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北村匠海×松坂桃李×浜辺美波ら登壇者総勢13名!
無限大(∞)プロジェクト8月8日に始動!
「HELLO WORLD」プロジェクト始動イベント

2019年08月08日

「HELLO WORLD」プロジェクト始動イベント

<後列左から、Official 髭男 dism、Nulbarich、OKAMOTO'S、
前列左から、浜辺美波さん、北村匠海さん、松坂桃李さん、伊藤智彦監督>


「ソードアート・オンライン」シリーズの伊藤智彦監督の最新作「HELLO WORLD」プロジェクトが始動! 8月8日にプロジェクト始動イベントが開催されました。伊藤智彦監督、声優を務める北村匠海さん、松坂桃李さん、浜辺美波さん、そして「2027Sound」という形での新たな映画音楽を制作したアーティストたちを代表してOKAMOTO'S、Official 髭男 dism、Nulbarichが出席。革新的なプロジェクトへの思いを熱く語ってくれました。こちらのイベントをレポートいたします。


北村匠海さん(堅書直実役)

本日はお集まりいただきありがとうございます。すごい大画面で映像を観ていただきましたが、今日はこの作品の良さが少しでも伝わるように、楽しい時間が過ごせたらと思います。最後までよろしくお願いいたします。
松坂桃李さん(カタガキナオミ役)

こういう映画系のイベントは劇場でやることが多いんですが、今回はちょっと違った形で皆さんと一緒にお話することができるので嬉しく思います。僕もこの大画面で特別映像が観たかったです(笑)。
浜辺美波さん(一行瑠璃役)

「HELLO WORLD」プロジェクトが始動ということで、このイベントでワクワク感や嬉しい気持ちを皆さんと共有できたらと思います。
伊藤智彦監督

こんなに豪華なメンバーが集まる機会はないんじゃないかなと思います。楽しいトークがしやすいように頑張ろうと思います。
OKAMOTO'S オカモトショウさん

こういうことは初めてなので、どういう風にしゃべったら良いか、ちょっと分からないですが、楽しくみんなにこの作品の良いところを伝えていけたらなと思います。
OKAMOTO'S オカモトコウキさん

ギターのオカモトコウキです。よろしくお願いします。
OKAMOTO'S ハマ・オカモトさん

ベースのハマ・オカモトです。よろしくお願いします。
OKAMOTO'S オカモトレイジさん

ドラムのオカモトレイジです。よろしくお願いします。
Official 髭男 dism 藤原聡さん

今回「HELLO WORLD」という作品に音楽で携われたことを誇りに思います。この作品の音が大好きなので、その魅力についてたくさん話せたらと思います。
Official 髭男 dism 小笹大輔さん

ギターの小笹大輔です。よろしくお願いします。
Official 髭男 dism 楢崎誠さん

ベースの楢崎誠です。よろしくお願いします。
Official 髭男 dism 松浦匡希さん

ドラムの松浦匡希です。よろしくお願いします。
Nurlbarich JQさん

本日はお集まりいただきありがとうございます。最後が僕なんですね...(笑)。僕が言うのもなんですが、本当にすごい作品になっていると思います。その魅力が少しでも伝わればと思っています。

MC:まずは北村さん、今回、声優初挑戦となりましたが、このお仕事が決まった時の率直な感想をお聞かせください。

北村さん:
アニメーション映画が昔から大好きで、実は中学生の頃から細田守監督のオーディションに参加していました。「おおかみこどもの雨と雪」(2012年公開)「バケモノの子」(2015年公開)もそうですが、ずっとやりたいと思っていて、でも落ちて...。「いつかやれるかな」と夢見ていたんですが、今回その夢が叶ったなと思っています。しかも(細田守監督の助監督を務めていた)伊藤監督の作品というのもすごく嬉しくて、決まった時には、自分が好きなSF作品ってことでも嬉しかったし、いろんな線がつながったような気持ちがありました。声優は初挑戦ですし、僕の仕事の中でもかなり挑戦的なものになりそうでしたので、そこに負けないように果敢にいこうという気持ちでした。

MC:小さい頃から声優志望の部分もあったんですか?

