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東宝×ワーナー配給で「ジョジョの奇妙な冒険」実写映画化決定!
三池崇史監督、主演は山﨑賢人でスペインでのロケを敢行!

2016年09月28日

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』発表会見

<左から、ワーナー ブラザース ジャパン合同会社・高橋雅美社長兼日本代表、東宝株式会社・市川南取締役、
伊勢谷友介さん、真剣佑さん、小松菜奈さん、山﨑賢人さん、
神木隆之介さん、岡田将生さん、山田孝之さん、三池崇史監督、平野隆プロデューサー>

東宝株式会社とワーナー ブラザース ジャパン合同会社のコラボレーションによる超大作として、荒木飛呂彦の累計9000万部を超える大人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の実写映画化が決定! これまで極秘に進められてきたプロジェクトが9月28日にザ・リッツ・カールトン東京にて開催された記者会見の席で発表されました。メガホンを握る三池崇史監督、主演の山﨑賢人さん、共演の神木隆之介さん、小松菜奈さん、岡田将生さん、真剣佑さん、山田孝之さん、伊勢谷友介さん、プロデューサーを務める平野隆さん(TBS)、東宝株式会社の市川南取締役、ワーナー ブラザース ジャパン合同会社の高橋雅美社長も出席し、これからスペインで始まる撮影、さらなる続編に向けての意気込みなどを語りました。サプライズに満ちたこちらの会見の模様をレポートします!


平野隆プロデューサー:
本日はお忙しい中、本当にたくさんの方にお集まりいただきありがとうございます。東宝さんとワーナー・ブラザースさんの共同配給による大作のタイトルを発表いたします。

<スクリーンに『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』と映し出される。>


平野隆プロデューサー

いろんな原作があると思いますが、「ジョジョの奇妙な冒険」は累計9000万部を超える超大作です。そんな作品を自分が担当することに、身が引き締まる思いです。
私事ですが30年ほど前に家庭教師をしていまして、その時の生徒に第1回目の連載をすすめられて見たのが(「ジョジョの奇妙な冒険」に出会った)最初です。そのとき、この漫画にはこれまでのものとは違う新しさがあり、絵やストーリーが、その時代にはファッショナブルでエレガントに映りました。そういう漫画の実写化を、これから発表し、最高のキャストと監督で(実写化が)できることを光栄に思っています。
「ジョジョの奇妙な冒険」のテーマは「人間賛歌」です。人間の素晴らしさ、「週刊少年ジャンプ」の精神を引き継いで素晴らしい作品にしたいと思います。東宝、ワーナーというメジャー2社が初めて共同配給するということで、企画の段階でいろんなオファーがある中で、日本で1番配給力のある東宝に配給をお願いしたいと思いました。そしてこの作品は、日本のみならず世界中で愛されている作品ですので、洋画・邦画の両方を配給されている、ワーナー・ブラザースにも入ってもらい両社の共同配給にならないかということで交渉を重ね、今日に至っています。30年前、この作品は新しい漫画の幕開けでしたが、配給の点でも新しい映画の幕開けとして提供できればと思っています。私も(この作品の)1人のファンとして、どんなものができるか楽しみです。ぜひみなさまも楽しみにしていただければと思います。
東宝株式会社・市川南取締役

「ジョジョの奇妙な冒険」の実写化、TBSとの共同制作、ワーナー・ブラザースとの共同配給ができることを光栄に思います。日本の映画プロデューサー、エンターテインメントを志すプロデューサーであれば、(この作品の実写化を)1度は考えたことがある原作だと思います。我々も考えましたが、この壮大なスケールに「これはちょっと無理だろうな」と思いましたし、いろんなプロデューサーが、映画化を考えながらも実現できなかった最後の原作と言っていいと思う作品です。これをTBSが映画化すると聞いたのが5年以上前だったと記憶しています。その時に「ぜひやりたい」と申し上げました。東宝が劇場まわりの営業を担当し、ワーナーが主に宣伝をします。公開は来年の夏を予定していますが、コラボレーションの力を最大限発揮して、「来年の夏のNo.1作品」というよりも、「一年間を通してのNo.1ヒット作品」に育てるべく全力で当たってまいりたいと思います。
ワーナー ブラザース ジャパン合同会社・高橋雅美社長兼日本代表

