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コブクロが主題歌「心」を熱唱!
福士蒼汰&工藤阿須加、大感激

2017年05月21日

「ちょっと今から仕事やめてくる」先行プレミアム上映会

<左から、工藤阿須加さん、福士蒼汰さん、小渕健太郎さん、黒田俊介さん>

第21回電撃小説大賞・メディアワークス文庫賞に輝いた北川恵海さんの同名小説を映画化した「ちょっと今から仕事やめてくる」の先行プレミアム上映会が5月21日、都内で行われ、主演の福士蒼汰さん、共演する工藤阿須加さん、主題歌「心」を手がける人気デュオ、コブクロの小渕健太郎さんと黒田俊介さんが出席しました。
この日、「心」を初披露したコブクロのお二人。その美しいハーモニーに、福士さんと工藤さんは大感激。さらに俳優、ミュージシャンという立場から互いに質問をぶつけ合い、貴重な素顔を引き出すトークも繰り広げられました。福士さんと小渕さんが意気投合する様子に、黒田さんが「フクブクロですか?」とツッコミを入れる場面も! 感動と爆笑に包まれた当時の様子をレポートいたします。


小渕健太郎さん(コブクロ/主題歌担当)

今日は映画「ちょっと今から仕事やめてくる」の上映後に一曲歌わせてもらえるということで、このステージにやって来ました。去年の年末にこの映画を拝見して、観終わってすぐに楽曲のイメージが湧きました。映画サイドの皆さんに楽曲のイメージをお伝えすると、「自由な発想で。楽しみにしています」と言ってもらい、できあがった楽曲が「心」です。
黒田俊介さん(コブクロ/主題歌担当)

ボーカル担当の福士蒼汰です(笑)。よろしくお願いします。


コブクロのお二人が主題歌「心」を生披露

 

MC:楽曲の初披露は緊張すると思いますが、いかがでしたか?

小渕さん:
そうですね。映画をご覧になった皆さんに楽曲を聞いてもらえることは、僕らにとっても貴重な体験だと思いました。

MC:この会場の皆さんは生歌を聞いて感動されていると思いますが、実はある二人の方が舞台袖で聞いていました!

福士蒼汰さん(ヤマモト役)

コブクロの黒田です(笑)。今日はコブクロさんによる生歌披露という素敵な時間を過ごしました。よろしくお願いします。
工藤阿須加さん(青山隆役)

僕は工藤阿須加です(笑)。今日はコブクロさんの生歌を聞いて、すごく感動しました。


MC:改めてコブクロのお二人の生歌を聞いた感想を教えてください。

福士さん:
僕自身、コブクロさんの大ファンで、学生の頃からよく聞いていました。「太陽」や「Million Films」などの曲がすごく心に響きます。

小渕さん:
二曲ともサビを歌っているのは僕なんですよね!

黒田さん:
(意気投合する福士さんと小渕さんを見て)なんですか、コブクロではなくフクブクロですか(笑)?

福士さん:
それに主題歌の「心」も、まさに心に響いた曲です。僕も舞台袖で聞いていて、素敵な曲だと改めて思いました。

工藤さん:
僕も感動しました。何より映画にすごくマッチした曲で、映画に引き込んでくれる曲です。感謝しています。

MC:小渕さんはサラリーマンの経験があるそうですが、主題歌「心」が生まれた経緯をもう少し教えてもらえますか?

小渕さん:
この映画を観て、(サラリーマンだった)当時を鮮明に思い出しました。(ヤマモトと青山が)少しずつ心を開いていく姿にとてもメッセージ性があると思いました。僕が会社員時代、路上で歌っていたときに、黒田がやって来て「ミュージシャンになろう」と音楽の世界に引っ張ってくれたこともあるので...。

MC:つまり、ヤマモトではなく「謎の男・黒田」ということですか?

黒田さん:
このコート姿では映画に出られませんよ(笑)。

小渕さん:
黒田が僕にとってどんな存在か、僕が黒田にとってどんな存在かを考える点は、映画の二人に似ていて共感しました。

MC:そして今回、福士さんは大阪弁に挑戦しましたが、(大阪出身の)黒田さんから見てどうでしたか?

黒田さん:
大阪弁はすごくよかったのですが、大阪にこんなにもスタイルがきれいな人はいません(笑)!

福士さん:
現場では本番ギリギリまで、方言指導の方から「こうやで、こうやで」とご指導してもらいました。

MC:小渕さんからみて、サラリーマンを演じる工藤さんはいかがでしたか?

小渕さん:
工藤さんが演じる青山が上司に怒られているときの、あの目...。本物ですよ。

工藤さん:
ここで皆さんにお伝えしておきますが、(上司役の)吉田鋼太郎さん、黒木華さんは優しい方です(笑)。吉田さんとの撮影では、顔の近くで怒鳴られて、唾がすごく飛んできたんです...(笑)。撮影が終わると「阿須加くん、唾飛ばしちゃってごめんね」と言ってくれました。すごくいい人です!

