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三谷幸喜監督が公約を宣言!
「記憶にございません!」公開直前"最後のお願い"イベント

2019年09月05日

「記憶にございません!」公開直前"最後のお願い"イベント

<左から、三谷幸喜監督、ディーン・フジオカさん、中井貴一さん、小池栄子さん>


三谷幸喜監督・脚本の八作目となる、シチュエーション・コメディ作品「記憶にございません!」は9月13日より公開となります。「もしも自分が総理大臣になったら?」という空想から生まれたオリジナルの物語で、三谷監督のもとに豪華キャストが集結しました。
9月5日、公開直前"最後のお願い"イベントを西武新宿ペペ前広場バルコニーにて実施。主演の中井貴一さん、ディーン・フジオカさん、小池栄子さん、三谷幸喜監督が出席しました。政界を舞台にした本作にちなみ、ヒットに向けて、選挙戦さながらの街頭演説と三谷監督が公約を宣言する姿を、約1,000名の聴衆(観客)が見守りました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。


️中井貴一さんが歌い、三谷監督が作詞と合いの手を入れた楽曲「まったく記憶にございません」が流れる中、ゲストの皆さんが登場。

中井貴一さん(総理大臣・黒田啓介役)

新宿の皆さん、お集まりいただきありがとうございます。えー、最後のお願いに参りました。まもなく「記憶にございません!」が公開になります。政界を舞台にしておりまして、私は総理大臣を演じました。政界を舞台にした作品ですが、決して政治的な話には全くなっておりません。楽に観ていただける映画になっていますので、ご家族をお誘いあわせの上、映画館にお越しいただきたいと思います。
ディーン・フジオカさん(首相秘書官・井坂役)

皆さん、もうすぐ「記憶にございません!」が公開ですので、楽しみにしていてください。そして、公開の日を皆さんと一緒に迎えられたら良いなと思っております。
小池栄子さん(事務秘書官・番場のぞみ役)

やる気、元気、小池ー!(声を張り拳を突き上げると、聴衆から笑いが起きる)
高いところから失礼します。こんなにたくさんの方にお集まりいただいてとても感動しております。三谷監督と中井貴一さんが素晴らしい作品を作られました。そして私とディーンさんも、とても楽しませてもらいました。一度だけでなく二回、三回、四回と観ていただきたい、そんな愛おしい作品です。ぜひ公開を楽しみにしていてください。
三谷幸喜監督

国民の皆さん! 三谷幸喜が新宿に帰ってきました! (聴衆:笑いと拍手) 皆さん一人一人の力で、この「記憶にございません!」を盛り上げていきましょう! (聴衆:歓声) ありがとう!

MC:中井さん、ご登場時に流れた楽曲「まったく記憶にございません」は、とても印象深いです。あちら先日情報公開がされました。中井さんが歌われているのですよね?

中井さん:
はい。ですが、映画をご覧になってもこの曲は絶対に流れません! サントラのボーナストラックに入るので、買わなければこれが最初で最後になります。

MC:曲の作詞と合いの手は三谷監督ですが、楽曲に込めた思いをお話くださいますか。

三谷監督:
(大きな声で)はい! ...(笑)普通にしゃべってもいいですか? 中井さんには「令和の植木等」になったつもりでお願いしました。そして、僕は「令和の谷啓」になったつもりで合いの手を入れました。忘年会にもぴったりの曲ですので、ぜひ皆さんに歌ってもらいたいと思っております!

MC:ディーンさん、アーティスト目線からあの曲の感想をいただけますか。

フジオカさん:
中井さんの素敵な歌声と、三谷さんのスリリングな合いの手を、ぜひカラオケで歌えるようになってほしいです。必要があればリミックスを作ろうと思ってBPM(Beats Per Minute. テンポの単位)をカウントしちゃいました。(聴衆:拍手)

MC:そういう可能性を秘めた楽曲だということですね。

フジオカさん:
盛り上がってほしいですね、あの曲で。

MC:歌詞は何番まであるのですか?

中井さん:
何番? 一応、四番まであります。楽しんでいただければ...(フジオカさんに向かって)何そのDV...DBP...っていうのは?(聴衆:笑)

フジオカさん:
テンポ...ですね。どういうリミックスが可能かを考えていました。

中井さん:
そう、そう、そういうことよ(笑)!

フジオカさん:
(笑)。

MC:本日はバルコニーでのイベントですけれども、本作の印象的なシーンでバルコニーが出て参ります。中井さん、記憶喪失になるきっかけとなるバルコニーシーンの撮影時の思い出はありますか。

中井さん:
先ほど三谷さんが、「こういうシチュエーションでコメントを言うと、選挙演説をしているような気持ちになる」とおっしゃっていました。僕は撮影の時に一度体験をしています。確かに、失礼ながら、上から話すと、人間は本当にその気になるものですね。ですので、本当によろしくお願いします!

MC:三谷監督、あのシーンの毒舌はどのように演出されたのでしょうか。

三谷監督:
"史上最悪のダメ総理"ということで、「とにかく毒づいてくれ」「とにかく好きなように言ってくれ」と中井さんには言いました。

MC:好きなように?

