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大人気コミックを映画化した「バクマン。」が完成
ファン600人&週刊少年ジャンプ5000冊が祝福!

2015年09月08日

「バクマン。」レッドカーペットアライバル・完成報告トークショー&舞台挨拶

<後列左から、皆川猿時さん、新井浩文さん、宮藤官九郎さん、山田孝之さん、
リリー・フランキーさん、岡崎英美さん(サカナクション)、江島啓一さん(サカナクション)、
前列左から、大根仁監督、桐谷健太さん、染谷将太さん、神木隆之介さん、佐藤健さん、小松菜奈さん、
山口一郎さん(サカナクション)、草刈愛美さん(サカナクション)、岩寺基晴さん(サカナクション)>

2008年~2012年まで週刊少年ジャンプで連載され、全20巻のコミック累計発行部数1500万部を突破する大人気漫画を実写映画化した「バクマン。」がついに完成! 9月8日に東京・六本木ヒルズで完成報告トークショーならびに完成披露試写会が開催され、主人公の高校生漫画家コンビを演じる佐藤健さん&神木隆之介さんをはじめ、キャスト、スタッフが勢ぞろいしました。

人気ロックバンド「サカナクション」が映画のために書き下ろした主題歌「新宝島」に乗せて、佐藤さんらがレッドカーペットに現れると、会場に駆けつけたラッキーなファン約600人は大歓声。さらにステージには週刊少年ジャンプ5000冊が展示され、本作の完成をお祝いしていました。当日降り続いた秋雨を吹き飛ばすほど、大盛り上がりだったイベントの様子をレポートいたします。

 
 

【完成報告トークショー(挨拶順)】

佐藤健さん(真城最高役)

今日は皆さん、雨の中、本当にありがとうございます。大丈夫ですか? 濡れていますよね? 寒いですか? こんな中で待っていてもらって嬉しいです。ありがとうございます。皆さんに、来てよかったと思ってもらえるように、できるだけ楽しい話ができるよう努力します。
遂に映画が完成しました! 王道の青春ストーリーなんですけれど、最先端の技術を駆使して、大根監督の手によりすごくスタイリッシュでスマートな映画になっております。ぜひ皆さん、楽しみにしていてください。
神木隆之介さん(高木秋人役)

皆さん、今日は寒い中、本当にありがとうございます! 皆さんに思う存分楽しんでもらえるような映画になっております。イベントもぜひ楽しんでください。
染谷将太さん(新妻エイジ役)

こんな雨の中、ご来場くださってありがとうございます。新しい青春映画ができたと自分も思っています。新しい、でも懐かしいようなグッとくる部分もあって、そんな素晴らしい映画になったと思っています。今日は楽しんでいってください。
小松菜奈さん(亜豆美保役)

今日は雨の中、ご来場くださり誠にありがとうございます。今日は楽しんでいってください。
桐谷健太さん(福田真太役)

今日は楽しんでいってください。普段、漫画を読まない人でも楽しめる漫画映画ができました。
新井浩文さん(平丸一也役)

今日は雨の中、本当にありがとうございます。短い時間ですけれど、楽しんでいってください。
皆川猿時さん(中井巧朗役)

みんな、いい顔しているよ! 大好きだよ。
宮藤官九郎さん(川口たろう役)

今日は雨の中、ありがとうございます。レッドカーペットを歩く時に、お客さんとハイタッチをするように言われたんですけれど、うまくハイタッチできませんでした...。何人かの方が目を逸らしていたのを一生忘れません(笑)。
山田孝之さん(服部哲役)

今日は登壇者がいっぱいいるので、僕はそんなにしゃべらないですが、しゃべる人のコメントを楽しんでください。
リリー・フランキーさん(佐々木編集長役)

今日は、こんなお天気でね、この映画の未来を予見するような感じですが...(笑)。でもこんなたくさんの人たちに集まってもらって、撮影中もまさかこんな派手なイベントができると思っていませんでした。さっき官九郎さんも言っていましたが、両手で握手をしながら入場するって、ワン・ダイレクションの気持ちがちょっとわかりましたね。
山口一郎さん(サカナクションのボーカル)

劇中の音楽と主題歌を担当したサカナクションです。今日は皆さん、楽しんでいってください。
大根仁監督

足元が悪い中、来てくださって本当にありがとうございます。せっかく来てもらったので、短い時間ですが、この場所でしか話せない裏話をしたいと思います。


MC:映画の完成、おめでとうございます! そして皆さん、お気づきだと思いますが、ステージには週刊少年ジャンプがずらっと並んでいまして、全部で5000冊あります! 今日のために宣伝マンが集めました。

佐藤さん:
読んでいいんですか?(早速、ジャンプを手にする山田さんに対し)孝之くん、ずっと読んじゃうから...。参加してもらってもいいですか?

