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ネオンの街マカオに"電気なし"の映画で参戦!?
「サバイバルファミリー」
第1回マカオ国際映画祭 コンペティション部門上映

2016年12月16日

「サバイバルファミリー」マカオ国際映画祭

<左から、小日向文世さん、矢口史靖監督>

矢口史靖監督最新作「サバイバルファミリー」が、中華人民共和国マカオ特別行政区にて開催された第1回マカオ国際映画祭(12月8日~12月13日)【コンペティション部門】にて上映され、主演の小日向文世さんと矢口史靖監督が現地で舞台挨拶を行いました。マカオ初の政府主導の国際映画祭である本映画祭は、世界各国から監督・俳優・映画界のキーパーソン500人を招き入れ、アジア有数の映画祭として地位を築いていくことを目指して創設。世界から注目を集める記念すべき第1回の開催において、邦画で唯一本作が【コンペティション部門】に選定されました。

12月12日の公式上映にあわせて小日向文世さんと矢口史靖監督は現地入り。俳優人生40周年という節目の年に初の国際映画祭参加となる小日向さんは、「初めてのマカオ、そして初めてのレッドカーペットに興奮しています。マカオがこんなにも明るい場所だとは思いませんでした。ネオンが素晴らしいですね。」とコメント。一方の矢口監督は「次回作ではマカオの電気を全て消してみたいです。」と作品に因んでマカオへの感想を述べました。

 

会場となったのは、当地のランドマークである、高さ338メートルのマカオタワー内にあるスクリーン。小日向さんと矢口監督は、電気がない世界において、自転車で日本列島を旅する本編の設定にちなみ、会場前に敷かれたレッドカーペットに自転車で登場!? その颯爽とした姿に、レッドカーペットにつめかけていた観客たちからは、驚きの声とともに歓声があがりました。

 

 

■レッドカーペットでの挨拶

小日向さん:
この映画はごく一般的な家族が、危機に際していがみ合いながらも、そこから絆を見つけていく物語です。そして家族の再生をじっくり観ることができる映画です。

矢口監督:
電気がなくなって崩壊した世界で、サバイバル能力が全くない一家の七転八倒を楽しんで観ていただきたいです。

MC:電気がなくなったらお二人はどうなると思いますか?

小日向さん:
とても不便だとは思いますが、映画にもあるように素晴らしい星空を見ることができ、素敵な夜が過ごせるんじゃないでしょうか。

矢口監督:
私は普段電動自転車に乗っているような人間なので、おそらく生き残れません。

 

■上映前舞台挨拶

小日向さん:
(広東語で)こんばんは、小日向文世です。今日はカジノのために全財産を持って日本からやってきました。(会場爆笑と拍手)映画を楽しんでいってください。

 

観客には、若者を中心とした客層が多く集まり、中には矢口監督の過去作「WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~」の英語チラシを持つコアファンの姿も。上映中は、平凡な家族の日常風景やダメなお父さんの姿が映される度に笑いが起こり、また、サバイバル的な生活の知恵が登場する度、感嘆の声があがったかと思えば、やっとの思いで食料を手に入れるシーンでは拍手が起こるなど、大盛況の上映となりました。

 

■上映後のコメント

小日向さん:
こんなに反応がはっきりと出るとは思いませんでした。まずはほっとしています。監督の脚本を読んだときの感想が観客にもストレートに伝わっていると感じました。広東語の挨拶を準備しましたが、はっきりと大きな声で言ったら伝わったようで、とても嬉しかったです。今朝東京を発ち、先ほどマカオに着いたところなので、実感が湧きませんでしたが、温かい拍手を受け、来てよかったと思いました。この瞬間が一番嬉しいです。本当に楽しんで観てくれているのが伝わりました。

矢口監督:
日本文化の中の細かいネタが多い作品なので、海外のお客様に伝わるのか心配していましたが、こちらが反応してほしいネタには100%笑ってくださいました。ワールドプレミアもコンペティション部門への出品も初めてですが、嬉しいものですね。
この映画は観るだけで分かる物語なので海外の方々にも受け入れていただけたのだと思います。お客様の反応が素晴らしかったので、自信を持って日本に帰ることができます。


 

■観客のコメント

・20代女性
電気がなくなることでこんなに影響が出るとは思っていなかった。本当に意味深い作品。

・20代男性
最初バラバラだった一家の関係が良くなっていく過程が作品の魅力だと思った。

・20代男性
矢口監督のこれまでの作品にも通じる作品だと思った。日本映画としての特殊なスタイルが観られる。

・30代女性
とても面白くいろいろなことを考えさせられました。たくさんの若い人に観てほしい。

・30代女性
とてもこの作品が好きになった。もう一度観たい。

・10代男性
実は重いテーマなのに、軽妙な笑いに包まれているところが素晴らしいと思った。自分だったらどうするだろうと考えさせられた。

・20代男性
家庭の温かさや団結の重要さを表していた。

 

マカオタワーを前に



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