お2人からお話もありましたが、このように素晴らしい作品の映画化に、1人のファンとしてゾクゾクしています。いろいろある中で、(実写化が)難しい作品と言われるものを、映画化にまでたどり着かせた平野さんをはじめ、関係者のみなさんに御礼を申し上げます。東宝が配給、我々が宣伝ということで二社がいい形で力を出し合って、配給宣伝においても、今までと違う新しい1ページを開き、来年のNo.1を狙いたいと思います。素晴らしいキャスト・監督で素晴らしい作品になると思いますので、これで世界に出ていけるように頑張りたいと思います!
三池崇史監督

僕は結構気が弱いタイプなので、オファーをいただいた時は3日間眠れず、「どうしようかな?」と思いました(笑)。でも、逃げるわけにはいかないので「ぜひやらせてください」と受けて立ちました。これを作った後、「我々は何を作ればいいんだ?」と思えるような作品にしないといけない。日本映画全部が1回リセットする、それくらいのビッグタイトルだと思いますので、力の限り精いっぱい、やっていきたいと思います。
山﨑賢人さん(東方仗助役)

みなさん、本日はお集まりいただき本当にありがとうございます。よろしくお願いします。
神木隆之介さん(広瀬康一役)

本当に素晴らしい作品、キャラクターを務められることを光栄に思っています。緊張もありますが、一生懸命頑張ります。
小松菜奈さん(山岸由花子役)

今日はお集まりいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします。
岡田将生さん(虹村形兆役)

僕自身、「ジョジョの奇妙な冒険」のファンなので、一生懸命、虹村形兆を演じられればと思います。
真剣佑さん(虹村億泰役)

みなさんの足を引っ張らないよう、頑張りたいと思います。
山田孝之さん(片桐安十郎役)

「ジョジョ」なので、いつもより気合を入れて頑張ろうと思います(笑)。
伊勢谷友介さん(空条承太郎役)

中学、高校生時代と読み漁っていた漫画の1つです。本当に楽しみにしております。(承太郎は)「オラオラ」というセリフを言うキャラクターなんですけれど、真似していたくらい好きなので、山田君に負けないくらい頑張ります。

【荒木飛呂彦先生よりメッセージ】
満を持してというか、ついに実写映画化する運びとなりました事は原作者として誠に光栄な事です。豪華で素晴らしいキャストとスタッフの皆様に集まって頂き、十分すぎる製作体制で作られるとのこと、とても期待しております。10年前なら不可能だった映画表現や技術をもって、どう作られるのか。私も完成を楽しみにしております。

MC:来年で誕生30年を迎えるこの作品の映画化に挑むにあたっての率直な心境をお聞かせください。

山﨑さん:
30周年ということで、自分が生きてきた時間よりも長く愛され続けてきた「ジョジョの奇妙な冒険」という作品を実写化するということで、とにかく頑張るしかないなと思っています。この豪華な共演陣のみなさんと三池監督とで、これからスペインで映像にしていけることにワクワクしています。不安がたくさんある分、楽しみで仕方ないです。

神木さん:
プレッシャーも大きいですし、緊張しますね。でもひたすら頑張るしかないなという気持ちです。これから康一をどういう風に見せていきたいか、慎重に作っていきたいなと思っています。とにかく頑張ります。

小松さん:
山岸由花子という個性的なキャラクターを演じる楽しみもありつつ、超人気作品ということで緊張もしています。いい緊張感に変えて全力で取り組んでいけるように頑張ります。

岡田さん:
僕も同様に緊張していますし、楽しみでもあるので、ファンの方々が納得いくような作品にしたいと思います。形兆という役を大切に演じたいです。

真剣佑さん:
大好きな大先輩のみなさんと一緒にこの映画に出演できるので、楽しみにしています。偉大な原作をスペインで撮影できるということで、本当に頑張らなきゃという気持ちでいっぱいです。

山田さん:
「ジョジョの奇妙な冒険」という大きな作品で、2社合同作品の一大プロジェクトということですので、本当だったら気負いそうですが、片桐安十郎は「史上最低の殺人鬼」で割と僕の素に近い部分があって、役作りはそんなに大変そうじゃないので、そういう意味でリラックスできています(笑)。そんなに緊張はしていないですね(笑)。