MC:山田さんも気に入ってくださいましたか?

山田さん:
はい!

MC:それではまず、大根監督にうかがいたいと思います。予告編にはバトルシーンも登場しますが、プロジェクションマッピングを駆使したり、映像美が本当に素晴らしいですね。どんなところから発想が生まれたんですか?

大根監督:
劇中には漫画を描くシーンが非常に多くて、いくつか山場になるとは思っていたんですけれど、紙にペンを走らせるだけでは、地味なシーンにどうしてもなりがちなので、いっそ漫画家さんの頭の中を表現したいと思いました。(原作コミックの作画を手がける)小畑健先生をはじめ、漫画家さんに話を聞くと、頭の中ではすごいことになっているんだとおっしゃる人も多く、それが発想のきっかけになりました。

MC:佐藤さん、神木さんは映像を観て、どんな感想をお持ちですか?

佐藤さん:
本当に素晴らしいアイデアで、発明だなと思いました。

神木さん:
本当にジャンプを読んでいるような感覚でした。

佐藤さん:
さすがっす。

神木さん:
さすがっす。

大根監督:
まあ、僕は考えただけで、実際に映像にしているのはVFXのディレクターなので、彼らがエライってことなんですけれどね(笑)。

MC:バトルシーンの撮影はいかがでしたか?

佐藤さん:
台本をもらった時点で、「これは普通の映画じゃないな」と伝わってきました。台本にYouTubeのURLが載っているんですよ。

神木さん:
参考映像みたいなね。

佐藤さん:
だから僕たちは、その中で普通に演技していただけなんです。

神木さん:
撮影中は、どうなるかわからない中演じていたので、完成した映像を観て、本当にびっくりしました。

MC:染谷さんも加えた3人でのアクションシーンは、本当に興奮しますね。

染谷さん:
いやあ、難しかったですね。いろいろ想像しながら、アクションをしたんですが、お二人(佐藤さんと神木さん)の動きにキレがあるので、すごかったです。

大根監督:
現場では「るろうに剣心vs.寄生獣」だと思いながら、見ていました。

染谷さん:
自分はミギーがいないと何もできませんけれど...(笑)。

佐藤さん:
まさか「バクマン。」でワイヤーに吊られるとは思っていなかったですね。

MC:そして小松菜奈さん演じる亜豆と、最高の恋愛シーンにも胸がキュンとしますね。

小松さん:
私は撮影そのものに参加したのは少しで、ちょこちょこ出ている感じなんですけれど、映画を観たら「こんなに大変なことがあったんだな」とすごく思いました。プロジェクションマッピングとかもどんな風に撮影したのかなって気になりました。

MC:恋愛模様については、いかがですか?

小松さん:
(佐藤さんに対して)どう思いました?

佐藤さん:
君に聞いているんだぜ(笑)。僕は卒業してから何年も経っているので、必死に想像力を働かせて、高校生の甘酸っぱさを表現できるように、頑張っていたんですけれど、(小松さんは)ついに最近まで高校生だったじゃん。だから、制服が似合いすぎていて、隣に立ちたくなかったです(笑)。

MC:でも似合っていましたよ。

佐藤さん:
本当ですか? それが一番嬉しいです。

MC:ちなみにリリーさん、小松菜奈さんの演技はいかがでしたか?

