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神木隆之介、お客様の退場をお見送りし感謝の表明
感涙度は11神木!?
「フォルトゥナの瞳」大ヒット御礼舞台挨拶

2019年03月07日

「フォルトゥナの瞳」大ヒット御礼舞台挨拶

<左から、神木隆之介さん、三木孝浩監督>


「永遠の0」「海賊とよばれた男」でも知られる作家・百田尚樹さんの小説を三木孝浩監督が映画化した恋愛映画「フォルトゥナの瞳」は、2月15日から公開となり3月6日までの20日間で、観客動員数75万人、興行収入9億6千万円を記録しました。この大ヒットを受けて、主演の神木隆之介さんと三木孝浩監督が3月7日、TOHOシネマズ 日比谷にて大ヒット御礼の舞台挨拶を行い、お客様からのご質問にお答えするティーチインを実施。イベントでは本作の感涙度を可視化するために、神木さんのスタンディ(等身大パネル)で換算した結果を披露しました。そして最後に、感謝の気持ちを込めて、神木さんと三木監督がお客様お一人お一人のご退場を出口扉にてお見送りしました。こちらのイベントの様子をレポートします。


2月15日から公開となり3月6日までの20日間で観客動員数75万人を突破したことが報告されると会場から大きな拍手が。

神木隆之介さん(木山慎一郎役)

今、皆さんはご覧になったばかりで余韻に浸っているのに...すみません。(大ヒットした今の気持ちを問われて)皆さん今日も観に来てくださってありがとうございます。一生懸命みんなで作った作品をこうして観ていただくのはすごく光栄なことです。僕らはこの作品にメッセージを込めました。それを少しでも考えてくださり、受け取ってくださった方がこれだけいらっしゃると思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。

MC:反響も大きかったのではないでしょうか。

神木さん:
僕の周りの友達から「初日に観に行った」とか感想の連絡がありました。

MC:三木監督、リピーターの方も多いようです。

三木孝浩監督

そのようですね。平日の昼間なのに...(お仕事休んで)大丈夫ですか? 初日や完成披露の舞台挨拶はさせてもらいましたが、こうしてまた観客の皆さんに感謝の舞台挨拶ができることを嬉しく思います。

MC:神木さんは本作では木山慎一郎という"人の運命が透けて見える"特殊能力のあるキャラクターを演じられました。俳優のキャリアは20年以上ありますけれども、ご自身では今後の俳優人生をどのように見据えていますか?

神木さん:
あまり将来のことは正直見えていないですね。...ありがたいことに20年以上(俳優を)やらせてもらっていますが、僕の場合は、42歳くらいで定年なんですよ。大学生が就職して定年を迎える60歳まで働くとすると、40年から45年間働くことになるじゃないですか。すると大体42歳くらいで定年に達するんですよ。

三木監督:
神木隆之介、42歳で定年!?

神木さん:
なので、そこらへんで(笑)。不安定な職業なので、どうするのかそのあたり(の年齢)で考えようと薄く決めています。それまで頑張れたらいいですけれどね。お芝居のレッスンの先生は楽しそうだなと思います。

三木監督:
人に教える立場に?

神木さん:
はい、おこがましいですが、そういうかたちで自分の所属事務所(株式会社アミューズ)に貢献できればいいなと思います。

三木監督:
役者って難しい仕事で、自分がいくらやりたくても、人に求められないとできない仕事ですからね。でも、神木くんは普段からサービス精神が旺盛ですし、日頃から常にお客さんのことを考えている俳優さんですからね...全うするでしょう。でも、定年後にも出演を求められたら?

神木さん:
呼ばれたら行きます(笑)!

MC:三木監督、今回は神木さん初の本格的ラブストーリーでしたが、次にご一緒される時はどのような役やジャンルがいいと思いますか?

三木監督:
神木くんは"能力を持っている系"男子を演じることが多いよね? 将棋が強かったりね(「3月のライオン」桐山零役)。

神木さん:
まあ、時を止められたり(「SPEC」一十一(にのまえじゅういち)役)もしますし...。

三木監督:
あと、剣術がすごく...。

神木さん:
そうですね、斬ることに特化したキャラクター(「るろうに剣心」瀬田宗次郎役)もありましたね。

三木監督:
そういうのではなく普通の少年がいいかもしれないですね。意外なことに、神木くんの"素のキュートさ"を捉えた作品がないと思うので...。(神木さんに)素のままで出ることってないでしょう?

神木さん:
そうですね。比較的「誰かに振り回される」か「大人しい感じの役」か「黒い部分を見て疑いながら生きていく人間」とか多かったですね。

三木監督:
今回は座長として神木くんにやってもらいましたが、役に対する向き合い方はもちろん、周りに対する気配りとか現場の空気を良くしてくれましたね。そういう誰からも愛される空気感は本来の神木くん本人が持っているものですから、それを役として撮って作品にしてみたいです。"透けて見えない人"をやってもらいたいです。

神木さん:
"能力を持たない人"は新鮮ですからやってみたいです。それに、三木監督の作品であれば出たいです!

会場のお客様からの質問に答えるティーチインを実施。壇上に事前に募集していた質問が入った箱が登場。 神木さんが箱から質問の書かれた紙を箱から引き、お客様から直接質問を受けていきます。

Q:映画では「手」を見ていますが、神木さんがつい見てしまうのはどこですか?

神木さん:
くちびるです。

三木監督:
えっ、読唇術的な?

神木さん:
僕は音の情報を重視していて、単純な言葉にも込められた思いとか気持ちや意図を感じ取りたいんです。楽しいとか、悲しいとかそういうのを感じたいので、そのために口を見ています。

三木監督:
目を見ながら話をすると、ちょっと照れるので、ぼんやりとそのあたりを見ています。

Q:最近、緊張したことはなんですか?

