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木村拓哉、客席で主演作鑑賞も見事バレず!
「マスカレード・ホテル」大ヒット御礼"潜入"舞台挨拶

2019年02月04日

「マスカレード・ホテル」大ヒット御礼"潜入"舞台挨拶


東野圭吾の人気小説を原作に、日本映画界を代表する豪華キャスト陣を集結し映画化した「マスカレード・ホテル」。週末興行成績ランキング二週連続一位、観客動員数207万人突破(2月3日時点)の大ヒットを祝し、2月4日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、主演の木村拓哉さん、鈴木雅之監督が登壇しました。
この日は木村さん演じる刑事が、殺人事件の現場と予告された高級ホテルに"潜入"するストーリーにちなみ、木村さん本人が舞台挨拶前の劇場内客席に"潜入"し、お客様と一緒に映画を鑑賞! その後、鈴木監督も交えて、お客様からの質問に答えるティーチインを実施しました。熱気あふれる当日の模様をレポートいたします。


MC:映画の大ヒットを記念いたしまして、これから監督、キャストによる舞台挨拶を行いたいと思います。本日は皆さんへの感謝をこめて、キャストの方に場内を通ってご登場いただきたいと思います。皆さん、劇場後方をご覧ください。映画「マスカレード・ホテル」主演、木村拓哉さんです!

客席から、メガネとマスクで変装していた木村さんが立ち上がると、「えー!!」という驚きの声と共に大歓声が! 木村さんはそのまま客席の間の通路を通ってステージに登壇しました。

MC:皆さん、本当に驚いたと思いますが、(木村さん演じる)潜入捜査官・新田のように、本編上映中から木村さんが客席に"潜入"していたんです。そのあたりのお話もじっくりしていただこうと思います。

木村拓哉さん(新田浩介役)
皆さん、「マスカレード・ホテル」を劇場で受け取ってくださり、本当にありがとうございます。そして、潜入させていただきました。お邪魔しました。
鈴木雅之監督

えー、(本作で山岸尚美を演じる)長澤まさみさんじゃなくてすみません。(長澤さんは)お忙しいようなので、僕が代わりに来ました。

MC:まずは木村さん、先ほどの場内潜入、大成功でしたね! バレなかったですか?

木村さん:
はい、非常に周囲に気を付けながら...。一番苦しかったのは、本編が終わり、エンドロールが流れますよね。客席が明るくなって、「この後、舞台挨拶が始まります」のアナウンスが流れたら、たくさんの方がお手洗いに行かれまして...(笑)。その皆さんにもバレるわけにはいかないので、潜入前にスタッフに「お客様が買うのと同じパンフレットはないですか?」とうかがったら、「マスコミ向けの資料ならあるが、パンフレットは劇場にしか売っていない」ということで、変な話なんですが、東宝のスタッフの方がパンフレットを買って僕に渡してくれたんです。最初、スタッフさんは「携帯をいじるのが一番自然ですよ」って教えてくれたんですが、映画が終わってみると、そういう方が客席には誰もいなかったんですよ(笑)。これはもう、パンフレットを見るしかないなと思いました。でも、映画を見終わったばかりのお客様の話が、サラウンドで聞こえてきました。

MC:皆さん、木村さんに聞かれていましたよ!

木村さん:
こうして劇場に潜入しない限り、「こういう部分を楽しんでくれたんだな」とか、自分で体感できなかったと思います。最初「お客様と一緒に、映画一本を観てくれ」と言われたときは、正直「いやいやいや、自分の作品を皆さんと観るってどういうことなのかな?」と思ったんです。でも、実際には皆さんがクスクス笑ったり、自然に拍手が起こったり、"潜入"してみないとわからなかったことだと思うので、こういう機会を設けていただき、今は感謝しています。

MC:「潜入しろ」と言われたときは...。

木村さん:
だって、おかしいじゃないですか(笑)。東宝のスタッフの方に、「ポップコーンは塩、キャラメル、ミックスがありますけど、どれにしますか?」って言われたんですが、"潜入"する人間がポップコーンはおかしいので、お断りしました(笑)。でも、本当にお客様の声がリアルでしたよ、監督。

鈴木監督:
批判の声とかなかったの?

木村さん:
正直、なかったです。

鈴木監督:
横に座っていた人は気づいていなかったの?

木村さん:
横にいらっしゃった方は...どうでしたかね? わかりました?

鈴木監督:
鈍感な人なのかな?(笑)

木村さん:
でも、周りの皆さんの言葉で嬉しかったのは「思ったより、あっという間だったね」「細かいところをもう一度観たい」という言葉ですね。皆さん、ちゃんと楽しんでくれているんだなと思いました。

鈴木監督:
うわぁ、それは嬉しい! もう一回観ましょうね!