リリーさん:
急ですね(笑)。僕らは編集部にいるシーンが多いんで、男ばっかりで、現場では一度も女性を見たことがないくらいで。今は、ずっと菜奈ちゃんの背中ばかり見ていました。本当に男くさい現場でしたからね。監督はリアルを追求される方なので、例えば夜中に編集部に集合して、日の出を待つということがあって...。監督が「本物の日の出じゃないと撮らない」という人だから、ずーっとみんなで日の出を待っていて、やっと日の出の時間になったら、スタッフさんが「すみませんっ、日の出、向こう側でした!」ってこともあったり...(笑)。東西南北、調べてよって(笑)。

大根監督:
うっかり、太陽が出る場所を図り損ねていました(笑)。出ると思ったら、出なかったんですよね。

リリーさん:
監督くらいになると、オレがカメラを向けたほうから太陽が出るって思うみたいです。

MC:漫画家チームの皆さんに、お話を聞こうと思います。実際、漫画を描くシーンもありますが、撮影はいかがでしたか?

桐谷さん:
この映画を観て、漫画家になりたいと思う人ってどれくらいいるのかなと思うくらい、漫画家さんって過酷で、特に週刊誌は常に締切が迫っていますし、演じながら、漫画家は無理やなって思いました。描くのはすごく楽しかったですけれど、物語を考えて絵にするというのは、もう想像のできない作業ですね。

皆川さん:
練習はすごくしましたよ。背景画がすごく上手な男という設定だったんですけれど、手がビチョビチョになっちゃうわけ...。だから、もう気持ち悪かったです。(設定上)脱ぐシーンも結構あるんですけれどね、すごい体をしていました。背中がね、何ともいえない形...(笑)。

新井さん:
大根さんとは「モテキ」とか「まほろ」(ドラマ「まほろ駅前番外地」)でご一緒していて、撮るだけ撮って使わないことが多い監督なので、皆さんが漫画の練習している中、「どうせ使わない」と思って、真っ先に帰りました(笑)。実際使っていなかったです。

MC:でも漫画の練習は佐藤さん、神木さん、染谷さんもやりましたよね?

佐藤さん:
めっちゃ練習しましたよね。染ちゃん。

染谷さん:
はい。でも練習していると、新井さんが「僕は帰るわ。染谷、焼き肉行くか」って言うから、「いや、今練習しているんですよ」って言って...(笑)。

神木さん:
僕も練習しましたよ。

佐藤さん:
芝居しながら描くシーンとかは、染みついていないと絶対にできないので、撮影の待ち時間は、ずっと漫画描いていました。

MC:宮藤さんもずっと漫画を描いていましたよね?

宮藤さん:
そうですね。助監督さんが厳しかったですよね。現場では練習しても、正直、家ではやらないじゃないですか。だから次に現場に行くと「練習しました?」って注意されるんです(笑)。練習していないので、実際全然うまくならなくて...。大変でしたよ。でも、僕が一生懸命漫画を描くシーンが、物語の"基"になるんです。それを見て、少年時代の最高が漫画家に憧れるので、ちゃんとしなきゃなという気持ちはありました。

MC:(宮藤さん演じる川口たろうは若くして亡くなるので)佐藤さんとの共演はないですもんね。

宮藤さん:
僕、今日ここにいるキャストだと、リリーさんとしかご一緒していないですね。

MC:山田さんは見た目も、しゃべり方も本当に漫画の編集者さんに見えました。どのように役作りをしたんですか?

山田さん:
撮影前に集英社さんを見学させてもらったので、編集者の方としゃべったりしました。衣装は、実際に門司さん(「バクマン。」2代目担当編集)が着ていた(ガンダムの)ドムのTシャツを脱がせて(笑)、僕がそれを着ていました。

大根監督:
Tシャツもそうだし、スマートフォンのカバーも門司くんの私物ですね。

MC:リリーさんは、いかがですか?

リリーさん:
僕も実際の編集長にお会いしたり、リアルなものを吸収させてもらいました。特に僕は編集部から出ることもなかったし、部活っぽい雰囲気で撮影をしていました。空き時間になると、山田くんが僕と神木くんに、イスを使った筋トレを教えてくれましたね。神木くんが筋トレをやらされ過ぎて、生まれたてのヤギみたいにプルプルしちゃって...(笑)。

山田さん:
次の作品があるから、鍛えたいって言っていたんじゃなかったっけ?

神木さん:
はい、次回作で茶髪のパーマで怖い役だったんで、鍛えたいなと思っていたんです。

リリーさん:
じゃあ、「バクマン。」撮影しながら、次のことを考えていたんだね(笑)。

神木さん:
はい(笑)。

大根監督:
それ、お客さんが見たいんじゃないかな。どうやるんだっけ?