北村さん:
声優志望...というか、やってみたかったですね。それこそ、うちの家族は「ジブラー」といわれるジブリ大好きな家族なので、愛犬の名前がまさかの「ハク」という...(笑)。

松坂さん:
「ジブラー」って言うんですね(笑)。

北村さん:
言うんです(笑)。アニメが好きだったので、「どこかで関われたらな」と思っていました。

MC:松坂さんは「パディントン」(2014年公開)などでも声優を務めていらっしゃいますが、今回の仕事が決まった時のお気持ちは?

松坂さん:
監督が僕を希望したきっかけが、「なぜ『パディントン」だったんだろう」って思いましたね。熊はもう「パディントン」でやったから、「じゃあ今度は何だろう?」「パンダとかワニとかコウモリだったらこういう感じかな?」と、自分の中でいろいろシミュレーションしたりもしていたんですが、台本をいざ読んだら男! しかも10年後!

伊藤監督:
人間だったと(笑)。

松坂さん:
人間だった! そこには意表を突かれました。

MC:監督からの強いオファーがあったとか?

松坂さん:
お手紙をいただきました。熱烈な熱いメッセージが書かれていました。

伊藤監督:
ラブレターなんて生涯で書いたことなかったんですけれどね。松坂さんにだけです。

MC:少しでも良いので内容を教えていただけませんか?

松坂さん:
恥ずかしいですね(笑)。「『パディントン』を観て、松坂さんの魅力が...」ということを熱く語っておられる文章が書かれていました。自分で言うのも恥ずかしいですが...(笑)。

伊藤監督:
パディントンってイノセント(純粋、無邪気)なキャラですが、松坂さんの演じる大人の直実も若干ビジュアルはワイルドですが、芯にはそういう部分があるので、これはぜひと思いました。外見も似ているし。

MC:浜辺さんはオファーが届いていかがでしたか?

浜辺さん:
私もアニメがずっと好きなんです。伊藤監督の「ソードアート・オンライン」もずっと観ていて、劇場に「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」を観に行くほど好きだったので、伊藤監督とお会いできるだけで嬉しかったです。そして、お仕事が一緒にできるのは本当に緊張したんですが、すごく嬉しかったですね。

MC:伊藤監督は三人とのお仕事はいかがでしたか?

伊藤監督:
今回のプレスコ(絵の完成よりも前にセリフの声を録る)というやり方もそうですが、みんながやりやすいように、画を合わせるのが一番難しい作業なので、皆さんのお芝居を活かせるようにやりたいなと思っていました。それに見事に応えていただけたなと思っています。

MC:演者の皆さんは、収録はいかがでしたか?

北村さん:
初挑戦なので、どちらにせよ難しいのは難しかったんです(苦笑)。普段のお芝居はカメラ前で、実際の距離で芝居ができるし、目線や顔の表情で伝えられることもあるんですが、声で空間を表現するというのは本当に難しかったですね。頭の中で本当にリアルな感情を思い描きながらやっていました。お二方の声に助けられた部分もいっぱいありました。一緒に録る中で、子どもの直実の人格みたいなものが自分の中にでき上がっていくような部分がありましたね。

MC:皆さんご一緒に収録をされたんですか?

北村さん:
1回ずつ、ご一緒しましたね。全部ではないんですが...。

MC:一人でやるのとは全然違いますか?

北村さん:
そうですね。密室に一人というのは本当に心細いので、誰にも頼れない空間で、行きづまったら水を飲むという感じでした。何本も何本も水を飲んだので、何回もトイレに行くという。...新しい挑戦でした。

伊藤監督:
まだ、画も何もない状態でしたから、寄り添うものが何もないんですよね。気を遣わずに申し訳なかったです(苦笑)。

北村さん:
いえいえ。新しい挑戦でした。

MC:松坂さんはいかがですか?

松坂さん:
本当に難しかったです。「パディントン」はもう出来上がっているんですよね。熊の画も表情も全て分かった上で、声を入れることができるので助かりました。でも、今回のプレスコというやり方は、想像力を膨らませながら声を入れなくてはならず、監督の要求もミリ単位というか...。例えば、「明るい」とか「暗い」という感情なら「明るさもあり、でも暗さもあって、前向きだけれど一歩踏み出すのに勇気がいる」みたいに、非常に細かいんですね(笑)。

伊藤監督:
「もう三割減らしてください」とか。

松坂さん:
ミリ単位での調節で、それが難しくて...。でも、監督と僕は「エヴァンゲリオン」が好きなので、アフレコ前にその話で盛り上がりました。そしたら、僕のシーンで、ショックを受けて悲鳴に近い声で叫ぶシーンがあったんですけれど、「これはどれくらいの叫びなんですかね?」と聞いたら「『エヴァンゲリオン』で、初号機が胸を貫かれたところあるじゃないですか? あの時の碇シンジの感じです」と言われました。「あぁ、あの感じか」とか共通認識を持ちながらやっていました(笑)。

MC:北村さん、浜辺さんは監督とは現場でどんな話を?