伊勢谷さん:
僕にとっては当時からどの漫画よりも映像化しているものを観たいと思わせてくれる作品でした。グラフィックとしても奇想天外な物語としても、まさかそれが映像として本当に成立するとは思いませんでした。お話を聞いて、自分がその中に入るのは不安でしょうがないというのが最初の印象です。あの原作のグラフィックに近しいものを感じられるような作品を監督がこれから作っていくということで、1人の観客としても楽しみですし、みなさんが楽しめるものを作っていけたらと思います。

三池監督:
原作の舞台は杜王町ですが、日本に限らず世界中から「杜王町」を探すことから始めました。スペインのバルセロナから1時間ほど離れた場所にシッチェスという町がありまして、そこで映画のほぼ全てに近いシーンを撮りきろうと思っています。

山田さん:
撮影を行う町の名前まで言って大丈夫なんですか(笑)?

三池監督:
大丈夫(笑)!「エキストラどうするんだ?」という問題もあるんですが(笑)、美しく歴史のある町で「ジョジョの奇妙な冒険」にピッタリです。

MC:「第一章」とありますが、続編も視野に入れているのでしょうか?

平野プロデューサー:
「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズは、今第8部まで連載していて非常に長いお話なんですけれど、その中の「第4部」を切り取ります。映画化するとき、いろんな話がある中で、主人公が日本人で日本が舞台になっているというのは必然ですし、話もとても面白いのでぜひ第4部をやりたいと思いました。(劇場版)第一章として、この一作品を観てもワクワクして楽しめるものにしたいですが、第4部自体、非常に長い物語なので2時間で収まるものではありませんから、第4部の全てをやっていきたいという思いがあって「第一章」とつけさせていただきました。

MC:キャストのみなさまは役作り、準備についてされていることなどありますか?

山﨑さん:
体格の良い東方仗助に近づけるべく、筋トレをしています。仗助は髪形をけなされると、ものすごくキレてしまうキャラクターなので、そういう部分も・・・(笑)。

一同:
キレるの(笑)?

山田さん:
髪形が変だよ(笑)。

山﨑さん:
すみません、ここではまだちょっと...(笑)。(仗助の)「グレート」って口癖とか特徴的なしゃべり方をどう見せられるか考えながらやっています!

神木さん:
康一の中には、人一倍大きな勇気と根性、覚悟があって、キャラクターの中で唯一ケンカ慣れしていない、平和なキャラクターなんですよね。普段のたち振る舞いの優しそうな感じの雰囲気と、いざとなった時の勇気のギャップをどう演じ、作ったらいいのか考えています。

小松さん:
私は髪の毛を伸ばすためにワカメをいっぱい食べています。今回、アクションシーンがあるかどうかは、映画を観るまで楽しみにしてもらえたら嬉しいなと思います。

岡田さん:
今回初めて悪役を演じるんですが、(形兆は)冷酷な部分はあるけれど信念のあるキャラクターなので、全力で戦えるように漫画を読み返して精神を整えています。

真剣佑さん:
億泰は兄の形兆を本当に愛している役なので、僕も撮影前に岡田さんに「愛しています」と言えるようにしたいと思います。

岡田さん:
(スペインへ)行く前に会うかな(笑)?

真剣佑さん:
会わないかもしれないですね。自分1人で頑張ります(笑)! (億泰は)ちょっと抜けている役なので憎めないキャラクターを演じたいと思います。

山田さん:
僕は変わらずこういった役なので、毎晩、夜道を歩くときはすれ違う人を狙う(笑)! でも、一応大きな組織に属しているので手は出しませんけれど、精神的には狙っています(笑)。

伊勢谷さん:
承太郎は全シリーズの中でスピードもパワーも最強で、時間も止められる役。本当にそうなればいいなと思いながら役作りしています。よくわからないですけれど(笑)。

Q:第4部以外は外国人が主人公だったりもしますが、海外も巻き込んでの続編の可能性も見据えているのでしょうか?

