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東出昌大、新田真剣佑は檜山兄弟のグータッチを生再現!
キャストは続編製作を希望!
「OVER DRIVE」初日舞台挨拶

2018年06月01日

「OVER DRIVE」初日舞台挨拶

<左から、町田啓太さん、森川 葵さん、東出昌大さん、新田真剣佑さん、北村匠海さん、羽住英一郎監督>


「海猿」「MOZU」「暗殺教室」など数々の大ヒット作品を手掛けた羽住英一郎監督が、公道を全開で駆け抜ける自動車競技・ラリーに情熱を注ぎ、世界最高峰のラリー競技・WRC(世界ラリー選手権)を目指す檜山兄弟を軸とした濃厚な人間ドラマを描くオリジナルストーリー「OVER DRIVE」。
6月1日から全国303スクリーンで公開となった本作の初日舞台挨拶をTOHOシネマズ 日比谷にて催し、東出昌大さん、新田真剣佑さん、森川 葵さん、北村匠海さん、町田啓太さん、羽住英一郎監督が出席。熱いドラマにちなみ、キャストは「○○バカ」として今夢中になっていることを明かしました。劇中ではグータッチでコミュニケーションをはかる檜山兄弟を演じた、東出さんと新田さんがグータッチはもちろん何度もハグと握手をして、本作で築いた絆を見せつけ、客席を沸かせました。そのイベントの様子をレポートします。



MC:いよいよ公開初日ですが今のお気持ちはいかがでしょうか?

東出昌大さん(檜山篤洋役)

大変嬉しいです。「OVER DRIVE」は自動車の映画なので、撮影も大変だったのですが、無事故・無違反というか(笑)、健康に初日を迎えられたのは本当に嬉しいです! これだけ多くのお客様に集まっていただけたことに感謝しています。ありがとうございます。
新田真剣佑さん(檜山直純役)

ようやく僕の大好きな映画「OVER DRIVE」を皆さんに観ていただける日を迎えることができて、とても幸せです。より多くの方々に「OVER DRIVE」が届けばいいなと思います。
羽住英一郎監督

ありがとうございます! 映画を観終えたばかりの皆さんの顔が見られて嬉しいです。遊園地やアミューズメントパークでアトラクションに乗るような気持ちで、二回目三回目と楽しめると思うので、今日ご覧になった皆さんにも、また楽しんでいただきたいと思います。よろしくお願いします! 改めて熱い作品ができたなと思っています。できれば、この先も観てみたいなと言う思いがすごくいっぱいあります。(会場:大歓声と拍手!)

東出さん:
ついていてきます! やりたい人?


全員:
挙手(会場:拍手)

新田さん:
この現場ならあと六回はできます!

羽住監督:
いいね! また、このメンバーでやりたいですね。本作を大勢の方に観てもらえればできるかもしれない!  

新田さん:
僕は来年のスケジュールを空けておいてもいいですか?

東出さん:
もちろん僕は次もメカニックです! (本作で演じたことにより)メカニックが大好きになりました。(町田さんに)結構勉強したよね? だから一度で終わってしまうのはちょっと寂しいです。

町田さん:
めちゃくちゃ勉強したね!

MC:本作の檜山兄弟の姿と熱い絆に、感動された方は多いかと思います。そこで東出さん、新田さんは共演されて、お互いの魅力や印象をお聞かせください。

新田さん:
僕たちが演じたドライバー、そしてメカニックと両方に光が当たる映画です。兄貴はメカニックを本当にカッコよくしてくれました! すごくカッコよかったです! 僕、新田から見ても、(自身の演じた)直純から見ても、そこはとても嬉しかったです。

東出さん:
(褒めてくれた御礼に)後でいくらかあげないとね(笑)。現場でのマッケンは本当に直純のようでした。撮影には、北九州の多くの方々がラリー競技の観客役としてエキストラとして出演くれました。その時に、マッケンが現場に入ると「わーっ!」と歓声が上がって、そういう太陽のようなオーラをまとった直純の姿を見せてくれました。役者なので普段の姿を話す必要はあまりないのですが、マッケンは普段二人でいるときは静かな時もあり、陰と陽のある素敵な方だと思いました。