■ここで神木さんが"山田式"筋トレを披露!


桐谷さん:
めっちゃフラッシュたかれている。今日イチやん(笑)!

MC:佐藤さんはこの筋トレ、やらなかったんですか?

佐藤さん:
僕はやらないですよ。(お客さんから「えー」の声)。いや、僕はやらない派なんですよ。よくやったな(笑)。

神木さん:
えー、うそでしょ? いや、ここはやるべきでしょ。

佐藤さん:
こんなことするの、君くらいだよ(笑)。

MC:さて、サカナクションさんの主題歌、皆さんも耳にしたと思いますが、カッコいいですよね。どのように生まれた楽曲なんですか?

山口さん:
実は主題歌が完成するまでに、歌詞に6カ月くらいかかってしまって、この場を借りて、関係者各位に謝罪をさせてもらえればと...。本当にご迷惑をおかけしました。(メンバー全員で、頭をぺこり)。

大根監督:
謝罪会見みたいになっている(笑)。

山口さん:
歌詞が書けなくて、大根監督とご飯を食べに行って、書けない理由とかを相談させてもらいました。監督も脚本の締め切りを半年くらい伸ばしたって話を聞いて、自分も監督も苦しんでいるのは変わらないんだなとその時思いました。それで書き進めていって、最終的には気に入ってもらって嬉しかったです。自分たちはミュージシャンなので、漫画家さんの作品を生み出す苦しみをうまく重ね合わせて、楽曲を作れないかなと思って、作りました。

大根監督:
この映画の企画が立ち上がったときに、キャストよりも先に、まずは音楽をサカナクションにやってもらうことを決めて、お願いしたんですね。劇判(映画に流れる音楽)は初めてと言っていたんですけれど、僕には、(サカナクションなら)絶対にできるしこの作品には合っているという確信がありました。さすがに主題歌を半年待たされるとは思っていなかったですけれど...(笑)。

MC:主題歌が流れるエンドロールも秀逸なので、ぜひ見逃さないでください。佐藤さん、神木さんは楽曲を聞いていかがでしたか?

佐藤さん:
主題歌、最高でした。

神木さん:
素晴らしかったです。

佐藤さん:
普通の映画って、本編が終わって、エンドロールは分かれていることが多いんですけれど、監督の狙いとしてエンドロールの最後まで作品になっている。主題歌ともうまく融合していて、観どころの一つになっていると思います。

神木さん:
曲を聞いたときに、何かしなきゃ、前へ進まなきゃ、全力で走りたいという思いになりましたね。本当に映画にぴったりだなと。感動しました。

MC:それでは最後に佐藤さん、神木さんからご挨拶をお願いします。

神木さん:
本当に今日は、寒い中、雨の中、来てくださってありがとうございます。この映画は少年ジャンプのように、友情・努力・勝利を描いた、皆さんに楽しんでもらえる作品だと自信を持って言えます。ぜひ期待してください。

佐藤さん:
本当に皆さん、今日はありがとうございました。だいぶ冷えているので、風邪をひかないようにしてください。こうやって映画が完成して、皆さんがこうして集まってくださるのが本当に嬉しいです。そんな皆さんの気持ちに、ちゃんと恩返しできる作品になっているんじゃないかと思っています。ぜひ楽しんでくれたら、嬉しいです。

【舞台挨拶(挨拶順)】

佐藤健さん(真城最高役)

いち早くこの映画を観に集まってくださって本当に嬉しいです。ありがとうございます。自信作と呼べる作品ができました。僕自身、こんな作品に出演できてすごく嬉しいです。楽しんでいってください。
神木隆之介さん(高木秋人役)

今日は天気の悪い中、来てくださってありがとうございます。皆さんに観てもらうのはすごく緊張するんですが、自分自身もすごく楽しみです。今日は2時間ちょっと楽しんでいってください。
染谷将太さん(新妻エイジ役)

本当に新しい青春映画ができたなと思います。自分で観ても、新しい風というか、匂いを感じました。今日は楽しんで帰ってください。
小松菜奈さん(亜豆美保役)

今日はお足元が悪い中、お越しくださってありがとうございます。楽しんでいってください。
桐谷健太さん(福田真太役)