北村さん:
僕は「ガンダム」が大好きなんです。しかも「ファースト・ガンダム(機動戦士ガンダム)」で、僕はジオン軍に入りたくてしょうがなかったんです。従兄弟の影響で「エヴァンゲリオン」とか「機動警察パトレイバー」とか「AKIRA」も大好きです。そういう話をして、監督やプロデューサーと、アニメというものでつながれるのが嬉しかったですね。そのチームで一緒に作れるってのは嬉しいですよね。

MC:監督から「ガンダム」のあのシーンみたいな感じで...といった要望は?

伊藤監督:
それはなかったですね。「ガンダム」は本作にはハマらなかったんですね

浜辺さん:
私は、何の話をしたのか忘れちゃったんですが、ひたすら北村さんに「ガンダム」のプレゼンをされましたね。「面白いんだよ!」って。

北村さん:
いろんなところで「ガンダム」のプレゼンはしていましたね。

MC:続いて音楽についてアーティストの皆さんにうかがっていきます。今回、主題歌のみならず、劇中音楽もOKAMOTO'Sさんを中心に、しかも別のアーティストさんと合作で制作してほしいとオファーを受けた時はどう思われましたか?

オカモトショウさん:
去年くらいの、まだ画もほとんどできていない段階で、監督が直々に来てくださって、お話を伺いました。まず、こういう作品に携われるってことが嬉しいなと思いました。ただ、いろんなミュージシャンで作ると簡単に言っても、同じ部屋に入ってポンと曲が作れるわけじゃないから、「どうやって作っていこうかな?」と思いました。でも、CGアニメで、映画音楽のプロの方がいらっしゃる中で、ロックバンドにお願いしたいというのは、「自分たち的にも挑戦したいところがある」という話を聞きました。さらに、革新的な「2027Sound」という名前で進めていくことになりました。挑戦するってことは、良いことだなと思ったし、最初に声をかけていただいた嬉しさもありました。映画がもっと俺たちの音楽で華やかになったり、切なさを増したりしたら嬉しいなと思って作業していました。。

MC:最初にお話があって、どうしていくかとメンバーでお話は?

ハマ・オカモトさん:
しましたね。監督が帰られた後、これは初めて言いますが「こっちも言いたいことを言わないとね」って話をしましたね。「はいはい、そうですね」と進めていっては面白くないだろうと。

MC:エンディングの「新世界」はどのような思いで作られたんでしょうか?

オカモトショウさん:
この曲は最初にまだ絵コンテが動いているくらい? いやそれより前? 脚本だけの頃ですかね?

ハマ・オカモトさん:
絵コンテはあったでしょ。

オカモトショウさん:
絵コンテと脚本の段階で、書いたのが「新世界」って曲ですね。すぐ監督とチームに「ファースト・インプレッションでできた曲です」と送ったんです。他の劇中の四十数曲を書きつつ、主題歌もどうだろうかと、いろいろやっていたんですが、監督から「最初のあれがいいよ」と言われて、選ばれた曲ですね。

MC:北村さんは「2027Sound」の取り組み、「新世界」という曲を聴いての印象はいかがでしたか?

北村さん:
ものすごいメンバーが集まったなと思いました。僕も、OKAMOTO'Sさんと対バンをしたり、楽曲を提供していただいたことがあります。レイジくんは現場にも来てくれて、焼肉に行ったりもしました。普段からバンドとしても親交がある方を先頭に、これだけ素晴らしい方々が集まって、一つの映画に音楽面で取り組むというのは本当に新しく実験的だなと思いました。実際に聴いてみて、こんな映画音楽、聴いたことないって僕も思いました。早く大きなスクリーンとスピーカーで観て、聴いていただきたいなと思いました。

MC:Official 髭男 dism さんは、直実と瑠璃の恋を彩る「イエスタデイ」という楽曲を制作されました。

藤原さん:
恋が始まるところで、いろんなシーンが連なってく部分だったので、スピード感がありました。それをさらに歌で加速させていくことを大事に考えました。相手のことを思う気持ちがどんどん強くなっていくし、同時に自分の心が「本当にそれで良いのか?」と思う葛藤を描きながら、でも爽やかに、と作っていきました。

MC:メンバーの皆さんで話し合いながら作っていくんでしょうか?