MC:木村さんは、ご自分の作品を(封切り後の)映画館でご覧になったことはあるんですか?

木村さん:
初めてです! こんな経験はないですよ。(鈴木監督に)なんで、いなかったんですか?

鈴木監督:
えっ、じゃあ「HERO」(第一弾2007年、第二弾20015年)も映画館では観ていないの?

木村さん:
えっ、あぁ、はい...。

MC:さて、現在大ヒットを記録中で、「マスカレード・ホテル」旋風を巻き起こしていますが、皆さんにはどんな反応が届いていますか?

木村さん:
あまり実感はないですが、数字の報告を受けた際には「信じられない」というか、「すごくたくさんの皆さんに観ていただいているんだな」と思いました。でも、思い返してみると、自分のパーソナルな時間のなかで、「映画観ました!」と言ってくださる方が、驚くほど多いのは確かです。先日も、ジムでトレーニングしていた時に、(顔見知りの)会員の方から小声で「おめでとうございます、ヒット。...娘と一緒に観てきました」と、言ってくれました(笑)。こちらも「ありがとうございます」と伝えました。その方が「劇場、満席でした」と教えてくれて、すごく嬉しかったですね。

MC:監督はいかがですか?

鈴木監督:
本人には実感ってあまりないものですが...。確か「ボヘミアン・ラプソディ」は16回観た方がいると聞いているので、もう少しかなと思います(笑)。

MC:それでは客席の皆さんにも聞いてみましょうか? 今日が初めての「マスカレード・ホテル」だという方は? (客席からはパラパラと手が挙がる)あっ、やっぱり少ないですね。

木村さん:
いや、結構いらっしゃいますよ。

MC:2回、3回、4回...10回以上ご覧になったという方はいらっしゃいますか? おぉ、結構いますね!

木村さん:
いやっ...、10回!? 嬉しいんですが、10回も同じ映画を観るっていう感覚が自分にはないので...。でも、作品の中で(長澤さん演じる)山岸さんが、「なぜ、お帰りになるお客様に『お気をつけて行ってらっしゃいませ』って言うかわかりますか?」って言うシーンがあるじゃないですか。客席で観て、初めて「あっ、こういう見方もできるんだな」と思いました。(映画が上映中の)劇場内で僕らがサービスできるものって、「本当に面白いものを作ることだけ」なんだと実感しました。スクリーンに流れているものって、もう一度作り直せないじゃないですか。現場の「よーい、スタート!」の積み重ねを皆さんに観ていただくので、何て言うんですかね、自分たちが現場でできることは、皆さんに楽しんでもらえるものを、全力で用意することなんだなと改めて考えさせられました。

ここからは、お客様からの質問に木村さんと鈴木監督が答えるティーチインがスタート。

【お客様からの質問】

Q:3冊ある原作は全部読んでいるんですが、映画の続編ってありませんか?

木村さん:
確かに「マスカレード・イブ」、今回映画になった「マスカレード・ホテル」、そして「マスカレード・ナイト」という三つの作品がありますよね。まだ、お話自体も完結していませんし...。(ここで客席から大きな拍手) 今いただいた拍手や、皆さんの声を東宝さんにぶつけます!(客席からはさらに大きな拍手)

Q:最後のレストランのシーンで、木村さん、長澤さん、小日向さん(能勢を演じる小日向文世)がワインを飲んでいますが、木村さんのグラスのワインが揺れていたんです。ひざとかぶつけたのかなと思ったんですが、そんなことはないですか?

木村さん:
細かすぎて、よく分からないんですが...(笑)。えっ、映画何回ご覧になったんですか?

お客様:
三回です!

木村さん:
ごめんなさい、僕も今日で二回目なので、まさか、そういう質問をいただくとは思っていませんでした。もし(ワインが)揺れていたとすれば、たぶん山岸さん、新田、そして最後に能勢さんのグラスにワインが注がれたと思うので、注がれた順番のせいですかね。ひざをぶつけた記憶は、ありませんから...(笑)。でも、細かいところまで...ありがとうございます! ちなみに能勢さんが、そのワインを一気飲みするんですが...あれって、監督は知っていました?

鈴木監督:
いや、あれ、アドリブ、アドリブ! あれ、ジュースだよね? 本物だっけ?

木村さん:
あれは多分、ジュースだったと思います。一気に飲み干すのは、本番で能勢さんが急にしたことなので、山岸さんも新田も素のリアクションをしています。

MC:最後に木村さんからご挨拶をいただきます。

木村さん:
もし良かったら、何度も何度もご覧になってください。今日は本当にありがとうございました。

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