MC:お二人が撮影の時に、毎回グータッチをされていたと言うお話を聞きました。

東出さん:
そういえば毎回やっていました! 寝る前もやっていたよね? 撮影の後に、誰かの部屋に集まるのですが「おやすみ」と言ってグータッチして寝るんです。

新田さん:
(思い出して)やっていた! そうだそうだ!(笑)

MC:ちょっと見てみたかったりしますけど、ねぇ皆さん! (観客「見たい!」)

東出さん:
一年ぶりで、ちょっと怪しいので待ってくださいね。(東出さん、新田さん、羽住監督の三人で打ち合わせ)

グータッチを披露するも・・・。

新田さん:
(東出さんが間違えてしまい)ちょっと待った! 兄貴ー!

東出さん:
もう一回! マスコミの皆さん、「一回で成功した」ということにしてくださいね!

檜山兄弟のグータッチを披露、そしてハグ!


MC:そして北村さん、今回直純のライバル役として登場されました。クールでめちゃくちゃカッコよかったです! 演じる上で意識されたことをぜひ教えてください。

北村匠海さん(新海彰役)

(賛辞の拍手に対して)すみません。「真剣佑のライバル役」と聞いたときにゾッとしましたね。「勝てるわけがないじゃん」って。でも、真剣佑とも仲良くしている中で、こうやって素晴らしい作品を一緒にできたことは嬉しかったです。それで、どのように演じていこうかな? と考えたときに、肉体作りは真剣佑がすごすぎたので、僕は目でお芝居しようと決めました。

新田さん:
匠海が、すごく体作りを頑張っていたんです!  北九州では、まず僕がジムに入会して、その後に兄貴(東出さん)を連れて行き、兄貴にも入会させました。さらにその後で匠海を連れて行き、仮入会をさせました。

北村さん:
北九州で一カ月分の会費を払って入会しても、僕が通えたのは五日間ぐらいなんですよ。それで、トレーナーの方にしっかり体を作ってもらいました。ただ、頑張って体を作ったのですが、真剣佑はそれを上回るぐらいに頑張っていたので、僕の頑張りは微々たる感じでした。

東出さん:
匠海の撮影日は、僕らと違って飛び飛びだったから、ジムは最初の仮契約のままなのですよね。それなのでジムの方から、「北村さんはいつ頃、本契約なさるのでしょうか?」と、僕が聞かれました。


新田さん:
(お腹を抱えて大笑い!)

北村さん:
仮契約ですけれど会費は払っていますから、ジムの方からお電話をいただくのです。でも、「今は東京なので」と答えるしかなくて。

MC:森川さん、女性から見てもカッコよかったですよね?

森川 葵さん(遠藤ひかる役)

グッときましたね! ドライバーの二人はヘルメットをかぶっているので顔の表情が見えにくい。それでも、唯一外に見えている目だけで、その時の感情が伝わってくるので、「かっけー」と思いました。

新田さん、北村さん:
ありがとうございます!

森川さん:
それにメカニックチームも(情熱があり)熱くて羨ましかったですね。男性がいっぱいなので、男だけで盛り上がっているのですよ。そうすると、私はついていけなくて、「自分が男だったらよかったのになぁ」と、ちょっと思うことがありました。

東出さん:
そんな、独りぽつんと的な気持ちにさせていたなんて、申し訳ない。

森川さん:
でも、楽しかったです!

新田さん:
撮影の一カ月、楽しかったよね!

MC:そして町田さん、今回はメカニックチームということで作業は本当に大変だったかと思います。

町田啓太さん(増田順平役)

そうですね。花形のドライバーとは対照的に、メカニックは泥まみれになりながら本当にコツコツと作業をしました。車両を分解するシーンがありまして、事前に「(キャストは)最初だけバラせば、残りはスタッフがやります」と言われていたのですが、デックン(=東出さん)がどんどん分解していくんですよ。すると、メカニック役のチームがだんだんと作業に加わって、結局全てを自分たちで外していました。それがあってチームの一体感が芽生えたので、あれは良かったと思っています。

MC:東出さんは時間ができると車の整備に行かれたそうですね?

