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名探偵ピカチュウの日本語吹替は西島秀俊!
竹内涼真、飯豊まりえ、西島秀俊、ポケモンの可愛さに太鼓判!
「名探偵ピカチュウ」初日舞台挨拶

2019年05月03日

「名探偵ピカチュウ」初日舞台挨拶

<左から、西島秀俊さん、竹内涼真さん、飯豊まりえさん>


人気ゲーム「名探偵ピカチュウ」をベースに、ポケモンをはじめて実写映画化! 人間とポケモンが共存する街・ライムシティを舞台に、主人公ティムが名探偵ピカチュウとともに事件に巻き込まれた父親を捜すさまを描くハリウッド映画が誕生した。日本は、本国に先駆けて5月3日より先行公開となりました。
そして、公開初日には日本語吹替版で主人公の声を担当した竹内涼真さん、ヒロインの声を担当した飯豊まりえさん、そしてサプライズゲストとして名探偵ピカチュウの声を担当した西島秀俊さんが登壇し、アフレコのエピソードなどを語りました。また、ポケモントレーナー役として本作に出演もされた竹内さんが、撮影を振り返る一幕もありました。こちらのイベントの様子をレポートします。


麻倉未稀さんの楽曲「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」が流れる中、竹内涼真さん、飯豊まりえさんが登壇。会場からは多くの歓声が。

竹内涼真さん(名探偵ピカチュウの相棒・ティムの日本語吹替担当/ポケモントレーナー役)

どうもー! ピカチュウです!(会場:笑) 皆さん、楽しんでいただけましたか? (会場:拍手) 本当に素晴らしい映画をいち早く観てもらえて嬉しいです! ポケモンがハリウッドで実写映画化されて、僕もその作品に関われて、こうして公開日を迎えられて嬉しいです。
飯豊まりえさん(ルーシーの日本語吹替担当)

皆さん、映画は楽しんでいただけましたか?(会場:拍手) ありがとうございます。私もポケモンが大好きなので、こうしてポケモンが大好きな皆さんのいらっしゃるこの場に立ててすごく嬉しいです。短い時間ですがよろしくお願いします。

MC:早速お二人にお話を伺って行きたいと思いますが、実は今日はもうお一方をサプライズでお招きしました。名探偵ピカチュウの声を担当された、あの方です!

竹内さん:
そうなんですよ! 「ピカチュウ」って呼んであげてください(笑)。

再び楽曲「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」が流れ、西島秀俊さんが登場。

MC:ピカ(西)島秀俊さんです! (会場:キャーという歓喜の声)

西島秀俊さん(名探偵ピカチュウの日本語吹替担当)

すごく天気の良い日で、皆さんとこうして直接お話できることを嬉しく思っています。今日はよろしくお願いします!

MC:西島さん、名探偵ピカチュウの声のオファーが来た時、プレッシャーと驚きはどのぐらいありましたか?

西島さん:
本当にプレッシャーを感じましたが、一生懸命やりました。今でも緊張しています。

MC:竹内さん、飯豊さん、西島さんの名探偵ピカチュウの声はいかがでしたか?

竹内さん:
アフレコはすごく大変でした。三人で一緒にアフレコするのではなくて、それぞれで行いました。(西島さんの声を想像して)僕一人で話すこともあれば、(作業が進んでいて)西島さんの声を聞きながらアフレコをすることもありました。それからピカチュウとティムの掛け合いをすることもあって、何度もやるうちに自分も修正を加えていったので、どんどん(会話のやりとりの)掛け合いが変わっていくのが分かって楽しかったです。完成した映画を観た時に、ピカチュウとティムがちゃんとバディになっていて、すごく感動しました。

飯豊さん:
アフレコ中は誰がピカチュウの声なのか、私には教えてもらえなかったんです。だから、私が知ったのは映画のエンドクレジットでした。「えっ、西島さんなんだ!」と驚きました。それまで気がつかなかったです(笑)。

西島さん:
ははは(笑)!

MC:名探偵ピカチュウ役の情報解禁は本日ですので徹底されたんですね。

飯豊さん:
ドッキリみたいです(笑)

MC:アフレコの時に印象に残ったことなどを教えてください。

竹内さん:
全部大変でしたよね(笑)。(実際に演じている)キャストの皆さんのお芝居がすごく繊細なので、そこを日本語で全部表現しきるのはすごく難しいことでした。台本に載っている以上のことを付け足したりして、シーンによってはアドリブ合戦のようになりました。映画の冒頭にあるティム(ジャスティス・スミスさん)と名探偵ピカチュウ(ライアン・レイノルズさん)との「出会いのシーン」は、大事なシーンなのですごく気持ちを込めてやりました。何が正解なのか分からなくなるほど何十回も録りました。全部のアフレコ録りが終わったあとに、「出会いのシーン」だけはリテイクしましたから、すごく思い入れがあります。

