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木村拓哉×二宮和也「検察側の罪人」最後の2ショット舞台挨拶
全国179スクリーンでも同時生中継!

2018年09月03日


公開から二週連続で週末興行ランキング第一位に輝いた「検察側の罪人」。9月3日、東京・日比谷のTOHO シネマズ 日比谷にて公開後の舞台挨拶を開催し、木村拓哉さんと二宮和也さんがそろって登壇しました。貴重な二ショットでの舞台挨拶は全国179館でも生中継されました。二人のトークに会場は熱狂! こちらの模様をレポートいたします。


木村拓哉さん(最上 毅役)
全国の皆さんも、天気が悪い中、劇場に足を運んでくださって感謝しております。本当にありがとうございます。
二宮和也さん(沖野啓一郎役)
全国の皆さんも、観ていただいてありがとうございます。観ていただいた後なので、皆さんがなんとなくスッキリして帰れるようなことが話せたらと思います。

MC:公開後11日目ですが、公開週の週末ランキング一位、昨日までの興行収入が14億2600万円で本日で15億円突破確実、動員数が114万6000人となっており、大ヒットの一線を越えました。

木村さん&二宮さん:

ありがとうございます。

MC:周囲の反響はいかがですか?

木村さん:
スポーツジムの方たち...皆さん先輩なのですが「そういえば観ましたよ」と言ってくれました。ある方は「朝イチで観に行きましたが、朝イチで(劇場は)八割、入っていましたよ」と、すごくプロな見方をしているなと思いました。そういう報告をしてくださるのは嬉しいですね。友人も劇場の「検察側の罪人」のスクリーンのところで「今から観てくるぜ! イェー!」って写真を送ってくれたりします。

MC:二宮さんはいかがですか?

二宮さん:
もちろんありますよ。ただ「すげぇ、面白かった」とか言うんですが、「こいつ、知ったかぶっているな」って思う人が若干います(笑)。結構、この作品は難しいと思うので、難しいと感じるのは正しいけれど、「いいね、面白かった」しか言えないくらい、興味を持てる作品だったのか? どっちもあるんだろうと思います。

MC:この劇場でも何度も観ている方がたくさんいらっしゃいます。二回目以上の方はいらっしゃいますか?

二回目以上の人たちが挙手

木村さん:
手を上げる皆さんのドヤ顔、すごいですね(笑)。カッコよかったなぁ!

二宮さん:
「二回目で挙げないといけないの? 六回目ですけど?」みたいな(笑)。

木村さん:
嬉しいですね。

MC:こうして二人で舞台挨拶をすることに関してはいかがですか?

木村さん:
いや、すごく照れくさいというか...。

二宮さん:
照れくさいですか?

木村さん:
いや、照れくさいだろ! 普通は監督がいたり、松重さんがいたりするじゃない? でも、この「検察側の罪人」を背負って二人でいる。しかも、今観てくれたばかりの人を目の前にして...これはかなりマズいですよ、非常に照れくさいですよ。

二宮さん:
僕は単純に嬉しいです。やはり(木村さんとこうして仕事をするのは)数少ないと思うんです。TVではあってもお客さんの前で二人というのはめったにないことですし、楽しいですね。

公式Twitterで募集した質問に二人が答えていく

Q:「この場を借りて、お互いに聞きたいことがあったら教えてください」

二宮さん:
あります? 何でもいいんですか? 聞くだけだもんね? 答えてくれるかどうかは別として...じゃあ「貯金は?」

木村さん:
顔色をうかがうな!

二宮さん:
いや、今聞きたいことあります?

木村さん:
今っていうか、いつでも聞ける関係なのでね。

二宮さん:
皆さんが何を望んでいるかってことですよね? なんでこの質問が出たんだろう? この期に及んで...。

木村さん:
そして今「貯金」と聞かれて、把握していない自分がいます(笑)。

二宮さん:
マジ?

木村さん:
マジ。

二宮さん:
僕やりますよ、管理!

MC:木村さんは、二宮さんにありますか?

木村さん:
貯金は?

二宮さん:
いやいや、それは聞かないよ!

木村さん:
いや、まず名を聞く前に自分が名乗るものでしょ?

二宮さん:
把握していないです。

木村さん:
ウソつけ!

二宮さん:
おそらく皆さんは、そういうことが聞きたいわけじゃないんだよね。皆さんが聞きたいことを聞きましょうか?

Q:「もし二人が入れ替わったらやりたいことは?」

二宮さん:
いいんですか? サーフィン! だって一回も練習しないで乗れるんだよ!