MC:ちなみにコブクロのお二人に、「ちょっと今から○○やめてくる」というテーマでお話を伺いたいのですが、いかがですか?

黒田さん:
僕は「ちょっと今から"睡眠時無呼吸"をやめてくる」ですね! 僕、睡眠時無呼吸症候群らしいです。朝起きると、体が重たいです...。

小渕さん:
僕は「ちょっと今から"着替えを持っていくことを忘れるの"をやめてくる」です! 少し複雑なのですが、気を付けます。

MC:こうして皆さんがお会いする機会も珍しいと思います。お互いに聞いてみたい質問はありますか?

福士さん:
音楽を始めたきっかけを知りたいです。また、歌詞やメロディはどのように思いつくのかを知りたいです。

小渕さん:
僕は実家が民謡の先生をしていて、親父が三味線、母親が歌うのを担当していたので、生まれたときから音楽と関わる環境でした。声を大きく高らかに出すのは、その環境からきていると思います。

黒田さん:
僕は16歳の頃、家の中で歌っていたら「うるさい」と親に怒られました。親に「外で歌え」と言われたことが(ミュージシャンを始めた)きっかけです(笑)。

小渕さん:
それとメロディですが、トイレに行くと浮かびます。おそらくトイレが一番リラックスしている時間だからだと思います。ちなみに主題歌「心」のメロディが生まれたところはトイレではありません(笑)。

福士さん:
僕ら俳優の場合は、脚本家さんがいて、ディレクターさんがいて、そこに役者が出てくるので、ゼロから作り上げることはすごいなと尊敬しています。

工藤さん:
音楽を始めた頃はストリートミュージシャンだったお二人が、昔と今とで曲を作る上での心境の変化はありますか?

小渕さん:
ストリート時代は週末になるとお客さんに会えるので、飽きてほしくないため新しいネタが欲しくなります。毎週、新曲を一曲は必ず作っていましたね。

黒田さん:
ストリート時代、毎週、移動の車中で「新曲できたから」とテープで聞かされて、小渕から「30分で覚えろ」と言われていました(笑)。まさにブラック企業だと思います(笑)。ストリートではお客さんの反応がいいと、5時間くらい歌いましたね。

MC:これは完全にブラック企業のようですね(笑)。

黒田さん:
「ちょっと今からコブクロやめてくる」という心境でしたよ(笑)。ストリート時代はすごく辛かったです!

小渕さん:
僕はサラリーマンだったので、音楽業界でチャンスをつかむには普通のことをやっていてはダメだと思っていました。

MC:会社をやめたときはいかがでしたか?

小渕さん:
支店長に「すみません、今日で辞めます」と言うと、二時間くらい理由を聞かれて「音楽をやりたいから」と言い続けました。

MC:逆にコブクロのお二人から、福士さん、工藤さんに質問はありますか?

小渕さん:
演技と日常の境目が分からなくなることはないですか?

福士さん:
僕はないですね。お芝居するときと日常の線引きはハッキリしている方です。撮影のテストと本番だけ集中するタイプですね。

MC:普段は演じた役のヤマモトのように、周りを盛り上げたりしますか?

福士さん:
全くないです(笑)。

工藤さん:
僕は休みのとき、演技の参考にならないかと街を眺めて探していることはありますね。

小渕さん:
また、僕らはレコーディングで、自分たちが納得するまで何度でも歌えますが、映画は監督さんがOKと言えば終わりますよね。自分としては「もう少しできるのに」と思うことはないですか?

福士さん:
監督さんがOKと言ってくれていても、自分の中で納得がいかないことはありますね。けれどそれは主観でしかないので、僕は監督さんや周りの皆さんを信じるようにしています。主観は頼りにならないことが多いです。

工藤さん:
僕も福士くんと一緒で納得がいかないことがありますね。さらに僕は、自分の芝居に満足したことがありません。けれどこの映画でご一緒した成島出監督に「主役は作品だよ」と教えてもらい、俳優の僕らはそこにいるだけで、それを撮る監督さんがOKだと言うなら、それがOKなんだと今は思っています。

福士さん:
逆に自分で納得できる芝居をしたときに、監督さんから「もう一回」と言われることもあります(笑)。

MC:それでは最後に皆さんからメッセージをお願いします。

福士さん:
この映画から何かしらの"光"を感じてもらえれば嬉しいです。感じ方はそれぞれ違うと思いますが、感じたことをきっかけに前へ一歩踏み出してもらえればと思います。コブクロのお二人もありがとうございました。

工藤さん:
観てもらってわかる通り、本作は会社の話だけではなくて、人と人の繋がりや、家族の愛の話でもあります。もしよろしければ今日、大切な人に何か言ってあげてください。

小渕さん:
とても素晴らしい作品との出会いで、僕らにも「心」という新しい曲が生まれました。僕たちは人間であり、そこには心があり、大変なことや嬉しいことがたくさん待っています。映画の青山にとってのヤマモトのような、僕にとっての黒田のようなパートナーが皆さんにも見つかると思います。自分の心を大切に歩んでいってもらえれば嬉しいです。

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