平野プロデューサー:
まず第4部を完結させたいと思っていますが、完成させるためにはあと数本必要です。私と三池監督の中で、第4部をまず完成させて、その後、できれば他のシリーズも作りたいと思っています。他のシリーズも素晴らしく、日本人が主役じゃなかったりするんですが、ワールドワイドな原作なので、こういった作品から日本映画が世界に羽ばたくことができたらと思っています。何年後かはわかりませんが、そういった夢は私も持っていますし、監督も持っていると思います。シリーズを盛り上げてそういう形に持っていけたら最高だなと思います。

市川取締役:
共同配給のアイデアをいただいたとき、直感的に面白いと思いました。あらゆるヒット作には新たなアイデアや試みがあるものですが、「配給の組み方」という部分で、本作は新しいアイデアであり面白いなと。東宝には劇場営業とTOHOシネマズがありますので、その強みを最大限に生かし、ワーナーは多くの洋画の宣伝をしていますので、洋画宣伝のダイナミックさや面白みを邦画に移植する、というのは面白いと思いました。今後も提携の可能性があるのではと期待しております。

高橋社長:
市川さんも言っていたように、新しい試みって非常に良いと思います。まず日本でたくさんのファンがいる作品を多くの人に愛していただけるよう、お互い協力し、新しい試みとチャレンジで大ヒットにつなげたいと思います。原作には世界中にファンがたくさんいて、アメリカの知り合いと話しても、彼らの子どもたちが日本のアニメや漫画をよく観ていると言っているのを聞きました。この原作は世界に進出していける作品だと思いますので、具体的に何か決まっているわけではないですが、何かできたらと思っています。

Q:山﨑さんはこの原作を読まれたことはありますか?

山﨑さん:
このお話をいただいてから読ませてもらっています。この作品の世界観にどっぷりハマって、第1部から第8部まで買って、今は第7部を読んでいます。セリフだったり、絵だったり、本当に見たくなる、読み返したくなる部分がたくさんあるんです。仗助は正義感があって優しくて、でもめちゃくちゃ強くて、人間としてカッコいいなと思います。東方仗助を演じられることに誇りをもって臨んでいきたいと思います。

Q:「ジョジョの奇妙な冒険」と言えばスタンドの存在が肝になると思いますが、実写表現でどのように描かれるのでしょうか?

三池監督:
基本的に、実写と漫画の区別は自分の中にあまりなくて、今はデジタル技術が進んでいますが、大事なのは心、「ジョジョ」の魂です。映像技術は中身、心を表現する手段であって、目的ではないと考えています。みなさんが演じるキャラクターや衣装の作りこみ、背景、スペインでのロケについても、本作には漫画ならではの表現が非常に多いので、「ジョジョ」らしく表現するために、このメンバーとスペインという背景が必要となっているということです。どこまでやれるか、現場で作りこんでいくことになると思います。もちろん、スタンドが登場しない第4部はあり得ないと思うので、期待を上回るスタンドを作るべく実験を重ねているところです。

Q:映画化をするにあたって、荒木先生とどのようなお話をしたのでしょうか? また、荒木先生はどれくらい、どのように関わっているのでしょうか?

平野プロデューサー:
もちろんこれだけの原作の原作者ですので、我々も製作にあたりお聞きしたいこともたくさんあって、その都度アドバイスをいただきました。まもなくクランクインしますが、この企画自体、長い年月をかけて開発してきたので、その間「より良い脚本にしたい」と先生のアドバイスを受けながら、キャッチボールを繰り返してきました。ようやく脚本ができ上がったんですが、それまではいろんな先生の思いと我々の思いを投げ合って作ってきました。今でき上がった脚本は我々と荒木先生で作り上げたものだと思っています。

Q:撮影をシッチェスで行うことになった決め手は? 監督が考えるシッチェスと杜王町の共通点は?

三池監督:
原作では、歴史ある街に新興住宅街があって「県内でも住みたい町」として描かれています。そこでいろんな犯罪が起こっていくんですが、「ここ住んでみたいな」というところが一番のポイントです。シッチェスは風景のモダンさ、古さも持っていて、美しいビーチがあり、居心地のいい人たちが多いんですよ。映画文化として成熟した街であり、国なので、いい関係で現場を構築していけると思います。

Q:「ここで発表されたキャラクター以外も描かれるのでは?」と思いますが、サプライズが用意されているのでしょうか?

平野プロデューサー:
これはちょっとまだ秘密、お楽しみということにさせていただけますでしょうか? 来年の夏まであるので、いろんなことを秘密にしておかないと...。

三池監督:
僕がしゃべると、(秘密を)言ってしまいそうなので・・・(笑)。

MC:最後に三池監督からメッセージをお願いします。

三池監督:
ビビることなく直球で、このメンバーでガッツリ勝負をかけたいと思いますので完成を楽しみにお待ちください!

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