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ポケモンがハリウッドで実写映画化!
監督・キャストが来日!吹き替え声優は竹内涼真に決定!
「名探偵ピカチュウ」製作報告会見

2018年11月29日

「名探偵ピカチュウ」製作報告会見

<左から、ロブ・レターマン監督、竹内涼真さん、ジャスティス・スミスさん、キャスリン・ニュートンさん>


日本で誕生し世界中で絶大な人気を誇る「ポケモン」をハリウッドが実写映画化する「名探偵ピカチュウ」(原題 Pokémon Detective Pikachu)の製作報告会見を11月29日にグランドハイアット東京にて行いました。現在、編集作業真っ只中の「名探偵ピカチュウ」について、ロブ・レターマン監督をはじめ、キャストのジャスティス・スミスさん、キャスリン・ニュートンさんが来日して報告しました。そして、この場で名探偵ピカチュウの相棒・ティムの吹き替えキャストが俳優の竹内涼真さんに決まったことを発表しました。


ジャスティス・スミスさん(名探偵ピカチュウの相棒・ティム役)

初来日できて嬉しく思います。実は、僕の両親は日本で出会ったということもあり、こうして日本に来られて、この場にいられて本当に光栄に思っております。また、皆さんにプロモ映像を見ていただけたことも嬉しいです。
キャスリン・ニュートンさん(ルーシー役)

(日本語で)「こんにちは」(会場:拍手)プロモ映像は、お楽しみいただけましたでしょうか?(会場の拍手に)嬉しいです!(日本語で)「スキです!」

ロブ・レターマン監督

プロモ映像を持って日本に来られて嬉しく思います。日本の皆さん、そして世界の皆さんに映画を楽しんでもらいたいです。

MC:長い歴史のあるポケモンの初めての実写映画化となる本作のオファーを聞いた時の気持ちを教えてください。

レターマン監督:
僕の子どもがポケモンの大ファンなのです。ですから長年、ポケモンのおもちゃ、ゲーム、カードなど関連商品を購入している消費者でもあります。実際にこの作品の監督のオファーをいただいた時、そばに子どもがいました。僕が監督のオファーをいただいた話を知ると飛び跳ねて喜んでくれました。なので、すぐに引き受けると決断できました。

スミスさん:
僕が出演のオファーを受けたのは、ニューヨークのあるレストランに一人でいた時でした。一人だったので大きなリアクションが何もできなかったのですが、通りに出てから「やったぜ!」と大声で喜びました。小さい頃から「ポケモン」のファンでしたし、レターマン監督の作品のビジョンが素晴らしいので、ぜひこの作品に携わりたいと思いました。

ニュートンさん:
最初のオーディションではポケモンに関する映画だと知らされただけで役柄や詳細は明かされていませんでした。そのあと監督とジャスティスと会った時に初めて具体的なことを聞いて、やっと実感が湧きました。ポケモンのファンとして実写で描かれることを素晴らしいと思いました。アニメでしかできないことをCG技術を使って実写化できることにワクワクしました。(ニュートンさんが演じる)ルーシーも素晴らしいキャラクターですし、ぜひ出演したいと思いました。

MC:レターマン監督に伺います。現在編集中の本作ですがどのような作品になりそうですか?

レターマン監督:
本作は、「グッド」ではなく「アメイジング!」なものになると確信しています。僕が楽しんで作っているように、皆さんにも楽しんでいただけると思います。アクションとアドベンチャー、それに名探偵ピカチュウとジャスティスが演じるティムとの関係性と心に沁みるストーリー。そこにティムの父親捜しという、ミステリー要素が加わります。ですから人々の胸を打つ感動作になると思います。

MC:ありがとうございます。そして、本日はもう一つ発表がございます。ジャスティス・スミスさんが演じる主人公・ティム役の日本語吹き替えを演じるキャストを発表いたします。竹内涼真さんです!

竹内涼真さん、登場!

竹内涼真さん(名探偵ピカチュウの相棒・ティム役の日本語吹き替え版声優)

(英語で)「ハロー! マイネーム イズ リョウマ タケウチ」...これ以上は英語が話せないので日本語で話します。この度、日本語吹き替えをつとめることになりました。この作品のプロモ映像がアメリカで一足先に解禁された時、自分の家で弟と妹と見ていました。僕は、小さい頃からポケモンのゲームで遊んでいて、「ポケモンと一緒の世界に入れたらいいな」と思っていました。(解禁された映像を見て)興奮していたら、吹き替え声優に決まったという電話がありました。すごく嬉しかったです。最近はあまりドキドキすることはないですが、久々にドキドキしました!

