っていき、今ではだいたい分かるようになりました。春田と牧が育んだ一年を、僕たちにできるのか不安でしたが、それは杞憂に終わりました。なので、「皆がそのままそこにいたから」に尽きると思います。ただ、(眞島秀和さん演じる)武川と(金子大地さん演じる)マロはパワーアップしていましたね。その中に、沢村さんと志尊がスーッと入ってくれたことには感謝しています。
僕は、"初対面の人はみんな敵みたいに思っている"ところがあるんです(笑)。春田と牧の愛を伝えたいけれど、"ゲスト(沢村さんと志尊さん)のための映画ですか!"みたいな思いが最初はあるわけです。でも、それは本当に最初だけでした。良いチームワークになりました。でもその理由は分からないんです。


瑠東監督:
それ(理由)は圭くんです! 座長の圭くんが中心にいて、皆がそこに集まるって言う...。

田中さん:
これはね、分からないです。

お客さん:
素敵だと思います、ありがとうございました。

MC:今日は「春田」と「牧」がいて、もう一人が足りないですよね? 「どうしても舞台挨拶に来たかったのに」という吉田鋼太郎さんから、ビデオメッセージをいただきましたのでスクリーンにご注目ください。(登壇者三人はステージを降りてビデオを鑑賞)

吉田鋼太郎さんからビデオメッセージ

吉田鋼太郎さん(黒澤武蔵役):
ヒロインの黒澤武蔵を演じました吉田鋼太郎です。本日は、劇場にお越しくださりありがとうございます。そして、映画の大ヒットを支えていただき本当にありがとうございます。僕も本当は会場に行きたかったのですが「おっさんずラブ」のヒットの影響で仕事がたくさん入って来まして、今日は行くことができないという非常に残念な結果になりました。でも、心はそちらの劇場にあります。僕も一緒にいると思っていただければ嬉しいです。どうぞ、これからも「おっさんずラブ」をよろしくお願いします。
(瑠東監督へ)瑠東、このヒットで天狗にならず、もう一回初心に返って良い作品を作れ!


瑠東監督:
頑張ります!

吉田さん:
(林遣都さんへ)遣都、「おっさんずラブ」本当にお疲れ様でした。テレビ、映画と芝居ができてすごく僕は嬉しかったですし、刺激をもらいましたし、いい勉強になりました。遣都も僕も、この「おっさんずラブ」という作品で、一つ役者として成長していれば良いなと思います。そして、成長した二人でまた何か仕事ができれば、楽しい作品ができれば良いなと本当に思っております。とりあえず、お疲れさまでございました。
(田中圭さんへ)圭くん、ご苦労さまです! 今日は、そちらに行けなくてすみません。僕の分も皆さんを楽しませてください。えー、まあ、特に⾔うことはありません


田中さん:
本当にねえじゃねーか!

吉田さん:
えー、特にございません。じゃあ、また!(会場:笑と拍手)

田中さん:
僕へのメッセージは無理して入れなくても良かったのでは? 本当に言うことがない時の感じでしたね(笑)。

MC::林さん、いかがでしたか?

林さん:
鋼太郎さんから、普段ああいったことを言われることは、なかなかないので、素直に嬉しかったです。

MC:瑠東監督には厳しいお言葉もありました。

瑠東監督:
しっかりと怒られました。グッと初心に返ります。

MC:本日は「劇場版おっさんずラブ」最後のイベントです。そこで連続ドラマからおよそ一年半、一緒に駆け抜けて来た田中さんと林さんにお互いに向けてのメッセージをいただきたいと思います。(会場:歓喜の声と拍手)

田中圭さんから林遣都さんへのメッセージ

田中さん:
林遣都くん。

林さん:
はい。

田中さん:
何だろう。...「おっさんずラブ」で共演させてもらう前から存在は知っていましたし、お芝居を見せてもらったこともありました。実際に遣都と対峙してパワーと情熱を受けられて、本当に楽しかったです。「おっさんずラブ」がここまでピュアなラブストーリーだと思ってもらえたのは、遣都が牧を生きてくれたからだと思っています。そうでなければ、僕の春田はあんな風にならなかったと思うので、すごく感謝しています。感謝?  うん、めちゃくちゃ楽しかったです。この付き合いは一生モノだと思っています。一つだけ言うと、「たまにズレているから気をつけろ」ですかね。(会場:笑) 本当に...本当に、すっごい、すっごいズレているから! 気をつけろよ。

林さん:
ありがとうございます。

林遣都さんから田中圭さんへのメッセージ

林さん:
圭くんは、僕のズレたところも、僕に限らず人のダメな部分も全部ひっくるめて付き合ってくれる方です。だから眞島さんを含めて、圭くんの周りは良い人間関係があるので、僕は私生活でも仲良くさせてもらっています。本当に良い出会いでした。
最後のメッセージっていうと...。あ、そうだ! 普段から直接伝えているし、これからも直接伝えますけれど、この牧の役が愛してもらえるキャラクターになったこと、現場でアドリブができたのは、圭くんが環境を作ってくれたからです。牧を春田が作ってくれました。こういう設定の物語は大変だと思いますが、相手が俳優・田中圭さんだから違和感なく、構えることもなく、やっていけました。俳優として春田役は、(田中さん以外)誰にもできない役だと思います。この立ち位置でできるのは、俳優業の積み重ねがあればこそだと思うので、尊敬しています。「いつか自分も圭くんみたいにやりたいな」と思いながら仕事をしています。
あとは...。これからも変わらずにいてほしいです。あっ! 本当は最初にこれが言いたかったんです。思い返すと連続ドラマの撮影開始時に圭くんが舞台をやっていたので、観に行きました。楽屋で挨拶をしたら、圭くんに「この後、予定あるの?」と聞かれて、本当はすごく体調が悪かったんですが「大丈夫です、ないです」と答えました。そしたら(田中さんの口調を真似て)「じゃあ、行くぅ?」って誘われたことを鮮明に覚えています。それが最初で、そういう誘われ方は初めてでしたから「変わった人だな」と思いました。同時に興味もわきました。ゲームセンターにでも行くのかと思ったら普通にご飯でした。今思うと、その時間があったことがとっても良かったです。お互いをさらけ出すことができて、自分がそれまで積み重ねてきたことを思い切り出して良い現場でした。「おっさんずラブ」の全ての関係者に感謝しています。でも、「一番感謝しているのは圭くんです」と伝えたいです。ありがとうございました。(会場:拍手)


MC:ここで生中継をご覧の皆様とはお別れです。最後に、代表して田中圭さんからご挨拶をいただきます。

田中さん:
今日はありがとうございます。皆さんのおかげで大ヒット! でも、まだまだいければなと思っております。映画ですから興行収入のことを言われますが、観てくれた方が満足してくれることが僕たちは一番嬉しいです。今日は「そーんなに観る?」というぐらいの回数を観てくれたことを知りました。もどかしいのは、僕はこの作品から届くものがいっぱいあると思っていますが、それが行き届かないことです。僕自身、映画館に行けていないのですが、まだ「おっさんずラブ」の世界に触れていない人たちにも届けたいです。僕らもこれからは映画館に観に行きますので、皆さんも「おっさんずラブ」を知らない人を巻き込んでくれたら嬉しいです。お忙しい中、ライブビューイングに来てくれて、どうもありがとうございました。(林さんに向かって)何か言う?

林さん:
ありがとうございました!

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