三木監督:
これは発表しても大丈夫ですか?(質問者に確認してから、質問用紙に書かれていることを神木さんに)読んであげてください。

神木さん:
読ませていただきます。「彼氏の両親と初めて会うことになり、緊張しています。神木さんが最近緊張したことはなんですか?」...それは緊張しますね。

三木監督:
緊張しますね。頑張ってください!

神木さん:
僕が緊張したことは、最近まで撮影していた映画「屍人荘の殺人」(2019年公開)で、セリフが言えなくて15回くらい噛みました。久しぶりに言えなくて、生きた心地がしませんでした。それ以降のセリフは全て(言えなかった時が)フラッシュバックして、緊張していました。

三木監督:
「フォルトゥナの瞳」の撮影時は一度もそういうことなかったよね。珍しいね。セリフが長いとか、何かのワードにドはまりしちゃったの?

神木さん:
三行ぐらいのセリフの中に「音読み」と「訓読み」が違う言い方で交互に出てきて、分からなくなってしまって焦りました。久々に緊張しました! 監督は何かありますか?

三木監督:
完成披露試写会など最初のお客様に映画を観てもらう時は今も緊張します。

神木さん:
もう一つ、思い出しました! 洋服を買う時に緊張しました。僕が買い物をすると母親に「センスがない」「なぜそれとそれを組み合わせるの?」などと言われるんですよ。日々(スタイリングを)勉強しているんですけれど、本当に分からなくて...マネキンのコーディネイトをそのまま買うことにしているんです。でも、その支払いをする時に店員さんに「(マネキンの)まんま買っている」とか思われているだろうなと思って、緊張します。

三木監督:
店員さんも「神木隆之介だ!」と思っているだろうしね。

神木さん:
(謙遜して)それはないと思いますけれど...。(質問者の方の)大きな緊張の前に、こんな緊張話でごめんなさい!

Q:一目惚れはしたことありますか?

神木さん:
あると思います! 小学校の時に。でも、(お相手は)途中で転校しちゃいました。

MC:どこが良かったのでしょうか。

神木さん:
パッと見て「あ、好きだ」と思ったんです。

三木監督:
一目惚れだからね(笑)

神木さん:
その子は最初はおとなしい子だったのですが、徐々にクラスを仕切る感じになり、僕とはあまり話をしなくなりました。

三木監督:
僕はビジュアルよりも声に惹かれます。アーティストもメロディではなく声で好きになります。

MC:本作をご覧になられた方から「クライマックスまでずっと泣いていた」「映画でこんなに泣いたのは初めて」「泣きすぎて化粧が落ちた」とのお声をいただいております。ので、「感涙度」を発表したいと思います。そういう感涙度をバケツ何杯分と表しますけれど、今回は「○(なん)神木」で表現します。

本作の感涙度を表現するために、続々と壇上に神木隆之介スタンディ(等身大パネル)が登場する。たくさん出てくるスタンディに神木さんも三木監督も笑っています。

神木さん:
スタンディが出てきたけれど、僕よりぜんぜん背が高いじゃん。すごいなあー。うわー、ウザいね、こんなにいると。

MC:神木さんの身長から男性の平均的な容量として60ミリリットルと仮定します。そして涙の平均的な一粒を1CCとして計算し、70万人突破のタイミングで本作の感涙度は合計で700ミリリットルとなりました。ですので、神木さんご本人とスタンディ10体で「フォルトゥナの瞳」の感涙度は「11神木」となります。

神木さん:
うわあ、なんか心が乱れますね(笑)。感涙度だから仕方がないですけれど、なんか落ち着かなくてイヤですね。...このスタンディは別の現場で使えそうですね。

三木監督:
神木くんのスタンドイン(撮影前の立ち位置などを確認するために俳優の代理を行う人のこと)として使えますね。

MC:今作を2回以上、ご覧になった方は?

会場からたくさんの方の手が挙がる。

神木さん・三木監督:
たくさんいらっしゃいますね。ありがとうございます!

MC:神木さんから出てくる神木さんをちょっと見てみたいのですが...。

神木さん:
お、いいですね。斬新。やりましょう!

三木監督:
ザ・たっちの「幽体離脱」もできるでしょう?

神木さん:
できますね! いいですね! (ノリノリでザ・たっちさんの口調で)「幽体離脱~」

MC:最後に、ご挨拶をお願いします。

三木監督:
見終わった後の余韻の中、失礼しました。僕らは愛される作品を作りたいと思っていますが、僕らは作るまでしかできません。その後は観客の皆さんに託して作品を育てていただくしかありません。長く観続けていただくのはすごく幸せなことです。いろいろな観方ができて楽しめる作品ですので、これからも末永く「フォルトゥナの瞳」を愛していただければと思います。

神木さん:
来てくださって、そして観てくださって本当にありがとうございます。まさかこうして再び皆様の前に立って感謝を伝えられるとは思いませんでした。そういう機会はあまりないので、今、この場に立てているのは、それだけ観てくださった方がいるおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです。僕らは作品を通して皆さんに伝えたいことがありますが、監督がおっしゃったように映画の公開後はお客様のものです。これからも末永く心の中に残る作品になっていけたらいいなと思っています。友達とでも、家族とでも、恋人とでも、一人でも、多くの皆さんに観てもらえたら嬉しいです。

MC:それから神木さん、今日はこの後...。

神木さん:
この後、皆さんへの感謝の気持ちということで、僕らが皆さんをお見送りいたします。よろしいでしょうか?(会場:歓喜の声と拍手)

サプライズで神木さんと三木監督が、観客の皆さんをお見送りしました。

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