MC:竹内さん、オファーを受けたときのお気持ちをもう少し伺えますか。

竹内さん:
びっくりしました。まさかポケモンを実写化するとは思ってもみなかったです。それに、僕は日本語吹き替えの声優をするのは初めてなので、まだちょっと夢心地です。これまで声の仕事を意識することはあまりなかったのですが、素晴らしい作品の吹き替えをできることを心から嬉しく思っています。

MC:プロモ映像をご覧になってどう思いましたか?

竹内さん:
最高ですよね! だって、街中にポケモンがいるんですよ! 小さい頃ポケモンのゲームで遊んでいただけに、こんなに嬉しいことはないです。それから「どうやって撮影しているんだろう?」と思いました。例えば「ピカチュウやリザードンが飛ぶのをどうやって撮影したんだろう?」と思いながら、(予告編映像を)十回以上見ています。

スミスさん:
自分が出演していることを忘れて見入ってしまいました。例えばリザードンのウロコであったりピカチュウの毛並みだったり本当に素晴らしいなと思っています。僕はポケモンはアニメで見ていた世代なので、どうしてもアニメ版に親しみがありますが、それ(アニメの世界観)が現実的に描かれている部分に目がいきました。

ニュートンさん:
最初はクラスメイトと一緒に見ました。家に帰ってからは一人で100回以上見ています。自然と涙が出ました。「予告編を見て涙が出るなんて!」と思い、ジャスティスに「(私は)なんで泣いているんだろう?」とメールをしました。するとジャスティスから「それが(ポケモンの)マジックだよ」と返事が来ました。ポケモンファンが感じるマジックとはまさにこのことなんだなと感じて、作品に携われたことを誇りに思いました。(本作は)観た人をハッピーにすると思います。

スミスさん:
これは作り話ではなくて、本当にメールのやりとりをしたよ!

MC:レターマン監督、ポケモンを製作するにあたっての苦労やCGI化のポイントをお話しくだい。

レターマン監督:
権利者と関係者の力を借りながら、一年かけてキャラクターごとにキャラクタービジュアルを作りました。実写に耐えうるポケモンを作るための時間です。難易度でいうと、これまで私が携わった作品の中で一番難しかったです。それと撮影地であったロンドンの気候にも悩まされました(笑)。実写とアニメの要素を一つに融合させて、これまでにない特別な作品を作ろうとしています。(来日中に)滞在しているホテルの部屋でも編集作業をしているぐらいです。本当に大変な作品です。

MC:スミスさん、本作での挑戦は何かありますか?

スミスさん:
撮影の大変さを例を挙げてお話しします。僕がセットに行ったら、そこにはスツールとランプしかなくて、そのまま撮影したことですね。床に立ち位置を示す"ばみり"は貼ってありましたが...。

ニュートンさん:
私も、その撮影を覚えています! 「いったい何のシーンを撮っているの?」と思ったけれど、プロモ映像で見たら素晴らしいシーンになっていました。ポケモンは何もないところからマジックを起こしていくんですね。ジャスティス、グッジョブ!(と労う)

スミスさん:
ありがとう!

ニュートンさん:
もう一つ言わせてください! 今回は監督のこだわりでデジタルではなくてフィルムで撮影をしています。これだけ大きな作品を一人一人が協力しあって作っています。

MC:一番好きなポケモンと、その理由をお話しください。

スミスさん:
僕らが長々と話すと通訳の方が大変なんですよね(笑)。できるだけ簡潔に答えようと思います。 最初に遊んだポケモンのゲームはゴールド(2000年発売「Pokēmon Gold Version」)でした。その時に選んだのがワニノコ(英語名 Totodile )です。当時は、どこに行くにもワニノコのフィギュアを持っていました。ゲンガー(英語名 Gengar )とフシギダネ(英語名 Bulbasaur )も好きです。

ニュートンさん:
一番はどれなの?

スミスさん:
一番はワニノコ! 二番はゲンガーとフシギダネ。

ニュートンさん:
私のお気に入りはコダック(英語名 Psyduck)。映画の中でコダックと共演できたのでとても嬉しかったです。コダックは、良き聞き役で、素晴らしい役者だから好きです。共演者としてコダックに助けてもらいました。撮影を終えた今は"コダックロス"を感じていますが、プレミアで再会できることを楽しみにしています。

レターマン監督:
私もコダックです。キャスリンと同じ答えだからどうしようかと思ったけれど、いつもコダックと答えています。その理由は、編集作業をしていて何だか分からなくなって頭が爆発しそうになり頭を抱えている(レターマン監督の)姿がコダックと似ているからです。コダック以外だとバリヤード(英語名 Mr. Mime )です。

竹内さん:
一番好きなポケモンはカイリュー。(ポケモンの)ゲームをする方はご存知だと思いますが、ミニリュウからハクリューそしてコツコツとレベルを上げていかないと、なかなかカイリューに進化しないんです。一生懸命育てるとなついてきて、ものすごく強くなるんです! ...以上です。(笑)

【記者の方からの質問】

Q:現実世界にピカチュウがそばにいたら何を一緒にしたいですか?