三谷監督:
「クソ野郎」とかポンポン言葉が出てきていましたね。あれは、ほぼ中井さんのアドリブです。

中井さん:
三谷演出ですから、アドリブの部分もあります。

MC:ディーンさんと小池さんは黒田総理を支える秘書官として演じられていかがでしたか。

小池さん:
楽しい思い出しかないです! 私は記憶をなくす前の総理とのシーンはなくて、記憶をなくされてからの総理との掛け合いしかありませんでした。テレビスポットや試写で、悪かった頃の総理の姿を見て、「こんな人に仕えていたのか!」と驚きました。とにかく中井さんはコメディがとてもお上手なので、毎回お芝居をしながら楽しませていただきました。

フジオカさん:
今思い返すと、ありがたい日々でした。こうして中井さんの隣に立たせてもらっていることが光栄です。演技でも学ばせていただくことがたくさんありました。(中井さん演じる)総理の隣に秘書官としている中で、「もしかして、この方は本当に政治家なんじゃないか? 以前政治家だったんじゃないか?」と錯覚するぐらいに感じることがありました。

MC:お三方(中井さんとフジオカさんと小池さん)の掛け合いのシーンが多かったと思うんですけれども、演出ではどのような?

三谷監督:
総理と三人の秘書官...もう一人迫田さんの演じる秘書官(野々宮万作役・迫田孝也さん)がいるんですが、その四人でずっと回していきました。総理を含めたチームが一丸にならないと盛り上がっていかないので、かなり力を入れたつもりです。やっぱり観ていて楽しかったのは、小池さんとディーンさんの距離がちょっとずつ近づいていくところですね。最初は、小池さんが「何だこの人は?」みたいな感じで...。

小池さん:
そんなこと言っていません(笑)。皆さん、(三谷監督の言葉に)騙されないでくださいね! 私とディーンさん、年齢が同じなので...。

フジオカさん:
そうですね、同じ年ですね。

小池さん:
私は勝手に居心地の良さを感じていましたが、違いましたか?

フジオカさん:
(小池さんとは)今回が初めましてではないので、またこうしてご一緒するのが楽しみでした。今の話に、驚いたのですが...?

小池さん:
私はそんなこと言っていませんから! (三谷監督は)悪いですよ~、口からでまかせが八割と思ってください(笑)!

三谷監督:
(フジオカさんに向かって)そんなにいろいろ気にしなくて良いよ。

小池さん:
(フジオカさんは)繊細なんですよ。

MC:あと八日で本作は公開ですので、皆様にアピールをしてもらいます。まずは中井さん、映画館で観るポイントや作品の魅力をお願いします。

中井さん:
私はまだ作品を観ておりませんので、どう伝えて良いのか分からないです。でも、三谷監督が書き下ろした傑作だと思います。台本を読んでも、役者ならば「本当にやりたいと思う本」でしたので、僕たちが代表してやらせてもらいました。僕がお客さんでも絶対に映画館に足を運ぶと思います。「二時間楽しむ気持ち」で映画館に行ってほしいと思います。よろしくお願いいたします。

MC:ディーンさん、映画館の大スクリーンで観てもらいたいシーンをお話ください。

フジオカさん:
自分が演じた伊坂の役に関して言えば、物語のターニングポイントになってくるシーンは、大スクリーンならではのシーンだと思います。個人的には、「総理が愛を叫ぶシリーズ」も大迫力だと思います。

MC:小池さん、記憶に残る名セリフはどこでしょうか。

小池さん:
個人的には、(中井さん演じる)悪い総理の「うるせえんだよ!」と悪態をつくシーンの、あの言葉が大好きです。記憶を失って、またやり直していく総理も見どころの一つですが、私は悪い総理も好きです!

MC:監督には、この作品が大ヒットを達成した暁には...という「公約」を宣言していただきたいのですが。

三谷監督:
分かりました。僕にとって監督・脚本八作品目に当たる「記憶にございません!」が、本年度実写邦画興行収入No.1になった暁には、次回作の九作品目の公開時に、劇場のポップコーンの量を3%増量いたします!(聴衆:拍手!)

MC:高らかに宣言されました! 中井さん、いかがでしょうか。

中井さん:
素晴らしいと思います。

三谷監督:
思ったほど(聴衆の皆さんに)喜んでもらえませんでしたね。

MC:今一度、最後のお願いを三谷監督と中井さんからお願いいたします。

三谷監督:
国民の皆さん! 映画は娯楽です。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、みんなが楽しめる、それが本来の映画の姿だと私は思います!(聴衆:拍手) ありがとう! 「記憶にございません!」はそんな映画です! 主演俳優はこの中井貴一! 素晴らしい男です! 彼の芝居には嘘がない! どうですか、皆さん、みんなの力で中井貴一の新しい代表作を作ろうではありませんか! どうか中井貴一を男にしてやってください!! お願いいたします! ありがとう!(聴衆:大きな拍手)

中井さん:
この後に何を言えというのですか。でも、幹事長に応援される候補者の気持ちを...。

三谷監督:
(大声を張り上げて割り込む)どうか中井貴一を!

中井さん:
いやいや(笑)。本当に今、過分なるご紹介をいただきました中井貴一でございます。

聴衆の方:
頑張れ!

中井さん:
ありがとうございます。頑張ります! もう映画はできちゃっていますが(笑)。とにかく公開までの八日間ありますので、一人でも多くのお客様に楽しんでもらえるよう小池さん、ディーンくんも含めて、頑張って参ります。暗いニュースが多い中ですが、映画を観ている間だけは世知辛いことを忘れられるはずです。二時間楽しむ気持ちで、ぜひ劇場に足を運んでください。我々は劇場で皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。本日はありがとうございました。(聴衆:大きな拍手)

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