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岡田准一、阿部寛ら エヴェレストケーキで尾野真千子にサプライズ!
「エヴェレスト 神々の山嶺(かみがみのいただき)」初日舞台挨拶

2016年03月12日

「エヴェレスト 神々の山嶺(かみがみのいただき)」初日舞台挨拶

<左から、ピエール瀧さん、尾野真千子さん、阿部寛さん、佐々木蔵之介さん、平山秀幸監督>

夢枕獏による世界的なベストセラーを、日本映画史上初の標高5200メートル級での撮影を敢行して映画化した「エヴェレスト 神々の山嶺(かみがみのいただき)」が3月12日に公開を迎えました。東京・日比谷のTOHOシネマズ スカラ座では、第1回上映後に舞台挨拶が開催され、主演の岡田准一さんをはじめ、阿部寛さん、尾野真千子さん、佐々木蔵之介さん、ピエール瀧さん、風間俊介さん、平山秀幸監督が登壇いたしました。 ホワイトデーにちなんで、男性陣から紅一点の尾野さんにエヴェレストケーキがプレゼントされるなど、大きな盛り上がりを見せました。興奮の舞台挨拶の模様をレポートいたします!

岡田准一さん(深町誠役)
朝から映画を観に来てくださってありがとうございます。いかがでしたでしょうか(会場拍手)? 原作の熱い思いを映画化するにあたって、皆さんに熱を伝えられるように頑張りました。皆さんに伝わったのなら嬉しく思います。
阿部寛さん(羽生丈二役)

皆さん、今日は寒い中、さらに寒い映画をご覧になってくださってありがとうございます(笑)。1年前に、エヴェレストで命懸けで撮影してきました。その情熱を感じてもらえれば嬉しいです。
尾野真千子さん(岸涼子役)

本日はお越しくださってありがとうございます。少しの時間ですが、よろしくお願いいたします。
佐々木蔵之介さん(長谷渉役)

本日は初日にありがとうございます。映画、すごかったですよね。
ピエール瀧さん(宮川役)

ハラハラする映画でしたけれど...空気っていいよね!
風間俊介さん(岸文太郎役)
皆さん、本日はありがとうございます。エヴェレストに登っているときの深町と羽生の目がとんでもないことになっていたと思います。今のお二人の目との違いを楽しんでいってくださればと思います。
平山秀幸監督

今日はありがとうございます。1年前の今日はまだ目的地までたどり着かずに、4800メートルあたりをうろうろしていました。1年経って、やっと下山してきたという気持ちです。


MC:岡田さん、改めて撮影から公開に向けて、スタッフ、キャストが全ての力を懸けた作品がここにあります。改めて今の気持ちをお聞かせください。

岡田さん:
1年前の撮影のことを思い出します。原作もそうですが、協力してくださったネパールのスタッフや皆さんのいろんな思いがあってこの場に立てていることを嬉しく思います。

MC:皆さんは、今まで大切なものを犠牲にしても挑んだことはありますか? 映画と同じくらい壮大な質問ですが...。

岡田さん:
すごく壮大ですね。これには阿部さんがすぐ答えてくれるそうです(笑)。阿部さんが相当なお答えを持たれていると思います。

阿部さん:
いつも僕を先に...。

岡田さん:
先輩!

阿部さん:
この質問の答えは本当にわからなくて...。何だろうね?

岡田さん:
風間くんからにしますか?

阿部さん:
そうだね。

風間さん:
いやいや! お二人から...。何かを犠牲にして...ですよね? えっと...蔵之介さん、やはり何かを犠牲にして命を懸けてお仕事されているように見えるんですけれど...。

佐々木さん:
この羽生と深町の映画を観た後に...? 命を懸けて自分が犠牲にしたものってあるわけないやん!

風間さん:
この映画の登場人物たちと比べたら自分たちなんてね...。

佐々木さん:
あるわけないやん! 

岡田さん:
(命を懸けて挑めることに)出会える幸せね。

風間さん:
そうです。この人たちはすごいんですよ。

佐々木さん:
ピエールさんならあるかもしれない!

ピエールさん:
ずっと考えていたんですけれど、ビックリするくらい頭の中真っ白なんですね(笑)。エヴェレストくらい真っ白なんですよ。尾野さんが命を懸けて何かを犠牲にしたらしいです。

岡田さん:
「本を1冊くらい書ける」って言っていましたね。

尾野さん:
この映画への挑戦は命懸けていろんなことを犠牲にしました。なんか私だけまともに答えましたね(笑)。

岡田さん:
エヴェレストでの撮影は何があるかわからなかったので、そういう意味で命を懸けた挑戦でしたね。

MC:監督は皆さんの命を背負ってこの映画に挑まれたのでは?

平山監督:
命を背負ったかどうかはわからないですけれど、大きなものを犠牲にしたという意味ではこの映画ですよね。映画のために面倒も迷惑もかけたけれど、今こうやってみんなで楽しい思いもできるなって思います。

MC:今回の映画、いろいろな方の支えがあってこそ完成したと思います。この場を借りてどんな方に感謝の気持ちを伝えたいですか?

