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「恋は雨上がりのように」完成披露試写会

2018年04月26日

「恋は雨上がりのように」完成披露試写会

<左から、松本穂香さん、磯村勇斗さん、大泉洋さん、小松菜奈さん、清野菜名さん、葉山奨之さん、山本舞香さん>


2014年に「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて連載が始まるや、たちまち話題を集め、累計発行部数200万部(現在10巻)を突破している眉月じゅんさんの「恋は雨上がりのように」。登場人物の繊細な心情を描くストーリーが共感を呼び、各マンガ賞に輝いた注目コミック"恋雨"が待望の実写映画化され、ついに完成! 豪華キャストが勢ぞろいした完成披露試写会が4月26日、東京・千代田区のイイノホールで行われました。
昨年末の撮影以来、一堂に会したキャスト陣は"恋雨カラー"のブルーをワンポイントに取り入れた衣装で登場。撮影の裏話や、完成した映画について語り、チームワークの良さを披露しました。当日の模様をレポートいたします。


小松菜奈さん(橘あきら役)

ついに完成披露ということで、とても嬉しいです。こうして皆さんにお会いできることを楽しみにしていました。映画はとてもさわやかで、映像もとてもきれいです。
大泉洋さん(近藤正己役)

(大歓声を浴びて)もう「洋ちゃん、洋ちゃん」って本当にありがとうございます。今日は青をテーマにした衣装を着てほしいというお話でしたが、どうも私だけ派手すぎたなと、若干反省をしております。これじゃ、ただおじさんが頑張って目立とうとしているように見えやしないかと心配しております。ですが、今日は「恋は雨上がりのように」を観ていただけるということで、(鑑賞後は)ぜひ多くの皆さんに勧めていただければと思います。
清野菜名さん(喜屋武はるか役)

今日の上映、ぜひ楽しんでください。
磯村勇斗さん(加瀬亮介役)

この作品は女性も楽しめるのですが、特に男性の皆さんに観ていただきたい作品です。今日は楽しんでいってください。
葉山奨之さん(吉澤タカシ役)

今日は楽しみたいと思います! LINE LIVEでも中継をやっているみたいです。LINE LIVEの皆さん、こんにちは。(沈黙)あっ、シーンとなってしまいました。
松本穂香さん(西田ユイ役)

こういう場は初めてなので、ちょっとドキドキしております。
山本舞香さん(倉田みずき役)

新感覚の青春ラブ...コメディ? いや、ラブストーリーです! ぜひ、楽しんでください。
永井聡監督

つい一週間くらい前まで、この映画の仕上げをしていました。ですので、本当に出来たてホヤホヤの作品を皆さんに観ていただけるのが本当に嬉しいです。


MC:小松さんと大泉さんは今回が初共演。実際に共演してみて、お互いのイメージが変わったということはありますか?

小松さん:
大泉さんはテレビで見るまんま、明るく陽気で、気さくで足も長くて、現場のみんなを楽しませてくださいました。

大泉さん:
(足が長く見えるように、ズボンの腰位置を上げながら)私はですね(笑)、小松さんはちょっと怖いのかなというイメージがありましたね。そこは主人公のあきらにピッタリかなと。あきらもファミレスのお客さんをビビらせるほどの無愛想ぶりなので(笑)。下手したら、踏みつけられて「このモジャモジャ野郎」って言われるかもしれないという覚悟はしていたのですが、全然そんなことはなく、何というか...すごく"正しい"方でした。間違ったことを言わない、常にジャスティスな。優しいし、ご一緒してすごく楽でしたね。一日一緒にいると、ヒーリング効果があるというか、自分の汚れが取れるので、ヒーラーでしたよ。

MC:清野さんも、小松さんと初共演ですね。

清野さん:
まず、名前が一緒(菜奈と菜名)なので、現場で「ななちゃん」と呼ばれると、私まで振り向いてしまっていて、それがややこしかったですね。なので、小松さんは「こっちゃん」、私は「せっちゃん」とお互いにあだ名で呼び合うことにしていました。

小松さん:
清野さんは本当にさわやかなんですよね。少年のような天真爛漫さというか、元気さというか。なので、親友役で良かったなと思いました。

MC:そして大泉さん演じるファミレス店長の下で、働いているのが磯村さん、葉山さん、松本さん。ほぼ同年代の共演となりましたが、いかがでしたか?