木村さん:
でも大丈夫? 太陽に当たっちゃうよ。

二宮さん:
そこなんですよねぇ...でも、めちゃくちゃ難しいって言うじゃないですか? サーフィン、スケボー、スノボーだっけ? 「3S」?(頭文字のSをとって)

木村さん:
へぇ...今までそういう感覚はなかった。「3S」って(観客に)聞いたことある?

観客:
ない!

二宮さん:
そうか、皆さんは地方なのかな? 都心だと「3S」って言いますから。スキー...いや、スキーじゃないわ!

木村さん:
変わってるし!

二宮さん:
サーフィンって習わないとできないでしょ? 体験してみたい。あと、一日でいいからそのまま街を歩きたい。

木村さん:
いや、歩いてるよ、普通に。

二宮さん:
いや、そう言うけれど、歩いていないと思うんだよね。

木村さん:
歩いているよ。

二宮さん:
近所ですか?

木村さん:
近所もそうだし、駐車場に停めて、目的地まで歩かないといけないでしょ?

MC:木村さんは?

木村さん:
僕はゲームで村を救いたいです。

二宮さん:
できないですもんね? 今、機器がないから。

木村さん:
いや、持っているよ。ちゃんと配線もつながっているよ。

二宮さん:
持っているのに救っていないんですか? え? あと一歩でもう救えるのに。

木村さん:
(交換して体験したいのは)それぞれのテクニックということですね?

Q:物語の終盤の展開、解釈について

MC:これが最も多かった質問ですね。様々な意見や議論、解釈が生まれていますが、こういう反応は予想されていましたか?

木村さん:
僕も映画に行くとそうですけれど、映画が終わるその間際って、「あ、これ、終わりが来るな」って漂ってくるニオイみたいなものがあると思うんです。だから、スクリーンと客席、客席とスクリーンっていう関係が成立して、終わっていく映画が多い中、今回の「検察側の罪人」はフランス映画みたいに、スクリーンと客席という関係があったと思っていたらフッと急にスクリーンがなくなる。「何も解決していないじゃん?」って感じで終わるので、その終わり方に対する好き嫌いのリアクションは割といただきましたね。

MC:終盤にかけて、いろんな感想があるかと思いますが...。

二宮さん:
いろんなっていうか二つですね。"気分が良かったか?""悪かったか?"の二つしかないと思っています。もっと言うと、そんなに尖った意見だと思って聞いてほしくないですが、そんなに気持ちよく終わろうとは思っていません。この作品が持っている特性からも、(観客の皆さんが)自分の中で考える動機になればいいなと思っています。エンターテイメント性としては、そこを求めたら物足りなく感じるかもしれませんが、「自分の中で考える」一歩というか、そういう映画を作ってもいいんじゃないかと監督は思われているんだと思います。だからこそああいう終わり方だったのかなって思いますね。

MC:ラストの最上の祖父の別荘で再会し、対決するシーンは印象的でしたが、ここに関して二人で事前にお話することはなかったんですか?

二宮さん:
していないと思いますね。

木村さん:
設定は箱根の別荘ですが、軽井沢で撮ったんです。軽井沢まで同じ新幹線で行って、同じ新幹線で帰ってきました。

二宮さん:
激烈に(木村さんの)足が速いんですよね。

木村さん:
いや、それ(二宮さんが)サンダルだからじゃん!

二宮さん:
サンダルを脱がないと追いつかないんじゃないかって...朝イチで出て、新幹線で寝ていて「着いたよ」って言われて起きて、車まで向かうまでのスピードがハンパじゃないんですよ。

木村さん:
普通ですよ。

二宮さん:
あの日、新幹線で寝ていました?

木村さん:
起きていた。

二宮さん:
やっぱりな全然速度が違うんだもん。速すぎて...。

木村さん:
帰りの新幹線に乗る前「どうする? 折角、場所も場所だしソフトクリームとかいっとく?」と言ったら開口一番「ごちそうさまでーす」って(笑)。それで(ソフトクリームを売ってる)場所を二人で探したんだよね?

二宮さん:
そうそう。でも、これがどう考えても(ソフトクリーム屋さんの)場所が遠いので...もうそこから(木村さんの)ニヤニヤが止まらないんですよ。「買ってこい」って言うんですが、どう考えても間に合わないんですよ。さすがにね、35歳にもなって、ソフトクリームを二つ持って電車に乗り遅れるのはイヤなので「ホントに勘弁してください」って言っているのに、「行け行け! 大丈夫、間に合うから。俺が止めるから」って謎の...絶対に止まらないのに!