飯豊さん:
ルーシー役のキャスリン・ニュートンさんが、英語でものすごく速く話すので、それに日本語であわせていくのが大変でした。でも、すごく可愛いかったので、どうにか寄り添いたいという気持ちで必死にやりました。私の話ではないんですが、音響監督さんから「今回のアフレコでは、すごく面白いことがあったんだよ」と伺いました。現場で私たちはお水を持ってアフレコのブースに入りますが、竹内さんはプロテインを持ち込んでアフレコをしていたそうです。

竹内さん:
それはしょうがないよ! アフレコ中も筋分解(体内で筋肉を分解してアミノ酸が生成され筋肉の体積が増えにくくなる)は起きているから、タンパク質を摂らないと! タンパク質の補給は欠かせないので、ティムでいる間も摂取しました。

飯豊さん:
そういう人はなかなか...どれだけストイックなのでしょう! という話です。

MC:お二人とも吹替えのお仕事は初めてだと伺いましたが、現場ですぐに感覚はつかめたのでしょうか。

竹内さん:
僕はアフレコの予定時間を目一杯使いました。その撮影現場に僕はいないわけで、声だけでその場の空間を作らなければならないのは、すごく難しい作業でした。現場では相手の方との距離感だとか会話のやりとりがありますが、そういったものは想像しないといけないので、それに慣れるまでは苦労しました。

西島さん:
今回は実写化ということで、ポケモンたちが、姿はもちろん動きもものすごく可愛いので見とれてしまいましたね。声を出し忘れて(アフレコのスタッフから)「今ですよ」と何度か声をかけられましたね。(竹内さんと飯豊さんに)つい見とれてしまいますよね?

竹内さん:
(うなずいて)可愛いかったですね。

西島さん:
あとは、ポケモンたちが人間と一緒に暮らしているのがチャーミングでしたね。声をあてにきたのに、(映画本編を)いち早く観られて、興奮して見とれることが多かったです(笑)。

竹内さん:
(飯豊さんに)絶対に感動するよね!

飯豊さん:
感動します! それに毛並みのフワフワ感がたまらないです!

MC:竹内さんと飯豊さんはポケモン世代ですよね。

竹内さん・飯豊さん:
はい!

MC:子どもの頃から慣れ親しまれた「ポケモン」についての思い出をお話しいただけますか?

竹内さん:
思い出というか、僕はゲームボーイ(1989年より任天堂から発売された携帯型ゲーム機)の時代ですが、小学校も幼稚園もほぼ全員が「ポケモン」のソフトを持っていましたね。学校が終わってから、友だちと対戦をしていましたし、(ゲームの)攻略本を読んでいました。

飯豊さん:
「攻略本」って辞典みたいな? 懐かしいー。

竹内さん:
(飯豊さんに)わかるでしょう? それから、新しいソフトが発売されるたびに買いに行きました。それで僕が五歳ぐらいの時に、テレビアニメの「ポケモン」(の放映)が始まりました。僕が一番最初に観に行った映画が「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」(1998年)なので、ずっと好きで観てきた「ポケモン」にこうして関われて嬉しいです!

MC:一番好きなポケモンはなんですか?

竹内さん:
僕は(はっ!とした表情で)...でもなぁ(ため息)、映画を観ちゃったから「フシギダネ」です。(観客に)フシギダネ、可愛くなかったですか? (会場:「可愛い」の声) そうなんですよ。この映画を観たらフシギダネが好きになります。(飯豊さんに)フシギダネって言わないでね(笑)。

飯豊さん:
私も「フシギダネ」と答えようと思っていました!(笑)

MC:飯豊さんの思い出は?

飯豊さん:
私は、小学校の頃に...「ポケモンパン」(1998年から第一パンより発売)って知っていますか? 

竹内さん:
知っている!

飯豊さん:
それを買うと、ポケモンのシールがついてくるんですが、それをコレクションしていました。ほかにも何かポケモンの思い出がないかと思って、母に聞いたところ「夜な夜な布団をかぶってゲームを進めていたり、ポケモンの名前を覚えたりしていた」そうです。あと、私は「カイオーガ」が好きでした。分かります? 「ゲームボーイアドバンス」(2001年より任天堂から発売された携帯型ゲーム機)の...。

竹内さん:
...分かる、分かる! 「ポケットモンスタールビー・サファイア」(2002年発売の「ポケットモンスタールビー」「ポケットモンスターサファイア」の総称)の伝説のポケモンね。

飯豊さん:
私は「ポケットモンスターサファイア」でした。(カイオーガは)海の恐竜みたいな...。

竹内さん・飯豊さん:
あっ、「カイオーガ」はこの映画には出ていないです!

MC:西島さんは、この映画に関わる前にポケモンと触れ合う機会はありましたか?

西島さん:
ポケモンと触れ合う機会ですか?(会場:笑) 「Pokémon GO」(2016年リリースされたアプリゲーム)が流行っていますよね。街中に人が溢れて、僕もトコトコ歩きました。最近は、所属事務所の近くの川沿いにスポットがあるらしくて、仕事終わりの夜中になると自転車で巡っている人を見かけました。

MC:竹内さんは、声の出演だけでなく本編にも出演しているそうですが...見つけた人はいらっしゃいますか? 