磯村さん:
(舞台となるファミレス)「ガーデン」のみんなは、本当にチームワークが良かったですね。撮影の合間でも、よくしゃべっていましたし、一緒にケータリングの料理を食べたりしていました。とても空気が暖かったです。それはすべて大泉さんの力でしたね。

大泉さん:
それほど僕はみんなと一緒にご飯は食べていないですね(笑)。やっぱり、若者たちがしゃべっていると、ちょっと遠慮していました。

MC:そのあたりは、演じられた店長と同じで?

大泉さん:
そうですね。「なんか、若い子が盛り上がっているな」と(笑)。ちょっと入りづらい雰囲気は感じていました。だから、僕はそんなに(若手共演陣と)仲がいいとは思っていません(笑)。

MC:今のお話を聞いて、葉山さんはいかがですか?

葉山さん:
いや、「ガーデン」の(セットの)再現度がすごくて! 本当に細かいところまでこだわっているので、ぜひそのあたりを見てほしいと思います...(場内が静まり返り) えっ?

大泉さん:
今、現場の雰囲気について質問されていたのだけれど...。

葉山さん:
雰囲気ですよね?

大泉さん:
なんで、「ガーデン」の再現度を答えているの?(笑)。同年代との共演の話をしているのに、「ガーデンの再現度がすごいので」って。だいたい、現場ではこの子(葉山さん)がワケわかんないことを言って、僕らがツッコんで遊んでいたという感じですよ。

MC:それは小松さんから見てもそうですか?

小松さん:
ワケわかんなかったですね(笑)。

大泉さん:
まあ、この子がいれば楽しいですけどね。

MC:松本さんはいかがですか?

松本さん:
私は結構、菜奈ちゃんと一緒に、スタッフが作ってくれたファミレスのメニュー表を見ながら、「このアイスがいい」とか...。菜奈ちゃんにはこだわりがあるみたいで、何味だっけ?

大泉さん:
よくまあ、そんな話をグダグダと。本当に若い子のトークというのは、こうですよ。それでケタケタ笑っているのですよ。

MC:店長を演じる大泉さんとの共演はどうでした?

磯村さん:
共演でき、すごく嬉しかったです。現場での大泉さんの立ち姿が本当に店長にしか見えなかったです。なんというか...、芯から店長になっているというか。

MC:芯から店長に?

大泉さん:
それじゃ、君、僕が現場でオーラがなかったみたいじゃないか!

磯村さん:
そういうことじゃないです(笑)。本当に俳優さんとして尊敬していました。

MC:お二人の間では、どんな会話が?

磯村さん:
そうですね。ちょっとくだらない話を...。

大泉さん:
役者としてのアドバイスをしたでしょ?

磯村さん:
あっ、そうですね。俳優として何が大切かということを...。

MC:ちなみに俳優として大切なこととは?

大泉さん:
とにかく「役を愛しなさい」と。そして「自分自身を愛しなさい」と。そして人を信じなさいと...。そんなことを彼(磯村さん)には伝えた記憶があります。彼はもう、暴れん坊でしたから。現場でも本当に言うこと聞かないし(笑)。だから、僕が諌めてね。「そういうことじゃ、ダメだぞ」って...。ゴメンなさい、ウソばっかり言っていますけれど(笑)。

磯村さん:
ビックリしたあ。

MC:葉山さんはいかがですか?

葉山さん:
大泉さんとは朝ドラ(連続テレビ小説「まれ」)以来で。

大泉さん:
彼は息子役でしたから。

葉山さん:
だから、今日は髪の毛クルクルにして来たのですが、大泉さんが髪を短くしちゃっていますね...。撮影初日に少しでも成長した姿を見せられたらいいなと思っていたのですが、僕がご飯を食べるシーンでむせてしまい、「お前は全然変わってないな」と(笑)。成長した姿を見せられなくて、無念でした。

大泉さん:
相変わらず、お腹が弱かったね。

葉山さん:
そうなのですよ。本当にお腹が弱くて。

大泉さん:
だいたい、いつ会っても「お腹が痛い」って言っていますね。今回もそうでしたね。

MC:松本さんはいかがでした?

