Movie Movie

Return Page

菅田将暉&桐谷健太
観客からの無茶ぶりに応え主題歌を熱唱!
「火花」大ヒット御礼舞台挨拶

2017年11月30日

「火花」大ヒット御礼舞台挨拶

<左から、菅田将暉さん、桐谷健太さん>

第153回芥川賞を獲得し、累計発行部数300万部を超える又吉直樹さんの著作を、俳優の菅田将暉さんと桐谷健太さんのダブル主演で映画化した劇場版「火花」。
11月23日に全国公開を迎えた本作は、お正月まで続く息の長い興行を見据え、好調なスタートを切りました。
この度、11月30日、TOHOシネマズ スカラ座にて大ヒット御礼舞台挨拶を実施。
イベントにはW主演の菅田将暉さんと桐谷健太さんが登壇しました。鑑賞直後のお客様から出た率直な感想や質問に対し、撮影前から公開に至るまでの期間を振り返りながら、それぞれの想いを述懐。また、観客から主題歌歌唱のリクエストがあると、快く応え、二人で熱唱しました。
二人の作品への愛が伺える内容となった本イベントの様子を詳しくレポートいたします。


菅田将暉さん(漫才コンビ「スパークス」徳永役)

菅田将暉です。よろしくお願いいたします。

桐谷さん:
終わりかい! でも今日はいいと思う。

菅田さん:
ホントですか? でもいま正直、ツッコミを待っていました。さすがですね。

桐谷さん:
ちょっとだけ間(ま)を空けてーな...。

菅田さん:
短い時間ですが、よろしくお願いいたします(笑)。

桐谷健太さん(漫才コンビ「あほんだら」神谷役)

桐谷健太です。今日は公開されてから(初めてのイベント)だね。

菅田さん:
(公開から)一週間がたって、どんなお気持ちですか?

桐谷さん:
公開したってことは、何回か観に来てくれている人がいるんじゃないですか? (観客に向かって)二回以上観てくれた人?

菅田さん:
言っても公開から一週間ですからね...って(手を挙げる人の多さに)マジすか!? 5回? 6回? それより上の人もいる? すごい! ありがとうございます。

桐谷さん:
完全に俺らより観ているね!

菅田さん:
(チケット代で)12,000円くらいかかったわけですよね。

桐谷さん:
お金はいいやん!

菅田さん:
一日二回観た人もいる? あ、いた! 一日3回は? いないですね。すみません、つまらないこと聞いて(笑)。(6回見た人に)今後何回くらい観る予定ですか? 11回? あと5回も!

桐谷さん:
みんなも負けてられへんな!

菅田さん:
何の勝負やねん! 下手したら板尾さんより観ているかも。

桐谷さん:
(板尾監督は)編集しているけれど、でき上がりを11回は観ていないかもね(笑)。


MC:本日はお客様の感想を聞きつつ、質問に答えていただきます。当たった方には「火花」のステッカーをプレゼントしたいと思います!

桐谷さん:
ちなみに先ほど俺らでステッカーにサインしました。最初、ステッカーをもらえるって聞いたとき「いらんわ」って思ったでしょ? 「みんなもらえるやつやん」って。俺たちのサインが入っていたら「キャー!」ってなりましたね。#(シャープ)四つくらいついた高めの声で(笑)。これ、質問によってはステッカーをもらえない人も出るかもしれないね。

菅田さん:
その判断基準は我々にあるということで(笑)。

質疑応答がスタート。

質問者①:
夢を追い、やりたいことがあるのに報われず、心が折れる二人の姿を見て、昔を思い出したりして切ない気持ちになりました。また、お二人の師弟関係を見て、ほっこりもしました。

菅田さん、桐谷さん:
ありがとうございます!

桐谷さん:
(質問者に対し)マイクを持ってあんな緊張せずにいきなりしゃべれる? アナウンサー? 俺らがこの仕事やってなかったら...。

菅田さん:
無理無理! 俺、いまでも無理やもん。すごいですね。

質問者①:
芸人さんは「笑ってもらえないかも...」という恐怖を感じながらお仕事をされていると思いますが、俳優のお二人はお仕事で恐怖を感じることはありますか?

菅田さん:
(仕事で恐怖を感じることは)いっぱいありますよ。

桐谷さん:
(菅田さんに)最近、舞台やってたやん? カメラが回っているときとは違う感覚があるよね。俺も舞台やったときに恐怖を感じたことがあったもん。

菅田さん:
そうですね。生身なのでごまかせないし、日によってお客さんの笑いどころや悲しみポイントも違います。ドラマも映画でもそうですが、「これ伝わるかな?」って怖さはたまにあります。でも、そこで「これは伝わらんでいいねん」って思っちゃうともったいない気もします。

桐谷さん:
まさに今回の徳永と通じる話やね。

菅田さん:
うまいこと言いますね。

桐谷さん:
恐怖かぁ...。

菅田さん:
「朝起きられるかな?」とか(笑)。

桐谷さん:
「寝坊したらどうしよう」って?