東出さん:
はい! 車の名称は「yaris(ヤリス)」なのですが、これがかわいいのですよ! 僕はメカニックなものに愛情を抱くなんて夢にも思っていなかったのですが、どんどん愛情が芽生えて、最後はずっと車のそばにいました。

MC:そんなメカニックチームの一体感も見所となりましたね。羽住監督、キャストの皆さんが全ての力を注いだと言う印象がすごくありますね。

羽住監督:
北九州で約一カ月の合宿生活をしながら撮影したので、一丸となって力を注げました。それこそ、メカニックの人は実際に車を解体し再び組立までできるようになりました。ドライバーチームには、実際のドライバーの写真を見せて、「こういう身体を作って欲しい」と指示しました。ですので、撮影自体が本当に熱くて楽しかったです。

MC:監督が「(夢中になるほど)馬鹿になれ!」と表現されたように、きっと皆さんが、それだけ情熱を注いだからですね。

羽住監督:
北九州でご飯を食べているときに、東出くんから「監督はどのような役者が好きですか?」と聞かれまして、その時に「馬鹿が好きなんだよね」と答えました。その「馬鹿」は、何かに夢中になっていることを意味しています。この映画のために、メカニックやドライバーの方々に取材をしたところ、本当に愛すべきラリー馬鹿ばかりでした。端から見るとよくわからないことを一生懸命にやる。損得勘定なしに愚直に、一生懸命に集中してやっている人たちというのはやっぱりカッコいいです! 我々も映画馬鹿、役者馬鹿として熱くなって、この映画に挑戦していきたいなと思い、その話をしました。

MC:これまで本作の完成披露を含めて、この馬鹿になることが度々話題になりましたが、この初日を迎えるにあたりキャストの皆さんが今何に夢中になっているか=馬鹿になっているか、を事前に伺いフリップに書いていただきました。

東出さん:
先に謝っておきます! しょーもない答えです。(会場:笑)

一斉にオープン!


MC:まずは森川さんからお話しください。


森川さん:
「私は青バカです」 自分の名前が葵だからと言うのもちょっとあるのですが、最近ものすごく青(い色)が好きです。私は、ネット占いを見るのがすごく好きで、最近ラッキーカラーが「グリーンとブルー」と書いてありました。それで、今は青い服をいっぱい集めているので、今日のワンピースもブルーです。それに、この映画のメインカラーはブルーなので、自分にとってラッキーカラーだけではなくラッキームービーでもあります。

羽住監督:
そのブルーは、(檜山兄弟が所属するレーシングチーム名の)スピカっぽいよね!

新田さん:
いい話! ここで(トークを)やめておいたほうがいいと思う!

森川さん:
それは大丈夫! みんなの話は絶対に面白いから!

東出さん:
なんで、そこでハードルを上げるのかな?

新田さん:
この順番だと兄貴は一番最後だからね(笑)。


北村さん:
「僕は服のリブ(伸縮性のある編み方)馬鹿です」

東出さん:
皆さん「リブ」ってわかりますか?


北村さん:
例えばパーカーの袖の部分とか、(身頃だと)ウエストのあたりにあります。リブはカッチカチにキュッと締まっていてほしい!  リブが締まると服にたるみができますよね、それを見て「可愛いな」と思ってキュンとします! 僕の中で最強のリブは家にある80年代の黒のカーディガンです。

東出さん:
それは最近のマイブーム?

北村さん:
服を好きになった高校生くらいからです。(このテンションについていけない、新田さんが一歩ずつ後ずさり)

東出さん:
マッケン、僕もそんなに興味があるわけではないから! (北村さんに)嘘だからね。

北村さん:
僕の話はもういいです!

新田さん:
(自分の順番を察知して、町田さんに)啓ちゃん、先に行こう!

北村さん:
マッケン、先に話した方がいいと思うよ!