スミスさん:
ピカチュウは可愛いし毛がふさふさだから、まずはギュッと抱きしめるかな。それから一緒に冒険がしたい。ポケモンパートナーは素晴らしい存在だからいろいろなことをしたいです。

ニュートンさん:
一緒にコーヒーや紅茶を飲んでおしゃべりがしたいです。それからポケモンの生態を学びたいです。

スミスさん:
でも、ポケモンはしゃべらないよ!

ニュートンさん:
名探偵ピカチュウはしゃべるでしょ? あとはポケモン通訳がいればいいんです。いずれにしても、現実にポケモンがいたら常に一緒にいたいです。

レターマン監督:
ピカチュウが現実にいたら一緒にランチに出かけて、ライアン・レイノルズと三人で映画の話をしようと思います。ピカチュウに「映画の主演をしない? 内容はピカチュウが帽子をかぶって人間の言葉をしゃべるんだけれど、それを聞けるのはティムという少年だけなんだ」とオファーします。

スミスさん:
ポケモンが実在したら全部捕まえたい! そして「(「ポケモンゲットだぜ!」の英語版決めゼリフ)Pokémon! Gotta catch 'em all!」を言いたいです。

竹内さん:
あの毛並みですから毎日ブラッシングします。そしてカリスマ美容師にトリミングをしてもらいます。

Q:レターマン監督に伺います。ポケモンがハリウッド映画になったその魅力をお願いします。

レターマン監督:
私が携わった時は、株式会社ポケモンとレジェンダリー・ピクチャーズとの間で契約が結ばれて「名探偵ピカチュウ」の映画化が決まっていました。「ゲームをベースにした映画化」というお話をいただいて、どういったストーリーなのか脚本を見せてもらった時に、これは本当に人の心に刺さる物語だと思いました。名探偵ピカチュウとティムが出会い、ほかの人間には「ピカピカ」という鳴き声にしか聞こえないピカチュウの言葉が、ティムには人間の言葉として、しかも中年男性の声色で聞こえる。素晴らしいアイディアだと思いましたし、ポケモン初の実写化に魅力を感じました。

MC:ここで竹内さんからも質問があるようです。

竹内さん:
僕はジャスティスに質問があります! 「名探偵ピカチュウ」は幅広い世代の方が観ると思います。中には字幕版も吹き替え版も両方観てくれる方もいると思います。子どもたちが「こういう世界があるといいな」と夢を持てる物語を届けるのは責任重大です。そこで、僕が吹き替えをするにあたり何かアドバイスをください!

スミスさん:
まず最初に注意しておくよ、「おいしいところはピカチュウが全部持っていく」からね(笑)。真面目なことを言うと、ティムというキャラクターは過去にいろいろなことがあってちょっとシニカルな(ひねくれている)性格なんです。だから名探偵のピカチュウとなかなかコンビを組みたがらない。だからピカチュウとティムの対比があると面白くなると思うので、ドライに演じるといいと思います。

竹内さん:
分かりました。ありがとうございます! 胸がいっぱいです。(吹き替えをすることに)不安があるので今の言葉が支えになります。頑張ろうと思います。

スミスさん:
大丈夫です! きっと素晴らしいものになると思います。

スミスさんから竹内さんにプレゼントの台本が手渡されました。(会場:拍手)

MC:最後に一言ずつご挨拶をいただきましょう。

レターマン監督:
この作品を楽しみにしてくれる日本の皆さんにも、もうすぐお届けできると思います。私が楽しんで作ったのと同じように、ぜひ楽しんで観てもらえたらと願っています。

ニュートンさん:
この作品に出演できて、ルーシー役を演じられた時間は自分の人生の中でも最高の時間でした。ぜひ皆さんにとっても最高の時間となればいいなと思っています。

スミスさん:
(ニュートンさんのコメントを引用しつつ)私も出演して楽しかったので、ぜひ皆さんも同じぐらい楽しんで観ていただければと思います(笑)。それから、この役を演じられて、人生の中でも最高の時間を過ごせました...なので皆さんも同じぐらい最高の時間になればいいなと思っております。この作品を通じてすごくいい友達もできました。素晴らしい方々ばかりです。一生懸命作った作品ですのでぜひ楽しんでもらいたいです。

竹内さん:
僕も一ファンとして早くこの映画が観たいですし、本当にたくさんの方に観てもらいたいです。その力になれるように吹き替えは初めてですが台本をしっかり読み込んで一生懸命頑張りたいと思います!

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