大泉さん:
なんで、みんなに僕の印象を聞くんですか? 大した印象じゃないのですから。

松本さん:
いえいえ、テレビで見ている印象と、いい意味でまったく変わらなかったです。全然年齢が違うのに、気さくに話しかけてくださったのに、正直、あんまりお話していなくて...。

大泉さん:
松本さんはね、手ごわかったですね。だいぶ話しかけてみたのですが、本当に厚い壁がありました。

松本さん:
いや、そんなことはないです! 確かによく言われるのですが、ボーっとしていただけです。

大泉さん:
そうなの? でも、家に帰って泣いていたんだよ。なかなか松本さんと友だちになれないなって(笑)。

松本さん:
あっ、いや、そんなことはないです。本当にボーっとしていただけです。

大泉さん:
えっ? ボーっとしていた? そうなの?

MC:そして山本さんは、主人公のあきらを目標に頑張る陸上選手のみずきを演じましたが、走る姿は本当に美しいですよね。陸上はご経験があったのですか?

山本さん:
経験はないです。菜奈ちゃんと一緒に一週間くらい練習しました。

MC:山本さんは走る姿が美しいとコーチの先生に褒められたそうですね。

山本さん:
あっ、はい、そうですね。

MC:小松さんもそういうウワサは聞きましたか?

小松さん:
そういうウワサは聞きました。本当に走りがカッコよくて、私も「負けていられないな」と思いました。

山本さん:
いやあ、私も思っていましたよ。

小松さん:
ありがとうございます!

大泉さん:
えっ? (小松さんと山本さんは)バチバチしているの?

山本さん:
そんなことはないですけれど、やっぱり一緒に練習をすると、ライバル心が生まれるので、(役作りの上で)いいなと思いました。

MC:それではここからは、撮影中にまつわるウワサを検証していきたいと思います。

【小松菜奈さんは真冬の撮影中、ずっと半袖だった?】

大泉さん:
本当ですね。ちょっと、この子、おかしいんじゃないかなって(笑)。夏の設定なので、本番中は仕方がないのですが、撮影は去年の年末ですから、寒いわけですよ。待っている間は、上着を着ればいいじゃないかと。で、「着なさい」と言っても、小松さんは「いや、大丈夫です。寒くないです」って。だとしたら、温度感覚がおかしいんじゃないかと思いましたね。

小松さん:
冬だったのですが、耐えられるレベルだったんです。大泉さんがただ、寒がりなだけですよ。

葉山さん:
カイロをどれだけ使うのだろうっていうくらい、使っていました。北海道出身だから、寒さに慣れているのかと思っていたのですが、大泉さんが一番着込んでいましたね。

大泉さん:
北海道人は決して寒さをナメていませんから! 小松さんはナメきっているのですよ。「寒くない、寒くない」と言っていた二~三日後に会ったら、風邪をひいてたでしょ? 

小松さん:
はい、ちょっと、風邪をひいてしまいました。でも、それは理由が違います。個人的な風邪です。

大泉さん:
個人的な風邪って何だい? 撮影中の風邪だろ?

小松さん:
違います!

大泉さん:
そこは絶対に折れないのね...(笑)。

【自他とも認める雨男の大泉さん、今回はまったく雨が降らず、撮影のスケジュールが遅れた?】

永井監督:
本当に雨男だと聞いていたので、期待していたのですが、全然雨が降らなくて、ちょっと...見かけ倒しというか。

大泉さん:
見かけ倒しってどういうことですか!(笑)

永井監督:
期待していたほど雨が降ってくれなかったなと。それがすごく大変でした。

MC:人工的に雨を降らせればいいって問題じゃないですからね。

永井監督:
そうですね。晴れているとバレてしまうので、せめて曇ってくれたらと思ったのですが、ちょっとつらかったですね。

大泉さん:
雲一つない、こんな現場はないですよ。今回は「恋は雨上がりのように」ってタイトルなので、よく雨に降られるから喜ばれるかなと思いながら、勇んで現場入りしたのに、全然降らない! もはや、晴れ男だったよね?