会場からは「見つけた!」という声や、手を挙げる人など多くの人から反応がありました。

竹内さん:
見つけました? 僕はポケモントレーナーの役なんですが、(アニメポケットモンスターの主人公)サトシだと思って演じましたからね!

MC:あれはもう観たらサトシですよね。

竹内さん:
あの赤い帽子は...やっぱりサトシですよね。1月2日に弾丸でロンドンに行って...。

飯豊さん:
1月2日から?

竹内さん:
グリーンバックの前ですべて撮影をしました。その時に、モンスターボールを手渡されて、「これは高級なモンスターボールだし、一つしかないので、絶対に壊さないでね。でも全力で投げて!」と言われて、すごく緊張しました。撮影は、すごく丁寧に撮っていただきました。衣装もNEW ERA®(ニューエラ)のキャップを元にして、サトシっぽい帽子を作ってくれて、MA-1(フライトジャケットの一種)も赤でした。まず「赤いMA-1ってあるんだ! 本当にサトシの格好じゃん!」って思いました。やっぱり一瞬のシーンでも実写の作品にかける熱量がハリウッドはすごいなと思いました。

飯豊さん:
ポケモン愛ですね。

竹内さん:
すべてがリアルだよね。

MC:その時は英語で演出を受けたわけですよね?

竹内さん:
そうですね。何か言われたら、とりあえず「yeah!」と言っていました。(会場:笑) なんか「yes!」だと英語初心者な感じがしたので(笑)。「分かっているよ」という感じで「yeah!」と言っていましたが、だいたい分かりませんでした(笑)。とはいえ、撮影は日本と大きな違いはないので、察してできました。あとは通訳さんに訳してもらって、分かった風に演じていました。

MC:またハリウッドの映画に出たいと思いますか?

竹内さん:
そうですね。ワールドプレミア(4月25日新宿で開催された本作のイベント)に参加して、キャストの方とお話をしましたが、ハリウッドの大作で活躍している方の振る舞いと作品にかける思いなどを伺って、自分も「いろいろな方とお仕事したい」と思いました。今回はハリウッド作品に関わらせてもらいましたが、やっぱり自分の感覚だけでは狭いので、もっといろいろな世界を見たいと思いましたね。

MC:ワールドプレミアでは、飯豊さんは(ルーシー役の女優)キャスリン・ニュートンさんと動画を撮るなどとても仲良くされていましたね?

飯豊さん:
はい、連絡先を交換して、お友だちになっちゃいました!

MC:ティム役のジャスティス・スミスさん、キャスリン・ニュートンさんの印象はいかがでしたか。

飯豊さん:
すっごいパワフルでしたよね?

竹内さん:
劇中でもティムとルーシーが"何か"から逃げるシーンは、だいたいルーシーが先頭にいるっていう...。普通は男の子が先導するんですが、逃げるのも、走るのも、前にいるのはルーシー(笑)! 気になったので、この前のワールドプレミアで(理由を)聞きました。「台本ではなくて、気づいたらそうなっていた」とジャスティスが言っていました。

飯豊さん:
そうでしたね。

竹内さん:
キャスリンの(性格の)強さが出たと思うって(笑)。ジャスティス自身は歌が上手で、繊細で知的な印象を受けました。それでいて、すごくノリも良くて、日本が好きで、お寿司が好きで、歌舞伎町のロボットレストランが好きだそうです。

飯豊さん:
(ジャスティスは)爽やかでした!

MC:西島さんはワールドプレミアの時は情報公開されていなかったので、参加されていませんが、様子をご覧になりましたか。

西島さん:
見ました! すごかったですね、盛り上がって。人が集まり過ぎてしまって大変だったとも伺いました。(竹内さんと飯豊さんの)着物でのお出迎え感も素晴らしかったです。

フォトセッションは「名探偵ピカチュウ」帽子をかぶって行われました。

MC:最後にメッセージをお願いします。

竹内さん:
本日は吹替版で観てもらいましたから、次は字幕版を観ると楽しみ方が変わると思うので、ぜひもう一度劇場に足を運んでいただけると嬉しいです。皆さんが観て、いろいろ発信していただけると(周りの方が)「観に行こうかな」となると思うので、お願いします。このゴールデンウィークを「名探偵ピカチュウ」で盛り上げたいです。

飯豊さん:
本当にゴールデンウィークが、この「名探偵ピカチュウ」で盛り上がったらいいですね。そのためにはぜひ皆さんSNSで発信していただけたら嬉しいです。ポケモンが実際にいたらこんな感じなんだろうなというのが、この映画には ギュッと詰まっています。皆さんも見落としたポケモンがいると思うので、ぜひ何回も観てください。

西島さん:
実写化されたポケモンたちがとにかくかわいいのと、ストーリーが親子の愛の物語で非常に感動的なので、ご家族、友だちなどたくさんの皆さんで観に来てくださると、鑑賞後にいろいろな話ができて楽しいと思います。ぜひ何度も足をお運びください!

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