町田さん:
ではご指名を受けたので、お先に。 「僕は体育会系馬鹿です」 これまで僕はずっと男くさくて、むさ苦しいところばかりに行く傾向がありました。この映画に参加して、自分は体育会系だと思うことがあり、これは運命だなと思いました。ただ、僕はその体育会系の中でも「ちょっとまとも」だと思っていました。そしたら、羽住監督から「まともだと思っているお前が、一番馬鹿だ」と言われました。おかげで気づくことができました!

羽住監督:
言いましたね。そもそも自分を体育会系だと思っていないことが不思議です。

東出さん:
確かに、啓太は硬派ですね! 体育会系という感じがする。

町田さん:
これからは「自分は体育会系」だと思うことにします!

新田さん:
(うなだれて)先に言っておけば良かった。これからは匠海の言うことを聞く! (会場:笑)

北村さん:
そうでしょ!


新田さん:
「私は役者馬鹿・スイーツ馬鹿・焼肉馬鹿です!」 本当に言いたいのは「役者馬鹿」です。でも、役者の先輩方に叱られそうなので、今はまだ書けないと思いました。

北村さん:
あはは! (既にフリップの)ここに書いているからね! (会場:大笑い)

新田さん:
役者として、役のためならなんでもしますという姿勢でいつも臨んでいます。それから、スイーツ全般と脂身の少ない肉が好きです。

東出さん:
じゃあ、チーズケーキとチョコレートケーキとショートケーキなら、どれを選ぶの?

新田さん:
小さい頃からチーズケーキは絶対でした。

北村さん:
真剣佑が、北九州の焼肉屋で大量に赤身の肉を頼んで、それを炒めるように焼いていたことが印象に残っています。

新田さん:
脂が落ちないかなーと思って。「役のためならなんでもしたい」というお話でした!

東出さん:
監督は、あまり焼かないで食べていましたよね。

羽住監督:
網に乗せたら即食べる感じ。マッケンは網の上で肉をずっと育てている!


東出さん:
「僕はそもそも馬鹿です」 読んで字のごとく。僕は自分が馬鹿だなぁと落ち込むことがすごく多いんです。でも、そんな馬鹿にもいいところはあって、羽住組で馬鹿になれたのはいい経験でしたし、こんな自分でも生きていけるのだと思うところがありました。 それに人の話を聞いて感心し、本を読めばものすごく感動できる。僕は人一倍強く感じることができます。自分を肯定していると一向に馬鹿は治らないなとも思うところですけれど、これからも謙虚にいきたいと思います!  これは所信表明です。

新田さん:
きれいにオチました!

MC:皆さんのお話で「馬鹿になることの素晴らしさ」を感じました。最後に代表して、東出さんと新田さんからメッセージをお願いします。

新田さん:
僕の同世代の方は、こんなにも迫力のある映画を観たことがないと思います。胸を張ってお勧めできる映画ができました。より多くの方々に、この感動を伝えたいです。そして本当にこのメンバーでこの羽住組で「OVER DRIVE」ができたことを幸せに思います。ありがとうございました。 (東出さんに)撮影の初日に兄貴と会って本当に兄貴が檜山篤洋という役そのものだったので、僕も直純として弟に徹することができました。兄貴が座長として、この映画の魅力をいろいろな方に伝える姿は、本当にカッコよかったですし尊敬しています。本当にありがとうございました。

東出さん:
先ほど、「この日を迎えられて本当に嬉しい」と言いましたけれど、今思い返してみてもその言葉しか浮かばないです。夏の暑い最中に、僕らは心血を注いでこの映画を撮りました。ラリーと車の映画だと思われがちですけれども、僕らが演じていたのは人間ドラマですし、逆境に立ち向かう人たちの姿です。「逆境」を経験したことがない人はいないと思いますし、この映画を観ると、映画館を後にするときに心の中に青空が広がったようなすごく晴れやかな気持ちになると思います!  何度観ても「面白い」と思ってもらえる作品になっていると自信を持っています。ぜひまた劇場に足を運んでください。 本日は本当に足を運んでくださりありがとうございました。皆さんがこうして映画館に足を運んでくれるおかげで、僕らは映画を撮れます。それについて「感謝」の言葉だけでは足りないぐらい、本当に感謝しています!  ありがとうございます。

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