漫画という誰もが知っているものの、誰もが知らない世界をエンターテインメントとして映画に落として、すごく楽しい作品になったと思います。今日は楽しんで観ていってください。
新井浩文さん(平丸一也役)

短い時間ですが、映画も舞台挨拶も楽しんでいってください。
皆川猿時さん(中井巧朗役)

素晴らしい映画になっております。2時間きっかりで終わります(会場笑)。楽しんでいってください。そして私がどうなってしまうのか、お楽しみに(笑)。
宮藤官九郎さん(川口たろう役)

観る前の人にあんまり(内容を)言っちゃいけないのかなと思うんですけれど、一つだけ言うと、僕はもう死んでます(会場笑)。死んでいる僕を2時間観てもらえればと思います。
山田孝之さん(服部哲役)

皆さん、雨の中来てもらってすごくありがたいんですが、我々も雨の中を一生懸命来たということですので、そこは汲んでもらいたいなと思います(会場笑)。
リリー・フランキーさん(佐々木編集長役)

皆さんに初めて観てもらうのに雨でちょっと心配なんですが、今日は来てくださってありがとうございます。映画と漫画というのは仲の良いものではありますけれども、なかなかうまく融合するのが難しい中で、この映画はそれが本当にうまくいったなと思います。やっと観てもらえるということで、楽しんで観てください。
山口一郎さん(サカナクションのボーカル)

劇中の音楽と主題歌を担当しました。今日は皆さん、最後まで楽しんでいってください。
大根仁監督

まず「バクマン。」という素晴らしい原作があって、それを作った少年ジャンプ編集部、それから素晴らしいキャスト、そして僕が代表していますが、僕の後ろにはたくさんのスタッフがいて、そのみんなが一致団結して作った映画だと思います。間違いなく楽しんでもらえると思います。


MC:これからご覧になると、大根監督が作り上げた世界にきっといろいろと驚くと思います。そこで、キャストの皆さんが個人的に「ここを観てほしい」と思うシーンがあったら教えてもらえますか?

佐藤さん:
CGを使ったバトルシーンがありまして、漫画を描くって一見、地味な作業ですけれど、それを描いている漫画家さんの脳内ではものすごいバトルが繰り広げられているんです。その漫画家さんの脳内を視覚的に表現するとこうなるというのが、すごく画期的な素晴らしいアイデアだなと思いましたので、そこに注目してほしいですね。

MC:そのシーンは神木さん、染谷さんも演じられていましたよね。どうでしたか?

神木さん:
CGを駆使するということで、撮影の時は白いスタジオで僕らもどうなるのか分からずに撮っていました。完成した作品を観て、本当にジャンプ漫画を読んでいる人たちの脳内そのままになっているなとすごく驚きました。大きな観どころの一つになっています。

染谷さん:
アクションもCGも、本当にすごいんですよ。最近、ちょっと「若年寄」と言われることが多いんですけれど、こんな自分も動けるんだぞというところを...頑張りました(会場笑)。

神木さん:
「るろうに剣心vs.寄生獣」みたいなね。

染谷さん:
僕は、ミギーがいないと何もできない...(会場笑)。

神木さん:
なるほどね(笑)。

MC:染谷さんもワイヤーアクションをされたんですか?

染谷さん:
しました。

MC:練習は相当したんですか?

染谷さん:
練習しましたね。頑張りました。(2人の動きが)キレキレだったので、ついていくのに必死でした。

MC:神木さんが「ここに注目してほしい」というシーンはどこですか?

神木さん:
プロジェクションマッピングというのがありまして、僕らの作業場の白い壁とか白い紙に...これ何て言うんだ?

佐藤さん:
プロジェクターで投影してね(笑)?

神木さん:
そう! それが動くんですよ。それに合わせて僕らが動いたりするんですけれど、それが本当に新しい表現になっています。

佐藤さん:
映画に取り入れるのは初めてみたいですね。

神木さん:
そう! 誰も観たことのない表現がここに詰まっているので、楽しみにしていてください。

MC:監督はそういったことをいつから思いついていたんですか?

大根監督:
脚本を書き始めた時から、漫画を描くシーンが多いというのは分かっていたので、それをどう観せようかなとは思っていました。ともすれば地味なシーンになりがちなので...。

MC:脚本は半年ぐらいかけて書き上げたとおっしゃっていましたよね。

大根監督:
いや、2年ぐらいかけたかな(笑)。

MC:では、その間に考えたと?