菅田さん:
大事な撮影を前に、寝られなかったりすることってあるじゃないですか!

桐谷さん:
そういう恐怖はちょこちょこあるかもしれない。あとは、役を全うするために全力でやるけれど、「自分の限界を常に超えていきたい」っていう気持ちがあるので、恐怖より「どうやって超えられるんや?」「やれるんか?」っていう不安があるかな。恐怖という意味では、八年前くらいに初めて出演した舞台で「セリフ飛んだらどうすんやろ...?」って思ったこともあった。そういう恐怖もあったけれどね。

菅田さん:
そうなると変に力んだりしますしね。

桐谷さん:
普通にやればいいんだけれどね。まっすぐに質問してくれたんで、真面目に答えました!

質問者②:
もし、二人がコンビを組んだら、ボケと突っ込みの担当や、コンビ名はどうなるのか教えてください。

桐谷さん:
アホンパス!

菅田さん:
何や、そのサロンパスがアホになったみたいな...。コンビ名、決まりました!

桐谷さん:
「あほんだら」と「スパークス」でね。でも、神谷と徳永なら、神谷がボケで徳永がツッコミになる気がするね。(映画のラストの後)神谷はあのまま、芸人をやっていくと思うんですよ。彼はあきらめない才能持っていたと思うし。反対に、徳永はあきらめる才能を持っていたんでしょうね。徳永は違うところで花を咲かすかもしれないです。でも二人がまた漫才をやったらどうなるのか気になりますね。

MC:桐谷さんと菅田さんでコンビを組んだらどうなりますか?

桐谷さん:
(突っ込みもボケも)両方やりたいですね。

菅田さん:
(漫才コンビの)笑い飯スタイルですね。

桐谷さん:
コンビの両方がボケて、両方突っ込む。

菅田さん:
「俺のボケとるな」って(笑)。

MC:その場合、やはりコンビ名は「アホンパス」ですか?

菅田さん:
(質問した観客に)逆に何がいいと思います?

質問者②:
じゃあ「アホ男たち」で(笑)。

桐谷さん:
何やそれ!

菅田さん:
魔法男たち? アホ男たち?

桐谷さん:
アホ男たち(笑)。二人以上でもいい名前やな。でも真面目なことばかりしゃべるのね。

質問者③:
いろんなことがあっても努力は無駄にならないんだなって思いました。

菅田さん、桐谷さん:
ありがとうございます。

質問者③:
質問というよりもお願いなのですが、主題歌を歌ってもらうことはできませんか? (観客:拍手)

桐谷さん:
「おまえと~♪」

菅田さん:
いや、早い! すぐに終わらそうとすんな!

桐谷さん:
「煮込みしかない~♪」

菅田さん:
早い言うとんねん!

MC:せっかくなら全部、歌ってもらえたら...。

菅田さん:
カラオケとか歌詞カードありますか? (桐谷さんに)マジでやります?

桐谷さん:
俺、好きやもん。

菅田さん:
いま、(主題歌の歌い始めの)「お前と~」の「お」かと思った...。危ない危ない。

桐谷さん:
これまで数々の番宣やってきて、将暉のラジオ番組にも出たけれど、無茶ぶりに慣れてしまった自分が怖いわ!

菅田さん:
僕のラジオで即興のラップをしてくれたんです(笑)。

MC:朗報ですが、音源があるようなので、歌っていただけそうです!

桐谷さん:
ホンマは音チェックとかしたいもんですよ...。

菅田さん:
これ部屋の広いカラオケみたいなものですからね。

MC:準備の間、少し質疑応答を進めます。

桐谷さん:
あ、あっち、ちびっ子が手を上げているから! 感想が聞きたいね。

質問者④:
「感想」って何ですか?

桐谷さん:
かわいい! 俺らの感想?

菅田さん:
いや、これは深いですよ。「感想」って何ですかって。

桐谷さん:
あ、俺らの感想を聞いているんじゃなくて、「『感想』って何ですか?」って質問か。深い...。「感」(かんじる)に「想」(おもう)って何かと。

菅田さん:
これ、ちゃんと教えた方がいいですよ。概念ですよね(笑)。

質問者④:
映画、面白かったです!

菅田さん、桐谷さん:
ありがとう!

菅田さん:
いま何歳?

質問者④:
六歳です。歌って!

桐谷さん:
かわいいなぁ...。

質問者⑤:
実はエキストラで映画に参加させてもらいました。

菅田さん:
え? どのシーン?