MC:その前にあんな緊張感のあるシーンを撮影されていたとは...。

二宮さん:
あははは!

木村さん:
そうなんですよ。言われてみたらそうですね。

MC:二人のタッグをまたご覧になりたいというお客さまも多いですが、もし再び共演をするならどんなジャンル、関係性がいいですか?

二宮さん:
何でもいいんですか? 

木村さん:
うーん、何がいいかな? 時代物とかいいんじゃないですか? (二宮さんに)明智(光秀)さんで、僕が織田(信長)やります! とかどうですか?

二宮さん:
明智、勝ちますか? 最後。

木村さん:
いや、それは歴史上...お前、歴史大丈夫だよね? 「明智、勝ちますか?」って。

二宮さん:
そのへん怪しいです。一応確認しておかないと。

木村さん:
えーと、ちょっとね、ズルい勝ち方します(笑)。

二宮さん:
あぁ、そっか。でも時代物ね...僕、あんまりやったことないな。

木村さん:
戦争の事実だったり、日本で起こった事実だったり、歴史をまっすぐ作品にできるのは僕らしかいないと思うので、できる機会があれば絶対にやってみたいと思います。別に重々しい話にする必要は全くないし、色鮮やかに音楽があってもいいし、オリジナリティある伝え方ができればいいと思う。

二宮さん:
「こんな人が歴史上にいたんですよ」って話はそれで面白いかもしれない。木村くんが織田信長...ですよね? 木村くんがやるのは見たい! どメジャーっていうか、日本の歴史を学んでいない私でも知っている...。

木村さん:
さっき聞いていたもんね? 「明智、勝つ?」って(笑)。

MC:そこで二宮さんの役は?

二宮さん:
明智ですよ、それは間違いなく。でもそれは(観客として)観たいな。映画もそうだし、ドラマも大河もそうだけれど、どメジャーな人物ができる人ってなかなかいないんですよ。それができるんだから、観てみたいなって思っちゃうね。

木村さん:
後は、この「検察側の罪人」を観てくださった人たちが「こんな役いいんじゃない?」っていうのが一番パワーを持っているんじゃないですか?

MC:そろそろ、179館との中継が終わってしまいますので、まずは全国にメッセージをお願いします。

二宮さん:
中継ね、もう終わっちゃうということで...また会いましょう! 楽しんでいただけたと思っております。木村さんも早くしゃべらなきゃ!

木村さん:
ちゃんと伝えて!

二宮さん:
とにかく、みんなで一生懸命、頭のいい大人たちが全力を出して、投げかけるような映画を作ってみました。それが本当に届いていればいいし、さっきも言いましたが、自分の中で考える最初の一歩になっていればいいなと思っています。そして「こういうことだったんだ!」と自分なりの正義を追い求めてもらえたらいいと思います。また会いましょう!

MC:(全国への中継は)あと何秒ありますか? 10秒?

木村さん:
本当に今日、劇場に来てくださった皆さん、ありがとうございます。じゃあ、もう時間もないので、一言...「パッ!」(※劇中で酒向さん演じる被疑者の松倉がやる口を鳴らすしぐさを生で披露!)

二宮さん:
結構、鳴りましたね(笑)。

MC:そして、当劇場の皆さんにも一言メッセージをお願いします。

二宮さん:
観ていただいてありがとうございました。先ほども言った通り、結構わかりづらい作品だったかと思います。でも、僕が観てもわかりづらいので、しょうがないと思います(笑)。でも我々は勉強してその深さを知ることができたり、何度も何度も観ることで、学習することができる生き物だと思います。その中で、出来上がった「皆さんの正義感」と、我々が提示している「二つの正義感」を比べて「違うな」「合っているな」「いや、私のはもしかしたら...」ということを考えていただける作品になっていると思います。一回見た正義が、二回目は正義じゃなかったりすることもあります。お時間があるときはまた劇場に来ていただきたいと思います。特に今日みたいな天気は、「検察」日和だなと思います。しっとりとした秋口に気持ち良い作品になっていると思います。長い付き合いをしていただきたいと思います。

木村さん:
本当にこうやって劇場に作品を受け取りに来てくださっている皆さんのおかげで、先ほど、今週、先週(週末動員数一位という)の報告を受けました。それは実際に皆さんが劇場に来てくださっている結果なので、本当に皆さんには感謝しかありません。僕もこれから、どういう作品に携わり、現場に赴くのかを皆さんに発表できるタイミングが早く来ないかなと思っているので、皆さんもそのタイミングをお待ちください。今日は本当にありがとうございました。

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