岡田さん:
ネパールでも震災がありましたし、日本でも震災が起こった日が近かったです。僕は20年間この仕事をさせてもらっていますが、ネパールの方々が協力してくださったということも含め、応援してくださる方がいて、支えられて今があると思います。この現場では阿部さんたち先輩の背中を追いかけながら、勉強させてもらいました。

阿部さん:
全部言わないでくださいね。いろいろ言いましたよ。

岡田さん:
あとは...そうですね(笑)。

阿部さん:
岡田くんに言われてしまいましたが、岡田くんを泣かせようかなと思います。山は本当に大変だったんですけれど、岡田くんが前を歩いて行ってくれて、現場の雰囲気も全部読んで、盛り上げてくれたんですよ。彼は精神が折れることなく、僕より16歳も下なんだけれど、全てのスタッフに優しいし、気が回ります。尾野さんもそうですが、この3人で支え合って撮影することができました。過酷な現場でしたが、岡田くん、若いのにありがとう!

岡田さん:
今日、僕泣いてもいいですか?

尾野さん:
エヴェレストを登っているとき、本当にスタッフの皆さんに支えられました。私たちは出演する側なので、高山病になったりして下山してしまったら、撮影ができなくなってしまいます。なのでいろいろな人に気を遣ってもらいました。食べ物、飲み物、高山病にならないためにどうしたらいいのか? 本当に気を遣ってもらったのでスタッフの皆さんに感謝したいです。

佐々木さん:
僕の撮影は皆さんがネパールから帰ってきてからの撮影でした。最初に山に登った時、皆さんが力強くて、このスタッフ、キャストみんなの背中に向かって歩いていこうと支えてもらった感じでしたね。やはり今日、初日にこれだけお客さんに来てもらって、一番の応援団である皆さんに感謝したいです。

ピエールさん:
山に行っていないものですから、山の大変さはいまいちピンと来なかったところもあるんですが...。僕も昔、子ども番組の撮影で真冬の富士山に登ったことがあるんですよ。その時、山のプロの人が「山は登ることよりも下りることが難しい。下山が大事なんだ」と言っていたんです。この映画でいうと、(キャストの)皆さんが撮影に行かれて、監督が仕上げたところで"登頂"したと思います。そこから下山というのは、(観客の)皆さんが観て、映画を広げてもらう部分だと思います。そこが大事だと思いますので、ぜひ皆さん、下山の方をよろしくお願いいたします。

風間さん:
僕は日本での撮影でしたが、スタッフの皆さんがすごくエネルギッシュで、頼もしかったです。出演している僕らだけではなく関わった全ての人たちの思いが詰まった作品だと思います。スタッフさんにも感謝していますし、観てくださる皆さんにも感謝しています。一昨年、僕を応援してくれた祖父が亡くなったんです。今回、エヴェレストという高いところでの撮影が行われた作品で、すごく空が近いと思います。天国に近いと思うので、祖父が喜んでくれたらと思います。祖父に感謝しているのでこの映画も観てもらいたいなと思っています。

平山監督:
特殊な環境で撮影がされた映画でしたが、日本でも、世界的に有名なトップクライマーが参加してくださいました。"山屋さん"という言い方をするんです。スタッフ、役者さんたちの安全や山屋としての所作、気持ちとか、とんでもなくお世話になりました。山屋の皆さんに感謝したいと思います!

MC:尾野さんに質問です。映画の中では男たちを"待つ"女を演じられました。紅一点の尾野さんから見て、一番かっこいいと思う登場人物、とてもこの人とは一緒にやっていけないと思う登場人物は誰ですか?

尾野さん:
答えづらいですね。この作品の男の人たちはとんでもないことをするじゃないですか。女から見たら「何てことするねん!」って言いたくなります。「なんでこんなに待たなあかんねん!」って思ったりもするんですが...。でもやっぱり、かっこいいと言ったら...深町なのかな?

岡田さん:
本当ですか?

尾野さん:
そうなんですよ。そうなんですけれど...ごめんね。

岡田さん:
阿部さん(=羽生)だと思っていました。

尾野さん:
確かに羽生もかっこよかったんですけれど...。

岡田さん:
一番ダメな男は...?

尾野さん:
(申し訳なさそうに阿部さんを見つつ)羽生。

阿部さん:
あんなに愛し合っていたのに? 

岡田さん:
人間じゃないですからね。

阿部さん:
羽生のどこがダメなんですか?

尾野さん:
待っている身としては、いろいろ事情はありましたけれど(涼子のことを)ほうっておいたよね? ...って思っているのは私だけかな?

阿部さん:
自分勝手ですみません。

MC:そして、尾野さんには伝えていなかったのですが、待ち続ける女性を演じた尾野さんへの感謝の気持ちと紅一点でエヴェレストに挑まれたことへの敬意を表しまして、男性陣からホワイトデーのプレゼントがあります。エヴェレストの1万分の1の高さの「88.48センチ」のエヴェレストのケーキです!

■ケーキ登場! 岡田さんが、頂上に旗を立てて完成!

岡田さん:
現場では女性一人で僕らが気を遣わないといけないのに、すごく気を遣ってもらいましたし、尾野さんの元気な姿を見て、元気をもらいました。感謝しています。心強く共演させてもらいました。その思いを込めて、みんなからホワイトデーのプレゼントです。ありがとうございました!

尾野さん:
ありがとうございます。

MC:最後に岡田さんからみなさんへメッセージをお願いします!

岡田さん:
今日は本当にありがとうございます。今日から公開となりました。切ないほどに挑戦を続ける男たちと、それを見守り、信じて待つ女性の物語をたくさんの人に広めてもらいたいです。ぜひ劇場で観てもらえると嬉しいです。

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