質問者⑤:
ライブハウスで漫才をしていて、お客さんがはけちゃうシーンです。映画を作るところから見せていただきましたが、「映画になってスクリーンに映ると、こういう風になるんだ」と、いろいろ思いながら観ることできました。最後のシーン、「まだ続きがありそうだな」って思いました。

菅田さん:
現場を見て、映画も観るってなかなかできない経験ですよね。映画って時間かかるでしょ?

桐谷さん:
ワンシーンでも撮影が一日がかりだったりするしね。

菅田さん:
漫才シーンなんて(映画で映るのは)10秒くらいですからね。

桐谷さん:
質問は...「感想って何ですか?」とか(笑)?

菅田さん:
君もか! 「感想」ってコンビ作ろうか?

質問者⑤:
映画作りは、いろいろと大変だと思いますが、今回、特に大変だったところはどこですか?

菅田さん:
(桐谷さんに)最初のシーン、埋まっているの大変じゃなかった?

桐谷さん:
あれ二回やったからね。最初、熱海で撮影したんだけど曇ってて...。

菅田さん:
あれ、下は掘ってあるの?

桐谷さん:
そこは企業秘密かな。(他に大変だったのは)でもやっぱり漫才かな。漫才やっているフリじゃなく、本当に漫才師として生きないといけないから、クランクイン前にいろいろな人や、スタッフさんの前で漫才をやったね。「あほんだら」は、ヨシモト∞ホールで若手の芸人さんの前で漫才をやって、ウケたりスベッたりを経験して撮影に入りました。準備が大変だったというか、必死でしたね。

菅田さん:
僕もそう思います。

桐谷さん:
コメント一行やん!

菅田さん:
漫才は大変でしたね。一人でできないことなので、家で練習できないじゃないですか。しかもお客さんの前じゃないと経験できないこともあって...。

桐谷さん:
お客さんの前でやって初めて分かることもあるしね。今度、「あほんだら」の正月ライブのノーカット版がウェブで公開されるらしいで。

菅田さん:
マジすか!? あれ、フルで見られるの? 現場で俺ゲラゲラ笑いましたよ。

MC:「スパークス」の漫才も公開されるそうですよ。さて、いよいよ主題歌の音源準備が整いました!

桐谷さん:
水をもらっていいですか? (歌詞カードは)俺はなしで大丈夫だと思う。

菅田さん:
マジすか? 俺は見る!

MC:ではお二人に歌っていただきましょう。曲名はもちろん...

桐谷さん:
「海の声」? 

菅田さん、桐谷さん:
海の~声が~、聞きたくて~♪

菅田さん:
違いましたね、(MCに)そこ止めてな!

MC:ということで、曲はもちろん「浅草キッド」です!

菅田さん、桐谷さんが主題歌を熱唱。途中で桐谷さんがエアギターを引いて、チューニングする仕種を見せるパフォーマンスも見せて、会場は爆笑! 

歌い終えると二人はがっちりと抱擁!

MC:ありがとうございました!

桐谷さん:
新鮮やったね!

菅田さん:
俺、途中、(歌詞が)不安で(歌詞カードを)見るのがすごく恥ずかしかったです!

MC:二人そろって人前で披露されるのは初めてですか?

桐谷さん:
初めてです。(二人で歌ったのは)レコーディングで向き合って歌った以来ですね。

MC:最後にお二人からメッセージをお願いします。

桐谷さん:
途中でチューニングを直すハプニングもあったけれど(笑)。まあ、こんな風に自由にボケられるのも「火花」の舞台挨拶だからやなと思います。劇中、将暉とは相方ではなかったですが、四、五年前に大阪のドラマで一緒になって、それから気を遣わない関係性があったので、徳永と神谷の関係性も成り立ったと思っています。二人で「火花」という作品で、徳永と神谷をやれて、僕らにはそれぞれ相方もいて、芸人さんがいて、たくさんの人のおかげでこの映画が完成しました。ちょっとでも面白いと思うところあったら、また劇場に足を運んでいただけたらと思います。今日はありがとうございました。

菅田さん:
今日はありがとうございました。これで「火花」のイベントも一区切りということで、こうやって表立って「火花」のこと話すこともないのかって思うと寂しく思いますね。

桐谷さん:
でもね、ここからガーっと(お客さんが)入っていったら...。

菅田さん:
「君の名は。」レベルで? そうしたら一年後くらいにもう一度、舞台挨拶できますね。

桐谷さん:
それはお客さんにかかっています!

菅田さん:
でも、この作品に浸りたくなる気持ちがわかりますね。徳永と神谷という決して順風満帆じゃないけれど、夢を追い求めて好きなこと追い求める人が僕も大好きなんです。そういう人を演じ、作品を観ていただけて感謝しています。11回観てくれるというお客様もいるので、皆さん、それに負けずに頑張ってください! 今日はありがとうございました。

東宝website