大根監督:
そうですね。でも、そこはそんなに苦労したところではないです。それよりも、この二人(佐藤さん、神木さん)がちゃんと高校生らしく童貞に見えるか、そこら辺を一番心配しましたね(会場笑)。神木の方は特に心配はなかったんですけれど、健くんがちゃんと童貞に見えるかどうか...(笑)。そこはちょっと苦労しましたね。こういうことを言うと、ネットニュースでトップになったりするんですけれどね(会場笑)。こういう下品なことをトップにするサイトはちゃんとチェックしていますからね(笑)。

MC:と言われていますけれど、どうですか?

佐藤さん:
正直、本当に心配で...(笑)。皆さんにチェックしてほしいですね、僕が童貞に見えるかどうか。

神木さん:
見えたらそれを広めてもらってね。

佐藤さん:
「佐藤健は童貞だったよ」とね(会場笑)。

桐谷さん:
見えない、見えない(笑)。たぶん僕らがこの後何をしゃべってもこの会話しか(ニュースに)載らないと思うわ(会場笑)!

佐藤さん:
これ以上のことをしゃべってください。頼みますよ。

MC:染谷さんはどうですか?

染谷さん:
童貞かですか(会場笑)?

MC:そこは広げなくて大丈夫です(笑)。注目してほしいシーンは?

染谷さん:
皆さんもそうだったんですけれど、漫画を描くシーンは僕らが本当に...ね。

神木さん:
そうなんですよ。僕らの手元を使っているので、練習してね。

染谷さん:
そう、練習しました。

神木さん:
リアリティを追求しているので、ぜひ観てほしいと思います。

染谷さん:
思います。

佐藤さん:
なんなの、そこ(笑)。今日は助け合っているの?

MC:小松さんはいかがですか?

小松さん:
えーっと...うーん...。

佐藤さん:
今の流れじゃ喋りづらいよね(笑)。

小松さん:
そうですね。

佐藤さん:
そうでしょうね(笑)。

大根監督:
でも、小松さんを除くと本当にむさ苦しい男しか出ていない映画なので、小松さんが出てくるシーンだけは、窓を開けて爽やかな風が吹き込んだようになっています。

佐藤さん:
違う映画みたいですよね。照明もなぜか変わるし、映画を観ていて突然、小松ちゃんのCMが流れるみたいなことになっています(笑)。

MC:小松さんは監督からどんな演出を受けましたか?

小松さん:
Dカメとして監督自身が撮ってくださったんですけれど、映画を観てみたら、足から舐めていく感じが「ああ、こうやって撮ってくださったんだな」と思いました(笑)。

大根監督:
それは気持ち悪いって話ですか(笑)?

桐谷さん:
確かに気持ちが溢れているというか(笑)、映像の磁力がすごかったですね。小松ちゃんのシーンは印象にすごく残っています。

MC:それで、桐谷さん的に注目してほしいシーンは?

桐谷さん:
やっぱり「友情・努力・勝利」というのがメインテーマになっているので、後半にかけての僕らのラストスパートの頑張りもすごく大きいですけれど...やっぱり小松ちゃんですかね(会場笑)。すごく印象に残っています。

MC:でも、あんまり絡んでいないですよね?

桐谷さん:
一切絡んでいないです。でも、作品を観て、すごく印象に残っています。

MC:(桐谷さんと)絡んでいたのは、新井さんとか皆川さんですよね。

皆川さん:
え、何?

桐谷さん:
ここ、クロストークですよ。気を張ってください(笑)。

皆川さん:
あ、すみません(笑)。

新井さん:
個人的に「バクマン。」の原作がすごく好きなんですよ。これから観るのに申し訳ないですけれど、これは別物です! 現にうちも台本を読んだ時に「あれ?」って思って、「ここはこうした方がいいんじゃないですか?」と大根さんに意見を言ったぐらいです。でも、映画の「バクマン。」として観た時には極上です! これは自信があります。

MC:特にどんなところが原作ファンとして気に入ったんですか?