藤原さん:
ディスカッションをしながら...。レコーディングの時も音を決めるのにすごく時間がかかりました。やはり心が弾んでいくというシーンなので、音の立ち上がりが早いということが大事だったりするし、重い音を使わずにとか、一つ一つ時間をかけて作っていきました。

MC:浜辺さんはこの曲を聴いていかがでしたか?

浜辺さん:
子どもの堅書くんと瑠璃ちゃんの青春っぽい感じ、甘酸っぱい感じにすごくぴったりでした。それをちょうど良くリードしてくださる曲で、映像で観て「ピッタリすぎるな!」という印象がありました。どういう音楽になるのか聞いてなかったので、すごく良いなと思いました。

MC:Nulbarich主題歌「Lost Game」は本日解禁となりました。松坂さん演じるカタガキナオミの印象的なシーンを彩りますね。

JQさん:
しゃべるとネタバレしていくんで、観ていただいた方が良いかなと思います。自分を三人目の直実だと思って作りました(笑)。

松坂さん:
本当にネタバレになるなと思うんですが(苦笑)、初めてシーンと合わせて聴いた時、ものすごくナオミの感情にグッと引っ張られました。「ナオミの気持ちってこういうものだったんだ」と、より鮮明になる感じでした。プレスコでやっている時は感情を懸命に、ただぶつけてやっていたんですが、何ならこの曲を聴きながらやりたかったというくらい、この感情にぴったりだなと、本当に感動しました。

MC:OKAMOTO'Sさんはこのメンバーの中で、監督の次に本編をたくさん観ていらっしゃるかと思いますが作品への期待感はいかがでしょうか?

オカモトショウさん:
(セリフを)覚え始めていますね。何度も同じシーンを見ながらずっと作業をしているから。‟今何%できている"という状態の映像が、どんどん更新されていくんですよね。最初は脚本を読んでいるだけでは分からなかったアクションシーンが、画が動くようになり、最後にCGが滑らかに動く...そういう感動を含めて観ているので、僕は完成した時にボロ泣きすると思います。我が子が巣立つような...。

オカモトコウキさん:
最初の段階から関わらせてもらって、今までにない試みをたくさんしているので、どうなるか楽しみですね。予想がつかないところもあるし、最終的な仕上がりを僕らも楽しみにしています。

ハマ・オカモトさん:
キャストの皆さんの声をこの一年で一番聴いたのは僕ら四人だと思います。でも、お三方ときちんと会うのは今日が初めてなので「本物だ」感があってワクワクしましたね(笑)。

オカモトレイジさん:
分かる。こういう気持ち、久しぶり。まだフレッシュな気持ちってあるんだなと思うよね。勉強することもいっぱいあるし(笑)。

MC:最後に浜辺さん、松坂さん、北村さんからメッセージをお願いします。

浜辺さん:
私が演じる一行瑠璃という役と北村さん演じる子どもの堅書くんの青春の甘酸っぱい感じや、大人の堅書くんの切なくて真っすぐで一途な思いとか、そういう恋みたいな純粋なものは女性が観たらグッとくるものになっているかなと思います。私自身、堅書くんのあるシーンでは、脚本を読んで知っているのに涙がこぼれてしまいそうになりました。純愛のSF青春ラブストーリーになっていると思います。ぜひお楽しみに! 

松坂さん:
先ほど、浜辺さんもおっしゃっていたように、恋愛ももちろん魅力的な部分の一つですが、アニメでしか表現できない世界観、表現方法がふんだんに盛り込まれています。そこもぜひ楽しんでいただきたいなと思います。あとは、「最後の一秒まで目が離せないぞ」ということをお伝えしたいです。最後の最後まで目が離せない、そんなビックリ箱のような作品です。ぜひ公開をお楽しみにしていてください。

北村さん:
今日はお越しいただきありがとうございます。本当にお二人が言ったように青春ものでもあり、SFものであり、映像、音楽、何をとっても新しい扉を開ける作品になったんじゃないかと思います。大画面、良いスピーカーの、映画館で観るべき映画を素敵なみんなと作れたことを嬉しく思っています。完成を楽しみにしていてください。

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