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日本映画最高峰のスタッフ・キャストが贈る名作が公開!
「追憶」公開初日舞台挨拶

2017年05月06日

「追憶」公開初日舞台挨拶

<左から、柄本佑さん、木村大作さん、降旗康男監督、安藤サクラさん>

「駅 STATION」、「夜叉」、「あ・うん」、「鉄道員(ぽっぽや)」など、日本映画史において数えきれないほどの名作を世に送り出してきた降旗康男監督×木村大作キャメラマンによる最新作「追憶」が5月6日についに公開! 東京・有楽町のTOHOシネマズ 日劇で行った舞台挨拶に岡田准一さん、柄本佑さん、安藤サクラさん、木村大作キャメラマン、降旗康男監督が登壇しました! 映画界のレジェンドたちへの熱い思いが語られると共に、映画の物語にちなんで各人が持参した25年前または 25歳の頃の写真には場内どよめき...? 笑いと感動に満ちた舞台挨拶の模様をお届けします。


岡田准一さん(四方篤役)
初日を迎えることできてすごく嬉しいです。レジェンドと言える大先輩の方々とのお仕事で、言葉が悪いかもしれませんが、「日本のご高齢の方々が元気だ!!」とすごく感じさせてもらいました。大先輩に教えを請いながら、たくさんのことを学ばせてもらった映画になっています。皆さんの心に染み込む映画になることを願っています。
柄本佑さん(川端悟役)

この作品は去年の三月から四月にかけて撮影しました。「来年の公開か」と思っていたら、あっという間に本日を迎えました。たくさんの方に来てもらいすごく嬉しいです。
安藤サクラさん(仁科涼子役)

小さいときから、降旗監督と木村大作さんは映画史の中の存在でした。私が今一緒に並び公開初日を迎えていることが、とても不思議です。私も監督たちのように、これからもずっと映画に楽しく携わっていく存在でありたいという希望をたくさんもらいました。こんなにもたくさんの方に観に来てもらい、楽しい気持ちでいっぱいです。
木村大作さん(撮影)

映画の世界に入って60年目となり、もうすぐ78歳になります!! 今日はありがとうございました。
降旗康男監督

若い人たちと付き合って、生きていく元気をもらいました。私と同じように、皆さんもこの映画をご覧になって元気をもらえる部分が少しでもあれば、周りの人に宣伝してください。


MC:改めて、初日を迎えてお気持ちはいかがですか?

岡田さん:
撮影現場と宣伝活動でいろいろなところを回りましたが、今日ほど降旗監督と木村大作さんと一緒にいられることを重く感じている日はありません。幸せです。今日、大作さんがスーツを着てこられていて、カッコいいです!! 一年間、大先輩にいろいろなことを教えてもらい、ここに一緒に立てることが幸せです。

MC:映画では25年前の事件について語られるということで、皆さんの「25年前の自分」、「25歳の頃の自分」の写真をご用意してもらいました! まずはこの方です!

ディレクターズチェアに座った若き日の木村大作さんの写真が公開

岡田さん:
これは有名な写真です!

木村さん:
これは25歳の頃の写真です。今とあまり変わっていませんね(笑)。ディレクターズチェアですが、当時は日本映画界でこれを持っている監督はいなくて、これは初めて僕が作ったものです。「CHE」と入れて、「チェ・ゲバラ」をもじって「チェ大作」です。この頃から生意気な撮影助手でした(笑)。

柄本さん:
この頃、撮影助手をしていたのですか!?

木村さん:
当たり前だろう! 今の僕の助手がこのような姿でいたら蹴っ飛ばします!

岡田さん:
赤いチェアで有名ですよね。チェ時代!

安藤さん:
何年前ですか?

木村さん:
52年前ですね。

柄本さんの、顔を擦りむいた子どもの頃の写真が公開

柄本さん:
小さい頃に住んでいた家の近くにすごく急な坂がありました。そこを自転車で走っていて怖くなって前輪だけブレーキをかけてしまい、顔面から落ちて転んだところを母が面白がって写真に撮りました。

安藤さん:
パンツ一丁ですね(笑)。

MC:この頃の将来の夢は何ですか?

柄本さん:
ジャッキー・チェンが好きだったのでスタントマンを目指していました。

安藤さんの、お化けのように両手をぶら下げた写真が公開

安藤さん:
普段は大人しく無表情なのですが、急にこのようなことをしていましたね(笑)。

漫画を読んでいる岡田さんの写真が公開

岡田さん:
これは10歳か11歳くらいの頃で、まだ芸能界には入っていないですね。この頃は学校の先生を目指していました。この場所は母がピアノを教えている部屋で、ピアノの下で音を聴くと一番いい音がして好きでした。

柄本さん:
ピアノを習っていたのですか?

岡田さん:
習っていました。

降旗監督:
可愛いですね。

SLの前に同僚と並ぶ若き日の降旗監督の写真が公開

降旗監督:
これは機関車の映画「裸の太陽」の撮影時で、僕は会社に入ったばかりでした。「もうやめよう」と思っていたとき、この映画の家城巳代治監督と宮島義勇キャメラマンにお会いして、全く違う映画の作り方を目の当たりにして会社を辞めるのをやめた頃の写真です。この出来事がなければ今日の僕はなかったと思います。ちょうど60年前、22歳です。

MC:皆さん、ありがとうございました。本日は素敵なものが用意されていると伺っています。

岡田さん:
はい。お世話になった降旗監督と大作さんに役者陣からプレゼントがあります。ご一緒できて幸せでした。僕らからの気持ちです。

大きな箱が降旗監督、木村さんに手渡される。そして安藤さんが花束を贈呈。

 

木村さん:
帽子ですね。

柄本さん:
「追憶」という刺繍が入っています。

安藤さん:
現場で被ってください。色もどんどん変わってカッコよくなると思います!

木村さん:
このような帽子は生まれて初めてです! 若い人がよく被っている印象ですが、若い人より我々の方が似合っていますね(笑)。降旗さん、二人とも60年、映画界にいますよ!

降旗監督:
ありがとうございます!

岡田さん:
これからも、何本も撮ってもらいたいです。ぜひよろしくお願いします。

木村さん:
次の作品がないときは、僕がツッコミで降旗さんがボケで漫才します(笑)。

MC:最後に、来場した皆さまに岡田さんから代表してご挨拶をお願いします。

岡田さん:
無事に初日を迎えることができました。降旗監督と木村大作キャメラマンが幸せそうにしているだけで、僕たち役者は幸せです。この映画がたくさんの方の心に染みていけば嬉しいので、ぜひたくさんの人に勧めてください。

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