新井さん:
原作を抜いて、別物として映画でしかできないことを大根さんがやっています。結局、大根さんの腕ですよ。気持ち悪いですけれど...(笑)。

大根監督:
悪い気はしないですね(笑)。

MC:皆川さんはどうだったんですか?

皆川さん:
終わった後にすごく爽やかな気持ちになりました。それでね、この中にたぶん、今死にたいと思っている人がいると思うんだけれど、大丈夫、生きた方がいいと思う(会場笑)。という気持ちにさせる、そんな映画でございます。

MC:宮藤さんは?

宮藤さん:
僕は死んでいます。監督は僕には厳しくなかったんですけれど、最高の少年時代の子には厳しくて、「ランドセル背負って走ってこい」と言って走って来させて...それは映っていないんです(笑)。すごいな、スパルタだなと思いました。

MC:監督、宮藤さんに演出しなかった理由というのは?

大根監督:
宮藤さんは演出家でもあるので、演出家が演出家に芝居をつけるってとても恥ずかしいんですよ(笑)。あと、宮藤さんをとても信頼していたので、脚本を書き始めた時からこれは宮藤さんなら100%できると思っていましたから、そこは信頼してやっていました。

宮藤さん:
今日、来て良かったです(笑)。

MC:山田さんはいかがでしたか?

山田さん:
アクションのことを言おうと思っていたんですけれど、健が言ったので適当なことを言っていいですか(会場笑)? 最高と秋人が集英社に初めて自分たちの作品を持ってきてビルを見上げるというシーンがあるんです。その後にカットになっちゃったんですけれど、そこで二人が「どうしよう」と見上げているところに、服部がバーンとワイヤーアクションで登場して去っていくところがあったんですよ(会場笑)。見せ場だったんですけれど、カットされちゃった。

MC:監督、これは...(笑)。

大根監督:
何、その嘘! ちょっとこれはたたみきれないのでお戻しいたします(笑)。

MC:リリーさんはいかがですか?

リリーさん:
ご覧になる前にあれこれ話しちゃうといけないんですけれど、唯一、今分かっているのは官九郎くんが死んでいるということなので。官九郎くんが死ぬ時の「オエッ」という声に俺はもらい嘔吐をしそうになったということを...(会場笑)。迫真の嘔吐でしたので、ぜひそこは観てほしいですね。

MC:サカナクションの皆さんは、作品を観てどう感じましたか?

山口さん:
初めて劇中の音楽をバンドとしてつけたので、とても難しかったし、何度も何度も(映画を)観てきましたが、まだ客観的に観られないところが正直ありますね。純粋に楽しめるのは、これから映画館に足を運んで観る時なのかなと思っています。まだ全然仕事モードというか...。

大根監督:
これだけ売れているバンドで、素晴らしいミュージシャンではあるんですけれど、今回の仕事に関しては劇中の音楽も全部やってもらって、バンドとして、ミュージシャンとしてではなく、スタッフとして参加してもらった感じなんですよね。映画を際立たせるために自分たちのやりたいことを抑えて音楽を作ってくれて、すごくありがたかったですね。主題歌が「新宝島」という曲なんですけれども、この歌詞がまったく上がってこなくてですね、あれ何だったの?

山口さん:
そうですね...(笑)。難しかったんですよね。自分たちのバンドとしてのストーリーと、漫画の中にある漫画家としてのストーリーをどう重ねていけばいいのかというところでいろいろと悩みました。すみませんでした。

大根監督:
でも、素晴らしい曲になっています。エンドロールで流れますので、最後の最後まで楽しんでもらいたいと思います。

■最後に、佐藤さん、神木さんからメッセージが送られました!

神木さん:
本当にありがとうございます。ジャンプ漫画を読んでいるような爽快感があり、本当に皆さんに楽しんでもらえると自信を持って言えます。ジャンプを読んでいるような気分で今日は楽しんでいってください。

佐藤さん:
僕たちは漫画家を演じましたが、すごく大変なんですね。この映画を観れば分かると思うんですけれど、すごく過酷な状況で仕事をしています。きっと皆さんもお仕事をされていると思うんですけれど、この映画を観ると何か自分自身に通ずるものがあるんじゃないかと思います。この映画を観て何か熱いものを持って帰ってもらえたら嬉しいです。映画、楽しんでいってください。今日は本当にありがとうございました。

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