小松さん:
すごく晴れていました。

大泉さん:
だから、私は雨男ではなくて、ただ撮影を邪魔する男でした(笑)。

【映画の中で、小松さんは大泉さんに五回も告白している?】

小松さん:
はい。その通りです。台本を読んだときに、五回も告白シーンがあるんだなと思って、ちょっと驚きました。どんな告白の仕方がいいのか、あきらの心情や(大泉さん演じる)店長に対する気持ちを、五通りで表現したいなと思って...。そこは真剣に取り組みました。

大泉さん:
確かに五回とも、全部雰囲気が違いましたね。どの告白にもグッときました。

MC:五回も告白をしていると、大泉さんのことを好きになってしまうということはありませんでしたか?

小松さん:
大泉さんは好きですよ。あっ、でもそういう好き(恋愛感情)ではないです。でも、大泉洋さんが(人間的に)好きです。

大泉さん:
今、「大泉洋さんが好きです」と言われて、ドキっとしました。役得でしたね。

【清野さんは陸上部という設定で、たくさん練習したのに、走るシーンがなかった?】

清野さん:
(演じる)はるかが短距離の選手だと思っていたのですが、実際には長距離の選手で、次の練習から呼ばれなくなりました(笑)。監督から「はるかは長距離だから。ちゃんと原作のマンガに書いてあるから、隅々まで読むように」と言われました。実際に読んでみたら、本当に小さく長距離選手という情報が書いてありました(笑)。

大泉さん:
監督はとにかく隅々まで見ていますよね。絵コンテには、必ず監督直筆のマンガが入っていましたよね。

永井監督:
基本的には、自分でマンガのキャラクターを描けるようになってから、コンテを描くので。

大泉さん:
絵がすごく上手なんですよ! 

永井監督:
原作者の眉月先生にも褒められました。

大泉さん:
ずっと原作のマンガを持ち歩いていて、その通りに撮影するのです! 僕が左手で頬杖をつくと、監督が「違います。漫画だと右手です」って。セリフの語尾も、絶対マンガと同じにしろと、「です」が「『だ』や『だよ」」になったら、もうNGですからね。原作と違うからって。そこまでこだわって、誰が気づくのですか! どんなにコアなファンでも気づきませんよ。きっと、眉月先生だって気づきませんよ! あのこだわりは何だったんだって。あそこまでこだわる必要、なかったのではないですか?

永井監督:
今、考えるとそうですね。結果論で。

大泉さん:
結果論? 二~三ページとか長いシーンを撮影してから確認すると、「大泉さん、ここの語尾が違いましたね。NGです」って。

MC:先ほど、葉山さんもおっしゃっていましたが、ファミレス「ガーデン」のセットがリアル過ぎて、近所の方がお店に入ってきたそうですね?

大泉さん:
新しいファミレスが出来たと思って、お客さんがガンガン来ていましたね(笑)。「えっ、何? 違うの?」と言って、帰っちゃう。

葉山さん:
やっぱり、再現度がすごいです。

【山本さんは壁ドンの練習をしていた?】

山本さん:
壁ドンの練習というか、菜奈ちゃんが私より身長が高いので、壁ドンをしてもこうなっちゃう(山本さんが小松さんを見上げてしまう)のです。全然カッコよく出来なかったので、撮影では菜奈ちゃんが膝を曲げてくれていました。

大泉さん:
あの壁ドン、めちゃくちゃカッコ良かったよ。でも、そんな秘密があったんだね?

小松さん:
目の前に山本舞香ちゃんの顔があって、美しすぎて、死にそうになりました。

山本さん:
何を言っているんですか? こっちのセリフですよ。

MC:それでは最後に、かけ声をお願いします!

大泉さん:
5月25日公開!

小松さん:
"恋雨"

全員で:
観てねーーー!


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